垂直型の全業

2017年9月20日 / Category:Entry

 

常々僕は

音楽家が生き残って行く為に

“全業”というものを勧めています。

 

スターは歌ったり、演奏するだけでも食べて行けるけど、

スターじゃない人が音楽で食って行くには

色んなことをやって、

あるいは色んなことを自分でやって

収入をかき集めて成立させるのがいいのではないかなと。

 

副業でも

兼業でもなく

全業。

 

僕なんかは

DJ

作曲

楽曲制作

Remix

バンド活動

ラジオ番組

店鋪経営

選曲

執筆

プロデュース

イベント企画・制作

移動式書店

音楽に”関係する”様々なビジネスに手を出しw

自分の生活を成り立たせている訳です。

 

これは

水平型の全業。

 

一方、

垂直型の全業は

音楽を作る所から売るところまで

全てを自分でやる作業。

例えば、

作曲

楽曲制作

レコーディング

トラックダウン

マスタリング

レーベル運営

アーティスト発掘

宣伝

販売

までを全て自分でやれば、

今まで人に支払っていた(或は搾取されていた)

お金が全部自分に入って来る訳です。

 

勿論、垂直か水平を選ばなくても

その両方を組み合わせることも可能だと思います。

 

「アーティストはいい曲作って、演奏に専念しろ!」

という考え方もありますし、

できればそれが理想ですよね。

 

でも、僕なんかは好きで色々やってるし、

(自分の中では好きな音楽を紹介するという意味で一貫してるんですが)

この厳しい状況の中で

サバイブして行く為の苦肉の策でもあるんです。

この全業という考え方は。

 

何もかも自分でやれる訳がない!

 

そうかもね。

だったら、他のやり方考えましょうね。

 

今月のJAZZ ain’t Jazz、

アーティスト・オブ・ザ・マンスは

Floating Pointsこと

Sam Shepherdなんですが、

彼、

スターでありながら垂直型の全業をしているアクティヴ・マン!

作曲、

楽曲制作、

DJ、

Remix、

バンド活動、

レーベル運営、

エンジニアリング

八面六臂の大活躍。

 

こういうのマルチって言いたくないんです。

“マルチ商法”とかあったから、何か言葉の印象悪いでしょ。

 

だから、全業。

 

一冊、本かけるな(笑)。

 

という訳で

毎週水曜日の22時からは

InterFM897、JAZZ ain’t Jazzを宜しくお願い致します。

 

今夜はFloating Pointsのどの顔を取り上げようかな・・・。