Bybitで取引を始めたいけれど、日本円で直接入金できるのか分からない、国内取引所からの送金方法が複雑そうで不安、クレジットカードやPayPayは使えるのか知りたい――そんな疑問を抱えていませんか?
特にBybitは日本円の直接入金に対応しておらず、仮想通貨での送金が基本となるため、国内取引所との連携や適切な入金ルートの選択が不可欠です。
手数料の高い方法を選んでしまうと、取引前に大きなコストを払うことになり、入金ミスをすると資金が宙に浮いてしまう可能性もあります。
さらに、GMOコイン・bitFlyer・Coincheck各社からの送金手順、ネットワーク選択(TRC20・ERC20・BEP20)の違い、手数料を最安にする組み合わせ、入金が反映されない時の対処法、2025年10月最新の入金ボーナス情報まで網羅しています。
Bybitで使える3つの入金方法|初心者におすすめのやり方

Bybitは世界有数の仮想通貨取引所ですが、日本人ユーザーが資金を入金する際には独特の方法を理解しておく必要があります。
国内の仮想通貨取引所と異なり、Bybitでは日本円の直接入金に対応していないため、仮想通貨を経由した入金が基本となります。
海外取引所のBybitでは、まず国内取引所で仮想通貨を購入してから送金する流れが一般的です。初めての方は戸惑うかもしれませんが、手順を押さえれば難しくありません。
本記事では、Bybitで利用できる3つの主要な入金方法を詳しく解説し、初心者が安全かつスムーズに資金を入れるための最適なルートを紹介します。
Bybitは日本円で直接入金できない|仮想通貨経由が基本
Bybitは海外の仮想通貨取引所であり、2025年10月現在、日本円での直接入金には対応していません。
これは金融庁の登録を受けていない海外取引所に共通する特徴で、日本の銀行口座から直接Bybitの口座へ日本円を振り込むことはできない仕組みになっています。
そのため、日本からBybitに資金を入れるには、まず国内の仮想通貨取引所で日本円を仮想通貨に交換し、その仮想通貨をBybitへ送金するという手順が基本となります。
- 国内取引所で日本円を入金
- BTC、XRP、USDTなどの仮想通貨を購入
- Bybitのウォレットアドレスへ送金
一見複雑に見えますが、慣れれば10分程度で完了する作業です。銀行の営業時間に縛られず24時間365日いつでも入金できるのは大きなメリットですね。
この仕組みは一見複雑に思えますが、慣れてしまえば10分程度で完了する作業です。
また、仮想通貨を経由することで、銀行の営業時間に縛られず24時間365日いつでも入金できるメリットもあります。
Bybitで使える入金方法は3パターン|特徴とメリット比較
Bybitへの入金方法は主に3つのパターンに分類されます。
それぞれ手数料・速度・安全性・難易度が異なるため、自分の状況に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
初めて入金する方は、どの方法が自分に合っているか、この章でしっかり比較しましょう!
①国内取引所からの仮想通貨送金
最も一般的で推奨される方法です。
国内取引所で日本円を仮想通貨に交換し、Bybitへ送金します。
手数料は国内取引所の送金手数料のみで、Bybit側の入金手数料は無料です。
送金にかかる時間はネットワークの混雑状況によりますが、通常は10分から30分程度で完了します。
📝 この方法のメリット・デメリット
メリット:
- 手数料が比較的安い
- 送金の透明性が高い
- ブロックチェーン上で送金状況を追跡できる
- 資金の所在が常に確認できる
デメリット:
- 事前に国内取引所の口座開設が必要
- 本人確認(KYC)が必須
- 初回は準備に数日かかる
安全性と手数料の安さを重視するなら、国内取引所経由が断然おすすめです!
②クレジットカード・デビットカード購入
Bybitの画面上で直接クレジットカードやデビットカードを使って仮想通貨を購入する方法です。
Visaやマスターカードに対応しており、最短数分で仮想通貨を入手できます。
📝 この方法のメリット・デメリット
メリット:
- 手続きが簡単で速い
- 国内取引所を経由せず即座に購入可能
- カード情報を入力するだけで完了
デメリット:
- 手数料が3~5%程度と高め
- 為替手数料も別途発生する場合がある
- カード会社によっては購入をブロックされる
- 頻繁に入金するとコスト面で不利
緊急で入金したいときは便利ですが、手数料が高いので日常的な利用は避けた方がいいですね。
③P2P取引(個人間取引)
BybitのP2Pプラットフォームを通じて、他のユーザーから直接仮想通貨を購入する方法です。
銀行振込、PayPay、LINE Payなどの日本円決済手段を使って、相手に支払いを行い、その対価として仮想通貨を受け取ります。
📝 この方法のメリット・デメリット
メリット:
- 国内取引所を持っていなくても日本円で直接購入可能
- P2P取引自体の手数料は無料または低額
- 多様な決済手段に対応
デメリット:
- 取引相手の信頼性を確認する必要がある
- 詐欺のリスクがゼロではない
- 初心者には取引の流れが複雑
- 相手の対応速度によっては時間がかかる
P2P取引は便利ですが、初めての方は相手の評価をしっかり確認してから取引しましょう!
3つの入金方法の比較まとめ
以下に3つの方法の比較をまとめます。
| 比較項目 | 国内取引所経由 | クレジットカード | P2P取引 |
|---|---|---|---|
| 手数料 | 最も安い(送金手数料のみ) | 最も高い(3~5%+為替手数料) | 無料または低額 |
| 速度 | 中程度(10~30分) | 最速(数分) | 相手次第(即時~数時間) |
| 安全性 | 最も高い(ブロックチェーンで追跡可能) | 高い(カード会社の保護あり) | 相手の信頼性に依存 |
| 初心者向け | ◎ 最も推奨 | △ 緊急時のみ推奨 | △ やや複雑 |
- コストを重視するなら:国内取引所経由が最適
- スピードを重視するなら:クレジットカードが最速
- 国内取引所を持っていないなら:P2P取引が選択肢
- 初心者の方には:国内取引所経由を強く推奨
初心者におすすめは国内取引所からのUSDT送金
初めてBybitに入金する方には、国内取引所からのUSDT(テザー)送金を最も強く推奨します。
USDTは米ドルと1対1で価値が連動するステーブルコインで、価格変動がほとんどないため、送金中に資産価値が変動するリスクを避けられます。
- 価格変動がほとんどなく、送金中の為替リスクを回避できる
- Bybitでの取引ペアが豊富で、入金後すぐに取引開始可能
- 国内取引所から直接購入・送金できて手続きがシンプル
価格変動リスクを回避できる安定性
ビットコインやリップルなどの仮想通貨で送金する場合、送金中に価格が大きく変動すると、Bybitに到着した時点で資産価値が減少している可能性があります。
例えば、10万円分のビットコインを送金している間に価格が5%下落すれば、到着時には9.5万円分の価値しか残りません。
一方、USDTは価格が安定しているため、このような為替リスクをほぼ回避できます。
送金には通常数分〜数十分かかりますが、その間にビットコインが急落するリスクを考えると、安定したUSDTの方が安心ですね
取引の利便性が高い
また、USDTはBybitでの取引ペアが豊富で、多くのアルトコインがUSDT建てで取引されています。
入金後すぐに取引を始められる利便性も大きなメリットです。
ビットコインで入金した場合、取引前に一度USDTなどに交換する手間が発生することがあります。
USDT対応の主要国内取引所
国内取引所でUSDTを購入できる主要な取引所には、GMOコイン、bitbank、ビットトレードなどがあります。
これらの取引所では、日本円でUSDTを直接購入し、Bybitへ送金できます。
送金手数料は取引所によって異なりますが、多くの場合無料または数百円程度に設定されています。
| 取引所 | USDT送金手数料 | 特徴 |
|---|---|---|
| GMOコイン | 無料 | 送金手数料無料で初心者に最適 |
| bitbank | 変動制 | 取引量が多く流動性が高い |
| ビットトレード | 変動制 | 多様なアルトコインに対応 |
ネットワーク選択の重要性
USDTは複数のブロックチェーンネットワーク(ERC20、TRC20、BEP20など)に対応していますが、送金元と送金先で同じネットワークを選ばないと資金を失う可能性があります。
初心者には手数料が安いTRC20ネットワークが推奨されますが、国内取引所が対応しているネットワークを確認し、Bybit側でも同じネットワークの入金アドレスを取得することが重要です。
- TRC20(Tronネットワーク):送金手数料が最も安く、着金も速い(推奨)
- ERC20(Ethereumネットワーク):最も普及しているが手数料が高い
- BEP20(BNB Chainネットワーク):手数料が安く、速度も速い
ネットワークを間違えると資金が取り出せなくなるので、送金前に必ず送金元と送金先で同じネットワークを選んでいるか確認しましょう
初回は必ず少額でテスト送金
初回は必ず少額(1,000円程度)でテスト送金を行い、正常に着金することを確認してから本送金を行うことで、操作ミスによる資金損失を防げます。
テスト送金が成功すれば、以降は同じ手順で安全に入金を繰り返すことができます。
📝 テスト送金の手順
- 国内取引所でUSDTを少額(1,000円程度)購入
- Bybitで入金アドレスとネットワークを確認
- 国内取引所から同じネットワークで送金
- Bybitで着金を確認(通常数分〜30分程度)
- 成功したら、同じ手順で本送金を実施
長期的に最もコスパの高い入金方法
この方法をマスターすれば、Bybitでの取引を安全かつ効率的に始められます。
国内取引所の口座開設には数日かかる場合がありますが、一度セットアップしてしまえば、長期的に最もコストパフォーマンスの高い入金方法として活用できます。
最初は手間に感じるかもしれませんが、手数料の節約や安全性を考えると、国内取引所経由のUSDT送金が断然おすすめです
Bybit入金前に準備しておくこと

Bybitで取引を始めるには、まず入金が必要ですが、いきなり入金操作を始める前に準備しておくべき項目があります。
これらを事前に整えておくことで、入金をスムーズに行えるだけでなく、セキュリティ面でも安心して取引を開始できます。
- 国内取引所の口座開設と入金
- Bybitの本人確認(KYC)完了
- セキュリティ設定(二段階認証・出金パスワード)
Bybitへの入金は主に国内取引所から仮想通貨を送金する方法が一般的です。
そのため、Bybit側の準備だけでなく、送金元となる国内取引所の口座開設も必要になります。
国内取引所は金融庁に登録された暗号資産交換業者を選ぶことで、安全性が高まります。
また、Bybitでは一定額以上の出金や取引機能を利用するために本人確認(KYC)が必須となっており、入金前に済ませておくことで後々の手続きがスムーズになります。
さらに、仮想通貨取引では資産を守るためのセキュリティ設定が極めて重要です。
二段階認証や出金パスワードといった基本的なセキュリティ対策を入金前に設定しておくことで、不正アクセスや資産流出のリスクを大幅に減らすことができます。
特に二段階認証は、第三者による不正ログインを防ぐ最も効果的な手段です。入金前の設定を強くおすすめします。
以下では、Bybit入金前に準備しておくべき3つの重要項目について、具体的な手順と注意点を解説します。
本人確認(KYC)は必須|先に済ませておこう
Bybitで本格的に取引を行うには、本人確認(KYC:Know Your Customer)の完了が必須です。
本人確認を済ませていない場合、出金額に制限がかかるほか、一部の取引機能や特典プログラムが利用できません。
入金はできても出金できないと困りますよね。口座開設したらすぐに本人確認を済ませておくのがおすすめです!
