1月30日のJazz Conversationは

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寒中お見舞い申し上げます。

1月も今日を入れてあと2日。365分の30が過ぎようとしています。12分の一を消化しつつあるとも言うでしょうか。スタジオに居る限りは空調や機材の熱で上着は不要ですが、仕事を終え外に出たときに襲う突き刺さるような寒さに思わず「甘辛ミックス」という言葉を思い出しました。屋外で仕事されている方のご苦労たるやいかほどかと頭が下がる思いです。こんなときは「焚き火でも」なんて思いますが、地球温暖化防止やらむやみやたらなCO2排出という事で近年はほとんど見かけませんし、乾燥もひどいのでおススメもしてはいけないでしょうね。従って、今ならさしずめ「大小、いろんな形もある携帯カイロ」をしのばせて暖をとって下さい。

さて本日最初の特集は月末恒例企画「今月の新譜から」です。2011年の年頭を飾った「良い作品」を並べてみましょう。

まずはインディーズからメジャーデビューとなった噂の大型ルーキー「ハクエイ・キム」。ユニバーサルJAZZの中に出来た新しいレーベル「area azzura」からのリリース。演奏もさることながらその美貌にも多くのファンを引きつける要素有り。「華のある男性ピアニスト」として今後も飛躍していくことでしょう。メジャーデビューアルバム「Trisonique」からタイトルチューンを。

Trisonique

Trisonique / Hakuei Kim

次は小川さんとも関わりのある作編曲家Vince Mendozaのオランダのオーケストラ「Metropole Orkest」による「ジョー・ザビヌル」へのトリビュート作品「Fast City」からタイトル曲を。

Fast City- A Tribute To Joe Zawinul

Fast City / Metropole Orkest, Vince Mendoza

続いてはピアニスト・秋吉敏子さんが昨年10月、生まれ故郷の中国でご自身のオーケストラを再結成され遠征したコンサートの模様を収録したアルバム「Toshiko Akiyoshi Jazz Orchestra Featuring Lew Tabackin in Shanghai」から生まれ故郷に想いを寄せ書いたとされる「Long Yellow Road」を。

秋吉敏子ジャズ・オーケストラ イン 上海

今月は長尺モノが続いたので3枚でおしまいでした。

午後4時半からは別名「小川隆夫ショー」とも言われるモダンジャズ講義「マイルス・デイヴィスの真実」です。今週はマイルスバンドに起こった事件=ビル・エヴァンスの脱退、その背景と真実探ります。日増しに増える賛辞、そしてそれに比例して向上する実力がやがて「ダウンビート誌」での読者投票で「期待されるピアニスト」というジャンルでこの年ポール(1位)を獲得します。そうなると人は変わるもので、日頃立場的にも確執を感じていたマイルスバンドの居心地にいよいよ本格的に違和感を覚えるようになります。というところから今週の「真実」がはじまります。

紹介する作品はBill Evansのリーダー作「Everybody Digs」からMinority

Everybody Digs

「Kind of Blue」

Kind Of Blue

午後5時からはゲストを迎える「Meet the Star」のコーナー。今日は凄い方がスタジオに来てくれます。現在活動休止中の「憂歌団」からフロントマンの木村充揮(きむらあつき)さん。実は3月にジャズカバーアルバムを発表する事が決まっているんですが、その前に木村さんのソロ作品が来週末2月5日から公開される映画「毎日かあさん」の主題歌に大抜擢されたっていうんで驚いていたら、何とタイミング良く今回直接お話を伺える機会がある、というのでスタジオに来て下さいました。実はドクターも憂歌団好きだったし、木村さんのソロ作品も収集されていたのでこんな恵まれたチャンスもなかなかないだろうと。

その「毎日かあさん」に使用される事になった「ケサラ〜Che Sara〜」が誕生したいきさつから抜擢までの流れ。そのほか憂歌団についても根掘り葉掘り。世紀の名曲「おそうじオバちゃん」もプレイさせてもらっちゃいます。

小さな花

「ケサラ〜Che Sara〜」収録のアルバム「小さな花」

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小泉今日子さん主演「毎日かあさん」

木村さんの30周年記念作品「30th」からは「天王寺」をプレイします。

30th Party

これが1975年発表の憂歌団デビューアルバム

憂歌団

ogawa+Kimura

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#056 2010「Jazz Conversation」データ集(その3)

#056 2010「Jazz Conversation」データ集(その3)\\

「Jazz Conversation」アーカイヴス。3回目は「Meet The Star」のコーナーに登場してくれたアーティストの一覧です。
なお、最後に【緊急告知】もありますので、見てね。

