いよいよ発表第5回JaJ Awards!

2018年2月16日 / Category:Entry

 

写真は第4回JaJ AwardsでBest Female Vocalに選ばれたNai Parlm(Hiatus Kaiyote)

さ、

2/18(日)

いよいよ第五回JaJ Awardsの受賞者の発表です。

2017年にOn Airした曲やアーティストの中から

僕が10部門4組づつをノミネートし、

その中からお好きな曲やアーティストをリスナーの皆さんに投票してもらい

ウイナーを決める世界で一番小さい音楽賞。

改めて、僕のコメントと共に

10部門の候補者を紹介しておきましょう!

JaJ Awards 2018ノミネート
ベスト・アルバム
①Anti Lily『It’s Nice Outside』
Rapが苦手な僕を魅了したジャジーでソウルフルな一枚。90年代を意識した音作りと内省的な詩の世界も素晴らしい。僕の回りで全く騒がれていない所も、天の邪鬼な僕の心を掴みました。
②Moonchild『Voyager』
毎度高いクオリティーを維持し、音楽的なアイデンティティーも全くブレない所に好感が持てます。もはや大御所感すらありますね。来日して、インタビューも出来た筈なのに京都にいて叶わなかった事が悔やまれます・・・。
③Web Web『Oracle』
アメリカでもなくイギリスでもなく、ドイツから突如として現れた大穴。DJのライナー・トゥルビーが「絶対シューヤの好み!」と送って来ただけにドンズバでした。これがまさかのCompost Recordsからのリリース!
④Thundercat『Drunk』
おそらく、JaJでなくても何らかの賞を獲るであろう一枚。だけれどこれは外せないでしょう。まさかのブレインフィーダーからのAOR!という意外性で世界を驚かせた新時代のクロスオーバー・ミュージック。
ベスト・ソング
①South Of River/Tom Misch
まるでAcid Jazzを彷彿とさせるボーカル・トラック。ブギーでもなく、AORでもなく、この手があったか!と思わせる懐かしくで新しい感じがユニーク。現代版のフリー・ソウルといった趣きも。
②Minna No Jazz/Hajime Yoshizawa
僕が世界で最も尊敬する天才ピアニスト兼作曲家のニュー・アルバムから。僕も使ったトモキ・サンダースをフィーチャーしてこんな曲作られたらはっきり言って困ります。でも納得の傑作。
③Montreux/Jaxx Madicine
音楽的に進化したDeep Houseの中でもある意味その頂点を極めたのがこの曲。エレクトリックなテイストを持ちながら決して無機的にならず、ジャズやフュージョンの香りを漂わせる唯一無二の存在。
④The World Is  A Family/Josh Milan+Louie Vega
レイモント・ドジャーにインスパイヤーされがらも、異なるメロディーで高揚感溢れる世界を構築。ルイとジョシュならではのコンビネーションとポジティヴなメッセージは既にクラシック化の予感が。
ベスト・リミックス/リエディット
①Moment Magico(Hugo LX Remix)/Satoshi Tomiie
ジャズの影響を存分に充満させながら、Deep HouseやTechno的な疾走感も兼ね備えたフレッシュなトラックが魅力。Hugoが創るダークでカッティング・エッジなスタイルには今後も期待大。
②Hot Taste Jam(Mighty Zaf & Phil Asher Edit)/Masanori Sasaji
日本のレジェンダリー楽曲を、UKの職人達が見事に蘇らせた!ジャパニーズ・ブギーが世界中で注目される中、まさかの笹路正徳の楽曲が・・・といういい意味の驚きでも話題に。
③Message In Our Muisc(Joey Negro Remix)/O’Jays
名曲のリミックスをさせたらこの人の右に出るものはいない!とも言われるJoey Negroさんが2017年もやっちゃってくれました。原曲こんなに良かったっけ?と思わせる所が本当に凄いです。
④Talkin Bout(Brisa Remix)/Aroop Roy
所謂リエディット的リミックスの隆盛が注目される現代で、数少ない再構築系リミックスの良作。一貫して独自の個性を貫くBrisaには敬意を表したい。サンプリング・ハウスとブロークン・ビーツの融合。
ベスト・プロデューサー
①Kaidi Tatham
オリジナル、リミックス、そしてDegoとのユニットと今年も八面六臂の活躍だったKaidi Tatham。ブロークン・ビーツの復興に貢献するだけでなく、R&B系のサウンドにも起用された功績は大きい。
②Dego
Dego& KaidiのSound Signatureからのアルバム・リリース。そして、年末にNoroliからビッグ・チューンのリリースと貫祿を見せつけたDego。まさかこのカテゴリーをKaidiと争うことになるとは・・・。
③Dr.Packer