Bybitの本人確認にはレベル1とレベル2があり、それぞれ提出する書類と利用できる機能が異なります。
| レベル | 必要書類 | 主な機能 |
|---|---|---|
| レベル1 | 基本的な個人情報・身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど) | 1日あたりの出金上限が大幅に引き上げ・ほとんどの取引機能が利用可能 |
| レベル2 | 居住地証明書(公共料金の請求書や住民票など) | より高額な出金・法人向けサービスの利用が可能 |
レベル1では基本的な個人情報の入力と身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)の提出が求められます。
レベル1を完了すると、1日あたりの出金上限が大幅に引き上げられ、ほとんどの取引機能が利用可能になります。
レベル2ではさらに居住地証明書(公共料金の請求書や住民票など)の提出が必要で、より高額な出金や法人向けサービスの利用が可能になります。
- Bybitのアプリまたはウェブサイトから「アカウント&セキュリティ」メニューに進む
- 「本人確認(KYC)」を選択
- 画面の指示に従って必要情報を入力
- 身分証明書の写真をアップロード
- 審査完了を待つ(通常数分~数時間、混雑時は1営業日程度)
本人確認の手続きは、Bybitのアプリまたはウェブサイトから「アカウント&セキュリティ」メニューに進み、「本人確認(KYC)」を選択することで開始できます。
画面の指示に従って必要情報を入力し、身分証明書の写真をアップロードします。
審査は通常数分から数時間で完了しますが、混雑時には1営業日程度かかる場合もあります。
入金後に本人確認が完了していないことに気づいて慌てることがないよう、口座開設と同時に本人確認を済ませておくことを強くおすすめします。
本人確認は後回しにせず、口座開設したその日に済ませてしまいましょう。スムーズに取引を始められますよ。
国内取引所の口座開設も必要|おすすめは3社
Bybitは海外の仮想通貨取引所であるため、日本円を直接入金することはできません。
そのため、まず国内の仮想通貨取引所で日本円を仮想通貨に交換し、その仮想通貨をBybitに送金する必要があります。
この工程があるため、Bybitへの入金を行うには事前に国内取引所の口座開設が必須となります。
国内取引所の選び方が、Bybitへの入金コストを大きく左右します!
国内取引所を選ぶ際の重要なポイントは、送金手数料の安さ、送金に対応している仮想通貨の種類、そして送金制限の有無です。
2025年現在、国内取引所は金融庁が定める「トラベルルール」という規制に対応しており、海外取引所への送金に一定の制限がある場合があります。
Bybitへの送金に適した国内取引所として、以下の3社がおすすめです。
📌 ビットフライヤー(bitFlyer)
まず、ビットフライヤー(bitFlyer)は日本最大級の取引所で、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)などの主要通貨の取り扱いがあります。
送金手数料は通貨によって異なりますが、セキュリティ面での信頼性が高く、初心者にも使いやすいインターフェースが特徴です。
📌 GMOコイン
次に、GMOコインは送金手数料が無料である点が大きな魅力です。
ビットコインやイーサリアム、リップルなど多くの通貨を手数料無料で送金できるため、コストを抑えてBybitに入金したい方に最適です。
また、取引所形式での購入も可能で、スプレッドを抑えた取引ができます。
送金手数料無料のGMOコインは、頻繁に送金する方に特におすすめです!
📌 ビットバンク(bitbank)
最後に、ビットバンク(bitbank)は取引所形式に特化しており、販売所形式と比べてスプレッドが狭く、有利なレートで仮想通貨を購入できます。
送金手数料は通貨によって異なりますが、取引コストを総合的に抑えられる点が評価されています。
- 本人確認書類の提出が必要
- 審査完了まで通常1〜3営業日程度
- Bybitでの取引開始前に手続きを進めておくことが重要
これらの国内取引所の口座開設には、本人確認書類の提出が必要で、審査完了まで通常1〜3営業日程度かかります。
Bybitでの取引を始めたいと思ったら、まず国内取引所の口座開設手続きを進めておくことが重要です。
二段階認証と出金パスワードを設定しておく
仮想通貨取引において、セキュリティ対策は資産を守るための最優先事項です。
Bybitへ入金する前に、必ず二段階認証(2FA:Two-Factor Authentication)と出金パスワードの設定を完了しておきましょう。
セキュリティ設定は面倒に感じるかもしれませんが、大切な資産を守るために絶対に必要な対策です。入金前に必ず済ませておきましょう。
🔐 二段階認証(2FA)とは
二段階認証は、ログイン時や重要な操作を行う際に、パスワードに加えてもう一つの認証要素を求めることで、不正アクセスを防ぐセキュリティ機能です。
Bybitでは、Google認証システム(Google Authenticator)を使った認証方法が推奨されています。
Bybitのアカウント設定画面から「セキュリティ」メニューに進みます。
「Google認証」を選択し、表示されるQRコードを確認します。
Google AuthenticatorアプリでQRコードをスキャンし、生成される6桁のコードを入力することで設定が完了します。
二段階認証を設定することで、万が一パスワードが漏洩した場合でも、スマートフォンを持っていない第三者はアカウントにアクセスできなくなります。
🔑 出金パスワードの重要性
出金パスワードは、Bybitから仮想通貨を出金する際に必要となる専用のパスワードです。
ログインパスワードとは別に設定することで、仮に第三者がアカウントにログインできたとしても、資金を引き出すことを防げます。
出金パスワードは、アカウント設定の「セキュリティ」メニューから設定でき、ログインパスワードとは異なる複雑なパスワードを設定することが推奨されます。
ログインパスワードと出金パスワードを同じにしてしまうと、セキュリティの意味が薄れてしまいます。必ず別々のパスワードを設定しましょう。
これらのセキュリティ設定は、入金後でも設定可能ですが、資金がアカウントに入っている状態で設定を行うよりも、入金前に済ませておく方が安全です。
特に初めて仮想通貨取引を行う方は、セキュリティの重要性を十分に理解し、面倒でも必ず設定を完了してから入金を行うようにしましょう。
- 二段階認証はGoogle認証システムを使用する
- SMS認証はSIMスワップ攻撃のリスクがあるため避ける
- 出金パスワードはログインパスワードとは別に設定する
- 必ず入金前にすべてのセキュリティ設定を完了させる
国内取引所からBybitへ仮想通貨を送金する手順

Bybitへ資金を入金する最も確実で手数料を抑えられる方法は、国内取引所で仮想通貨を購入してからBybitへ送金する方法です。
Bybitは日本円の直接入金に対応していないため、bitFlyerやGMOコイン、Coincheckなどの金融庁登録済み国内取引所を経由する必要があります。
💡 国内取引所を経由することで、安全かつ確実にBybitへ資金を移動できます。
- 国内取引所で仮想通貨を購入
- Bybitで入金用アドレスを取得
- 国内取引所から送金を実行
- Bybitの口座で着金を確認
国内取引所からBybitへの送金は、大きく分けて4つのステップで完了します。
まず国内取引所で仮想通貨(USDT、XRP、ビットコインなど)を購入し、次にBybitで入金用のアドレスを取得します。
その後、国内取引所の送金画面でBybitのアドレスを指定して送金を実行し、最後にBybitの口座に着金を確認します。
⚠️ テスト送金を怠ると、間違ったアドレスに送金してしまい、資金を失う可能性があるので注意が必要です。
⏱️ 送金時間の目安
送金にかかる時間は選択する通貨とネットワークによって異なり、XRPであれば数分、ビットコインでは30分から1時間程度が目安です。
送金手数料も国内取引所ごとに異なるため、頻繁に送金する場合は送金手数料が無料のGMOコインの利用が推奨されます。
GMOコインからUSDTをBybitへ送金するやり方(推奨)
GMOコインは国内取引所の中で唯一、暗号資産の送金手数料が完全無料です。
特にUSDT(テザー)の送金に対応しているため、Bybitでの取引に直結する通貨を無駄なコストなしで送金できる点で最も推奨される方法です。
GMOコインの公式サイトによると、預入・送金・出金手数料がすべて無料となっており、頻繁に資金を移動させるトレーダーにとって大きなメリットがあります。
送金手数料が無料なので、テスト送金も気軽にできるのが嬉しいポイントです!
- 送金手数料が完全無料
- USDTを直接送金可能
- 複数のネットワーク(TRC20/ERC20/BEP20)に対応
- テスト送金のコストもゼロ
GMOコインのスマホアプリまたはWebサイトにログインし、「預入/送付」メニューから「暗号資産」を選択します。
次に送付する通貨として「USDT」を選び、「新しい宛先を追加する」をタップします。
Bybit側では、アプリまたはWebサイトにログインして「資産」→「入金」と進み、入金する通貨として「USDT」を選択します。
ここで重要なのがネットワークの選択で、USDTは複数のブロックチェーンで発行されているため、TRC20(トロン)、ERC20(イーサリアム)、BEP20(バイナンス)などから選ぶ必要があります。
手数料が最も安いTRC20を選択することを推奨します。
ネットワークを選択すると入金アドレスが表示されるので、このアドレスをコピーします。
GMOコイン側に戻り、先ほどの宛先登録画面でBybitのUSDT入金アドレスを貼り付け、宛先名称(例:「Bybit USDT」)を入力して登録します。
初回登録時はメールやSMSでの認証が求められる場合があるため、認証コードを入力して宛先を確定させます。
宛先が登録できたら、送付画面で登録した宛先を選択し、送付数量を入力して送金を実行します。
GMOコインは送金手数料が無料なので、テスト送金のコストを気にする必要がありません!
⚠️ ネットワーク選択の注意点
送金時にGMOコインとBybitで選択するネットワークは必ず同じものにしてください。異なるネットワークを選択すると資金が失われる可能性があります。
bitFlyerからXRPをBybitへ高速送金する手順
XRP(リップル)は送金速度が非常に速く、数分以内にBybitへの着金が完了する点が最大の特徴です。
ビットコインが承認に30分以上かかることもあるのに対し、XRPは独自のコンセンサスアルゴリズムにより数秒から数分で送金が完了します。
bitFlyerはXRPの取り扱いがあり、日本円からの購入も簡単なため、急いで資金をBybitに移したい場合に適した選択肢です。
他の通貨と比べて圧倒的に速いので、トレードのチャンスを逃したくないときに便利ですね!
bitFlyerのアプリまたはWebサイトにログインし、「入出金」メニューから「XRP(リップル)」を選択します。
次に「送付」または「出金」をタップして送付先の登録画面に進みます。
Bybit側では、「資産」→「入金」と進み、入金通貨として「XRP」を選択します。
XRPの入金画面には「入金アドレス」と「タグ(メモ)」の2つが表示されます。
bitFlyer側に戻り、送付先登録画面でBybitのXRP入金アドレスを貼り付けます。
続いて「宛先タグ」または「メモ」の入力欄に、Bybitで表示されたタグを正確に入力します。
ラベル(宛先名称)には「Bybit XRP」など識別しやすい名前を付けて保存します。
宛先が登録できたら、送付画面で登録した宛先を選択し、送付数量を入力して送金を実行します。
bitFlyerのXRP送金手数料は無料となっていますが、最新の手数料情報はbitFlyerの公式サイトで確認してください。
送金実行後、数分以内にBybitの「資産」→「入金履歴」で着金を確認できます。
タグの入力忘れは初心者がよくやってしまうミスなので、送金前に必ずダブルチェックしましょう!
