3月14日のJazz Conversationは!

微笑みの国「タイランド」

お返しの国「日本」

何を言っているのかといえば、日本人の「和心(わごごろ)」です。

頂き物にはきっちり「お礼」をするのが日本人の良き風習です。
ご婚礼ご祝儀には「引き出物」
出産祝いには「内祝い」
お引っ越しのお祝い返しはキャンディーズ曰く「ほほえみ」でした。

貰いっぱなしじゃ悪いわぁ〜。

と、相手を思いやり、気遣う。
小さな島国「日本」ならではの共存の法則です。

そんな積み重ねが日本をここまでの経済大国にしてきました。

別名「ギヴ&テイク」

まず与えよ。
そして受け取れ。

そんな小さな気配りの積み重ねは、ついでにお菓子業界も大きくしてしまいました。

頂きものにはきっちり「お礼」をするのが日本人。

2月14日には3月14日をもって返す。

ホワイトデーです。

かつて街行く女性にアンケートを取った事があります。
「ホワイトデー」のお返しは自分の思っている数よりも多かったですか?
少なかったですか?

この時のデータは忘れもしません。31人中31人の女性が「少なかった」と答えました。

さらに8人の女性が「全く期待していません」と失望気味にお答えになられました。

おやおやおや、おかしいですね。

「お返しの国」日本なはずです。

ご婚礼、出産、いわば冠婚葬祭などのファミリーマターはきっちりするのに、こと「対女性」となると男性単独の実行率は激減です。

ということは、この国のモラルである「和心」というのは往々にして「女性主導」で勝ち得た美意識である。と結論づけられてしまいます。

これを御覧の諸賢はきっとこのアンケートの数字を覆してくれる事と信じております。

ええ。数件の義理ではありましたが、私もその片棒を担ぐ所存であります。

さて、今週も元気いっぱいの「Jazz Conversation」
巻頭特集は「小川隆夫プロデュースその①Fusion編」です。2月21日のリクエスト特集の際にスタジオで読んでいたメールに端を発したこのアイデアが具現化しました。

90年代初旬今は亡きレーベル「パイオニアLDC」が小川隆夫氏をプロデューサーに据え、創設した「グラスハウス」というレーベルから「プロデューサー:小川隆夫」の仕事っぷりをじっくりと検証します。ただの自慢話と本人は自嘲しますが、腕にも音にも自信があるメンバーで制作された作品を紹介します。
すでに廃盤となっている作品もあるので、入手困難かもしれませんが
Adam Holtzman 「In A Loud Way」 PICJ-1001、Dennis Chambers 「Getting Even」 PICJ-1002、Jimi Tunnell 「Trilateral Commission」PICJ-1003の3枚からお送りします。

連載企画「マイルス・デイヴィスの真実」は初リーダー作に挑んだマイルスの当時の環境、そしてそれを支えたメンバーについて調査します。ようやくN.Yの白人社会にも広まりつつある時期のBebopの特徴、中心メンバー、などをSAVOYにて録音されたCharlie Parkerの作品集から紐解きます。リズム隊に負けじと果敢なフレージングを繰り出すマイルスと、それを良き兄として見守るCharlieの師弟愛が感じられる名演をお楽しみ頂きます。

5時台はゲストとのConversationを楽しむ「meet the star」のコーナー。
今週は小川氏もココとご自身のblogで熱く語っているMr. Living LegendことHank Jones名人が登場。日頃ご年配と密接なご関係であられるDr.Ogawaも感服なほどの若々しさ。
アンチエイジングのCMのキャスティングには是非Hankさん、どうでしょう。
紹介する音楽も豊富な歴史の中から最重要アイテムばかりを厳選しました。まずはCharlie Parkerの名盤中の名盤とも言える作品「Now’s The Time」から。このピアノは何を隠そうHankさんでした。今となってはCharlie Parkerと共演した事がある現役ミュージシャンはHankさんを含め二人しかいないんですから。そしてSAVOYでの名演「The Trio」からMy Funny Valentine。軽やかなタッチがHankさんの真骨頂とは小川さんの弁。
そのほかスタジオミュージシャン時代、そして再び表舞台へと出て行った「The Great Jazz Trio」についてもご本人のインタビューを交えてお送りします。
是非次回の来日時にはInterFMのスタジオでインタビューを収録したいと思います。
そうそう、直筆サインの入ったBlue Note Tokyoのフライヤーを2名様にプレゼントします。
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5時台後半は楽器別特集「テナーサックス・イン・フィフティーズ」と題してテナー黄金期の50年代に残されたこれぞテナー!という名演奏を紹介します。
The Tatum Group、Johnny Griffin、そして小川氏のN.Y留学時代のエピソードいっぱいのDexter Gordon。特にJohnny Griffinのはじけっぷりはジャズうんぬんが全く分からなくても「驚愕の演奏」だと誰もが思って頂ける事請け合いです。

それではSee you on the program.
スカパー!をお持ちの方は499CHでInterFMを同時放送していますのでチューナーをお持ちの方、またはケーブル契約されている方なら全国どこでもお聴き頂けます。

3/14日:追記
3/7日分のblogにちょっとしたお楽しみコーナーを設けました。小川さんには内緒ですよ!

