
寒中お見舞い申し上げます。
1月も今日を入れてあと2日。365分の30が過ぎようとしています。12分の一を消化しつつあるとも言うでしょうか。スタジオに居る限りは空調や機材の熱で上着は不要ですが、仕事を終え外に出たときに襲う突き刺さるような寒さに思わず「甘辛ミックス」という言葉を思い出しました。屋外で仕事されている方のご苦労たるやいかほどかと頭が下がる思いです。こんなときは「焚き火でも」なんて思いますが、地球温暖化防止やらむやみやたらなCO2排出という事で近年はほとんど見かけませんし、乾燥もひどいのでおススメもしてはいけないでしょうね。従って、今ならさしずめ「大小、いろんな形もある携帯カイロ」をしのばせて暖をとって下さい。
さて本日最初の特集は月末恒例企画「今月の新譜から」です。2011年の年頭を飾った「良い作品」を並べてみましょう。
まずはインディーズからメジャーデビューとなった噂の大型ルーキー「ハクエイ・キム」。ユニバーサルJAZZの中に出来た新しいレーベル「area azzura」からのリリース。演奏もさることながらその美貌にも多くのファンを引きつける要素有り。「華のある男性ピアニスト」として今後も飛躍していくことでしょう。メジャーデビューアルバム「Trisonique」からタイトルチューンを。

Trisonique / Hakuei Kim
次は小川さんとも関わりのある作編曲家Vince Mendozaのオランダのオーケストラ「Metropole Orkest」による「ジョー・ザビヌル」へのトリビュート作品「Fast City」からタイトル曲を。

Fast City / Metropole Orkest, Vince Mendoza
続いてはピアニスト・秋吉敏子さんが昨年10月、生まれ故郷の中国でご自身のオーケストラを再結成され遠征したコンサートの模様を収録したアルバム「Toshiko Akiyoshi Jazz Orchestra Featuring Lew Tabackin in Shanghai」から生まれ故郷に想いを寄せ書いたとされる「Long Yellow Road」を。

今月は長尺モノが続いたので3枚でおしまいでした。
午後4時半からは別名「小川隆夫ショー」とも言われるモダンジャズ講義「マイルス・デイヴィスの真実」です。今週はマイルスバンドに起こった事件=ビル・エヴァンスの脱退、その背景と真実探ります。日増しに増える賛辞、そしてそれに比例して向上する実力がやがて「ダウンビート誌」での読者投票で「期待されるピアニスト」というジャンルでこの年ポール(1位)を獲得します。そうなると人は変わるもので、日頃立場的にも確執を感じていたマイルスバンドの居心地にいよいよ本格的に違和感を覚えるようになります。というところから今週の「真実」がはじまります。
紹介する作品はBill Evansのリーダー作「Everybody Digs」からMinority

「Kind of Blue」

午後5時からはゲストを迎える「Meet the Star」のコーナー。今日は凄い方がスタジオに来てくれます。現在活動休止中の「憂歌団」からフロントマンの木村充揮(きむらあつき)さん。実は3月にジャズカバーアルバムを発表する事が決まっているんですが、その前に木村さんのソロ作品が来週末2月5日から公開される映画「毎日かあさん」の主題歌に大抜擢されたっていうんで驚いていたら、何とタイミング良く今回直接お話を伺える機会がある、というのでスタジオに来て下さいました。実はドクターも憂歌団好きだったし、木村さんのソロ作品も収集されていたのでこんな恵まれたチャンスもなかなかないだろうと。
その「毎日かあさん」に使用される事になった「ケサラ〜Che Sara〜」が誕生したいきさつから抜擢までの流れ。そのほか憂歌団についても根掘り葉掘り。世紀の名曲「おそうじオバちゃん」もプレイさせてもらっちゃいます。

「ケサラ〜Che Sara〜」収録のアルバム「小さな花」
小泉今日子さん主演「毎日かあさん」
木村さんの30周年記念作品「30th」からは「天王寺」をプレイします。

これが1975年発表の憂歌団デビューアルバム




