CoincheckからビットコインをBybitへ送る方法
Coincheckは日本国内で最も利用者が多い暗号資産取引所の一つで、すでにアカウントを持っている方も多いでしょう。
ビットコイン(BTC)は最も普及している暗号資産であり、Bybitでの取引ペアも豊富なため、初めての海外取引所送金にも適しています。
暗号資産交換業者は金融庁への登録が義務付けられています。Coincheckは登録済みの事業者ですので、安心してご利用いただけます。
- Coincheckで送金先を登録
- Bybitで入金アドレスを取得
- 少額でテスト送金を実施
- 着金確認後に本送金を実行
CoincheckのアプリまたはWebサイトにログインし、「暗号資産の送金」メニューから「Bitcoinを送る」を選択します。
次に「送金先リストの編集」をタップして新しい送金先を追加します。
Bybit側では、「資産」→「入金」と進み、入金通貨として「BTC」を選択します。
ネットワークは通常「BTC(Bitcoin)」のみが表示されますが、場合によっては「BTC(SegWit)」や「BTC(Lightning Network)」などの選択肢がある場合もあります。
初心者は標準の「BTC」を選択するのが安全です。
表示された入金アドレスをコピーします。
Coincheck側に戻り、送金先登録画面で「宛先」にBybitのビットコイン入金アドレスを貼り付けます。
「ラベル」には「Bybit BTC」など識別しやすい名前を入力し、「SMS認証用コード」を取得して入力した後、送金先を登録します。
登録した送金先を選択し、送金額を入力して送金を実行します。
初回は必ず少額(例:0.001 BTC程度)でテスト送金を行い、Bybitに正しく着金することを確認してから、残りの金額を送金することを強く推奨します。
ビットコインのブロックチェーンは承認に時間がかかるため、送金後30分から1時間程度は着金までに余裕を見ておきましょう。
万が一アドレスを間違えると資産を失う可能性があるため、必ずテスト送金で安全性を確認してから本送金を行いましょう!
⏱ 送金時間と手数料の目安
- 送金時間:30分~1時間程度
- Coincheck送金手数料:約0.0005 BTC
- Bybit入金手数料:無料
送金時のネットワークの選び方|TRC20・ERC20・BEP20の違い
これは同じUSDTでも複数の異なるブロックチェーン上で発行されているためです。
主要なネットワークはTRC20(トロン)、ERC20(イーサリアム)、BEP20(バイナンス・スマート・チェーン)の3つで、それぞれ特徴が異なります。
| ネットワーク | 手数料 | 送金速度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| TRC20(トロン) | 1ドル未満 | 数分 | 最安・Bybit入金時は無料が多い |
| BEP20(BSC) | 1ドル以下 | 数分 | 中間的・バランス型 |
| ERC20(イーサリアム) | 数ドル〜数十ドル | 数分〜数十分 | 最も信頼性が高いが手数料高 |
📝 ERC20(イーサリアム)の特徴
ERC20はイーサリアムブロックチェーン上で発行されたトークンの規格で、最も歴史が古く信頼性が高い一方、イーサリアムのガス代(手数料)が高額になることが欠点です。
ネットワークが混雑している時期には、数ドルから数十ドルの送金手数料がかかることもあり、少額送金には不向きです。
📝 BEP20(Binance Smart Chain)の特徴
BEP20はBinance Smart Chain(BSC)上で発行されたトークンの規格で、ERC20と互換性がありながら手数料が安く、送金速度も速いという特徴があります。
手数料は通常1ドル以下で、数分以内に送金が完了します。
📝 TRC20(トロン)の特徴
TRC20はトロン(Tron)ブロックチェーン上で発行されたトークンの規格で、3つの中で最も送金手数料が安く、多くの場合1ドル未満で送金できます。
Bybitへの入金では手数料が無料であることが多く、速度も数分程度と高速です。
コスト面で最も優れているため、特に理由がなければTRC20を選択することを推奨します。
編集部としては、手数料の安さと速度のバランスからTRC20を最もおすすめしています。Bybitへの送金なら手数料無料になることが多いのも大きなメリットです。
例えば国内取引所でTRC20を選んで送金したのに、Bybitの入金アドレスでERC20を選んでしまうと、資金は正しく届かず、復旧には時間とコストがかかります。
必ず両方の画面でネットワーク名を確認し、一致していることを確かめてから送金を実行しましょう。
- 送金元と送金先で必ず同じネットワークを選択する
- コスト重視ならTRC20がおすすめ
- ネットワークが異なると資金を失う可能性がある
- 送金実行前に必ず両画面で確認する
入金アドレスのコピー方法とXRPのタグ(メモ)設定
Bybitで入金アドレスを表示したら、アドレスの右側にある「コピー」アイコンをタップします。
これでアドレスがクリップボードにコピーされるので、国内取引所の送金先登録画面で入力欄を長押しして「ペースト」を選択します。
アドレスを貼り付けた後、最初の数文字と最後の数文字が元のアドレスと一致しているか必ず目視で確認しましょう。
途中の文字まですべて確認する必要はありませんが、最低限の確認は必須です。
アドレスの目視確認を怠ると、送金後に取り戻せなくなるリスクがあります。必ず確認の習慣をつけましょう。
スマートフォンで操作する場合、自動入力機能やキーボードの予測変換によって意図しない文字が挿入される可能性があるため、貼り付け後に余分なスペースや改行が入っていないか確認してください。
- XRP(リップル)やXLM(ステラルーメン)では「タグ」または「メモ」の入力が必須
- 取引所が複数のユーザーで同じアドレスを共有しているため、識別用の番号が必要
- タグを入力しないと資金がアカウントに反映されない
BybitでXRPの入金画面を開くと、「入金アドレス」と「タグ」の両方が表示されます。
どちらも正確にコピーして、国内取引所の送金画面でそれぞれ対応する入力欄に貼り付ける必要があります。
タグの入力を忘れると、資金はBybitに届きますが、あなたのアカウントに反映されません。
この場合、カスタマーサポートに問い合わせて手動で処理してもらう必要があり、数日から数週間かかることもあります。
タグの入力忘れは初心者の方が陥りやすいミスの一つです。XRPやXLMを送金する際は特に注意しましょう。
初回は少額でテスト送金しておくと安心
仮想通貨の送金は銀行振込と異なり、一度実行すると取り消しができません。
アドレスやネットワークの設定を間違えると、資金は失われ、復旧できない可能性もあります。
そのため、初めて特定の国内取引所からBybitへ送金する場合、または新しい通貨やネットワークを試す場合は、必ず少額でテスト送金を行うことが鉄則です。
大切な資金を守るためにも、テスト送金は絶対に省略しないでくださいね!
テスト送金の適切な金額
テスト送金の金額は、送金手数料を考慮して決めます。
GMOコインのように送金手数料が無料の場合は、数百円から千円相当の仮想通貨でテストすれば十分です。
- USDT:10 USDT(約1,500円)
- XRP:10 XRP(約1,000円)
CoincheckやbitFlyerなど送金手数料が発生する取引所の場合でも、初回は最小送金額でテストすることをおすすめします。
ビットコインであれば0.001 BTC程度が目安です。
手数料が数百円かかったとしても、大金を失うリスクと比較すれば必要な保険コストと考えるべきです。
テスト送金の手順
まず少額を送金します。
Bybitの「資産」→「入金履歴」で着金を確認します。通常、TRC20やXRPであれば数分、ビットコインでも30分から1時間以内に着金します。
着金が確認できたら、送金先の登録とネットワーク選択が正しかったことが証明されるので、安心して残りの金額を送金できます。
着金時間の目安を知っておくと、余計な心配をせずに済みますよ!
着金しない場合の対処法
もしテスト送金が30分以上経っても着金しない場合は、以下の手順で確認しましょう。
- 送金元の取引所で送金履歴を確認
- トランザクションIDをコピーしてブロックチェーンエクスプローラー(BTC.comやTronscanなど)で送金状況を調べる
- それでも解決しない場合は、Bybitのカスタマーサポートに問い合わせる
テスト送金であれば被害額は最小限に抑えられます。
📝 テスト送金の重要性
焦って一度に全額を送金して失敗するよりも、少額でテストしてから本送金を行う方が確実で安全です。特に初心者の方は、この手順を省略せずに必ず実践してください。
Bybitクレジットカード入金のやり方と注意点

Bybitでは、クレジットカードを使って仮想通貨を直接購入し、取引口座に入金することができます。
国内取引所を経由せず、カード情報を入力するだけで数分で入金できるため、初めて海外取引所を使う方や、急いで資金を準備したい方にとって便利な方法です。
国内取引所を経由する場合は数時間かかることもありますが、クレジットカードなら即座に入金できるのが大きなメリットです
特に手数料は2.7%~5.0%と他の入金方法と比べて割高であり、クレジットカード会社によっては海外取引所での利用を制限している場合もあります。
また、購入した仮想通貨がすぐに出金できない制限期間が設けられていることもあるため、用途に応じて適切な入金方法を選ぶ必要があります。
- 手数料が2.7%~5.0%と割高
- 一部のカードブランド・発行会社では利用不可
- 購入後の出金制限期間が設けられている場合がある
- 海外取引所での利用を制限するカード会社もある
この記事では、クレジットカード入金の具体的な手順から、使えるカードブランド、手数料の詳細、エラーが発生した時の対処法まで、クレジットカード入金を利用する前に知っておくべき情報を網羅的に解説します。
手数料の高さがネックですが、緊急時やすぐに取引を始めたい場合には非常に便利な入金方法です
クレジットカードで仮想通貨を購入する手順
Bybitでクレジットカードを使って仮想通貨を購入する手順は、スマホアプリとWebブラウザのどちらからでも実行できます。
基本的な流れは同じで、購入したい仮想通貨と金額を選択し、カード情報を入力するだけです。
クレジットカード購入は初心者でも迷わずできるほどシンプルです。画面の指示に従うだけで、数分で仮想通貨が手に入りますよ。
Bybitにログインし、画面上部または下部メニューから「暗号資産の購入」または「ワンクリック購入」を選択します。
購入方法の選択画面で「クレジット/デビットカード」を選びます。
購入する仮想通貨の種類(USDT、BTC、ETHなど)と支払い通貨(JPYなど)を選択し、購入したい金額を入力します。
金額を入力すると、手数料を含めた最終的な支払額と受け取れる仮想通貨の数量が表示されます。
内容を確認したら「続ける」または「購入」ボタンをクリックします。
初めて利用する場合は、カード番号、有効期限、CVV(セキュリティコード)、カード名義人の情報を入力します。
カード情報を入力して確認ボタンを押すと、カード発行会社による認証プロセス(3Dセキュア)が求められる場合があります。
SMSで送られてくる認証コードを入力するか、カード会社のアプリで承認を行います。
認証が完了すると、数分以内に購入した仮想通貨がBybitの現物アカウントに反映されます。
購入履歴は「資産」→「入出金履歴」から確認できます。
3Dセキュア認証は不正利用を防ぐための仕組みです。SMSが届かない場合はカード会社のアプリをチェックしてみましょう。
- スマホアプリ・Webブラウザどちらからでも購入可能
- カード情報は決済代行業者のページで入力するため安全
- 3Dセキュア認証でセキュリティを強化
- 購入後は数分以内に現物アカウントに反映
使えるカードブランドとデビットカード対応状況
Bybitのクレジットカード入金では、VISA、Mastercard、JCBの3つの国際ブランドが利用できます。
ただし、カードブランドが対応していても、カード発行会社が海外取引所での利用を制限している場合は使用できません。
- Mastercard:2.70%(最も低い)
- VISA:3.05%
- JCB:5.00%(最も高い)
VISAとMastercardは対応率が高く、多くの日本国内発行カードで利用できます。
特にMastercardは手数料が2.70%とVISAの3.05%よりも若干低く設定されています。
一方、JCBは対応しているものの手数料が5.00%と高く、さらに利用できるカードの種類が限られているため、優先的に選ぶメリットは少ないでしょう。
手数料を抑えたいなら、Mastercardブランドのカードを選ぶのがおすすめです!
