1月14日(日)第142回放送「TALKIN’ ON SUNDAY」

2018-01-21 / Category:Entry

古家正亨の「TALKIN’ ON SUNDAY」
本日も楽しんでもらえましたか?

今週は、先週までのゲスト、
株式会社イエスリフォームの代表取締役 斎藤直樹さんから
トーチを受け取ります、えがお相続相談室のメンバーで、
弁護士の福原竜一さんをお迎えしました。

 

 

■本日のゲスト、福原さんですが、この番組でも紹介しています
えがお相続相談室のみなさんが出版された書籍
「残される母親が安心して暮らすための手続きのすべて」の著者の一人であります。
そんな福原さんに、ぜひ伺ってみたい話題があるんですが
実は相続法制の大幅な見直し案が、明日からの通常国会に提出されることが
明らかになりましたよね?
これによって、どんな変化が出てきそうですか?
相続法の改正案の中で、私が注目しているのは、
配偶者の方の生活保障の観点から予定されている改正案です。
これはまさに、残された母親を保護するための改正と言えます。


■具体的にどんな改正案が提案されているのですか?

大きく分けて、配偶者の居住権と
遺産分割に当たって、配偶者を優遇することの2点です。

まず、配偶者の居住について、
今までの法律では家の所有権とは別に居住権というのは規定していませんでしたが、
これからは新たに規定することが提案されています。
お母様が旦那様の所有していた家に住む場合、
長期居住権と短期居住権の二つが予定されています。
短期の場合、旦那様の家を一定期間、無償で住むことができます。
長期の場合、旦那様が長期の居住権を与えるなどの遺言がある場合、
終身、もしくは長期間、家に住み続けることができます。

次に遺産分割に当たって、配偶者を優遇する、という提案です。
予定されているのは、結婚している期間が20年以上の夫婦について、
遺言などで相続を受ける場合、自宅などの価値を遺産の総額に足さないで
母親が受け取ることができる、という案です。

■相続の中でも、よく耳にするワード“遺産分割協議”について伺いたいのですが、
まずは、この“遺産分割協議”とは、何なのか教えてもらえますか??

言葉の通り、遺産を分けるための話し合いのことです。
具体的には、相続人となる方全員が合意をして、
亡くなった方の遺産の分け方を決めることを言います。

■みなさんもなんとなく、“遺産分割協議”について分かったんではないでしょうか。
では、それを踏まえて、こんなケーススタディをしてみましょう。

ケーススタディ

遺産分割協議をする為に、先日、私の兄弟3名が
家庭裁判所に調停の申し立てをしました。
私は前回家庭裁判所に呼ばれて話を聞きました。
私は長男で、姉妹3名がまとまって、
私に遺産分割協議の話を何度か持ってきましたが
拒否しておりました。親の残した土地に関してです。
私は年も70才に差し掛かって来て収入も資産も無いので困惑しております。
このまま、遺産分割協議がまとまらない場合には、
どの様な流れで法律上の手続きが進むのでしょうか?

遺産分割協議というのは、まずは当事者同士で話し合います。
これでまとまらない場合は家庭裁判所に対して
調停を申し立てて、遺産分割をします。
このケースでは、裁判所で個人の主張をした上で、
割り振りが決まるとおもいます。
財産が不動産ということですので、これの分け方としまして、
お一人の方がこれを全て引き取るとなると、
他の方にはその分のお金を支払います。
また、それが難しい場合、不動産を売って、
そのお金をみなさんで分けるという方法があります。
お話し合いなので、拒否することは可能ですが、
拒否し続けた場合、その不動産について相続の割合に応じて
共有になることが実務的に多いです。

 

この番組では、来週から新コーナーをスタートすることになりました。
その名も「相続ROOM 897」。
このコーナーでは、このコーナーでは、相続に関する様々な疑問や用語解説、
さらには、今日行ったような、様々なシチュエーションにおけるケーススタディなどを
専門家の先生をマンスリーでお迎えし、お送りしていきます。

そして、みなさんからの相続に関する質問や疑問などを募集します。
ぜひ、番組までメールで送ってください。

 

 

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