日頃はOn.Air、そして小川氏blogならびに当blogをご愛顧頂きまして誠に有り難うございます。さらにRadiko、Podcast共々ご用命賜りDJ及び局員、スタッフを代表して厚く御礼申し上げます。多謝。
「なんだなんだ!今日はどうした。」
そんな声を頂きそうですが。
素直に感謝の気持ちを表しております。
先週のOn Airの巻頭特集「美空ひばり sings Jazz」ではものすごい反響のメール、そして近い方々から多くの賛辞を頂きました。好天にも恵まれ、ひばりさんは痛快なSwingを身にまとい、大空を鮮やかに舞って下さいました。記念日でもメモリアルデーでもありませんでしたが、僕らのささやかな敬意は多くの方々に届いたようです。It don’t mean a thing, if ain’t got that SWING!
それでは25日のお品書きです。
小川氏から詳細があったように、今回は突如としてリスナーの皆様から寄せられていたリクエストに何の予告もなく突如として応えてしまおう!という緊急企画「勝手にサプライズリクエスト大会!」を開催します。お寄せ頂いていたアナタのリクエストはさあどこでかかるでしょうか。なかなかバラエティーに富んだセレクションで聴きごたえバッチリです。
リクエストをしばし堪能した後は充実の講義をお楽しみ下さい。
「マイルス・デイヴィスの真実」
今週はちょっと変化球。
前回のOn.Air後に届いたこのマイルスコーナーへの質問メール2通への回答からスタートします。こういう質問、ご指摘メール等歓迎です。
さてマイルス本題です。今回は九重奏団の話に入る前に1949年1月3日にレコーディングされたDizzy Gillispie名義のアルバムから1曲お届けします。とある雑誌の人気Jazz Playerの投票で選出されたオールスターの一員としてマイルスが参加し録音した歴史的セッションからコーナーを盛り上げて行きます。チャーリー・パーカー(as)、ディジー・ガレスピー(tp)、ファッツ・ナヴァロ(tp)、レニー・トリスターノ(pf)らによるBebopのドリームチームの華麗なるソロ合戦。次のビジョンへと自分のアイデアを暖めているマイルスがBebopというトレンドに別れを告げる過渡期の作品でもあるわけです。しかしそこで披露した演奏は決して冷め切ったプレイにあらず。憧れの大先輩らに囲まれたマイルスの「いっちょやってやんべーか!」という溌剌としたソロワークが確認出来ます。そしてその後マイルスは翌年1月21日に行われる「九重奏団」としての初リーダー作品に挑みます。このレコーディング当日のエピソードにはマイルスが提唱する次のJazz=cool jazzという概念の核心を証明する「何か」があった。それを紹介します。coolなどとカテゴライズされる事を極度に嫌がったマイルスではあるものの、従来のジャンルに収まらない新たなサウンドが生まれる事実、その瞬間をじっくりと検証して行きます。
午後5時前半はゲストとのconversationを楽しむ「meet the star」のコーナー。今週は見目麗しき「4弦姫」が登場します。
ジャズバイオリンの第一人者、寺井尚子さん。
スタジオの椅子に座っているだけで華もオーラもあるステキなプレイヤーです。今回はは2月にリリースされた新作「マイ・ソング」を中心に話を伺います。寺井さんが好きな曲、スタンダードで構成されたアルバムの聴きどころ、アレンジの難しさなどを語って頂きました。まずはアジテートなタッチと僕らは呼びたい、メインフレーズをかき鳴らしながらスタートするDuke Ellingtonの名曲「スイングがなければ」It don’t mean a thing (If ain’t got that swing)からお楽しみ頂きます。そして話は一昨年の「東京Jazz」での熱演の知られざる舞台裏に移ります。「演るからには徹底して演る」そんな寺井さんのプロ根性に触れられる熱いトークです。

そしてこの度文化庁から「芸術選奨」の新人賞を受賞されたとのご報告も頂きました。おめでとうございます。もはやこのジャンル唯一の名人芸ですからファンとしては鼻高々ですね。

それではOn AirまたはRadikoでお会いしましょう。
おっとスカパー!もね