デビットカードについても、VISAやMastercardのブランドが付いていれば基本的に利用可能です。
クレジットカードと同じ手順で購入でき、手数料率も同じです。
デビットカードは銀行口座から即座に引き落とされるため、クレジットカードの利用枠を消費したくない方や、使いすぎを防ぎたい方に適しています。
💳 デビットカード利用のメリット
銀行口座から即座に引き落とされるため、使いすぎの心配がなく、クレジットカードの利用枠を温存できます。手数料率はクレジットカードと同じです。
ただし、カード発行会社によっては仮想通貨取引所での利用を規約で禁止している場合があります。
特に一部の銀行系カードや信販系カードでは、海外取引所での利用時にエラーが発生したり、取引自体がブロックされることがあります。
初めて利用する際は、少額でテスト購入を行い、問題なく処理されるか確認することをおすすめします。
初回は1,000円程度の少額で試してみて、問題なければ本格的に利用するのが安全ですね!
クレジットカード入金の手数料と実際にかかるコスト
クレジットカードでBybitに入金する際の手数料は、カードブランドによって異なります。
以下の手数料が購入金額に対して発生します。
| カードブランド | 手数料率 | 10万円購入時の手数料 |
|---|---|---|
| Mastercard | 2.70% | 2,700円 |
| VISA | 3.05% | 3,050円 |
| JCB | 5.00% | 5,000円 |
📝 10万円分の仮想通貨を購入する場合の手数料例
- Mastercard:2,700円
- VISA:3,050円
- JCB:5,000円
手数料の差が大きいため、コストを抑えたい場合はMastercardの利用がおすすめです。
これらの手数料は、購入画面で金額を入力した時点で自動的に加算され、最終的な支払額として表示されます。
手数料は決済代行業者が徴収するもので、Bybit自体は追加の手数料を請求しません。
さらに、クレジットカードで仮想通貨を購入した場合、キャッシング扱いとみなされてポイント還元の対象外になったり、リボ払いや分割払いができない場合があります。
一部のカード会社では仮想通貨購入をキャッシングと同等に扱い、通常のショッピング枠ではなくキャッシング枠から利用額が差し引かれることもあります。
クレジットカードで購入する前に、お使いのカード会社の規約を確認しておくと安心です。
総コストを考えると、クレジットカード入金は国内取引所から仮想通貨を送金する方法と比べて割高です。
国内取引所で仮想通貨を購入してBybitに送金する場合、取引所の売買手数料と送金手数料を合わせても1%以下に抑えられることが多いため、コストを重視するなら国内取引所経由がおすすめです。
クレジットカードは手軽さと速さを優先する場合に適した選択肢と言えます。
- 手数料はMastercard 2.70%、VISA 3.05%、JCB 5.00%
- 海外事務手数料が別途かかる場合あり(1.6%~2.0%程度)
- キャッシング扱いになる可能性あり
- コスト重視なら国内取引所経由が有利
- 手軽さと速さを優先する場合に適している
クレジットカードで入金できない原因と解決方法
Bybitでクレジットカードが使えない、エラーが表示されるという問題は多くのユーザーが経験します。
主な原因は、カード発行会社による利用制限、カード情報の入力ミス、3Dセキュア認証の失敗、利用限度額の超過などです。
- カード発行会社による海外取引所の利用制限
- カード情報(番号・有効期限・CVV・名義)の入力ミス
- 3Dセキュア認証の失敗やタイムアウト
- クレジットカードの利用限度額の超過
カード発行会社による利用制限
最も多い原因は、カード発行会社が海外取引所や仮想通貨関連の取引を制限していることです。
日本国内の一部の銀行系カードや信販会社は、不正利用防止やリスク管理の観点から、海外の仮想通貨取引所での利用をブロックしています。
編集部からのアドバイス:カード会社に問い合わせても、仮想通貨取引所に対する制限解除は基本的に対応してもらえないケースが多いです。
カード情報の入力ミス
カード情報の入力ミスも頻繁に発生するエラー原因です。
カード番号、有効期限、CVV、名義人の入力内容が1文字でも間違っていると決済が失敗します。
特に名義人は「姓 名」の順で半角スペースを入れる必要がある場合が多く、全角文字や順序の間違いでエラーになることがあります。
入力内容を慎重に確認し、カードの表記通りに正確に入力しましょう。
📝 入力時のチェックポイント
- カード番号は16桁すべて正確に入力
- 有効期限は月/年の順序を確認
- CVVはカード裏面の3桁または4桁の数字
- 名義人は半角英字で「姓 名」の順に入力
3Dセキュア認証の失敗
3Dセキュア認証の失敗も一般的な問題です。
カード発行会社から送られてくるSMSの認証コードを入力する際に、制限時間内に入力できなかったり、間違ったコードを入力するとエラーになります。
認証画面が表示されない場合は、ポップアップブロックが有効になっていないか確認してください。
また、カード会社のアプリで認証する必要がある場合は、事前にアプリをインストールし、プッシュ通知を許可しておく必要があります。
認証コードには有効期限があります。SMSが届いたらすぐに入力することをおすすめします。
利用限度額の超過
利用限度額の超過も見落としやすい原因です。
クレジットカードの利用可能額が不足している場合や、1日あたりの利用限度額を超えている場合は決済が失敗します。
カード会社の会員サイトやアプリで利用可能額を確認し、必要であれば一時的に限度額を引き上げる手続きを行ってください。
それでも解決しない場合は、Bybitのカスタマーサポートに問い合わせるか、別の入金方法を検討しましょう。
処理中のまま反映されない時にチェックすること
クレジットカードで購入手続きを完了したのに、仮想通貨が口座に反映されず「処理中」の状態が続くことがあります。
通常、クレジットカード購入は数分以内に完了しますが、システムの混雑や決済代行業者の確認プロセスにより、反映まで最大30分~1時間程度かかる場合があります。
初めての方は不安になるかもしれませんが、ほとんどのケースは時間が解決してくれます。まずは落ち着いて以下の手順で確認していきましょう。
- カード会社のアプリやメールで利用通知を確認
- 実際にカードから金額が引き落とされているか確認
- 引き落とし確認後は、Bybit側での処理待ちの可能性が高い
まず確認すべきは、カード会社から決済完了の通知が来ているかどうかです。
カード会社のアプリやメールで利用通知を確認し、実際にカードから金額が引き落とされているか確認してください。
引き落としが確認できれば、Bybit側での処理待ちの状態であり、時間が経てば反映される可能性が高いです。
この場合は焦らず待つことが最善の対応です。
- 「資産」→「入出金履歴」または「注文履歴」から確認
- 「処理中」「保留中」:決済代行業者またはBybitで確認作業中
- 「失敗」「キャンセル」:カード会社への請求も取り消し、再購入が必要
次に、Bybitの購入履歴を確認します。
アプリまたはWebサイトで「資産」→「入出金履歴」または「注文履歴」から、該当する取引のステータスを確認できます。
ステータスが「処理中」「保留中」となっている場合は、決済代行業者またはBybitのシステムで確認作業が行われています。
ステータスが「失敗」「キャンセル」となっている場合は、カード会社への請求も取り消されるため、再度購入手続きを行う必要があります。
ステータスが「失敗」でも、カード会社からの返金には数日かかることがあるので注意しましょう。
- カード引き落とし済みでも反映されない場合は問い合わせ
- 準備情報:取引ID、購入日時、購入金額、カードの下4桁
- 通常24時間以内に返信、状況調査を実施
カードからは引き落とされているのにBybitの口座に反映されない場合は、決済代行業者側で問題が発生している可能性があります。
この場合は、Bybitのカスタマーサポートに問い合わせる必要があります。
問い合わせの際は、取引ID、購入日時、購入金額、使用したカードの下4桁を準備しておくとスムーズです。
通常、サポートチームは24時間以内に返信し、状況を調査してくれます。
- 1時間以上経過してもBybitサポートから返信がない場合
- カード会社側で取引が保留されている可能性
- 不正利用の疑いでブロックされているケースもあり
1時間以上経っても反映されず、カスタマーサポートからも返信がない場合は、カード会社にも問い合わせることをおすすめします。
カード会社側で取引が保留されていたり、不正利用の疑いでブロックされている可能性があります。
両方に連絡することで、問題の原因を特定しやすくなります。
焦って何度も購入操作を繰り返すと、重複購入になる可能性もあるので注意してくださいね。
クレジットカード入金が向いているケース・向かないケース
クレジットカード入金は、手軽さとスピードを重視する場合に最適な選択肢です。
特に、今すぐ取引を始めたい、国内取引所の口座を持っていない、仮想通貨の送金操作に不安があるという方に向いています。
カード情報を入力するだけで数分で入金できるため、初心者でも迷わず利用できます。
- 相場が急変動しており、すぐにポジションを取りたい時
- 国内取引所の口座開設を待つ時間がない時
- 少額の入金で試しに取引してみたい時
- 仮想通貨のネットワーク選択ミスのリスクを避けたい初心者
国内取引所からの送金でネットワーク選択を間違えると、資金を失うリスクがあります。クレジットカードならそうした心配は不要です!
一方、クレジットカード入金が向かないのは、コストを最小限に抑えたい場合や、大きな金額を入金する場合です。
手数料が2.7%~5.0%と高いため、10万円以上の入金では数千円~数万円の手数料負担が発生します。
頻繁に取引する方や、長期的にBybitを利用する予定の方は、国内取引所から仮想通貨を送金する方法を習得した方が長期的なコスト削減につながります。
- 10万円以上の大きな金額を入金する場合(手数料負担が大きい)
- 頻繁に取引を行う予定がある場合
- 短期間で他の取引所に資金を移動させたい場合
- すぐに外部ウォレットに出金したい場合
- カードのポイント還元を重視する場合
また、カード会社によっては仮想通貨購入がポイント還元の対象外になったり、キャッシング扱いになることもあります。
ポイント還元を期待してクレジットカードを使うと、逆に損をする可能性もあるので注意しましょう。
📝 総合的な判断基準
クレジットカード入金は「速さと手軽さを優先し、手数料は許容できる」という方に適した方法です。
一方、「コストを抑えて効率的に入金したい」という方は、国内取引所でリップル(XRP)やステラルーメン(XLM)などの送金手数料が安い仮想通貨を購入し、Bybitに送金する方法をおすすめします。
自分の取引スタイルと優先順位に応じて、最適な入金方法を選択しましょう。
Bybit P2P取引で銀行振込・PayPayから直接購入する

Bybitへ日本円で入金したい場合、P2P(ピア・ツー・ピア)取引を利用すれば銀行振込やPayPayといった普段使っている決済手段で直接USDTなどの仮想通貨を購入できます。
国内取引所を経由する必要がなく、仮想通貨を一度も保有していない初心者でもスムーズに取引を始められる点が最大の魅力です。
国内取引所での口座開設や本人確認を待つ必要がないので、すぐに取引を始めたい方にぴったりですね!