3/17日:追記
3/14日放送分オープニングの音声をアップロードしました。
0314JC_cast_DEMO

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#010 次回のプレゼント

#010 2010-03-10 次回のプレゼント1

 カッコつけのぼくとしてはこんなこと言いたくないんですが、番組宛のメールが最近はあんまり来ません。まあそんなものなんでしょうが、番組で「メールちょうだい」なんてことを言っている手前、あんまり来ないのはちょっとみっともないです。

 どうしたものか。苦肉の策として、「meet the star」のコーナーに登場したゲストのサインをプレゼントするのでどうだ! ってことになりました。って、メールが来る・来ないにかかわらず、サインはすでにもらっているので、プレゼントすることは既定の事実ではありますが。

#010 2010-03-10 次回のプレゼント2

 それで、今度の日曜日のゲストはジャズ界の長老ハンク・ジョーンズさん。とにかくお若い。サインもサラサラサラッと書いてくれました。ご希望の方はメールで申し込んでください。家宝になりますよ。メッセージも忘れずに、ね! 番組で紹介します。サイン入りのフライヤーが2枚あります。メールがあんまり来ないいまは、当選の確立がかなり高いはずです。

 それから番組最初の30分は、いよいよ待望の(ぼくが待望しているだけですが)【小川隆夫プロデュース(その1)~フュージョン編】。当然のことながら自慢しまくりになるでしょう。「小川の自慢はウンザリだ」ってひとは、この30分はパスしたほうがいいのでは?

 そのあとは【マイルス・デイヴィスの真実】。11回目となる今回は「マイルスの初リーダー・レコーディング」について。最後までいけるかどうかはやってみないとわかりません。

 そして5時台最初の30分はハンクさんが登場し、最後の30分は【楽器別特集】の3回目。今回のテーマは「テナー・サックス・イン・ザ・フィフティーズ」ということで、どんな演奏が登場するかは聴いてのお楽しみです。

 それでは14日のホワイト・デー(番組内で問題発言をしそうな予感あり)にお耳にかかりましょう。

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3月7日のJazz Conversationは

3月になってしまいました。

学生さんは春休みですか・・・。

そんな時期からある程度時が流れれば、すっかり「羨ましい」とも思わなくなりました。現場サイドにしてみれば、むしろ「休み」は大敵です。

「休んでいいよ」

「え?今なんて言われました?」

「だから、ちょっと休みなよ」

「あの、、僕、、仕事ぶりが良くなかったでしょうか?」

間違いなくこのように会話は推移するはずです。

「貧乏性かつ心配性」

やった!休みがもらえる!!

なんて微塵も思いません。
「勘違い」だとしてもきゅーんと胸が苦しくなります。

なもんで、輝かしい成績を残してたっぷり休暇を取るような方々、例えばプロスポーツ選手などを「羨ましく」思います。まあ職種も人間性も大きく違いますから横並びで比較もできませんけど。

とは言いつつ、It’s really honor to be doing such a monkey business!
な訳です。Live my life like a Rock ‘n Roll.

確かに花粉も例年よりマイルドな2010年春。

それじゃあLet’s get them swingin’!
3月7日のお品書きです。

巻頭特集は【映画に登場するJazz】
アカデミー賞が8日ということもあって・・・。なのかと思えばさにあらず。
フランス映画も大好きな小川氏の「ジャズと映画の密月」を感じられるアカデミックなセレクションをお楽しみ頂きます。ロジェ・バディム監督による「大運河」の音楽を手がけたJohn Lewis。Art Blakey’s Jazz MessengerModern Jazz Quartetの究極の表現方法がこの作品に凝縮されているという価値ある録音。そしてこちらもロジェ・バディム監督による「危険な関係」。デューク・ジョーダンが作曲しArt BlakeyがJazz Messengerで録音した「危険な関係のブルース」もラインナップになければなりません。渡仏してその歓迎ぶりに世界観ががらりと変わった、というマイルス・デイヴィスによる名演「死刑台のエレベーター」から「シャンゼリゼの夜」、本人もこの担当作品「マンハッタンの哀愁」で銀幕デビューをしたMal Waldronのソロピアノ作品からも1曲お送りします。

