Archive for 8月, 2010

お力添え有り難うございました。

火曜日, 8月 31st, 2010

0829JC

17時00分12秒

小川;時刻は午後5時を回りました。

(スタジオ一斉拍手)

小川:ちょっとお静かに!

(スタジオ笑い)

ぴりぴりしつつも、和気あいあいと進んだ記念すべき第一回目生放送。

まず最初に。

本当にたくさんのリクエストを頂きまして、リスナーの皆様には改めてこの場を借りて深くお礼を申し上げたいと思います。何が嬉しかったかと言えば、もちろんお寄せ頂いた数が尋常でなかったのはもちろんですが、全ての人がリクエスト曲+皆さんの言葉で一言寄せてくれた事でした。

楽曲への想い、小川さんへの激励、自分とJAZZ。それはもういろんなメッセージが添えられて、皆さんと音楽との密接な関係が手に取るように分かった事がこの上ない喜びでした。

その数多の言葉の中に、特に僕ら裏方として一番強烈だったメッセージには。

「こんな番組を待ってました」

という一言。

複数の方からそのように言って頂いて、何度も目頭が熱くなっていました。

我々はいつも「ラジオにしか出来ない事」をテーマに制作活動をしています。ラジオにしか出来ない事ってなんだろう。それがラジオの永遠の命題であり、文化を持続させる命綱です。テレビには「画面」と「音声」があり。新聞、雑誌、書籍には「活字」や「絵」があるわけですから、視覚的に楽しい。

一方ラジオの武器は「音声」だけ。

耳から入る情報全てが皆さんの琴線にふれられる唯一の手段です。ここでお気に召すか召さないかが決まってしまうんですから我ながらシビアなメディアだと改めて思います。

テレビや本の話題は、知人、友人などに話してもその面白さは共有されるケースは多いと思いますが、ラジオの話を他人にして、同じような共感を得られるか・・・、まず無理でしょう。説明の説明が必要になりそのうち「いいや、めんどくせえ。はい次の話題!」となってしまいます。画像が無いハンデとはこういうもんです。

だからこそ、多くの方に支えられている事が肌で感じられた事、「Jazz Conversation」のような番組を望んでいらっしゃった方が複数居た事がわかって本当に嬉しく思います。

メッセージを送って下さる方には書き込む時間、通信料をご負担頂いてるわけですからその労力、コストが生じます。だからそれに見合うと判断して頂けたと思うとなおさら感無量です。今後も「動きのあるジャズ専門番組」としてさまざまなチャレンジをして、もっともっと皆さんと一緒になって音楽を、番組を盛り上げていきたいと思います。

小川:それでは最後の曲、Ray Bryantの「Gotta Travel On」をお聴き下さい。

17時58分08秒 「Gotta Travel On」送出

17時50分00秒 生放送終了

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Jazz Conversation [Live] from Ten-nose Studio

土曜日, 8月 28th, 2010

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都合午後5時台のみ!

「なんで午後5時台だけなんですか?」

早くもそんなメールが寄せられています。

「全部やっちゃえばいいのに」と、実際僕らも思うんですが人間は欲深い生き物です。最初から全てが手に入ってしまえばその先にわくわくするものは無くなってしまいます。いわば「チラリズム」と同じ事です。「全部見えちゃう」のと「チラリ」なのとは海と山ほど違います。我々はロマン派なのです。だから「お楽しみ」はちびりちびりと出したい訳です。しかるにミロのヴィーナスは美しいのであります。

そんなわけで、本日29日のJazz Conversationは午後5時台だけを生放送にして日頃からお寄せ頂いているリスナー皆さんのリクエストに応えつつ、さらには生放送としてもリアルタイムで番組を聴いて下さる方々共に番組を作ろうではないか!という願いの元、2010年の夏の締めくくり、「ひと夏の経験」を番組史に刻みたいと思います。やさしくしてね♡