P2P取引では、Bybitのプラットフォーム上で個人間の仮想通貨売買が行われます。
売り手が提示する価格と支払方法を確認し、条件に合う相手を選んで取引を成立させる仕組みです。
Bybitが仲介役としてエスクロー(一時預かり)機能を提供するため、詐欺リスクを大幅に軽減できます。
銀行振込やPayPayなど600種類以上の決済手段に対応しており、取引手数料は完全無料です。
- 銀行振込・PayPayなど普段使う決済手段で購入可能
- Bybitのエスクロー機能で安全に取引
- 600種類以上の決済手段に対応
- 取引手数料が完全無料
従来の入金方法では国内取引所でビットコインやリップルを購入し、Bybitへ送金する工程が必要でした。
この場合、国内取引所での購入手数料、送金手数料、さらにBybit上での換金スプレッドが発生します。
一方、P2P取引なら日本円から直接USDTを購入できるため、中間コストを削減できるだけでなく、取引開始までの時間も大幅に短縮されます。
従来の方法と比べて、手数料と時間の両方を節約できるのが大きな利点です!
📝 従来の入金方法との比較
従来の方法:国内取引所で購入 → 送金手数料 → Bybitへ送金 → 換金スプレッド
P2P取引:日本円 → 直接USDT購入(手数料無料)
P2P取引の仕組みとメリット|手数料ゼロで日本円対応
📝 P2P取引の基本的な仕組み
P2P取引とは、仮想通貨を売りたい人と買いたい人を直接マッチングさせる取引方式です。
Bybitはマッチングプラットフォームとして機能し、取引が成立するまで売り手の仮想通貨をエスクローで保管します。
買い手が日本円を支払い、売り手が受領を確認してはじめて仮想通貨が買い手のウォレットに送られる仕組みです。
- 取引手数料が完全無料
- 日本円に直接対応
- エスクロー機能で安全性を確保
- 24時間365日のサポート体制
- 数分以内の即時取引が可能
取引手数料が完全無料
BybitのP2P取引における最大のメリットは、取引手数料が完全無料である点です。
通常の仮想通貨取引では売買手数料が0.1%程度かかりますが、P2P取引では買い手にも売り手にも手数料が一切発生しません。
Bybitは広告主からの手数料やスプレッドで収益を得ているため、ユーザーは負担なく取引できます。
通常の取引所経由だと手数料が積み重なりますが、P2P取引なら完全無料なので、特に少額取引や頻繁に取引する方にとっては大きなメリットですね。
日本円に直接対応
日本円に対応している点も重要なメリットです。
海外取引所の多くは日本円の直接入金に対応していませんが、BybitのP2P取引では日本円建てで売買が行われます。
銀行振込、PayPay、LINE Pay(2025年4月30日にサービス終了)、メルペイなど、日本で広く利用されている決済サービスが使えるため、仮想通貨初心者でもハードルが低くなっています。
| 決済方法 | 特徴 |
|---|---|
| 銀行振込 | 最も一般的な方法。ほぼすべての売り手が対応 |
| PayPay | 即時反映。スマホで完結 |
| メルペイ | メルカリユーザーに便利 |
| LINE Pay | 2025年4月30日にサービス終了予定 |
エスクロー機能で安全性を確保
エスクロー機能によって安全性が確保されている点も見逃せません。
売り手の仮想通貨は取引開始時点でBybitが一時預かりするため、買い手が支払ったのに仮想通貨が送られてこないという詐欺を防げます。
万が一トラブルが発生した場合も、Bybitのカスタマーサポートが24時間365日対応しており、証拠を提出すれば適切な裁定を受けられます。
個人間取引と聞くと不安に思うかもしれませんが、Bybitがエスクローとして仲介してくれるので、フリマアプリのように安心して取引できます。
取引の即時性
P2P取引のもう一つのメリットは、取引の即時性です。
国内取引所経由で送金する場合、銀行振込の反映、国内取引所での購入、ブロックチェーンでの送金確認と複数の工程を経るため、数時間から場合によっては数日かかることがあります。
P2P取引では相手が支払いを確認次第、数分以内に仮想通貨が反映されるため、相場の急変時にも迅速に対応できます。
| 取引方法 | 所要時間 |
|---|---|
| 国内取引所経由 | 数時間~数日 |
| P2P取引 | 数分以内 |
相場が急変している時は、数分の差が大きな利益や損失の違いを生むこともあります。P2P取引の即時性は、そうした局面で大きなアドバンテージになりますね。
銀行振込でUSDTを購入する手順と所要時間
銀行振込を使ったP2P取引は、最も一般的で安全な入金方法の一つです。
- 完了率95%以上の広告主を選ぶ
- 取引件数100件以上の実績がある
- 価格だけでなく安全性も重視する
Bybitにログインし、画面上部の「P2P取引」または「暗号資産を購入」メニューからP2P取引画面にアクセスします。
スマホアプリの場合は下部メニューの「取引」タブから「P2P取引」を選択してください。
購入したい通貨を選択します。
初心者にはUSDT(テザー)がおすすめです。
USDTは米ドルに連動したステーブルコインで価格変動が少なく、Bybitのほぼすべての取引ペアで利用できます。
通貨選択後、「購入」タブを選び、法定通貨を「JPY(日本円)」に設定します。
支払方法の絞り込みで「銀行振込」を選択すると、銀行振込に対応している広告主の一覧が表示されます。
リストには各広告主の提示価格、取引可能な金額範囲、完了率、取引件数が表示されるため、これらを参考に信頼できる相手を選びます。
完了率95%以上、取引件数100件以上の広告主を選ぶと安全性が高まります。
取引相手を選んだら、購入したい金額または数量を入力し、「購入」ボタンをクリックします。
オーダー画面が開くと、売り手の銀行口座情報(銀行名、支店名、口座番号、口座名義)が表示されます。
この情報をもとに、ご自身のネットバンキングまたはATMから振込を実行してください。
振込完了後、オーダー画面に戻り「送金済み、次へ」ボタンをタップします。
この時点で制限時間(通常15〜30分)が開始されるため、時間内に必ず振込を完了させてください。
売り手が銀行口座への入金を確認すると、エスクローで保管されていたUSDTがあなたのBybitアカウントに送られます。
初めてのP2P取引でも、画面の指示に従えば簡単に完了できます。焦らず一つずつ確認しながら進めましょう。
所要時間の目安
所要時間は振込方法によって異なります。
| 振込方法 | 所要時間 |
|---|---|
| ネットバンキング(リアルタイム振込) | 5〜15分程度 |
| ATM・窓口振込 | 30分〜1時間程度 |
| 営業時間外の振込 | 翌営業日まで反映されない可能性あり |
ネットバンキングからのリアルタイム振込であれば、売り手の確認を含めて5〜15分程度で完了します。
ATMや窓口振込の場合、銀行の処理時間によって30分〜1時間程度かかることもあります。
📝 確認がスムーズにいかない場合の対処法
初回取引では売り手が慎重に確認を行うため、通常より時間がかかる場合があります。
振込から30分経過しても反映されない場合は、オーダー画面のチャット機能で売り手に連絡し、振込完了のスクリーンショットを共有すると確認がスムーズになります。
特に初回取引の場合は、振込明細のスクリーンショットを準備しておくと安心ですね。
PayPayでBybitに入金する方法|P2P取引を使う
PayPayを使ったP2P取引も、銀行振込と同様の手順で実行できます。
PayPayは即時決済が可能なため、銀行振込よりもさらに短時間で取引を完了できる点が魅力です。
BybitのP2P取引画面で支払方法を「PayPay」に絞り込むと、PayPayに対応している広告主が表示されます。
PayPay対応の広告主は銀行振込に比べると少ない傾向がありますが、価格や条件を比較して最適な相手を選びましょう。
PayPay対応の広告主が少ない場合は、時間帯を変えて再度検索してみると良い条件の取引相手が見つかることがあります。
PayPayでの送金手順
取引相手を選んで購入金額を入力すると、オーダー画面に売り手のPayPay IDまたはQRコードが表示されます。
ご自身のPayPayアプリを開き、「送る」メニューから相手のIDを入力するか、QRコードを読み取って指定金額を送金してください。
PayPayでの送金は即座に完了しますが、売り手がPayPay残高を確認するまでに数分かかることがあります。
送金完了後、Bybitのオーダー画面で「送金済み、次へ」をタップし、売り手の確認を待ちます。
通常3〜10分程度でUSDTがアカウントに反映されます。
PayPay取引の注意点
PayPay取引で注意すべき点は、PayPayの本人確認(青バッジ)が必須となるケースが多いことです。
本人確認未済のPayPayアカウントでは送金上限が低く設定されているため、まとまった金額の取引ができません。
事前にPayPay公式サイトでアプリから本人確認を完了させておきましょう。
本人確認にはマイナンバーカードまたは運転免許証が必要で、通常数分〜数時間で完了します。
PayPayマネーとPayPayマネーライトの違い
PayPay残高には「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」の2種類があり、他人への送金に使えるのはPayPayマネーのみです。
PayPayマネーライトはチャージ元によって送金に制限があるため、P2P取引前に残高の種類を確認してください。
| 残高の種類 | チャージ方法 | 送金可否 |
|---|---|---|
| PayPayマネー | 銀行口座、セブン銀行ATM | ✅ 可能 |
| PayPayマネーライト | クレジットカード、その他 | ❌ 不可 |
銀行口座やセブン銀行ATMからチャージした残高はPayPayマネーとして利用できます。
📝 PayPayでP2P取引する際のチェックリスト
- PayPayの本人確認(青バッジ)が完了していること
- PayPayマネー(銀行口座からチャージ)を使用すること
- 送金メモ欄に必ずオーダー番号を記載すること
- 送金後、Bybitで「送金済み、次へ」をタップすること
信頼できる取引相手の選び方と評価の見方
P2P取引で最も重要なのは、信頼できる取引相手を選ぶことです。
Bybitは広告主の評価システムを導入しており、過去の取引実績を数値で確認できます。
- 完了率:95%以上が理想的
- 取引件数:100件以上なら経験豊富
- 認証バッジ:本人確認済みの証
- 平均支払い時間:10分以内なら迅速