流星の如く現れ、世界のディスコ・ハウスを牽引する存在となったDr.Packer。フィルター・ハウスの流れを汲みながらもブギー世代の感覚を見事に取り入れた。僕のStill In LoveをRemixしたらしいんですが・・・。
④Fouk
現行ブギーのプロデューサーと位置付けられながらも、エレクトリックな作風で懐古系とは一線を画す二人組。暴力性や反知性を排除した新時代のダンス・ミュージックを切り開く可能性を秘めている。
ベスト・コンピ
①Brownswood Bubblers Twelve
この部門唯一の新譜集。時間の経過による評価を受けずに、これだけのクオリティーを維持できるのは世界中から情報が集まるジャイルス・ピーターソンだからなせる技。この中から数々の才能が紹介された。
②IF Music presents You Need This! An Introduction to Black Saint & Soul Note (1975 to 1985)
音楽博士、ジャン・クロードの名シリーズで、今回はイタリアの姉妹レーベルにフォーカスしたコンピレーション。DJも見過ごしがちだったいい曲をこれでもかと紹介してくれた。偏見を取り去る快挙!
③Kickin presents Pride 70s Groove: DJ’s Choice 1972-1974
JaJ Awards初の同部門2ノミネート!伝説的レーベルを取り上げ名作を網羅する歴史遺産の検証作業でもある。Pride編ではレア・グルーヴ/ファンクのヒットが満載。素人から玄人までを唸らせる編集。
④Kickin presents De-Lite 45s: DJ’S CHOICE 1969ー1976
JaJ Awards初の同部門での2ニミネート、De-Lite編。こちらはファンク&ブギーな一枚で、HIP HOPやHOUSEから生音に興味を持ったリスナー&DJにお勧め。黒田さんの仕事に決して間違いはない!!
ベスト・メイル・ボーカル
①Thundercat
ベーシストなのにボーカリストとしてJaJ Awards2部門目のノミネート。爽快感溢れる歌声とマニアックなベースラインのコンビネーションが彼のウリですが、ここまでブレイクするとは思いませんでした。
②Wayne Snow
クロスオーバー系の新人でダントツに光っていたのがこのウエィン・スノウ。新譜ってインスト系ばかりが新しい音楽として脚光を浴びますが、この人は珍しく歌い手として先駆的。当然もう一部門でも。
③Josh Milan
DJから評価の高いフル・アルバムをリリースし、今も尚精力的な大御所。2部門目のノミネート。ハウス、ジャズ、フージョン、ブギー、ブラジルと様々なスタイルを消化したその実力はもはや別格か。
④Dwight Trible
スピリチュアル・ジャズの御大が、マシュー・ハルサルのサポートでアルバムを出したのは僕的にはちょっとしたニュースでした。変わらぬ味わいを聴かせながら、今のトレンドに上手くハマったのではないかなと。
ベスト・フィーメール・ボーカル
①Amber Navran(Moonchild)
文句なしの2部門目のノミネート。独自のスタイルを確立し、エリカ・バドウやユキミ・ナガノのように、新たな指標となりうる可能性も。透明感と包容力は共に突出してます。あぁ、インタビューが悔やまれる(再)。
②Zara McFarlane
従来までのジャズ・スタイルから、レゲエやアフリカ音楽を大胆に取り入れることで目覚ましい進化を遂げたザラ・マクファーレン。玄人好みの渋いアルバムのリリースでホンモノ度がアップしました。
③Navasha Daya
KYOTO JAZZ SEXTET、Yusuke Hirado Prospectと日本人アーティスト曲に続けてフィーチャーされたソウル・ディーヴァ。ジャズとR&Bを両立できる数少ない人材なだけにもっと評価されてもいいと思います。
④Jill Peacock
カナダのレーベル、Do Rightが送り込んで来たニュー・カマー。なんとMonologこと金坂君が7年前にプロデュースを終えていたというのは衝撃でした。時代がようやく彼女に追いついたんですね。
ベスト・ニュー・アーティスト
①Midnight Runners
インドネシア出身の現行ブギー・バンド。日本にはシティー・ポップ系のバンドや歌手はいるのに、この手の80年代っぽいサウンドを再現してる人何気に少ないんですよね。初(うぶ)な所を含めて好感が持てました。
②Wayne Snow
2部門目のノミネート。新しい時代のボーカリストを体現してると思っているのは僕だけなんでしょうか?ディープ・ハウスやビート・ダウンの匿名化が普及する中で、貴重なボーカリスト。声質も好きです。
③Braxton Cook
ハイエイタス・カイヨーテ以降のサウンドを踏襲し、斬新なアレンジでボーカルを聴かせるアーティストが徐々に増えていることは良い傾向。その中でも突出していたのがこの人。彼ももっと評価されてもいいと思います。
④Jazzmeia Horn