第1回:チック・コリア
第2回:クオシモード
第3回:トッド・バルカン、プロデューサー
第4回:スパイク・ウィルナー、「スモールズ」オーナー
第5回:鈴木良雄
第6回:デヴィッド・サンボーン
第7回:守屋純子
第8回:ジェラルド・クレイトン
第9回:ディー・ディー・ブリッジウォーター
第10回:ハンク・ジョーンズ
第11回:ブランフォード・マルサリス+平賀マリカ コンサート告知
第12回:ジョージ・デューク
第13回:ヒラリー・コール+クリス・ボッティ・テレフォン・インタヴュー
第14回:ミシェル・カミロ&チューチョ・ヴァルデス
第15回:中村善郎
第16回:寺井尚子
第17回:クリス・ボッティ
第18回:市原ひかり
第19回:フレディ・コール
第20回:平戸祐介&松岡”matzz”高廣
第21回:TOKU
第22回:マルコス・ヴァーリ
第23回:デヴィッド・マシューズ
第24回:マイク・スターン&リチャード・ボナ
第25回:ラリー・カールトン&松本孝弘
第26回:パット・メセニー、共同インタヴュー
第27回:トレインチャ
第28回:ジェシ・ヴァン・ルーラー
第29回:バッキー&ジョン・ピザレリ
第30回:吉田治
第31回:中村健吾
第32回:デヴィッド・ベノワ
第33回:ロイ・ヘインズ
第34回:マーカス・ミラー
第35回:ウーター・ヘメル
第36回:エスペランサ
第37回:ダヴィド・ラインハルト+ジェフ・テイン・ワッツ・テレフォン・インタヴュー
第38回:渡辺香津美
第39回:ヘイリー・ロレン
第40回:エリック・ルイス+ジョヴァンニ・アレヴィ・テレフォン・インタヴュー
第41回:リー・リトナー
第42回:デイヴ・コーズ
第43回:サリナ・ジョーンズ+クリス・ボッティ・テレフォン・インタヴュー
第44回:ラムゼイ・ルイス
第45回:スタンリー・クラーク

こうやって眺めてみると、これもひと財産ですね。ウーン、満足。今年も頑張ろう。

【緊急告知】

#056 2010「Jazz Conversation」データ集(その3)2
来る2月7日(月)、午後1時から、先ごろオープンした「Step Corporation日本橋ショールーム」において、番組の公開収録を行ないます。
内容は、13日放送の最初のコーナーです。そのときに近くにいる方はぜひお立ち寄りください。

住所:東京都中央区日本橋本町1-4-9共同ビル1階 03-3274-3303

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コンサートチケット 多数のご応募有り難うございました

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1月24日午後7時「佐山雅弘\”Vintage”発売記念コンサート:東京文化会館小ホール」コンサートチケットプレゼントの締め切りとなりました。本当に多数の方からのご応募有り難うございました。当選された方にはすでにその日の夜にチケットを発送させて頂きましたのでもうお手元に届いているかと思います。
番組の中でも佐山さんがお話しされていましたが、東京文化会館の音の良さを生かした「PA無し」の生演奏。生楽器の生の響きを体感できるコンサートってそんなにありません。(路上ミュージシャンだって最近はミニアンプ置いてたりしますから)そんなわけで、心行くまで佐山さんの”Vintageワールド\”を楽しんできて下さい。良かったら感想も聞かせて下さい。
【スタッフ拝】
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【Big News】佐山雅弘コンサートチケットプレゼント+1月23日の内容

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きたる1月23日に放送のJazz Conversationのゲストとしてご出演されるピアニスト・佐山雅弘さんからなんと「アルバム”Vintage”発売記念コンサートチケット」のプレゼントを頂きました。

佐山雅弘\”Vintage”発売記念コンサート

  • 東京文化会館 小ホール
  • [出演者] 佐山雅弘トリオ Vintage
    佐山雅弘(Pf)、井上陽介(B)、大坂昌彦(Ds)
  • [料金/時間] 全席指定¥5,000
    open 6:30pm start 7:00pm
  • 問)東京音協 TEL03-3265-7855

このコンサートに5組10名様をご招待。ご希望の方はメールにて「チケットプレゼント希望」と書いてメールにてご応募下さい。

jazz@interfm.jp

締め切りは1月24日午後7時

当選者は番組スタッフから直接連絡を入れさせて頂きます。ふるってご応募下さい。

内容は新作「Vintage」を中心とした構成で、しかも音の良いホールなのでPAを使用せず本当の生演奏の迫力を味わって下さい、と佐山さん。

KICJ 608 Vintageジャケ写\\\\\\\\

新作「Vintage」の試聴は

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そして佐山さんのコメントです。

1月23日の放送内容に付いてもこの場を借りて紹介します。

まず最初の特集は「ジャズによるポップスカヴァー」

こんな人があんな曲を!?というラインナップからお楽しみ頂きます。まずはJoshua Redmanによるクラプトン・カヴァー「Tears in Heaven」を。一瞬イメージ湧かないと思いますがギターとsaxによるアレンジ。ギターは何とPat Metheny。

Wish

お次はオランダのピアニストLouis Van Dykeによる「When A Man Loves A Woman(男が女を愛する時)」。小川氏が彼を知る事となったAnn Burtonについても言及します。

WHEN A MAN LOVES A WOMAN

Weather Reportも自由奔放な演奏でMarvin Gayeを演ります。「What(s Goin On」

Sportin Life

コーナーの締めくくりは「特集②」でもピックアップする渡辺貞夫さん。邦人Jazzプレイヤーによるポップスカヴァーなんて想像もできかかった時代にリリースされた衝撃作「Sadao Plays Beatles & Bacharach」から「Ticket To Ride」を。