広告主リストに表示される「完了率」は、その広告主が過去に成立させた取引の割合を示します。
完了率95%以上の広告主は信頼性が高く、取引をキャンセルするリスクが低いといえます。
90%を下回る広告主は何らかの理由で取引を頻繁にキャンセルしている可能性があるため、避けたほうが無難です。
完了率が低いと、せっかく取引を始めても途中でキャンセルされるリスクが高まります。時間の無駄を避けるためにも、完了率は必ずチェックしましょう。
「取引件数」も重要な指標です。
取引件数が100件以上ある広告主は経験豊富で、トラブル対応にも慣れています。
一方、取引件数が10件未満の新規広告主は実績が不足しているため、初心者は避けたほうが安全です。
ただし、完了率が100%で価格条件が良い場合は、少額での取引から試してみるのも一つの方法です。
広告主名の横に表示される「認証済み」バッジも確認ポイントです。
Bybitは広告主に対して本人確認を義務付けており、認証バッジが付いている広告主は身元が確認されています。
さらに、「平均支払い時間」または「平均リリース時間」も参考になります。
これは売り手が支払いを確認してから仮想通貨をリリースするまでの平均時間を示しており、短いほど迅速に取引が完了します。
10分以内の広告主は対応が早く、待ち時間のストレスが少なくなります。
平均リリース時間が長い広告主だと、支払い後に何時間も待たされることも。スムーズな取引のためには、このポイントも見逃せません。
広告主の詳細ページでは、過去の取引に対する評価コメントも閲覧できます。
ネガティブなコメントが多い場合や、「支払い確認が遅い」「連絡が取れない」といった評価がある場合は注意が必要です。
逆に「迅速な対応」「丁寧な説明」といったポジティブな評価が多い広告主は信頼できます。
📝 初めてのP2P取引の進め方
初めてP2P取引を行う場合は、少額(1万円程度)から始めることをおすすめします。
取引の流れを理解し、広告主の対応を確認してから、徐々に取引額を増やしていきましょう。
P2P取引で気をつけることとトラブル回避のコツ
P2P取引は便利で安全性の高い入金方法ですが、個人間取引であるがゆえに注意すべきポイントがいくつかあります。
- すべてのやり取りをBybitのP2Pチャット内で行う
- 支払いは必ず本人名義で行う(サードパーティ支払い厳禁)
- 制限時間内に支払いを完了させる
- 支払い完了後に「支払い済み」ボタンを押す
- フィッシング詐欺のリンクをクリックしない
まず、絶対に守るべきルールは「すべてのやり取りをBybitのP2Pチャット内で行う」ことです。
Bybitはすべての通信記録をプラットフォーム内で保管しており、トラブル発生時の証拠として利用されます。
外部でのやり取りは証拠として認められないため、必ずBybit内のチャット機能を使用してください。
外部アプリに誘導されたら、それはほぼ100%詐欺です。どんなに親切そうな相手でも、Bybit外でのやり取りには応じないようにしましょう。
支払い名義も重要なチェックポイントです。
銀行振込やPayPayでの支払いは、必ずBybitアカウントの本人確認書類と同じ名義で行う必要があります。
家族や友人の口座から代理で振り込むと、なりすまし詐欺や犯罪による収益の移転防止に関する法律(e-Gov法令検索)に基づくマネーロンダリング防止の観点から取引がキャンセルされ、最悪の場合アカウントが凍結される可能性があります。
サードパーティ(第三者)からの支払いは厳禁です。
📝 制限時間を守る
制限時間内に支払いを完了させることも大切です。オーダーが成立すると15〜30分の制限時間が設定されます。
時間内に支払いと確認が完了しない場合、取引は自動的にキャンセルされます。
複数回のキャンセルが続くと、ペナルティとして一定期間P2P取引が利用できなくなる場合があるため、時間に余裕を持って取引を開始しましょう。
また、虚偽の支払い報告はBybitの利用規約違反となり、アカウント凍結の対象となります。
「支払い済み」ボタンを押すのは、実際に振込完了の画面を確認してから!焦って先に押してしまうと、トラブルの元になります。
フィッシング詐欺にも注意が必要です。
正規の取引はすべてBybitのウェブサイトまたは公式アプリ内で完結します。
トラブルが発生した場合は、慌てずにオーダー画面の「異議申し立て」ボタンを使用します。
支払いを完了したのに売り手が仮想通貨をリリースしない、または逆に仮想通貨を受け取ったのに売り手が受領を認めないといった問題が生じた場合、証拠(振込明細のスクリーンショット、チャットのやり取りなど)を提出してBybitのサポートチームに裁定を依頼できます。
Bybitは中立的な立場で証拠を精査し、適切な判断を下します。
- 最初は少額取引から始める
- 評価の高い広告主を選ぶ
- すべての手順を慎重に確認する
初心者がP2P取引で失敗しないためには、最初は少額取引から始め、評価の高い広告主を選び、すべての手順を慎重に確認することが重要です。
一度流れを理解すれば、P2P取引は国内取引所経由よりも迅速で低コストな入金手段として活用できます。
Bybit入金の手数料を安くする方法|最安ルートの選び方

Bybitへの入金コストを最小限に抑えるには、国内取引所の選定・送金する仮想通貨の種類・ネットワークの選択という3つの要素を最適化する必要があります。
多くのユーザーが見落としがちなのは、Bybit側の入金手数料だけでなく、国内取引所の送金手数料とブロックチェーンのネットワーク手数料の合計で判断すべきという点です。
💡 送金コストを見るときは、国内取引所の手数料だけでなく、ネットワーク手数料も含めたトータルで比較するのがポイントですね。
本記事では、主要な国内取引所3社(GMOコイン・bitFlyer・Coincheck)の送金手数料を比較し、ネットワーク別の手数料差を検証した上で、総コストで最も安い入金ルートを具体的に提示します。
少額入金を検討している方向けに、最低入金額の制限や注意点も解説します。
- 送金手数料が無料またはお得な国内取引所を選ぶ
- ネットワーク手数料が安い仮想通貨・チェーンを使う
- 国内取引所・ネットワーク・Bybitの手数料総額で比較する
国内取引所3社の送金手数料を比較(GMO・bitFlyer・Coincheck)
国内の主要取引所3社の送金手数料には大きな差があります。
2025年10月時点の各社の代表的な仮想通貨の送金手数料は以下の通りです。
| 取引所 | BTC送金手数料 | ETH送金手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| GMOコイン | 無料 | 無料 | 全通貨無料 |
| bitFlyer | 0.0004 BTC (約4,000円相当) | 0.005 ETH (約1,500円相当) | 通貨ごとに設定 |
| Coincheck | 0.0005 BTC (約5,000円相当) | 有料 | 出金手数料も407円 |
GMOコイン:送金手数料完全無料
GMOコインは送金手数料が完全無料です。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、テザー(USDT)など、取り扱うすべての仮想通貨の送金手数料を自社負担としています。
これはコスト面で圧倒的に有利であり、Bybitへの入金には最もおすすめの国内取引所です。
bitFlyer:通貨ごとに手数料設定
bitFlyerの送金手数料は仮想通貨ごとに設定されています。
ビットコインは0.0004 BTC(2025年10月時点のレートで約4,000円相当)、イーサリアムは0.005 ETH(約1,500円相当)です。
少額の送金では手数料率が高くなるため、ある程度まとまった金額を送金する場合に適しています。
Coincheck:送金・出金ともに有料
Coincheckの送金手数料も有料で、ビットコインは0.0005 BTC(約5,000円相当)かかります。
さらに日本円の出金にも407円の手数料が発生するため、頻繁に少額を送金するユーザーには負担が大きくなります。
少額を頻繁に送金する場合、手数料だけで年間数万円の差が出ることも。取引所選びは本当に重要です!
💡 取引所選びでコストが大きく変わる
この比較から明らかなように、国内取引所選びだけで数千円単位のコスト差が生まれます。
既にCoincheckやbitFlyerでアカウントを持っている場合でも、Bybit入金専用にGMOコインの口座を開設する価値は十分にあります。
ネットワーク別の手数料比較|TRC20が最安でおすすめ
ステーブルコインUSDTを送金する場合、選択するブロックチェーンネットワークによって手数料が大きく異なります。
主要な3つのネットワークの特徴と手数料を比較します。
| ネットワーク | 手数料 | 処理速度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| TRC20(Tron) | 約0.3〜1ドル | 数分以内 | 最安・高速でおすすめ |
| BEP20(BNB Smart Chain) | 約0.5〜1.5ドル | 数分以内 | 国内取引所の対応が限定的 |
| ERC20(Ethereum) | 10〜30ドル以上 | 数分〜数十分 | 高額・少額送金に不向き |
TRC20(Tronネットワーク)は最も手数料が安く、USDTの送金コストは約0.3〜1ドル程度です。
処理速度も速く、数分以内に着金するため、コストと利便性のバランスが最も優れています。
Bybitへの入金では、TRC20を選択するのが最適解です。
TRC20なら手数料が1ドル以下で済むので、少額送金でも安心ですね!
BEP20(BNB Smart Chain)はTRC20に次いで安価で、手数料は約0.5〜1.5ドル程度です。
バイナンスのエコシステムを利用している場合は選択肢になりますが、日本の国内取引所での対応が限定的なため、実際には利用しにくい場合があります。
ERC20(Ethereumネットワーク)は手数料が最も高く、イーサリアムのガス代に依存するため、ネットワーク混雑時には10〜30ドル以上かかることもあります。
セキュリティと分散性は最高レベルですが、少額送金には不向きです。
📝 国内取引所の対応状況に注意
実際の送金では、国内取引所がどのネットワークに対応しているかも重要です。
GMOコインはTRC20でのUSDT送金に対応しているため、最安の組み合わせが実現できます。
一方、一部の国内取引所ではERC20のみの対応となっている場合があり、その場合は必然的に高額な手数料を支払うことになります。
国内取引所を選ぶときは、TRC20に対応しているかを必ず確認しましょう!
