Archive for 7月, 2010

Jazz Conversation ポッドキャスト第13話 配信!

水曜日, 7月 28th, 2010

お待たせしたのにはワケがある!

とばかりに今回はあの7月11日の夢のインタビューがJazz Conversationポッドキャストになって帰ってきました。残念ながらO.A楽曲は盛り込めませんでしたが、ラリーさんと松本さんの仲睦まじいインタビューをお楽しみ下さい。

で、さらに嬉しいお知らせもここでアナウンスさせて下さい。
感動のツアーが再び!

【Larry Carlton&Tak Matsumoto LIVE 2010 “TAKE YOUR PICK” 追加公演】

9月1日(水)Zepp SAPPORO

9月2日(木)Zepp SENDAI

9月6日(月)BLUE NOTE TOKYO

9月7日(火)BLUE NOTE TOKYO

http://www.bz-vermillion.com/solo/2010/tak/index.html

前回観られなかった方は夏休みを利用してあの手この手でチケットゲットして下さい!!

さてラリー・カールトン & 松本孝弘さんのインタビューのダウンロードは・・・。

今回はジャケットをクリック!!

ok_L&T_JK

#030 夏休みは?

水曜日, 7月 28th, 2010

#030 2010-07-28 夏休みは?\\\

 そろそろ夏休みの時期ですけど、みなさんはどんな夏休みを過ごされるんでしょうか?

 ぼくは大学の医局を辞めてから、「夏休み」という形で、たとえばお盆あたりの1週間を休んだことがありません(とはいうものの、そういうときも働いていた記憶が・・・・・・)。何しろ現在は日雇い医師ですから、ひとさまが休んでいるときこそ働きます。ただし勤務している病院が夏休みを設定しているところもあるので、お盆あたりの1週間はいつもより病院に行く日数が減ります。

 その代わり、年に何度かニューヨークに行きます。それでオアイコ、いやそれ以上に休んでいるのかな?(笑)

 ご存知の方もいるでしょうが、ぼくは曜日によって働いている病院が違います。ですから1週間まとめて休んでも、それぞれの病院は1日休むだけ。なので年間を通すと、ひとつの病院を休むのは2回とか3回とか。年末やGWは病院も休みなので、実際は1日か2日休むだけ、というところもあるでしょう。

 実に恵まれています。どの病院の院長も、ぼくがジャズの仕事をやっていることがわかった上で雇ってくれていますから、年に何度か休むのも勤務条件のうち。ただし、休めば収入がありません。そこが日雇い医師の辛いところ、というか当然のありようです。その代わり、ぼくにはある程度の自由があります。

 夏休み、ボーナス、休業補償、退職金とは無縁です。病気か何かで働けなくなったら一巻の終わり。とまではいかないでしょうが、どうなることやら、です。家も持っていません。いや、たいしたものじゃないけど、ニューヨークにアパートがあったか。

 収入が途絶えたらレコードを売ります。でも生活費になるくらいコンスタントに売れるかどうか。貯金をする代わりにせっせとレコードを買っていたので、利息分くらいは上乗せした金額で売れるといいですね。

 老後の楽しみはネット・オークションでレコードを売ること。これ、老化予防にかなり効果的だと思います。

 まずは、売りたいレコードをサイトにアップ。次に入札したひととのやりとりがあり、入金の確認をして、レコードを梱包・発送。段取りや手間隙をかけることが頭の体操になるでしょう。パックしたレコードを郵便局まで持っていけば適度な運動にもなります。外ともつながり、ひととも接することができるじゃないですか。

 それをいくつになったら始めるかですね。何しろ膨大な数のレコードがあります。それらの整理やコンディションのチェック、価格の設定など、やることはたくさんあります。本腰を入れないとできないでしょう。片手間の仕事ではありません。

 それでも、残された人生でどれだけのレコードが処分できるか。こんな場所取りのもの、残されたって困るでしょうし、なるべく身軽になりたいです。身軽になるっていうことは、収入が増えるってことですし。これまでの投資をそろそろ回収せねば。

