Jazz Conversation ポッドキャスト第15話配信!

Jazz Conversation ポッドキャスト。

今回は9月5日放送の「Meet the Star」、David Benoitのインタビューをお楽しみ下さい。
ポッドキャストのダウンロードは下の写真をクリックするとスタートします。
※突然大きな音でスタートするかもしれませんので、音量には充分ご注意下さい。
RIMG1040

9月12日のJazz Conversationは

東京JAZZ 2010も終了。
Jazz Conversationとして初めて大きなイベントに触れさせて頂きました。裏方個人的には「国営、民放の壁を越えた交流」というサブテーマがありました。なにせルーキーイヤーの新参者。出力だって300kw(AM) vs 10kwですから「巨大遠洋船」に「船外機」でくっついて行くようなものだったかもしれません。
それでも大海をチョロチョロと小回りの効く船で回遊する楽しさがありました。沖に出たり、波打ち際に滞留してまた沖に出たり。それでもなかなかの漁獲量。

型は古いが、時化には強い。
俺と兄貴のヨ〜。

まさに「兄弟舟」。
個人的にぐぐっと来たのは、やはり番組に出演して頂いていろいろな想いを語ってもらった二人の竿師、Larry & Takさんのステージ。ツアーで回っていた事が大きな強みでもある抜群の音響さばき。CDで聴いた以上にメインアクト二人の他、各ミュージシャンのそれぞれの巧みの技がどこも邪魔する事無く粒立って聴けたのは、5人の「音の個性」+「譲り合いのココロ」というベテランだけがなし得る「調和」があったからです。Larryさん歯切れの良い335の秘密が「ネック鳴り」である事、Takさんシグニチャーの「大パワーピックアップ」が拾うフェザータッチ。そんな竿師が互いの手癖をマネするんですからぞくぞく来ない方がどうかしています。そんなわけで瞬きも惜しいあっという間の1時間が過ぎてしまいました。ところが舞台では「Room335」もやらずに「サヨナラ」するほどの確信犯。確かに押してるからなぁー、なんて思いながらお別れの拍手。最初はアンコールの拍手もまばらで多くのお客さんは席を立ち、会場を出てしまいました。薄明かりがついた場内を見渡せば、寝ているオールドスクールの多い事。「あなたの好きなジャズが抱えている問題はここですよ!」って、まあ言っても分からないでしょうから、そのかわり大きな拍手を打ち続けました。押してたにも関わらずプレイしていない「まだ2曲があるだろう」。そう思っていたファンを中心に徐々に拍手は大きくなりました。ローディーが片付けに入らない事でアンコールは確定です。1/3ほどのオーディエンスが外へ出てしまった時にステージ下手から竿師登場。拍手も最高潮。Blue Note公演を観れなかっただけにラスト2曲は感動モノでした。

そのほか個人的にアツかったのは寺久保エレナさん、インタビューもしたDavid Reinhardt、フランス語発音なので「ダヴィド」です。ジョシュアの「トイレ行きたいの行きたいの」というような動きのプレイスタイルもようやく生で観る事が出来てこちらも感激です。いずれどこかでまたフォローアップしたいと思います。残念だったのがスケジュールの都合でマーカス、トチカ2010、JAZZ CRUSADERSを断念。あとでBSでおさらいです。
うーん、枚挙にいとまが無いとはこのことです。来年はエンジンは増強出来ないので船体を大きく視認性を高めて乗り込もうと心に誓いました。お世話になった皆様には心から感謝致します。
RIMG1334
さて、前置きが長くなりました。
本日12日のJazz Conversationの話に移りましょう。
最初の特集は「名門コンボ」。ジャズ界に長く君臨、貢献した息の長かったコンボを紹介します。コンボとは何か。概して『バンド」や「グループ」の事を言います。4〜6人くらいを「スモールコンボ」、それ以上となると「ビッグコンボ」と呼ぶ、まあ風潮、ぐらいな感覚で良いと思います。

まずは名門中の名門「The Modern Jazz Quartet」の大ヒットアルバム「Concorde」からタイトルチューンの「Concorde」
Concorde