総コストで最も安い入金ルートの組み合わせ
これまでの比較結果を踏まえ、Bybitへの入金で総コストが最も安いルートは以下の組み合わせです。
- 最安:GMOコイン → USDT(TRC20) → Bybit(実質1ドル前後)
- 次点:GMOコイン → BTC/XRP → Bybit(送金手数料無料)
- 避けるべき:bitFlyer/Coincheck → BTC(4,000〜5,000円)
最安ルート:GMOコイン → USDT(TRC20) → Bybit
このルートでは、GMOコインの送金手数料無料とTRC20の低いネットワーク手数料が組み合わさり、実質的なコストは1ドル前後に抑えられます。
具体的な手順は、GMOコインで日本円をUSDTに交換し、BybitのUSDT入金アドレス(TRC20ネットワーク)を指定して送金するだけです。
TRC20は送金速度も速く、数分で着金するため初心者にもおすすめです。送金コストを最小限に抑えたい方はこのルート一択と言えるでしょう。
次点ルート:GMOコイン → BTC/XRP → Bybit
GMOコインからビットコインやリップル(XRP)を送金する方法も、送金手数料無料のため総コストは低く抑えられます。
特にリップルは送金速度が速く、数秒〜数分で着金します。
避けるべきルート:bitFlyer/Coincheck → BTC(高額手数料)
bitFlyerやCoincheckからビットコインで送金すると、0.0004〜0.0005 BTCの手数料がかかり、日本円換算で4,000〜5,000円のコストになります。
これは少額入金では非常に割高で、例えば5万円を入金する場合、手数料率は8〜10%にも達します。
📊 入金額別の手数料インパクト
- 5万円入金:手数料率8〜10%(非常に割高)
- 100万円以上入金:手数料率0.4〜0.5%(相対的には低い)
入金額が大きい場合(100万円以上)は手数料の影響が相対的に小さくなりますが、それでも無料の選択肢があるのにわざわざ有料の方法を選ぶ理由はありません。
初回入金や少額入金では、必ずGMOコインを利用することを強く推奨します。
特に初心者の方は「既にbitFlyerに口座があるから」という理由だけで高額な手数料を払ってしまいがちです。GMOコインの口座開設は無料なので、必ず送金手数料無料の取引所を選びましょう。
最低入金額と少額入金時に注意すること
Bybitには明確な最低入金額の制限は設定されていませんが、実務上は各仮想通貨のネットワーク特性と経済合理性を考慮する必要があります。
TRC20でUSDTを送金する場合、技術的には1 USDT(約150円)から入金可能ですが、ネットワーク手数料が約1ドルかかるため、10 USDT(約1,500円)未満の送金は手数料率が高くなりすぎます。
実質的には、30〜50ドル(5,000〜7,500円)以上からの入金が推奨されます。
少額でも入金できますが、手数料の割合が高くなってしまうので注意が必要です
ビットコインで入金する場合、より高い最低額が推奨されます。
GMOコインでは最小送付数量が設定されており、BTC送金の最小単位や着金反映の閾値を考慮すると、0.001 BTC(約10,000円)以上が現実的です。
bitFlyerやCoincheckを使う場合は、前述の高額な送金手数料を考えると、最低でも10万円以上の入金でなければコストパフォーマンスが悪化します。
少額入金時の注意点
少額から試したい初心者は、以下の点に特に注意してください。
- 送金アドレスとネットワーク選択のミスは資金消失につながる
- 送金手数料は固定費のため、まとめて送金する方が経済的
- 国内取引所での購入時のスプレッドも総コストに含めて考える
まず、送金アドレスとネットワーク選択のミスは資金消失につながります。
TRC20を選択したのにERC20アドレスに送金した場合、資金を回収できない可能性が高いです。
初回は必ず少額でテスト送金を行い、正常に着金を確認してから本格的な額を送金しましょう。
アドレスやネットワークの選択ミスは取り返しがつかないので、最初は必ず少額でテストすることをおすすめします
次に、送金手数料が固定費である点を理解することが重要です。
1万円を送金しても10万円を送金しても、GMOコインからの送金手数料は同じゼロ円、TRC20のネットワーク手数料も同じ約1ドルです。
つまり、送金額が大きいほど手数料率は下がります。
頻繁に少額を送金するより、ある程度まとめて送金する方が経済的です。
最後に、国内取引所での仮想通貨購入時のスプレッド(販売所手数料)も総コストに含めて考えましょう。
GMOコインでは取引所(板取引)を利用することで、販売所のスプレッドを回避できます。
少額入金では、この数%のスプレッド差が送金手数料以上に大きな影響を与える場合があります。
取引所形式と販売所形式では手数料が大きく異なるので、少額取引ほど取引所形式を選ぶことが重要です
入金方法別の反映時間とスピード比較

Bybitへの入金で最も重視すべきポイントの一つが、資金がアカウントに反映されるまでの時間です。
相場が急変動している時や、チャンスを逃したくない時には、1分1秒が重要になります。
Bybitでは主に「クレジットカード・デビットカード入金」「仮想通貨送金(国内取引所経由)」「P2P取引」の3つの入金方法がありますが、それぞれ反映時間が大きく異なります。
- クレジットカード入金:即時反映(決済完了後すぐに取引可能)
- 仮想通貨送金:数分~数十分(通貨とネットワークによる)
- P2P取引:数分~数時間(相手の対応速度に依存)
クレジットカード入金は即時反映が最大の特徴で、決済完了後すぐに取引を開始できます。
一方、仮想通貨送金は使用する通貨とネットワークによって数分から数十分の幅があり、ビットコイン(BTC)では10分以上かかることもあれば、リップル(XRP)やTRC20ネットワークのUSDTなら数分で完了することもあります。
P2P取引は相手の対応速度に依存するため、数分から数時間とばらつきが大きい傾向にあります。
急いで取引を始めたい場合はクレジットカード、手数料を抑えたい場合は仮想通貨送金がおすすめです。状況に応じて使い分けましょう!
| 入金方法 | 反映時間 | 特徴 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 即時 | 最速だが手数料が高め |
| 仮想通貨(BTC) | 10分~ | ネットワーク混雑で遅延あり |
| 仮想通貨(XRP・USDT) | 数分 | 高速で手数料も比較的安い |
| P2P取引 | 数分~数時間 | 相手次第でばらつき大 |
最速の方法が必ずしも最もコストパフォーマンスに優れているとは限らず、自分の取引スタイルや入金頻度に応じて最適な選択肢が変わってきます。
以下では、各入金方法の具体的な反映時間と、状況別の最適な選択肢について詳しく解説します。
最速で入金できる方法|クレジットカードとXRP送金
今すぐ取引を始めたい場合、最も早く資金を反映させられる方法は「クレジットカード・デビットカード入金」と「XRP(リップル)またはTRC20ネットワークでの仮想通貨送金」の2つです。
クレジットカード入金|最速1~3分で即時反映
クレジットカード入金は、Bybitが提供するサードパーティ決済サービスを通じて行われ、決済処理が完了すれば即座にアカウントに反映されます。
実際の所要時間は通常1~3分程度で、カード認証さえ完了していれば最速で取引を開始できます。
Visa、Mastercard、JCBなどの主要ブランドに対応しており、スマホアプリからでも簡単に操作できるため、仮想通貨の知識が少ない初心者でも安心して利用できます。
クレカ入金は本当に便利ですが、手数料の高さがネックです。少額取引や緊急時には最適な方法ですね。
仮想通貨送金|XRPとTRC20が高速&低手数料
仮想通貨送金で最速なのは、XRP(リップル)とTRC20ネットワークを利用したUSDT送金です。
XRPはブロックチェーンの承認時間が約3~5秒と非常に短く、国内取引所からBybitへの送金であれば、通常5~10分程度で反映されます。
TRC20ネットワークのUSDTも同様に高速で、ネットワークが混雑していない通常時であれば5~15分程度で入金が完了します。
これらの方法は、クレジットカードに比べて手数料を大幅に抑えられる点が大きなメリットです。
- クレジットカード:1~3分/手数料3~4%/初心者向け
- XRP送金:5~10分/低手数料/宛先タグ必須
- TRC20(USDT):5~15分/低手数料/アドレスのみ
XRP送金時の重要な注意点|宛先タグの入力忘れに注意
国内取引所からXRPを送金する場合は、ウォレットアドレスに加えて「宛先タグ(Destination Tag)」の入力が必須となります。
宛先タグの入力ミスは初心者が最も陥りやすいトラブルです。送金前に必ず二重チェックを心がけましょう!
最速での入金を実現するには、事前に国内取引所でXRPまたはUSDTを購入しておき、相場の動きを見ながらすぐに送金できる態勢を整えておくことが重要です。
📝 最速入金を実現するポイント
事前に国内取引所でXRPまたはUSDTを保有しておき、取引チャンスが来たらすぐに送金できる準備をしておくことで、わずか数分でBybitでの取引を開始できます。
通貨・ネットワーク別の平均反映時間
仮想通貨送金における反映時間は、使用する通貨とネットワークによって大きく異なります。
適切な選択をするために、主要な通貨・ネットワークごとの平均反映時間を把握しておきましょう。
📊 ビットコイン(BTC)の反映時間
ビットコイン(BTC)は、ブロックチェーンの仕組み上、1ブロックの生成に約10分かかるため、理論上の最短時間は10分程度です。
しかし、Bybitでは通常2~3承認(約20~30分)を待つため、実際の反映までには30分~1時間程度を見込んでおく必要があります。
ネットワークが混雑している時や、送金手数料を低く設定しすぎた場合は、さらに時間がかかることもあります。
ビットコインは安全性が高い反面、時間がかかるのがネックですね。急ぎでない大口送金に向いています。
💎 イーサリアム(ETH)とERC20トークンの反映時間
イーサリアム(ETH)とERC20ネットワークのトークン(USDT、USDCなど)は、ブロック生成時間が約12~15秒と短いものの、十分な承認数を待つ必要があるため、通常15~30分程度の反映時間がかかります。
ただし、ネットワーク混雑時にはガス代(手数料)が高騰し、送金コストが数千円に達することもあるため、コストと時間のバランスを考慮する必要があります。
⚡ TRC20ネットワーク(Tronベース)の反映時間
TRC20ネットワーク(Tronベース)のUSDTは、送金手数料が非常に安く(通常1~3 USDT程度)、反映時間も5~15分と速いため、Bybitへの入金で最も人気の高い選択肢の一つです。
国内取引所の中ではビットバンクやGMOコインなどがTRC20ネットワークに対応しており、コストパフォーマンスに優れた入金が可能です。
TRC20 USDTは「速い・安い・便利」の三拍子が揃っているので、初心者の方にも特におすすめです!
🚀 リップル(XRP)の反映時間
リップル(XRP)は前述の通り3~5秒でブロックが生成され、全体の反映時間も5~10分程度と非常に高速です。
送金手数料も数円程度と安価なため、速度とコストの両面で優れた選択肢となります。
ただし、宛先タグの入力が必須という点だけは注意が必要です。
🔸 その他の通貨・ネットワーク
その他、ライトコイン(LTC)は約2.5分でブロック生成されるため15~30分程度、ポリゴン(MATIC)ネットワークは数分程度と、それぞれ特性が異なります。
入金を急ぐ場合はXRPやTRC20 USDTを、大口送金でセキュリティを重視する場合はBTCやETHを選ぶなど、状況に応じて使い分けることが推奨されます。
| 通貨・ネットワーク | 反映時間 | 手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | 30分~1時間 | 中~高 | セキュリティ重視、大口向け |
| イーサリアム(ETH)/ERC20 | 15~30分 | 高(混雑時) | トークン豊富、ガス代注意 |
| TRC20(USDT) | 5~15分 | 非常に安い | コスパ最高、人気No.1 |
| リップル(XRP) | 5~10分 | 非常に安い | 高速・低コスト、タグ必須 |
| ライトコイン(LTC) | 15~30分 | 安い | バランス型 |
| ポリゴン(MATIC) | 数分 | 非常に安い | 高速・低コスト |
状況に応じて通貨・ネットワークを使い分けることで、手数料を抑えながら効率的に入金できますよ。
混雑時・メンテナンス時の遅延と対策
通常よりも入金が遅れる主な原因は、ブロックチェーンネットワークの混雑、取引所のメンテナンス、送金ミスの3つです。
それぞれの状況を理解し、適切な対策を講じることで、トラブルを最小限に抑えられます。
- ブロックチェーンネットワークの混雑
- 取引所のメンテナンス
- 送金ミス(アドレス誤り、ネットワーク選択ミスなど)
ブロックチェーンネットワークの混雑
ブロックチェーンネットワークの混雑は、仮想通貨市場全体で取引量が急増した時や、人気のNFTプロジェクトのミントイベントなどで発生します。
