夢邪鬼の作った世界
水曜日, 9 月 1st, 2010「ビューティフル・ドリーマー」の後半では、いったい何が起きているのか、真相が明らかになります。
あたるたちは、夢邪鬼(むじゃき)という妖怪の作った夢の世界に閉じこめられていたのです!!
夢邪鬼は、名前の通り夢を操って人々を惑わす存在。
その夢邪鬼が、ヒロインのラムと出会い、彼女のために夢の世界を作り上げようとするんですな。
ところがラムが望んだのは、「今の日常がいつまでも続くこと」。
かくして、同じ一日が永遠にリピートされる世界が誕生したわけです。
真相を知ったあたるは、現実に戻る方法はないかとさぐりはじめ、それを阻止しようとする夢邪鬼と、ナンセンスな知恵比べを展開することになるのですが・・・
これって、いわゆる「バーチャル・リアリティ」ですよね。
バーチャル・リアリティをテーマにした映画は、「マトリックス」三部作をはじめ、「イグジステンズ」、「オープン・ユア・アイズ」、あるいは今年の夏に公開された「インセプション」など、今では珍しくありませんが、1984年の段階でこの内容をやってのけたのには敬服させられます。
ちなみにこの年には宮崎駿監督も、出世作「風の谷のナウシカ」を発表しており、日本アニメにとっては大きな当たり年だったといえるでしょう。
星さんのスコアは、ときに軽妙、ときに雄大、ときに繊細と、さまざまな表情を見せながら、「ビューティフル・ドリーマー」の世界を盛り上げています。
どうぞ。