 夏休みが老後の話に脱線してしまいました。お許しください。それで、「Jazz Conversation」には夏休みがありません。って、当たり前か。

7月25日のJazz Conversationは

日曜日, 7月 25th, 2010

連日の猛暑。

数年ぶりに「暑い夏」を経験しているような気がします。

ここ数年は「昔ってもっと暑かったよな」と暑くない夏を「憂慮」していた自分。温暖化の一途を辿ってる(とされている)にも関わらず、夏は夏で「長雨」「冷夏」に加え、「低い晴天率」だった例年にかなりのフラストレーションを感じておりました。

そんな訳で「猛暑すぎ」ても問題あるんですが、梅雨もダラダラと続かずキレ良く退散し、青く、入道雲が広がる空をのけぞるように見上げながら「子供の頃に味わった夏」ってやっぱりこんな夏だったんだよな。と一人溜飲が下がる思いで日々過ごしています。この先にはまだ「酷暑」という表現も控えてますかね。

それでは今週のお品書き、参りましょう。

4時からの約30分は最初の特集コーナー。毎月最終日曜日は、その月に発売された新譜を紹介する新譜視聴企画「今月の新譜から」をお送りします。この7月は「買い」が多いですね。

Battle Jazz Big Band

Samba De Haps / Battle Jazz Big Band

リーダーでalto saxの吉田治を中心とした「高学歴、かつ腕に覚えのある」名人たちが織りなす「Fast Tune」で独自の道を歩むイマドキのBig Band。5作目のアルバム「5th」から。このSamba De Hapsはスタン・ケントン、その他のカヴァーは「Battle of The Bop Brothers」(マット・キャッティンガブ)、「Everything Coming Up Roses」(カウント・ベイシー)「Let’s Eat Cactus」(ゴードン・グッドウィン)を収録。

Junko Onishi

The Mothers (Where Johnny Is) / 大西順子

続いてはEMIを離れ、Universalへと移籍した大西順子の新作「Baroque」からThe Mothers (Where Johnny Is)を。メンバーが凄い。大西順子(p)ニコラス・ペイトン(tp)ジェームス・カーター(ts,bass clarinet,fl)ワイクリフ・ゴードン(tb)レジナルド・ヴィール(b)、ロドニー・ウィテカー(b)ハーリン・ライリー(ds)ローランド・ゲレロ(perc)。圧巻の3管&Wベースなどいつもながらアイデア満載の順子さんのオリジナルチューンが炸裂する一枚。

Herbie Hancock

Imagine / Herbie Hancock feat,P!nk, Seal, India.Arie, Jeff Beck, Konono #1 And Omou Sangare

今年で70才になられたハービー先生。その古希を祝ってか、今回は世界中のスタジオで世界中のミュージシャンを集め、Pops、Rockアプローチによる壮大なプロジェクトを完成させています。メーカー資料によれば「平和と地球規模の責任」というメッセージが込められているのだそうです。小川さんのツボはJeff Beckのさりげないギターソロ。自分はP!NKとSealの掛け合いから(同じKeyで歌えるって凄い!)India Arieにバトンが渡される流れ。YouTubeの動画も併せて観て下さい。

4時半過ぎは「マイルス・デイヴィスの真実」

Bag’s Grooveでほぼ「ハード・バップ」は完成の域に達していたマイルスの次なる動きを追う今回の「真実」。1954年12月24日にかの「Prestige」のオーナーボブ・ワインストックのアイデアで録音されたクリスマスセッションにスポットを当てます。年末には少し懐を温めておきたいミュージシャンの気持ちを巧みに利用し集められたメンバーが、その後Jazz史に語り継がれる作品を残す事になります。これがマイルスとセロニアス・モンクによるいわゆる「喧嘩セッション」。今日の真実はこの演奏と、この現場にいた関係者、ミュージシャン、当時を知る音楽評論家などの証言を取材した「小川ノート」から当事者のコメントを紹介します。曲はもちろん「The Man I Love (take2)」です。