Milt Jackson (vibe)、John Lewis(pf)、Percy Heath(b)、Connie Kay(dr)

続いてはArt Blakey and The Jazz Messengers、1958年10月30日録音の「Moanin’」から「Blues March」を。

Moanin'

Lee Morgan(tp)、Benny Golson(ts)、Bobby Timmons(pf)、Jymie Merritt(b)、Art Blakey(dr)

次はThe Dave Bruvbeck Quartet、デイブとボール・デスモンド(as)のコンビは20年近くその後も活躍してますが、黄金期の代表作、変拍子ばかりの曲が楽しめる「TIME OUT」から泣く子も黙る「Take Five」を。

Time Out

Dave Brubeck(pf)、Eugene Wright(b)、 Eugene Wright(as)、Joe Morello(dr)、Paul Desmond(as)

最後はJohn Coltrane Quartetでシメ。名盤「Ballads」から「What’s New」を。

Ballads

Elvin Jones(ds)、Jimmy Garrison(ds)、John Coltrane(sax)、McCoy Tyner(pf)、 Reggie Workman(b)

さあ、コーナーは変わりまして午後4時半頃の「モダンジャズ講義:マイルス・デイヴィスの真実」。今週は50年代の「第1期クインテット」についてその存在大義的な側面に小川教授は切り込んで行きます。このクインテットはコルトレーンを迎えつつのマイルスとのブローイングセッションバンドでなかったのだろうか。マイルス本人に直接質問した答えが返ってきます。
さて今日聴く音源はこの時期に残された録音のうちに、長らく未発表だったり海賊盤でリリースされたものを紹介します。まずは1956年から放送されたテレビ番組「The Steve Allen Show」に出演した時の音源がPrestigeの「THE MILES DAVIS QUINTET – THE LEGENDARY PRESTIGE QUINTET SESSIONS」のDISC-4に収録されています。その中から1曲、曲後のSteve Allenとの会話も一興です。

Disc-4

次にプレイするのは1956年2月18日、クインテットによる唯一の公式ライブ音源は[‘Round About Midnight-Delux Edition」に収録されましたが、そこからも1曲「Salt Peanuts」を紹介します。次はマラソンセッションの前にもう1曲重要な録音1956年3月16日にPrestigeで録音した3曲は以前Prestigeで「仕掛品」だった曲とあわせて「Collector’s Items」としてリリースされたアルバムからも1曲紹介します。

Collector's Items

午後5時からはゲストを迎える「Meet the Star」のコーナー。本日のお客様は先月Blue Note Tokyoにて来日公演を行った大御所ドラマー「ロイ・ヘインズ」が登場。御年現在85才。ハンクさん亡き後の現役ジャズミュージシャン最長老ですが、これがFunkyおじいちゃん。ブランデーをたしなめつつのインタビューは百戦錬磨の語り口。多くは語りませんが、今の自分は自分のやりたいようにやってきた歴史だ、という小川教授と同じ信条を公言します。

roy haynes

午後5時台後半は特集のその2「楽器別特集:ドラムス編」

ジャズという音楽のボトムを支え、時代を作り、未来を切り開いた重要な楽器「ドラム」。スイング、バップ、フォー、エイトなどなどドラムの形状は変わらずとも叩き手とスタイルによってどのようにも変化出来る打楽器。そしてそれを自分のものにし、新境地を開拓した名手を採り上げてみましょう。

まずはTony Williamsから。マイルスのバンドを離脱後結成した彼のバンド「The Tony Williams Lifetime」のアルバム「Emergency!」から「VASHKAR」を。

Emergency!2

続いてMax Roach。

メロディーがないドラムソロだけの曲。タムが歌うか、シンバルが叫ぶか。

これを聴いて何かを感じてしまったら、もうあなたはもう一生ジャズからは逃れられません。「Drums Unlimited」から「For Big Sid」を

Drums Unlimited

Steve Gaddの動きの割には音数の多いスローハンド奏法もジャズ・フュージョン界の至宝です。12月にはサンボーンと来日をするので是非インタビューしたいなと思っています。

The Gadd Gangからプロコルハルムの「青い影」のカヴァーを。

Here & Now

日本人ドラマーも名手ぞろいですが生前小川氏とも交流の深かった日野元彦さんのユニット「Sailing Stone」のアルバム「Hip Bone」から「Eighty One」を。

Hip Bone

最後は今日の冒頭の特集「名門コンボ」としても採り上げた「Art Blaeky and The Jazz Messengers」で締めくくり。親日家Art Blakeyの最後のライブはBlue Note Tokyoだった。そんなエピソードも添えつつの紹介。名演「A Night In Tunisia」を

A Night In Tunisia

それでは午後4時からの2時間をお楽しみに!