さて、本日の最初の特集から話を進めて行きましょう。

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番組冒頭の特集は、いよいよ来週末9月3日(金)から東京・有楽町の国際フォーラムほか、丸の内エリア一体にて繰り広げられるJazzのビッグイベント「東京Jazz 2010」。超大物ビッグネーム、ヴェテランから新人まで世界中のプレイヤーが集まるこのお祭りの見所をJazz Conversationならではの切り口で紹介したいと思います。

まずは9月5日(日)の「Women in Jazz」に登場するDrummer、ComposerのTerri Lyne Carrington。レコーディングメンバーに第一線で活躍する女性ミュージシャンを集めて制作された新作「Mosaique Project」から「Crayola」を。

Mosaic

続いてはこちらも「Women in Jazz」ほかに出演。18才のアルト吹き・寺久保エレナ。今年3月、彼女がまだ17才の時にN.Yでそうそうたるメンバーを集めて行ったデビューアルバム「North Bird」からスタンダードの「Yes or No」を。プレイベントからアフターパーティーまで引っ張りだこ。今年は寺久保イヤーになるか!?

North Bird

9月4日(金)初日のトリ、アル・ジャロウ。この日のホールAは「世界最高の声が東京に集う」というテーマのもとロバータ・フラック、TOKU、そしてこのAl Jarreauが魅せます。フュージョン、Smooth Jazz Vocalの代表格の仕事っぷりを予習しておきましょう。2004年に発表したスタンダードを中心に歌ったアルバム「Accentate The Positive」(邦題:ワルツ・フォー・デビー)から「The Nearness of You」を。

Accentuate The Positive

30分という限られた時間では多く紹介出来ませんが、このコーナーのシメは9月5日(日)のトリを飾るはずだったJazz Crusaders。「はずだった」というのは来日が無くなった訳ではないんですが、テキサス・テナー:Wilton Felderが急病のため治療に専念、メンバー変更せざるを得なくなってしまったからです。詳しくは東京Jazzのステートメントをご覧下さい。ヘルプで登場するのはGerald Albrightです。これはこれで観なければなりません。それでも予習はしっかりと。2002年発表のアルバム「Rural Renewal」から「Kansas City State Of Mind」を時間までお聴き下さい。

Rural Renewal

そして冒頭の特集が終わると、何やら怪しいタイトルコールが聞こえてくるはずです。当方の記録に誤りがなければ、午後4時27分52秒にその「コール」は東京タワー、またはRadiko.jpから発信されます。

「小川隆夫おもしろジャズクイズ!」

タイトルの通り、面白いジャズのクイズ。

正解者の中から抽選で5名の方に「激レア・小川隆夫グッズ」とInterFMから記念品をプレゼント。

小川時計\\小川時計2

小川さんの2004年発表の著書「ブルーノートの真実」のリリースを記念して作られた「スウォッチ風」腕時計です。(電池切れらしい)

クイズの問題は「簡単なようで難しい。難しいようで簡単」そんな問題が出題されます。ふるってご参加下さい。

そして今日も恒例のモダンジャズ講義「マイルス・デイヴィスの真実」へと突入します。前回1ブロック10分以上を語り倒した上に「俺そんなに喋ってるの?」と驚いていた当主。一人で無制限一本勝負へと向かっていった事を猛省したようで、今回は中火でコトコトはじまり、すぐに曲が出ます。Prestigeとの契約していながらColumbiaと契約を締結したマイルスの影では各社スタッフ同士がフル回転で知恵を絞り、相互にメリットが得られるような流れを無事に構築し終えました。それが名高い「マラソン・セッション」と呼ばれるレコーディング&リリースラッシュだったわけです。今週はレギュラークインテット結成をもくろむマイルスの身辺、バンド仲間の証言からジョン・コルトレーンの加入前後の動向を確認します。特にレッド・ガーランドの証言ではフィリー・ジョー、ポール・チェンバースと、その後のクインテットのうちの4人がこの時点で揃っていた事が判明します。当時挙動が怪しかったソニー・ロリンズがバンドに加わるのか、否か。そこでバックアップとしてフィリー・ジョーが推薦したコルトレーンに白羽の矢が立つわけですが・・・てんてんてん。

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さあ、いよいよジャズ業界も驚く「Jazz Conversation」生放送。歴史的な一日になるや否や。是非リスナー皆さんと一緒に番組を作って行きたいと思います。お力添え(リクエスト)を!