午後5時からはゲストを迎える「Meet the Star」のコーナー。今日登場するのはオランダ人女性シンガー「トレインチャ」。オランダでは国民的スターである彼女が今回挑んだ新作「Never Can Say Goodbye」は彼女のライフタイムヒーローであったマイケル・ジャクソンへの感謝、と敬意を彼女なりのスタイルで表現したこのアルバムの話を中心に聞きますが、さすが思い入れの強さは相当で語るわ語るわ、しゃべりっぱなし。通訳を介さない我々のスタイルがいたく心地よかったのか、ひとたび喋り始めれば4〜5分は止まらないトレインチャ。わずか4問の質問で35分が過ぎたインタビュー後にマネージャーが、「今日のインタビューは凄かったわね。あんなトレインチャは見た事ないわ」ですと。さあ、そんなマシンガントークが番組ではどのようになったでしょうか。乞うご期待。

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最後の特集は白人テナー、西海岸を代表する「アート・ペッパー」。

ミュージシャン人生の大半を檻の中で過ごした希代のジャンキーの生き様を30分弱で紹介してしまう小川さんのトークは必聴。アートを知らなくてもこの特集を聴き終えれば、アナタもいっぱしのアートファンになれる事間違いなし。奇跡的に来日したステージを生で観ていた当主にも脱帽なんですが・・・。

お送りするのは「SURF RIDE」「BESAME MUCHO」「STRAIGHT LIFE」トドメは初来日のライブ音源の「イントロ〜CHEROKEE」です。

番組メールもお待ちしています。jazz@interfm.jp

FAXの方は03-3474-1761までお願いします。

#029 TV-CM放映中

水曜日, 7月 21st, 2010

#029 2010-07-21 TV-CM放映中1

 何度も自分のブログで宣伝(自慢)させてもらっていますが、しつこくこの場もお借りし、CMの内容を写真で紹介しましょう。

 ぼくの周りでこのCMを見たひとはいまのところ1名。名乗り出ていないひとがいるかもしれませんが、とにかくレアです。レアなレコードやCDに目のないぼくにとって、自分の番組CMがレアと聞けば、これまた嬉しいじゃありませんか。 って、コレ、ちょっと自虐的ですかね。

 レアCM、いいですねぇ。ステーキならミディアム・レアですけど。って、コレ、意味がまったく違います。

 そういうわけで(どういうわけだ?)、以下にiTunesに取り込んだ映像をアップしておきます。容量の小さなデータでもらっているため、画像はよくありません。まあ、こんな感じっていうところでしょうか。

#029 2010-07-21 TV-CM放映中2#029 2010-07-21 TV-CM放映中3#029 2010-07-21 TV-CM放映中4#029 2010-07-21 TV-CM放映中5#029 2010-07-21 TV-CM放映中8#029 2010-07-21 TV-CM放映中6#029 2010-07-21 TV-CM放映中7#029 2010-07-21 TV-CM放映中9

 若いころのワタクシ、恥ずかしいです。それで現在のワタクシもニヤけた感じで写っております。でもTV-CMなんて、人生において最初で最後の出来事でしょう。ですから、ここに記録として残しておきます。なにせ記録(レコード)好きですから。

 なおこのCM、今年いっぱい流れるらしいです。Inter FMならびに親会社のテレビ東京さん、そしてスポンサーのDessoさん、みんなエライ!

7月18日のJazz Converastionでは

日曜日, 7月 18th, 2010

Congrats!

Finally we busted wreckin’ tsuyu!

3連休の初日の午前11時47分。

気象庁からのニュースが共同通信を通じてメディアに発表されました。共同さんから購読しているニュースの速報はFAXで来るんですね。たまたま別の番組の生放送のスタンバイ中だったもので当然そのあとの番組冒頭にDJsが絶叫アナウンスです。裏方としては局を代表して「梅雨明け情報」をアナウンスできたのが嬉しくて早くも今年のプチパーソナル手柄として心に刻む事にしました。

