ラマンの光と影
土曜日, 7 月 31st, 2010放送日です。
花火映画特集、ラスト一曲はこれ行きましょう。
日本映画「ラマン」より、ポラリスの「光と影」。
「ラマン」(フランス語で恋人、愛人の意)というと、マルグリット・デュラス原作、ジャン=ジャック・アノー監督のフランス映画を思い浮かべる方も多いと思いますが、これは別物。
やまだないとの漫画を原作にして、廣木隆一が監督したものです。
A、B、Cと呼ばれる三人の男が、華子という少女を共同で愛人にする・・・というストーリーですが、映画版にはこの四人が、一緒に花火を見物する場面がありました。
川べりの土手に座りこみ、缶ビールなどをあおりつつ、対岸にあがる花火を眺めているんですが、ここで流れたのが「光と影」。
この場面がいいんです。
三人の男は、花火を見ながら切なそうな顔になる。
それに気づいた華子は、ふと、「この人たちにも子供の頃があったんだ」と思い、彼らと心がつながるのを感じるのです。
美しく輝くけれど、はかなく消えてしまう。
そんな花火の特徴が、登場人物の心理と巧みに重ねられていました。
では21:30,インターゾーンでお会いしましょう。