#034 今週は生放送に挑戦

木曜日, 8月 26th, 2010

#033 2010-08-26 今週は生放送に挑戦

どうなることやらはなはだ心配ではありますが、次回の「Jazz Conversation」では後半の1時間を生放送でやります。前回のブログでも書きましたし、番組でも呼びかけています。「リクエスト大会」ですから、リクエストが来ないことには妙な放送になってしまいます。

これまでいただいたリクエストはディレクターが整理しています。生放送ですから、放送中にもどんどんリクエストをください。その臨場感も楽しみたいと思います。

リクエストはjazz@interfm.jp(トップのバナーをクリックすればOK)もしくはFax03-3474-1761でお待ちしています。

とはいうものの、ありとあらゆる曲をスタジオに持ち込めるわけではありません。事前に曲を用意するんじゃ生放送の意味がないですし。その場でぼくがどれだけリクエストに応えられるか。そこが今回の楽しみどころと勝手に考えています。ポケットに入る機械にはただいま1万5000曲ほどが収納されています。

持ち合わせていない曲はかけれません。当然です。しかしそのことも含めて、今週の日曜、17時からの1時間はみなさんと楽しみたいと思います。

それと、その場で曲を選んでかけるだけじゃ面白くも何ともありません。その曲にまつわる話とかもお寄せください。ぼくも記憶頼りですが、パーソネルとか録音月日とか、妙な薀蓄とかを話したいと思います。

どれだけぶっつけ本番で話ができるか、これもぼくにとってはひとつの挑戦です。リスナーのみなさんにとってはどうでもいいことかもしれませんが、そこが「Jazz Conversation」です。よろしくお付き合いください。

そうそう、それと今回は1曲丸ごとかけることはしません。なるべく多くのリクエストに応えたいからです。いつもはできるだけ完奏を旨としているんですが、今回はその場で臨機応変に対処できるかどうかに興味があります。そのことをご理解ください。きっとあなたのリクエストもかかりますよ、ぼくが曲を持っていればの話ですけど。

Jazz Conversation ポッドキャスト第14話配信!

水曜日, 8月 25th, 2010

お久しぶりです。

Jazz Conversation ポッドキャスト、今回は8月15日にゲスト出演して頂いたBattle Jazz Big Bandのリーダー、サックスプレイヤーの吉田治さんが登場。新作アルバム「5th」の話や、参加が決まった9月の3日から始まる東京JAZZ 2010についての話などを伺いました。

ダウンロードは下の写真をクリック!RIMG1197

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【Hi-Fi】Jazz Conversation on 22nd. Aug

日曜日, 8月 22nd, 2010

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6月には「オリジナルプレスで聴くBLUE NOTEレーベル」と題して、かのBLUE NOTEが社歴として一番最初に録音した作品の「オリジナルSP盤」をはじめ、「10″LP」や「未発売テストプレスLP」など、徹底したアナログマテリアルを余計な味付けをせず、(EQ補正やエンハンサーなど)そのファットでウォームな迫力をお届けしました。

アナログに注いだ精力をもってして、最先端のオーディオフォーマットに挑むとどうなるか?

今回の我々のミッションは超Hi-Fi、スーパーオーディオCDをラジオの電波にこれまた「ロスレス」な状態で流し込んでみよう!という事で「スーパーアナログ」の対極に位置するメディアと再生装置を導入し、反対のベクトルの先端を目指しました。

折しも音楽レーベル「ユニバーサルインターナショナル」から5タイトルのSACD-SHMフォーマットのジャズの名盤がリリースされ、現状最もハイクオリティーな音質を誇るオーディオフォーマットを用いたCDの力を是非皆さんと一緒に楽しみたい。why not?な訳です。