「海の日」を従えた3連休。

お出かけ先のお車での事故はもとより、水の事故など悲しいニュースは聴くのも伝えるのも辛いモノです。くれぐれも安全第一で楽しい連休、夏休みをお過ごし下さい。

さて、本日の番組ではかねてから予告していた「ハンク・ジョーンズ追悼企画」を4時台前半の特集とします。今年の2月に来日。ブルーノート東京他で公演を行ったハンクさん。我々は取材を申し入れ2月19日にブルーノート東京の楽屋でインタビューを行い、3月14日のJazz Conversationの「Meet the Star」のコーナーで紹介しました。Charlie Parker、Dizzy GillespieらのBebopスターと共演した経験を持つ最後のLiving Legendとしての話を聞き出すためインタビューでしたが、案の定和やかな雰囲気の中で始まり、時差ボケの克服法、健康の秘訣などの話も交え1940年代前半に隆盛を極めたBebopの裏話などを語ってくれました。Hankさんの記憶力もさることながら、そのよどみない会話はとても91才という年齢を感じさせないものでした。そりゃああのプレイをするんだから当然だろう。と思えば話は済んでしまいますが我らがDr. Ogawaも日頃本業の医療の現場ではご年配に囲まれる日々。そのドクターをしても、「あんな91歳見た事ないよぉ」と言わしめたほど。「あの調子じゃあ、まだまだ来年も来れますよねぇ」なんて言いながら3月14日放送分の収録を行ってました。

Hank_Jones

Jazz Convesationでは訃報を知った翌日、日本時間の18日に3月14日の番組でお送りした「ハンク・ジョーンズインタビュー」をポッドキャストにして番組Blogに立ち上げ、ハンクさんのN.Yのマネージャーにも確認を取り、事実上の最後の肉声が我々Jazz Conversationに残された事を知りました。もちろん現在もその記事、音声共に掲載されているので是非生前の元気なハンク・ジョーンズのインタビューをお聴き下さい。

リンクはこちら

http://www.interfm.co.jp/jazz/blog/category/podcasting/

ところで、訃報を知り、ポッドキャストにてハンク・ジョーンズ追悼を行っていた我々に驚くべきニュースが届きました。5月23日の収録前の打ち合わせ時です。ハンクさんが亡くなってからの最初の収録の打ち合わせ。やはり冒頭はそのニュースから行きましょう。ということになり、小川氏はその場で今回のインタビューのアテンドをしてくださった、Eighty Eight’s (レーベル)のプロデューサー・伊藤八十八さんに電話。何かニュースはありませんか?と尋ねれば、なんと来日滞在中の2月24日にレコーディングしていた。との話。電話中のドクターも「ええーっ!!」と思わず立ち上がるリアクション。それじゃあ、その発売日の直前に改めてJazz Conversationでラストレコーディング音源の紹介をし、改めて追悼コーナーを実施しましょう。ということで電話を終えました。しばし放心のドクターと自分。ラストインタビューがココにあったかと思えば、ラストレコーディングも日本にある。親日家であったハンク・ジョーンズ師、誤解を恐れず言わせてもらえば、この地に最後の足跡を残したかったのだ。そう思えば思うほど名ピアニスト・ハンク・ジョーンズの偉大さが改めてわかり、二人で目頭が熱くなりました。

その、「その日」がついにやって来たのです。
長い前フリでしたが、そのラストレコーディングがいよいよ来週7月21日に発売となります。

Last Recording

このアルバムから
・Cleopatra’s Dream (クレオパトラの夢)
・Someone To Watch Over Me(優しき伴侶を)
・Begin The Beguine(ビギン・ザ・ビギン)
をお送りします。Retail盤は「SACDハイブリッド」ですが、O.Aは発売前のプロモーショナルプレス盤を使用しています。ところが、SACDでない普通のCDDAでもこの録音が出色の出来映えであることが分かりました。いつもながらの八十八さんのクオリティーもさることながら、レコーディングミキサー、マスタリングエンジニアにもBig Upしたいと思います。これはGood Jobです。そして音響装置に一過言ある方、マストバイです。

かなり「オン」目で録られているドラムスが先鋒となり、ピアノが流れてくれば、笑っちゃうくらい「うわ、ハンク・ジョーンズ!!!」です。またこのレコーディングミキサーがロイとハンクをお膳立てするバックの抜き差しを上手にミックスするんですね。決してパワープレイじゃないけど出音のエネルギーが違います。ラストに相応しいレコーディングを紹介できて感無量です。