カテゴリー: Info

#036 「東京ジャズ 2010」

#036 2010-09-08 「東京ジャズ 2010」\

 やっぱりジャズは生に限る! なんてことを書いたら、「Jazz Conversation」を否定することにもなりかねませんが、でもライヴはいいですよね。とはいうものの歴史的な名演やこの世にいないアーティストの演奏は残された音源でしか聴けないわけですから、そこに「Jazz Conversation」の存在意義もあるわけです。

 と苦しい言い訳(?)をしつつ、今年も丸の内の国際フォーラムで開催された「東京Jazz 2010」を目いっぱい楽しんできました。そちらの感想はぼくのブログをご覧ください。

 今回はそれに絡んで、出演アーティストの中からエスペランサとダヴィッド・ラインハルト(写真の若者)のインタヴューをさせてもらい、今夜はマーカス・ミラーのインタヴューがセッティングされています。

 今週から来週にかけて、あと3人ほどのインタヴューが予定されています。そのほかにも日本人アーティストでインタヴューしたいひとが何人かいて、そのうち「日本人インタヴュー月間」みたいな企画を立てようかしらと、ディレクターと話をしているところです。

 さらに夢は膨らんじゃいます。妄想癖がありますから。というわけで、「やっぱりジャズは生」。この考えに立ち戻るなら、番組に登場してくれた日本人アーティストを集めて「Jazz Conversation Present」と題したライヴも企画したいじゃないですか。それを番組で放送する。リスナーご招待の公開ライヴ中継です。

 こういうことができたらいいですね。そのためにはみなさんの応援が必須です。「ライヴやってください」というメールが集まれば、いつか実現するかもしれません。妄想が現実になったらいいですよね。これぞジャジーな出来事じゃないですか。

カテゴリー: Info

9月最初のJazz Conversationは

日没も早まり、夜には鈴虫が鳴き始め、河川敷ではすすきの穂も揺れ始めてはいますが、依然この陽気。

コンクリートジャングル・東京は特に熱風の逃げ場がなく都下全域でとぐろを巻いています。

あな恐ろし、ヒートアイランド。

さて、日本最大級のジャズの祭典「東京JAZZ 2010」が3日金曜日からスタートしました。

RIMG1323 RIMG1327

有楽町の東京国際フォーラムを中心とした丸の内エリア一体がジャズの亜熱帯と化すイベント。ご存知NではじまりKで終わる他局が主催しているものの、Jazzの名を冠した最大級のお祭りをみすみす指をくわえて眺めている訳にもいきません。当Jazz Conversationも探査隊を密林へと潜入させ、公式に領土侵犯を敢行してしまおう!という勢い。本日5日は番組放送の時間以外には現地会場にて二人の歩兵がうろつく予定です。見かけたら是非声かけて下さい。InterFMの「特製印刷物」を差し上げます。今月のこの特製印刷物は「ドクター小川」と「Jazz Conversation」がフィーチャーされていますので是非お手元に置いておきたいアイテムです。

さて本日9月5日のお品書きです。

最初の特集(午後4時から)は「今月の新譜から-8月編-」をお送りします。本来は月末最終日曜日恒例の特集ですが、先週はこの「東京JAZZ 2010」の特集を行ったので1週分先送りになっています。ちなみに9月度は26日に「今月の新譜から」を予定しています。何度となくこの特集については言及していますが、今を生きるジャズを紹介する事は、明日のジャズを開拓する事を意味します。往々にして過去の歴史だけを絶対視する風潮を「Jazz Conversation」は真っ向から否定し、偉大なこの音楽文化をよりよい形で次の世代へと継承する事を誓います。