「そうは言っても、結局は卓がアナログだろ?」

ご指摘はごもっともです。着々とデジタル化が進む放送局ではありますが、ポスプロのMAスタジオ以外はテレビ局だろうがラジオ局だろうがたいていアナログ卓です。意外とハイエンドを楽しんでいらっしゃる皆さんの方がよっぽどフルデジタルだったりします。

ですが。

やはりこちらにも意地があります。

アナログ特集の時にも最終送出の段階以外は全てのコンプレッサー、リミッターを解除して番組をマスタールームに送り込みました。今回もそのスタイルを踏襲したのは言うまでもありません。

ハイエンドデジタル(アナログアウト)→アナログ卓→デジタルマスターディスク(48K)→マスター送出。

ロスを極限まで減らせば、絶対にSACD-SHMの魅力は伝わる。

メイクミラクルしないで何がクリエイティブだっ!

そんな「勢い」ばっかの我々に賛同して下さった「デノン・コンシューマーマーケティング株式会社」さんには深く御礼を申し上げます。超大ヒットSACDプレイヤー「DCD1650SESP」を用意しましょう!と。

う、嬉しい。
まさにTHE DENON!アルファプロセッシングです。

ということで、早速試聴していきましょう。
なんたってCDとは言ってもお手持ちのCDプレイヤーでは再生できない特別なCDです。

Lullaby of Birdland / Sarah Vaughan
Sarah Vaughan
サラの声近いです。

続いてはElla & Louisから
Stars Fell on Alabama / Ella Fitzgerald & Louis Armstrong
Ella & Louisサッチモのダイナミックレンジの広さに驚き。

Getz GilbertoもSACDで。
Só Danço Samba / Stan Getz & João Gilberto
Getz Gilberto
このSACDぶりには驚きました。出音も「でのんでーす!」っていうあの感じです。すげえっす。

コルトレーンはこれと
My One and Only Love / John Coltrane and Johnny Hartman
John Coltrane and Johnny Hartman

コレも
Part 2 : Resolution / John Coltrane
A Love Supreme

スコープも踊ってます。
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午後4時半からは「マイルス・デイヴィスの真実」

1955年7月のニューポートジャズフェスティバルでのマイルスを観たCOLUMBIAレーベルのプロデューサー:ジョージ・アヴァキャンは早速終演後の楽屋を訪ねマイルスに契約のオファーを申し出ます。以前からマイルスからも売り込まれていたこともあり、本格的なマイルスの復帰(脱ドラッグ)へのムードが高まっている空気を感じます。但しこのメジャーレーベル行きには多くの問題もありました。専属契約を結んでいた「Prestige」とはまだ数年の契約が残っており、前渡金(いわゆるバンス)も払っているほどのマイルスへの入れ込みよう。果たしてそこをマイルス、コロムビア、プレスティッジはどのように問題を解決するのでしょうか。

午後5時からはゲストを迎える「Meet the Star」のコーナー。

今日のゲストはバークリー音楽院を卒業後、22年に渡ってN.Yで活動をしていたベーシスト・中村健吾さんが登場。ジャズベースへの傾倒、そして長らく共に活動を続ける小曽根真さんとの出会い、小曽根グループの裏側、そして今回リリースとなるベストアルバム「Rainbow〜The Best of Kengo Nakamura」についての話をじっくりと伺います。

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午後5時半過ぎには特集のその②、今回はアーティストにスポットを当てましょう。

今日は若かりし頃のフレディー・ハバード(tp)の研究です。1958年にインディアナ州からN.Yに出て来た才能あふれる若き頃の作品を紹介します。

freddie hubbard

まずはBlue Note 初上陸にして初リーダー作となったOpen Sesameから「Open Sesame」

Open Sesame

サイドメンとして参加したBill EvanceのInterplayからI’ll Never Smile Again (take 7)を。

Interplay

Impluse でのレコーディングでウェイン・ショーターが参加したBody & SoulからI Got It Bad and That Ain’t Good を

Body & Soul

そしてアトランティックに移籍して発表したジャズロック風なアルバムBacklashからタイトルチューンのBacklashを。

Backlash

それでは番組内では来週のお知らせにも注意してお聴き下さい。