強烈なメッセージを付け加え、名曲「People Make The World Go Round」をカバーしたニュー・カマー。華麗な経歴がセールス・ポイントになってましたが、僕はその声と思考が好き。大物になる予感も!
ベスト・カバー
①Groovin’ You/The James L’Estraunge Orchestra
ハーヴィー・メイソンの名曲を、まさかの生音ジャズ・ハウスに!ケヴィン・ビードルのラジオ番組で知ってから待ちに待ったリリースでした。ブギーとジャズを繋ぐブリッジは珍しいので、希少価値の高いカバーです。
②People Make The World Go Round/Jazzmeia Horn
新人でありながら2部門目のノミネート。ポリティカルなステートメントをフィーチャーし、高速ジャズに展開するアレンジが秀逸。ボーカルの質の高さだけでなく、オリジナルから発展させようとする姿勢も良し。
③My Favorite Things/Hajime Yoshizawa
僕の中では日本最高峰のピアニスト、吉澤はじめ。コルトレーンの演奏で知られる名曲を、今ジャズ・モードのアレンジで変拍子ジャズに。KJSとメンバーが3人被っていることに誇りを持つと共にはじめさんの発想に脱帽。
④Space Is The Place/Ezra Collective
新時代のUKジャズの立役者として多くのDJもプッシュしたEzra Collective。サン・ラの曲をコンテンポラリーに料理すると共に、そのコンセプトや存在感を継承しようとしたのではないかとさえ思えた。素朴にして前衛的。
ベスト・コラボ
①Show You The Way/Thundercat ft.Michael McDnald&Kenny Loggins
堂々の3部門ノミネート。AOR路線だけでも驚いたのに、まさかのマイケル・マクドナルドとケニー・ロギンス!の起用で世界中のファンの度肝を抜いた。こういうのを革新って言うんですよね。ジャンルと世代を越えた共演!!
②White Fire/吉澤はじめ ft.植松孝雄
和ジャズのレジェンド曲を、そのオリジネーターと共演して再現!トモキ・サンダースも参加したアルバムに、敢えて植松さんを誘う辺りに天才的な策略を感じましたね。はじめさんもThundercat同様3部門目のノミネート!!
③What the World Needs Now Is Love (feat. Matthew Halsall)/Dwight Trible
ここまで馴染むと意外性ないですよね(笑)。それくらい自然で相性の良さを物語るコラボでした。こちらは世代と国境を越えた共演。バカラックのカバーこそが意外だったかも。ドワイトさんも2部門目のノミネート。
④The World Is  A Family/Josh Milan+Louie Vega
2017年下四半期にリリースされた超度級のコラボ。名曲「Elements Of Love」同様、二人のネタへの愛が溢れたDJ世代の作曲を象徴する共作。ジョシュもサンダーキャット、吉澤氏に続く3部門目のノミネートです!
果たして、ジョシュ・ミランがルイ・ベガに並ぶ3部門受賞なるのか?
それともサンダーキャットが3部門受賞するのか?
日本人受賞者は誕生するのか?
沖野修也のクリティカル・ポイントは発動するのか?
一体、各部門栄冠に輝くのは誰か!?
皆さん、お楽しみに!
という訳で、毎週日曜日4時からは、InterFM897、JAZZ ain’t Jazzを宜しくお願いします。
PS
On Air後の夕方17時からは、渋谷のThe Roomにて僕のBirthday Partyを行います!
Shuya Okino Birthday Party
-Shibuya Gathering Style-
(2018.02.18)sun.

[DJ]
Shuya Okino(Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Sextet)
[GUEST DJ]
SHACHO(SOIL&”PIMP”SESSIONS) and more
[OPEN] 17:00
[CLOSE] 23:00
[CHARGE] 1,000yen

2/21に51歳を迎える沖野修也のバースデー・パーティーを本拠地、渋谷The Roomで行います。
今回は持ち寄りスタイルのGathering!
誕生日プレゼントではなく、手鍋なり、総菜なり、お土産なり、お取り寄せ等を持ち込んで頂き皆さんでシェア!!
意外性があって、洒落てて、安全な食材なら何でもOK(但し、ドリンクはご注文下さい)。
沖野修也からの皆さんへのささやかな”逆”プレゼントもあります。

昨年派手にやったので、今年はアットホームな感じで。
皆さんのお越しをお待ちしています。

PPS
来週、2/19〜21はブルーノート東京で、番組でもお馴染みGo Go Genguinの来日公演が行われます。ニュー・アルバムを引っ提げどんなステージを繰り広げてくれるのか僕もとても楽しみです。
まだアルバム紹介できてないので、ジングル貰って来ないと!