というわけで、まずはイケメンテクニック以上に容姿にもチカラがある若手ジャズピアニスト秋田慎治の新作「fiction」からAntonio Carlos Jobimの「How Insensitive」を。リリースは4年ぶり。安ヵ川大樹 (B)、加納樹麻 (Ds)とのトリオで聴かせる秋田のドラマティックかつ繊細な調理でいきなりハートをわしづかみされます。

fiction

次は東京JAZZにも出演する脅威の女性ベーシスト・Esperanzaのアルバム「Chamber Music Society」からなんとMilton Nascimentoと共に唄う「Apple Blossom」を。16才でバークリー音楽院に入学し苦学の時を経て、21才の時にはすでにバークリーの講師として「指導」する側に居た、という経歴を持つ現在25才のスーパーベーシスト。東京JAZZではTerri Lyne Carringtonのサイドとしてステージに登ります。

Chamber Music Society

そしてコーナーの締めくくりはChick CoreaがStanley Clark、Lenny Whiteらと共に録音した新作「FOREVER」からDISC -2に収められている「Space Circus」を。「RTF」の名をちらつかせながらも「今の自分たち」を聴かせたい、というチックの想いが込められた意欲作。DISC-1は世界で行われたライブのベストテイクを厳選して収録。DISC-2はチックのマッド・ハッター・スタジオにて行われたセッションを収録。O.Aする「Space Circus」にはBill Connors(g)とJean-Luc Ponty(vl)も参加。え?ビル・コナーズ??はいその通り。

Forever

午後4時半頃からは往年のモダンジャズファンを次々と現場へと引き戻している、と評判の(笑)「マイルス・デイヴィスの真実」。ここ数週はCOLUMBIAとPrestigeとの二重契約の時期についてとりわけ厚めに紹介しています。それだけに証言者も多く、これからさらなる飛躍を遂げるマイルスのターニングポイントでもあるので教授も熱弁をふるいます。今回はNew Quintetによるレコーディングの順序、COLUMBIAで3回、Prestigeでは6回行われた流れをおさらい。これらは1955年10月26日から1956年10月26日のわずか1年の間に行われています。話が滞留しているように聴こえる理由はここにあるわけですが、予算も潤沢に時間をかけて念入りにレコーディングされるCOLUMBIAスタイルと、気心知れた古巣Prestigeで行われるアットホームなレコーディング。不思議な事に両レーベルからそれぞれ名盤が誕生している理由は何だろうか。そのあたりを深く探るべく今週はPrestigeでのアルバム「The New Miles Davis Quintet」を中心に話を進めていきます。

The New Quintet

午後5時からは「Meet the Star」のコーナー。

今週は白髪のSmooth Jazz紳士・David Benoit(デヴィッド・ベノワ)が登場。今年の6月丸の内COTTON CLUBにて行われた来日公演の楽屋にお邪魔してインタビューを実施。Bill Evansから受けた影響、生ピアノとシンセを独自のセンスでミックスさせるベノワスタイルの奥義、彼のライフワークとも言われる「チャーリー・ブラウン」(かのスヌーピーのチャーリー・ブラウンの事)へのトリビュートについても話を伺いました。

Benoit

最新アルバムはHEADS UPからリリースされた「Earth Grow」。

これぞSmooth Jazzというnice sounds。

Earthglow-cover

午後5時半過ぎは特集の②。今週は世界のジャズフェスティバルで活躍した日本人アーティストを特集します。渡辺貞夫さん、山本剛さん、日野皓正さんらの名演を紹介します。

まずは1975年スイス・モントルージャズフェスティバルに出演した渡辺貞夫さんのライブ演奏を収録したアルバム「Swiss Air」から「WAY」

Swiss Air

(P )本田竹曠
(B )河上修
(DS)守新治
(FL)渡辺貞夫
(AS)渡辺貞夫

続いては山本剛さんの79年のモントルーから「やまちゃん節」炸裂の「Almost Like Being In Love」

Live In Montreux

Tsuyoshi Yamamoto(p)
Kunimitsu Inaba(b)
Tetsujiro Obara(ds)

最後はヒノテルさん。「ベルリン・ジャズ・フェスティバルの日野皓正」から「Alone, Alone, and Alone」を

Hino Berlin Jazz Festival

日野元彦 (ds)
日野皓正 (tp)
杉本喜代志(g)
植松孝夫(ts)
池田芳夫 (b)

という訳で本日午後4時からの2時間はInterFM「Jazz Conversation」をお楽しみ下さい。
それ以外の時間は東京国際フォーラムでお会いしましょう!

