Talking about language , Sep 24

2014/09/24 / Category:talking about language

水曜日のこの時間は、<talking about language>!
お話下さるのは、慶応義塾大学・文学部教授
文学博士の井上逸兵さんです。

写真
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いよいよ最終回。
今日は、「ピータ・バラカンの言語感覚[後編]」。
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メタ言語意識(=言語そのものに関しての意識の事)のセンスが
ピーターさんは鋭い、と井上先生。
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英語は声のトーンやスピード、発音の仕方で
文字面
だけ尊敬の意を出すことが出来る、と以前話していた事が。
その事を聞いて先生は、驚いたといいます。
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さらに、日本語的なカタカナ語の省略が嫌い、という感覚は
どこから来るのか、とも考えたそうです。
「日本では、英語をおもちゃのように使っているようで、、、
ちゃんとした英語と日本語区別して欲しい。」
ピーターさんには、日本暮らしているからこそ
英語という言語大切に守りたいという感覚があるのでしょう。

Talking about language , Sep 17

2014/09/17 / Category:talking about language

水曜日のこの時間は、<talking about language>!
お話下さるのは、慶応義塾大学・文学部教授
文学博士の井上逸兵さんです。

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残り2回となった今日は、
「ピータ・バラカンの言語感覚[前編]」のお話。
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以前、先生の研究室に
バラカンモーニングチームでお邪魔した事があります。
その時にピーターさんが最初に目をつけた本は、
「研究社 新和英大辞典」という大きな辞書。
ピーターさんも持っているとのことですが、
最近では、大学院生もあまり持っていない辞書です。
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言語習得のツールが増えている今、
1つの言葉を探求し、習得していく人はなかなかいません。
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「間違いを指摘してもらわないと上達しない」
とピーターご自身で話されているように、
1つ1つ確認し探求するという努力出来ると、習得の度合いが変わってきます。
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ピーターさんは実はモノマネが得意。
それは、アクセントや言葉の言い回しを
音楽のように耳で聞き取って、口に出せる耳を持っているからです。
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「モノマネと、子供のようになれる努力があれば
語学は習得できます。」とピーターさん。
苦手な単語や言い回しは、歩きながら、何十回も口に出していたのだとか。

Talking about language , Sep 10

2014/09/10 / Category:talking about language

水曜日のこの時間は、<talking about language>!
お話下さるのは、慶応義塾大学・文学部教授
文学博士の井上逸兵さんです。

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今日は、日本人から見て、英語っぽい!と感じる
「YOU 〇〇 ME 」という表現のお話。
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たとえば、「You surprised me!」。
日本語でいうならば「ビックリしたー!」。
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Youから始まるこのような表現は、
なかなか日本にはなく、英語っぽい!と感じるでしょう。
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他にも、
「You caught me (=バレちゃった)」
「You lost me (=言っている事が分からない) 」
などがあります。
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そもそも日本では、文章や会話でも、
「私」から始まるものが続くと、
日本語では見下された印象や、自己中心的な印象になります。
また、「あなた」と相手をさす言葉も、なかなか面と向かっては言いません。
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また、相手をさす単語が多い日本。
最近、日本語をマンガで勉強する外国の方々が多く、
間違って「貴様」と言ってしまう方が!!

Talking about language , Sep 3

2014/09/03 / Category:talking about language

水曜日のこの時間は、<talking about language>!
お話下さるのは、慶応義塾大学・文学部教授
文学博士の井上逸兵さんです。

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今日は、「罵り言葉」のお話。
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日本語は罵り言葉は少ないと言われています。
放送ではなかなか言う事ができない言葉が多いです。
気分を悪くされた方すみません。
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英語には、動物をさす言葉で人間を罵る事がよくあります。
元々は、奴隷の事を家畜のように扱っていたため、
そのような罵り言葉が生まれたのでは、と言われています。
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日本の子供が使う罵り言葉を見てみると、昔の方が豊富にあり、
冗談として使う事もできました。
しかし今は、数語しか使用されず、人を直接的に傷つけてしまいます。
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罵り言葉は、五感を司る右脳で管理されているようですから、
コントロールが効かなくなった時に出てくるものなのかもしれません。

Talking about language , Aug 27

2014/08/27 / Category:talking about language

水曜日のこの時間は、<talking about language>!
お話下さるのは、慶応義塾大学・文学部教授
文学博士の井上逸兵さんです。

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今日は、「身体の部分使った表現」のお話。
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日本語の「胸」という言葉には、
心臓、食道、女性の乳房、気持ちなど、多くの表現に関わっています。
また、昔は肺結核の事を、「胸の病気」とも表現しました。
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英語で胸というと、「breast」、「chest」。
breastは女性、chestは男性の印象がありますが、両方とも胸部を表します。
英語でも、胸部だけではなく、「make a clean breast of」と
心を打ち明けるという意味の言い方もあります。
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たとえば他をあげると、頭の表現もありますね。
頭数を数える、頭が下がらない(感心する)、
頭が上がらない(負い目を感じている)などという表現があります。