第2回放送のおさらい~その5~
さて、2012年はどのような年になるのか?土肥さんと伊藤さんに伺いました。
(1) どうなる?ユーロ圏!
土肥さんのポイント
「今、問題とされているギリシャ、ポルトガル、スペインなど5カ国で、金の保有量が3233トンある。世界の公的保有が約3万トンといわれる中、10分の1が集中しているわけで、「国の建て直しのためになんでもやろう」ということになれば、この金を売る可能性も。いっぺんに3000トンの金を売ることはないにしてもひとたび「3000トンの金の売り」ということが意識されると相場には大きな影響が。」
伊藤さんのポイント
「イタリアは来年1年間で償還が来る国債が3067億ユーロもある。そのうちの半分の償還が実は2月3月4月。春先にここを乗り越えられるかがひとつ。さらにヨーロッパの銀行が12兆円資本不足に陥っている。EUは6月までに資本増強をまあ言っているが、この春先と6月までどうなるかが焦点」
(2) 日本国内は?
土肥さんのポイント
「消費税率の引き上げがどうなるか?過去、消費税の導入前と税率の引き上げ前には金の一般購入が増えたという実績がある。税率が上がることで生活が大変になる面もあるが、投資という面で言うと売るときには消費税が付加されて戻ってくるので実物の購入意欲につながる可能性も」
伊藤さんのポイント
「復興需要がどうなるか。10兆円以上の第3時補正が来年使われる。もうひとつ注目は再生可能エネルギー方が7月に動き出すこと。エネルギー関係、太陽光、ソーラーなどの業界がもっと活発になるのでは?」
(3) 来年は選挙の年
伊藤さんのポイント
「アメリカ大統領のほか、トップの選挙の年で、積極的な政策がたくさん出てくることに期待」
土肥さんのポイント
「アメリカ大統領選の過去のジンクスからは失業率が高いと再選されにくいが、オバマ大統領はアフガン・イラクからの撤退やビン・ラディン退治の評価があり、再選は確実か?」
(4) その他の注目点
伊藤さんのポイント
「ヨーロッパでは北欧に注目。デンマークには世界一の風力発電の企業があり、そういう力がもっと伸びるのでは。ヨーロッパを北のほうから救ってもらうようなことはありうる」
土肥さんのポイント
「7月のロンドンオリンピック。この前と後では劇的に変わる部分もあるのではないか。ひとつの転機として注目」
と、ざっとまとめてみましたが、2012年も波乱の1年となりそうです。こんなときに投資家は同動いたらいいのでしょうか?
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