カテゴリー: Info

#035 先日はありがとうございました

#035 2010-09-03 先週はありがとうございました1

 ぼくは悲観的な人間なので、生放送でリクエスト大会をやったって「どうせ来ても数通でしょう」と思っていました。それで「来なけりゃ好きな曲をかけるまで」と居直ってスタジオに行ったんですが、開けてビックリ玉手箱でした。

 本当にありがとうございました。リクエストに応えることができた方、また応えられなかった方、リスナーを含めてすべての方に感謝です。しかも、どのメールにも温かいお言葉が添えられていました。多くの方に支えられているからこそ、こういう番組はできることを実感しました。

 できることならすべてのメールを紹介したかったです。手元にない曲のリクエスト・メールでも面白い内容のものがたくさんありましたし。そういうのも紹介するんだった、最後に紹介できなかった方の名前をすべて読み上げるんだったなど、さまざまな後悔と思いが頭の中で交錯しています。

 反省点は多々あります。とにかく余裕がなかった。次々とメールがぼくの前に回ってきて、それにざっと目を通し、次の曲を選ぶ、という繰り返し。メールの内容を十分に吟味しないまま放送してしまったことも申し訳なく思っています。せっかく丁寧に書いてくださったメールをおろそかに扱ってしまった反省は、今後の放送で生かさないと。

 でも、ディレクターやぼくが目指している「一方通行ではない放送」の一端は実現できたと思っています。ラジオならではの放送、「Jazz Conversation」にしかできない企画、そういったものをひとつひとつ実現していく楽しみはこの上ないものです。それもみなさんあってのこと。

#035 2010-09-03 先週はありがとうございました2

 ラジオ放送に関しては初心者です。どんなことをやればいいのか皆目わかりません。そうやって始めた「Jazz Conversation」ですから、常識から外れたこともやっています。それを良しとして、温かい目で見守っていてくれる局のスタッフやディレクター氏。そして、「こんな番組を待っていました」、「これからもこの感じで続けて」といったメールを寄せてくださるリスナーのみなさん。

 暗中模索の状態ですが、ずっと先に一点の明かりも見える気がします。理想は、これまで誰もやったことのないジャズ番組を作ること。何かのテーマに沿って曲をかけ、一般的な紹介で終わる内容なら、ぼくよりよっぽど上手なひとがいるでしょう。

 素人であることを逆手に取って、ぼくにしかできない番組を作るという発想は、実にイージーですが、結局はこれが最良の方策のようにも思われます。みなさんからお寄せいただいたメールを見ていると、このやり方は間違っていないと思えてきました。

 当然ですが、「つまらない」という意見もあるでしょう。こういう意見はなかなかメールで届きません。ですから応援メールが圧倒的に多くても、それが実情だとは露ほどにも思っていません。ただしぼくは八方美人じゃないですから、どなたにも気に入ってもらえる番組を作ろうとは考えていません。

 とにかく支持してくれるひとがいようといまいと、自分の考えていることをやるだけ。その考えに賛同してくれる方がいるならこんなに嬉しいことはありません。

「な~んだ、いろいろ書いているけど、結局やりたいことをやるって言ってるだけじゃないか」

 その通りです。ひとの目をうかがいながら物事をすることができない小川です。だから自分に正直にやっていれば、それでよし。それによって引き出される結論は甘んじて受ける。そういう人生観の持ち主なので、「Jazz Conversation」もこれでやっています。

 お礼を書くつもりだったのですが、なんだか妙な宣言をしてしまいました。とにかく、今回は「ありがとうございました。そしてこれからもよろしく」。この気持ちを伝えたかったんですけど。

カテゴリー: Info