SADAO PLAYS BACHARACH & BEATLES

午後4時半頃からは「マイルス・デイヴィスの真実」

今週は「Jazz at The Plaza vol.1」と題されたライブアルバムについてのお話。マイルス・デイヴィスが所属するレーベル「COLUMBIA」の創立記念パーティーにDuke Ellington楽団と共に招かれ演奏したときの模様を録音されたものが1973年に突如として発売された。それが「世紀のセクステットを録音した!」と呼ばれるこのアルバム。

Jazz at the Plaza

記録的見地からもいわくつきのアルバムとしても今日もファンを悩ませる1枚である理由をドクターが丁寧に説明します。

録音状態も褒められたものではありませんが、確かに聴きしに勝るものはないと納得の内容。コルトレーンが、エヴァンスが「えっ!?」と思わせる演奏を展開します。このアルバムから

If I Were A Bell

My Funny Valentine

を紹介します。

午後5時からはゲストを迎える「Meet the Star」

上記の佐山雅弘さんがスタジオに登場。PONTA BOXのメンバーとして時代を築いたピアニスト。昨年12月にリリースされた「Vintage」の中から

Waltz For Debby

My Funny Valentine

James

を聴きます。Evans派と意識していない本人が「Evans派」と呼ばれる所以についても語ります。

佐山雅弘\\

後半の特集は「渡辺貞夫 in 60′s」

バークリー留学を終え帰国直後からの1960年代の貞夫さんのリリースをなぞります。「日本人でもここまでやるんだ」と世に「ジャズ」を、そして「渡辺貞夫」を知らしめた足跡を紹介したいと思います。

America「Jazz & Bossa」より

Jazz & Bossa

Here’s That Rainy Day「My Romance – Sadao Plays Ballads-」より

Sadao plays ballads

Iberian Waltz「IBERIAN WALTZ」より

Iberian Waltz

Tristeza「ブラジルの渡辺貞夫」より

ブラジルの渡辺貞夫

Gary, Outro Samba「PASTORAL」より

PASTORAL

それでは午後4時からいつもの場所でお会いしましょう。

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#055 2010「Jazz Conversation」データ集(その2)

#055 2011-01-20 2010「Jazz Conversation」データ集(その2)\

 前回から勝手に「Jazz Conversation」アーカイヴスをやっています。その2回目の今回は皆勤賞の「マイルス・デイヴィスの真実」。

第01回:マイルスとの出会い
第02回:おいたちと少年時代
第03回:ニューヨーク修業時代
第04回:初レコーディング~パーカー・クインテットに抜擢
第05回:パーカー・クインテットで初録音
第06回:西海岸に進出
第07回:西海岸での活躍
第08回:パーカーの呪縛から離れて
第09回:再びニューヨークへ
第10回:チャーリー・パーカー・クインテット・イン1947
第11回:初リーダー・レコーディング
第12回:パーカー・クインテットでのレコーディング
第13回:パーカー・クインテットでのレコーディング~その2
第14回:ギル・エヴァンスとの運命的出会い
第15回:ノネットがデビュー
第16回:『クールの誕生』を録音)
第17回:『クールの誕生』レコーディング秘話
第18回:初めてのパリ
第19回:大評判を呼んだパリ公演
第20回:ニューヨークでの挫】
第21回:西海岸のミュージシャンを触発
第22回:新たなる音楽への旅立ち
第23回:ハード・バップの萌芽
第24回:『ディグ』で始まったハード・バップ
第25回:アルフレッド・ライオンとの友情
第26回:ブルーノートのレコーディング
第27回:コールド・ターキー
第28回:ホレス・シルヴァーとの共演
第29回:ハード・バップの考察
第30回:喧嘩セッション
第31回:アーマッド・ジャマルの影響
第32回:チャーリー・パーカーの死
第33回:「ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル」での成功
第34回:レギュラー・クインテット結成
第35回:コルトレーンの加入
第36回:ニュー・クインテットによるレコーディング
第37回:クインテットによる未発表演奏
第38回:第1回目のマラソン・セッション
第39回:マラソン・セッションを味わう
第40回:ラウンド・アバウト・ミッドナイト
第41回:クインテットのその後
第42回:オーケストラへの関心
第43回:再びギル・エヴァンスと
第44回:マイルス・アヘッド
第45回:クインテットの再結成
第46回:『死刑台のエレヴェーター』
第47回:モード・ジャズへの助走
第48回:『マイルストーンズ』
第49回:グレイト・セクステット
第50回:ビル・エヴァンスが加入
第51回:ビル・エヴァンスとの初録音
第52回:ルグラン・オーケストラに参加

 その場でいつも適当なタイトルをつけていたのですが、こうやって眺めてみると、これだけでもマイルスの足跡がたどれるような気がします。と、自画自賛(ヘヘヘ)。

 2011年も皆勤賞を目指し、「マイルス・デイヴィスの真実」は続きます。乞うご期待!

 次回は「Meet The Star」をまとめます。

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