7月18日のJazz Converastionでは

日曜日, 7月 18th, 2010

Congrats!

Finally we busted wreckin’ tsuyu!

3連休の初日の午前11時47分。

気象庁からのニュースが共同通信を通じてメディアに発表されました。共同さんから購読しているニュースの速報はFAXで来るんですね。たまたま別の番組の生放送のスタンバイ中だったもので当然そのあとの番組冒頭にDJsが絶叫アナウンスです。裏方としては局を代表して「梅雨明け情報」をアナウンスできたのが嬉しくて早くも今年のプチパーソナル手柄として心に刻む事にしました。

「海の日」を従えた3連休。

お出かけ先のお車での事故はもとより、水の事故など悲しいニュースは聴くのも伝えるのも辛いモノです。くれぐれも安全第一で楽しい連休、夏休みをお過ごし下さい。

さて、本日の番組ではかねてから予告していた「ハンク・ジョーンズ追悼企画」を4時台前半の特集とします。今年の2月に来日。ブルーノート東京他で公演を行ったハンクさん。我々は取材を申し入れ2月19日にブルーノート東京の楽屋でインタビューを行い、3月14日のJazz Conversationの「Meet the Star」のコーナーで紹介しました。Charlie Parker、Dizzy GillespieらのBebopスターと共演した経験を持つ最後のLiving Legendとしての話を聞き出すためインタビューでしたが、案の定和やかな雰囲気の中で始まり、時差ボケの克服法、健康の秘訣などの話も交え1940年代前半に隆盛を極めたBebopの裏話などを語ってくれました。Hankさんの記憶力もさることながら、そのよどみない会話はとても91才という年齢を感じさせないものでした。そりゃああのプレイをするんだから当然だろう。と思えば話は済んでしまいますが我らがDr. Ogawaも日頃本業の医療の現場ではご年配に囲まれる日々。そのドクターをしても、「あんな91歳見た事ないよぉ」と言わしめたほど。「あの調子じゃあ、まだまだ来年も来れますよねぇ」なんて言いながら3月14日放送分の収録を行ってました。

Hank_Jones

Jazz Convesationでは訃報を知った翌日、日本時間の18日に3月14日の番組でお送りした「ハンク・ジョーンズインタビュー」をポッドキャストにして番組Blogに立ち上げ、ハンクさんのN.Yのマネージャーにも確認を取り、事実上の最後の肉声が我々Jazz Conversationに残された事を知りました。もちろん現在もその記事、音声共に掲載されているので是非生前の元気なハンク・ジョーンズのインタビューをお聴き下さい。

リンクはこちら

http://www.interfm.co.jp/jazz/blog/category/podcasting/

ところで、訃報を知り、ポッドキャストにてハンク・ジョーンズ追悼を行っていた我々に驚くべきニュースが届きました。5月23日の収録前の打ち合わせ時です。ハンクさんが亡くなってからの最初の収録の打ち合わせ。やはり冒頭はそのニュースから行きましょう。ということになり、小川氏はその場で今回のインタビューのアテンドをしてくださった、Eighty Eight’s (レーベル)のプロデューサー・伊藤八十八さんに電話。何かニュースはありませんか?と尋ねれば、なんと来日滞在中の2月24日にレコーディングしていた。との話。電話中のドクターも「ええーっ!!」と思わず立ち上がるリアクション。それじゃあ、その発売日の直前に改めてJazz Conversationでラストレコーディング音源の紹介をし、改めて追悼コーナーを実施しましょう。ということで電話を終えました。しばし放心のドクターと自分。ラストインタビューがココにあったかと思えば、ラストレコーディングも日本にある。親日家であったハンク・ジョーンズ師、誤解を恐れず言わせてもらえば、この地に最後の足跡を残したかったのだ。そう思えば思うほど名ピアニスト・ハンク・ジョーンズの偉大さが改めてわかり、二人で目頭が熱くなりました。

その、「その日」がついにやって来たのです。
長い前フリでしたが、そのラストレコーディングがいよいよ来週7月21日に発売となります。

Last Recording

このアルバムから
・Cleopatra’s Dream (クレオパトラの夢)
・Someone To Watch Over Me(優しき伴侶を)
・Begin The Beguine(ビギン・ザ・ビギン)
をお送りします。Retail盤は「SACDハイブリッド」ですが、O.Aは発売前のプロモーショナルプレス盤を使用しています。ところが、SACDでない普通のCDDAでもこの録音が出色の出来映えであることが分かりました。いつもながらの八十八さんのクオリティーもさることながら、レコーディングミキサー、マスタリングエンジニアにもBig Upしたいと思います。これはGood Jobです。そして音響装置に一過言ある方、マストバイです。

かなり「オン」目で録られているドラムスが先鋒となり、ピアノが流れてくれば、笑っちゃうくらい「うわ、ハンク・ジョーンズ!!!」です。またこのレコーディングミキサーがロイとハンクをお膳立てするバックの抜き差しを上手にミックスするんですね。決してパワープレイじゃないけど出音のエネルギーが違います。ラストに相応しいレコーディングを紹介できて感無量です。