3/22 Tokyo Scene avec RJHH #16

2019年3月22日 / Category:Entry

Tokyo Scene avec RJHHReal Japanese Hip Hop#16

Bonsoir/ボンソワール(=こんばんは) 東京、ボンソワールInterFM897 Tokyo Sceneリスナーの皆さん。 チームReal Japanese Hiphopと ロジェがフランス パリからフランス語でお届けするTokyo Scene avec Real Japanese hiphop今夜は『Tokyo Scene avec RJHH』 第16回の放送になります。先週のフォーマットの好評を受けて、今週も新譜、オールドスクール織り交ぜながらお届けします。

今夜のオープニング曲はフレンチラップから。女性ラッパーのPumpkinの曲を一月の放送でかけて「またかけてほしい」との反響が大きかったので今夜もう一曲紹介することにしました。今夜かけるChimiq (化学)は、昨年11月にリリースされたアルバム『Astronaute(宇宙飛行士)』収録曲でフランスのNantesでPumpkin & ビートメイカーVin’S da Cuero がフックアップして以来のコンビによるものです。フランス語を活かした彼女のリリシズムとフロウがBoombap寄りの楽曲に乗せて見事に置かれていくのが彼女のラップの特徴です。ではPumpkinのCimiqで『Tokyo Scene avec RJHH』 第16回スタート!

① Pumpkin & Vin’S da Cuero/ Chimiq

これから二曲続けてお聴きいただく一曲目は RENE MARS & Rylax のTemptationで (Remix) feat. NORIKIYO & AKLOヴァージョンです。RENE MARSは数年以来追っていて、この道の上 という曲も大好きです。

音楽センスも制作にかける手塩の量・質も素晴らしく尊敬しています。E.R.I とのコラボレーションもよくみられるのでそちらもチェックしてみてください。Temptationの今夜のバージョンは昨年末リリースされたアルバム『CONTRAST』に収録されています。

止まらずに続けてお聴きいただくのはDJ TATSUKI feat. Kvi Baba & ZORNでInvisible Lights DJ TATSUKIのことは昨年発表のDJ CHARI & DJ TATSUKI待望のアルバム『THE FIRST』で知りました4. Next (feat. SUSHIBOYS) 5. NIGHT OUT (feat. VIGORMAN & SAKURA) 9. Good Die Young (feat. RYKEY & Pablo Blasta) 等、客演も内容も豪華でどの曲も聴き応えありのマストアルバムといえます、今夜かける曲は2019年1月31日シングルとしてリリースされた曲でProd by DJ TATSUKI Beats by PENTAXX.B. Fです。DJ TATSUKIは四才からバイオリンを習っていて今でも弾けるとか。聴いてみたい!それではTemptationInvisible Lights 二曲続けてどうぞ。

② RENE MARS & Rylax / Temptation (Remix) feat. NORIKIYO & AKLO

③ DJ TATSUKI – Invisible Lights feat. Kvi Baba & ZORN

ここからRJHHメンバーEmikoによるセレクト二曲が続きます。その一曲目は

ラッパーHANG x ピアニスト-SSWのRina KohmotoによるユニットThe bluesonicsの曲でNewWorld、2013年発表『Sailing』収録、mix by Yue Cueの曲です。「通常は合唱コンクール仕様ソルフェージュ生徒作曲風ピアノ伴奏曲への興味は特に無い」などとEmikoが斜に構えてイチャモンつけそうなピアノ伴奏パターンなのになんでわざわざこの曲を選んだのか疑問…。優等生的ピアノ伴奏にヤンチャしかしないSonny boy的HANGの声でレトリックを削ぎ落したリリシズムのラップが絡みではなく並走するのを聴いて調子狂ったらしいです。喰わず嫌いが覆される瞬間に刺さるのだそうです。

このユニットの後、Rinaはピアニストとしてのさらなる飛躍のため留学してしまい、HANGはラップ×日本列島縦断の旅に出ます。HANGは唾奇、MuKuRo、ParkGolf、Sweet William、44…といった時代を担うアーティスト達と共演したりしながら真っ直ぐに心を打つラップ、ステージを続けています。

そのまま続けてお聴きいただくのはラッパー環ROY×鎮座DOPENESSとタブラー奏者U-zhaanによるユニットが先月そのMusic Videoを公開したBUNKAキックとスナップはTokyo Scene avec RJHH 第12と14回でも紹介したmabanua。

鎮座Dopenessのほぼ人間国宝級、落語の名人芸みたいな匠ラップと環Royのアカデミシャン体ラップ、彼らの余裕のハイスペックに掛かると、NYCで起こったBlock Party~ヒップホップ史×民族楽器タブラー の先人達レフェンスの怒涛の羅列が交差するのも抵抗なく脳天へ入って来るのだそう。

④    The bluesonics (Rina Kohmoto×HANG)/ NewWorld

⑤    U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS/ BUNKA

Tokyo Scene avec Real Japanese Hiphop、そろそろお別れのお時間ですが心配しないで、もう一曲一緒に聴きましょう。今夜のクローズ曲に僕がセレクトしたのはOld School から伝説のラッパーBird feat. BUDDHA BRANDのDev Large、そしてSuikenの楽曲Realize。Dev Largeといえば日本のヒップホップパイオニアで、ヒップホップミュージシャンMCトラックメイカープロデューサーDJリミキサー1990年代BUDDHA BRANDのMC、リーダーとして活動、2005年にアーティスト名をD.Lに改名。また、レーベル「EL DORADO RECORDS」及び「DEVASTATOR RECORDING」の総帥を務めたりと日本のヒップホップ基礎を築いた人物。今夜ラストにお聴きいただくRealizeはBird のアルバム『Free Soul Collection』から選びました。リリックの有効な置き方も最高です。では、この後もInterFM897 と一緒によい夜お過ごしください。また来週お会いしましょう。どうぞよい週末をお過ごしください。

⑥ Bird/ Realize feat. Suiken, Dev Large