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19 FOREVER 第24回 ゲスト:山田将司 (THE BACK HORN)

2013/09/21 / Category:19 FOREVER

「19 FOREVER」今夜のセレクターは、THE BACK HORNの山田将司さんでした。

tbh

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〜19才の山田将司と聴いていた音楽について〜〜

19才の頃、僕はTHE BACK HORNを結成して2年目とかになってまして、
東京ビジュアルアーツという音楽専門学校の2年生で、
ちょっと学校にも顔出すことが少なくなって来た頃でしたね・・(笑)

曲作ってライヴの練習をして、いっぱい外でライヴをやっていて、
家に帰ったら仲間と語り合うみたいな日々を過ごしていまして。

ちょうど今所属しているスピードスターレコードとの繋がりがその時生まれて、
一緒に食事をするときとかも、話してくれるんですけど・・信用しきれないんですね。
なんか音楽業界の大人達は口も達者な人が多くて。
僕も若かったんで、なんかこう「ちくしょう、大人クソだな」って思っていて、
なかなか笑顔一つ見せることも出来なかったんですけど。

でも、その時にそれだけ熱い気持ちを持ってた。
だからこそ、自分がどういう風な大人にならなきゃいけないかって、
今、その頃の自分に教わっているような気がしますね。

ちょうどその専門学校二年生の頭に、茨城から親の車を借りて
今のギターの菅波くんと引っ越しをしていた時に、
初めて菅波くんにeastern youthを教えてもらって。

インディーズマガジンという雑誌の後ろに着いていた、CD。
その時入ってた曲は歌は「夜空に消えてゆく」って曲だったんですけど。

それで、eastern youthがすごい好きになって、
ドラムの松田とか、その当時のベースのメンバーとかにも聴かせたら
みんなeastern youthが良いって言って。
その時に四人でよく聴いていた曲があるので、その曲を聴いてください。

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夏の日の午後 / eastern youth

eastern youthは本当によく聴いていて、
THE BACK HORNもずっと昔から日本語でやってるんですけど
ボーカルの吉野さんが書く歌詞と声が、ハンパなく絶叫してるんですけど。
その絶叫がすごい優しくて。僕は当時何かあるとすぐ「切ない」って言う口癖があって、
その切なさを全部絶叫で補ってくれるというか、僕らの栄養になってくれる感じ。
今の僕の音楽のルーツと言えるバンドですね。

〜今、19才の人たちへ〜

もう目の前のことしか本当に見えなくて、
とりあえずそれを一生懸命やることで、絶対救われるって思って
一曲で喉が全滅するんじゃないかってくらい叫び続けてたんですけど。

それを経てTHE BACK HORNのボーカルとして勉強することもあり。
まあとにかく一所懸命生きて行くって言うことをやって欲しい・・
まあやってほしいっていう言い方もあれなんですけど!

一生懸命いきるってことがどんだけ素晴らしいかって言うこと。
僕は素晴らしいと思ってます。どんどん一生懸命生きることから逃げてしまう、
大人になってくると逃げ方が分かってしまうような気がするので。
今も自分のケツをひっぱたいて、一生懸命生きて行きたいなって思ってるんですけど。

そんな最近パワーになってる音楽が有りまして、BLK JKSというバンドなんですけど。
2009年のアルバム「AFTER ROBOTS」という作品の一曲目の、MOLALATLADIって曲なんですけど。

すごくラテンのノリで、見かけはすごいギャングみたいな感じの黒人の人たちなんですけど。
そのノリだけでエモーショナルさが伝わってくるっていう。
昔じゃ感じられなかった・・昔は日本語が必ず必要だったんですけど、
バンドをずっとやってきて、一個一個の楽器のパートのノリで元気をもらえる感じ。この曲から感じています。

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MOLALATLADI/BLK JKS

〜山田将司にとって、音楽とは〜

僕にとって音楽とは、本当に都合のいいように使わせてもらってます。
その時の気分によって、勝手に聴きたいように聴けば良いし。
自分の気持ちをあげるために使ったり。
ちょっとふてくされてみたいなって時は、しっとりした曲を聴いたりとか。
自分の心をこう、改めて見つめられるのが音楽だし、離れさせてくれるのも音楽だし。

みなさんにも勝手に好きなように音楽を使って欲しいなと思ってます。

そして、そんな僕らTHE BACK HORNなんですけど、
いま結成して15年が経ちまして、このままやって行きたいと思ってます。
10周年から15周年の5年の間で、自分たちも随分変わったなと思いますけど、
4人のモチベーションと意思疎通が、昔より全然高まって来てるので、
ずっと続いていたらいい音楽をたくさん作れて、自分たちの音楽をもっと好きって言う気持ちを持てて、
お客さんと生きる力になるような音楽を共有し合える瞬間を作れる気がします。