午後4:30分頃は連載企画「マイルス・デイヴィスの真実」
L.Aでの出稼ぎを終えたCharlie ParkerとMiles DavisがN.Yで活動を再開する時期について検証します。この時期絶好調だったBud PowellらとSAVOYで残したCharlie Parkerの作品から当時のメンバー同士の空気感、各自の仕事ぶりを探ります。

5時台前半は「meet the star」のコーナー。
今回は昨年ブルーノート東京の20周年記念イベントの一環で来日公演を行ったJazz Diva
Dee Dee Bridgewater“が登場します。
坊主頭にDivaらしい所作も垣間みれる大の親日家であるDee Dee。日本の洋服が大好き、食事が大好き、街並、人、もー全部!とやはりIssei Miyakeの洋服を着ながら楽屋で語ってくれました。今週3日にリリースされたニューアルバム「Eleanora Fagan 1915-1959: To Billie With Love From Dee Dee Bridgewater」というBille Holidayに捧げたトリビュートアルバムについての話、オーディエンスを舞台に引っ張り上げて一緒にダンスするあのパフォーマンスについてなどここぞとばかりにいろいろ質問をぶつけてしまいました。彼女もう50なんですけど、実にチャーミングな女性です。

Eleanora Fagan 1915-1959: To Billie With Love From Dee Dee Bridgewater

Eleanora Fagan 1915-1959: To Billie With Love From Dee Dee Bridgewater

後半の特集は「アーティスト特集;Sonny Rollins今もご健在な御大にかつてN.Yのご自宅まで伺い直撃インタビューを敢行した小川氏の記憶の糸を辿りながら3曲紹介します。「もう日本には行かないんだー」とかつてボヤいたというかつてのRollins。その意外な言い訳とは!?

さて、番組では皆さんからのメールを大募集中です。
「どう、元気?」なんていう世間話はもちろん、この番組へのご意見ご感想、小川氏しか知らないようなマニアックな質問、その他差し入れ・付け届けも大歓迎です。
jazz@interfm.jpまで気軽に送って下さい。
それでは本編でお会いしましょう。

試験配信
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#009 光陰矢のごとし

#009 2010-03-03 光陰矢のごとし\\

 ホント、早いです。あっという間に今年も2ヵ月が過ぎ、いまは3月。「歳を取ると時間が短く感じられる」といいますが、それを実感している小川です。そんなにたいしたことはやっていないのに1週間がすぐに来てしまいます。なんだか毎日「Jazz Converdation」が放送されているようで、このブログ更新だって毎日書いているみたいな錯角を覚えます。

「光陰矢のごとし」を実感したのはそれだけではありません。ワタクシ事ですが、本日はある意味で記念日です。

 6年前のひな祭りの今日、ぼくは午前中の仕事(本業です、念のため。本業は医師です、念のため)を終え、昼食を取ろうと外に出ました。その日はとても寒かったんですね。外に出たとたん、激しい胸痛に襲われました。即Uターンして、診療所の診察台で寝ていたんですが、胸痛は収まりません。ニトロを何錠か使ってみました。ところが痛みはますます激しくなってきます。

 実は翌日から入院して狭心症の治療をする予定でした。でも、体は翌日まで待ってくれなかったんですね。そこで、みっともないと思いつつ看護師に救急車を呼んでもらい、かかりつけの病院に搬送してもらいました。

 ギリギリの滑り込みセーフ。あと数分遅れていたら「Jazz Conversation」で言いたい放題を言ってることもできませんでした。その代わり、あちらの世界でマイルスと再会していたかもしれませんが。

 あっという間の6年でした。でもきちんと振り返ると、けっこう長い年月が過ぎたことも自覚します。この6年、それまで以上に好きなことをやってきました。怖いものがなくなっちゃったんですね。なんにも怖くないんです。

「いやになったらやめちゃえばいい」。これ、座右の銘です。怖いものがなくなったというより、いっそう身勝手になったといったほうが正しいでしょうか。

 こんなぼくでも見守ってくれているひとがいます。それを思うと、有難いやら、嬉しいやら、つくづく幸福者だと思います。ひとりで生きているんじゃないってことが身に沁みてわかっただけでも、病気になってよかったと思います。

 もうひとつわかったことがあります。「人間って死ぬために生きている」ってことです。ちょっと哲学的でしょ? とか言いながら、自分勝手に今日も生きているワタクシ、やっぱりいい死に方はできないでしょうね。

【オマケ】
 ぼくが入院した翌日、「わが永久不滅」の長嶋茂雄さんも脳梗塞の疑いで入院しました。なんという奇遇でしょう。って、まったく奇遇じゃないですが。偶然というほどでもないですけど。アチラサマは脳血管でワタクシは心血管ですし。でも嬉しかったです。同じような病気で、1日違いの入院なんて。赤い糸で結ばれていると、これはいまでも本気で思っています。

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