特にイーサリアムネットワークは混雑の影響を受けやすく、通常15分で完了する送金が数時間かかることもあります。
混雑状況は、Etherscanなどのブロックチェーンエクスプローラーでリアルタイムに確認できます。
市場が急騰・急落している時は特にネットワークが混雑しやすいです。余裕を持ったスケジュールで送金しましょう。
📝 混雑時の効果的な対策
- 混雑が予想される時間帯を避ける
- 送金手数料を高めに設定して優先処理してもらう
- XRPやTRC20など混雑の影響を受けにくいネットワークを選択する
Bybit側のメンテナンス
Bybit側のメンテナンスも入金遅延の原因となります。
定期メンテナンスは通常、Bybit公式サイトやアプリ内で事前に告知されるため、入金前に必ず確認しましょう。
特定の通貨やネットワークのウォレットメンテナンス中は、送金自体は実行されてもBybit側での受け取り処理が一時停止するため、メンテナンス終了まで反映されません。
送金ミスによる遅延
送金ミスによる遅延も少なくありません。
最も多いのが、ウォレットアドレスの入力ミス、ネットワーク選択の誤り、XRPやXLMなどでの宛先タグ入力漏れです。
送金ミスは復旧に時間がかかります。少額でテスト送金してから本送金する習慣をつけると安心ですよ。
これらのミスが発生すると、資金が正しく届かず、カスタマーサポートへの問い合わせと復旧手続きが必要になります。
復旧には数日から数週間かかることもあるため、送金前には必ずアドレスとネットワークを複数回確認し、少額でのテスト送金を行ってから本送金することを強く推奨します。
入金が反映されない場合の対処法
入金が予定時間を大幅に超えても反映されない場合は、まずBybitアプリの「資産」→「入金履歴」でステータスを確認します。
トランザクションID(TxID)が表示されていれば、それをブロックチェーンエクスプローラーで検索し、承認状況を確認できます。
🔍 サポートへの問い合わせ手順
- 入金履歴のスクリーンショットを撮影
- トランザクションID(TxID)をコピー
- カスタマーサポートに問い合わせ
承認が完了しているのにBybitに反映されない場合は、スクリーンショットとトランザクションIDを用意してカスタマーサポートに問い合わせましょう。
Bybitの日本語サポートは24時間対応しており、通常数時間以内に返答が得られます。
Bybit入金が反映されない時の原因と解決方法

Bybitへ仮想通貨を入金したのに残高に反映されず、不安を感じていませんか。
入金が反映されない原因は、ブロックチェーンの確認待ちという正常な状態から、ネットワークの選択ミスやアドレス入力間違いといった深刻なトラブルまで多岐にわたります。
- 送金元の取引所で正しく送金手続きが完了しているか
- Bybitで指定したネットワークと送金元で選択したネットワークが一致しているか
- ブロックチェーン上で必要な確認数に達しているか
入金トラブルの多くは、これらを順番にチェックすることで原因を特定できます。
確認数が不足している場合は時間の経過とともに自動的に反映されますが、ネットワークやアドレスの入力ミスの場合はBybitサポートへの問い合わせが必要です。
入金が反映されない時の5つのチェックポイント
まず最初に確認すべきは、送金元の取引所やウォレットで送金手続きが正常に完了しているかどうかです。
国内取引所の場合、送金申請をしても二段階認証の承認待ちや、取引所側の審査待ちで実際にはまだ送金されていないケースがあります。
送金元の「送金履歴」または「出金履歴」で、ステータスが「完了」や「送信済み」になっているか必ず確認しましょう。
送金申請しただけで安心してしまうケースが多いので、必ずステータスを確認してくださいね。
次に、Bybitで入金アドレスを取得した際に選択したネットワークと、送金元で選択したネットワークが完全に一致しているか確認してください。
例えばBybitでUSDTの入金アドレスを「TRC20」ネットワークで取得したにもかかわらず、送金元で「ERC20」や「BEP20」を選択していた場合、資金は正しく届きません。
第三に、ブロックチェーン上でトランザクションの確認数が必要な回数に達しているか確認します。
仮想通貨の送金は、ブロックチェーンネットワーク上で複数回の承認(確認)を経て初めて取引所の残高に反映されます。
BTCであれば通常2回、ETHであれば12〜24回程度の確認が必要で、ネットワークの混雑状況によっては1時間以上かかることもあります。
ネットワークが混雑している時は、気長に待つことも大切です。焦らず確認数をチェックしましょう。
第四に、入金アドレスの入力ミスがないか再確認してください。
仮想通貨のアドレスは英数字の長い文字列で構成されており、手入力した場合は1文字でも間違えると別のアドレスに送金されてしまいます。
Bybitから取得したアドレスと、送金元で実際に入力したアドレスを一字一句照合しましょう。
最後に、XRP・XLM・EOSなど一部の仮想通貨では、入金アドレスに加えて「メモ」や「タグ」の入力が必須です。
これらを入力し忘れた場合、Bybitのシステムがどのユーザーへの入金か識別できず、自動的に反映されません。
送金時にメモやタグの入力欄を見落としていなかったか確認してください。
- 送金元で送金手続きが完了しているか(ステータス確認)
- ネットワーク選択が送金元とBybitで一致しているか
- ブロックチェーンの確認数が必要回数に達しているか
- 入金アドレスに入力ミスがないか
- メモ・タグ(XRP、XLM等)の入力漏れがないか
ネットワーク確認数と反映までの時間目安
ブロックチェーンの確認数とは、送金トランザクションがブロックチェーンのブロックに組み込まれ、その後さらに複数のブロックが積み重なることで取引の正当性が確認される回数を指します。
Bybitを含む多くの取引所では、不正な取引や二重支払いを防ぐため、一定回数の確認が完了するまで入金を残高に反映させない仕組みを採用しています。
確認数が多いほど取引の安全性が高まりますが、その分だけ反映時間も長くなります。
確認数が増えるスピードは、各ブロックチェーンのブロック生成時間によって決まります。
ビットコイン(BTC)は約10分ごとに新しいブロックが生成されるため、Bybitが要求する2回の確認には約20分かかります。
イーサリアム(ETH)は約12〜15秒ごとにブロックが生成されるため、12回の確認でも約3〜5分、24回の確認でも約6〜10分で完了します。
トロン(TRC20)はさらに高速で、約3秒ごとにブロックが生成されるため、数分以内に必要な確認数に達することがほとんどです。
一般的にBTCは2回、ETHは12〜24回、TRC20(USDT等)は19回、BEP20(BSC)は15回、XRPは1回程度に設定されていますが、これらの数値はBybitの公式サイトやヘルプセンターで最新情報を確認することが推奨されます。
ネットワークの混雑状況によっては、通常よりも長く時間がかかる場合もあります。
ブロックチェーンが混雑している時期には、マイナー(承認者)が優先的に処理するトランザクションを選ぶため、手数料が低いトランザクションは後回しにされることがあります。
送金元で手数料を「低速」や「エコノミー」に設定した場合、確認が遅れる原因となります。
特にビットコインやイーサリアムでは、ネットワーク混雑時に数時間から場合によっては1日以上待たされるケースもあるため、急ぎの場合は手数料を「標準」以上に設定することが重要です。
手数料をケチると、かえって時間がかかってしまうこともあるので注意が必要ですね。
通常であれば、BTCは20〜30分、ETHは5〜15分、TRC20やBEP20は5〜10分程度でBybitの残高に反映されます。
これらの時間を大幅に超えても反映されない場合は、他の原因(ネットワークミス、アドレスミス等)を疑う必要があります。
| 通貨・ネットワーク | 必要確認数 | 反映時間目安 |
|---|---|---|
| BTC | 2確認 | 約20〜30分 |
| ETH | 12〜24確認 | 約5〜15分 |
| USDT(TRC20) | 19確認 | 約5〜10分 |
| USDT(ERC20) | 12確認 | 約5〜15分 |
| USDT(BEP20) | 15確認 | 約5〜10分 |
| XRP | 1確認 | 約数分 |
よくある失敗パターン7選と解決方法
Bybitへの入金で多くのユーザーが経験する失敗パターンと、それぞれの解決方法を紹介します。
自分の状況と照らし合わせて、該当するケースがないか確認してください。
入金トラブルは防げるものがほとんどです。この記事で事前に対策を知っておきましょう。
📌 1. ネットワーク選択の不一致
最も多い失敗は、Bybitで取得した入金アドレスのネットワークと、送金元で選択したネットワークが異なるケースです。
例えばBybitで「TRC20」のUSDTアドレスを取得したのに、送金元で「ERC20」を選んで送金してしまうと、資金は別のブロックチェーン上を移動するため届きません。
解決するには、Bybitサポートに両方のトランザクションIDとネットワーク情報を提供し、復旧作業を依頼する必要があります。
ネットワーク選択ミスは最も多いトラブルです。送金前に必ず両方のネットワークが一致しているか確認しましょう。
📌 2. 二段階認証の未承認
送金元の国内取引所で送金申請をしただけで、メールやアプリに届いた二段階認証を承認していないケースです。
送金は実際にはまだ実行されていないため、送金元の「出金履歴」で「承認待ち」や「処理中」のステータスになっています。
解決方法は、登録メールアドレスやアプリの通知を確認し、承認手続きを完了させることです。
📌 3. 最低入金額を下回っている
Bybitでは、一部の通貨・ネットワークで最低入金額が設定されており、これを下回る金額を送金しても反映されません。
特に少額のテスト送金をする際に起こりやすいトラブルです。
解決方法は、Bybitの入金ページで各通貨の最低入金額を確認し、それ以上の金額を送金することです。
テスト送金をする場合でも、最低入金額以上の金額で送金するようにしましょう。
📌 4. アドレスの手入力ミス
入金アドレスをコピー&ペーストせず手入力した場合、1文字でも間違えると別のアドレスに送金されます。
多くのウォレットには「チェックサム」機能があり明らかに無効なアドレスは弾かれますが、たまたま有効なアドレスの形式になっていると送金が成立してしまいます。
この場合、資金は見知らぬ第三者のウォレットに届いており、取り戻すことはほぼ不可能です。
予防策として、必ずアドレスはコピー&ペーストし、最初は少額でテスト送金を行うことが重要です。
📌 5. XRP・XLMのメモ・タグ忘れ
XRP、XLM、EOSなどの通貨では、入金アドレスに加えて「Destination Tag(宛先タグ)」や「Memo(メモ)」の入力が必須です。
これを入力しないと、Bybitのシステムがどのユーザーへの入金か識別できず、自動反映されません。
解決方法は、送金元のトランザクションIDと正しいタグ情報をBybitサポートに提供し、手動で割り当ててもらうことです。
通常1〜3営業日で対応されます。
XRPやXLMを送金する際は、アドレスだけでなくメモ・タグも必ず入力しましょう。
📌 6. メンテナンス中の入金
Bybitや送金元の取引所がメンテナンス中、または特定の通貨・ネットワークが一時停止中に送金した場合、反映が大幅に遅れることがあります。
Bybitの公式サイトやTwitterで、入金・出金のメンテナンス情報が告知されていないか確認してください。
メンテナンス終了後、自動的に反映されるケースがほとんどです。
📌 7. 送金手数料の不足
送金元のウォレットで送金手数料(ガス代)を極端に低く設定した場合、トランザクションがブロックチェーン上で長時間保留され、最悪の場合は失敗することがあります。
ブロックチェーンエクスプローラーで「Pending(保留中)」のステータスが何時間も続く場合は、このケースが疑われます。
解決方法は、一部のウォレットで提供される「トランザクションの加速」機能を使うか、トランザクションがタイムアウトして送金元に戻るまで待つことです。
- 送金前にネットワークが一致しているか必ず確認
- アドレスは必ずコピー&ペーストを使用
- XRP・XLMなどはメモ・タグの入力を忘れずに
- 最低入金額を事前に確認してから送金
- 初回は少額でテスト送金を実施
ネットワークを間違えた場合の復旧手順
ネットワークの選択を間違えて送金してしまった場合、資金は異なるブロックチェーン上に送信されているため、通常の方法ではBybitに届きません。
しかし完全に失われたわけではなく、条件次第では復旧できる可能性があります。
💡 同じアドレスでもネットワークが違えば全く別の場所に送られるイメージです
まず理解すべきは、同じ入金アドレスでも選択するネットワークによって実際の送金先が異なるという点です。
例えばBybitでUSDTの入金アドレスを「TRC20」で取得した場合、そのアドレスはTronブロックチェーン上のアドレスです。
しかし送金元で誤って「ERC20」を選択すると、USDTはイーサリアムブロックチェーン上の同じ文字列のアドレスに送られます。
Bybitはそのイーサリアム側のアドレスを管理していないため、自動的には反映されません。
- 送金先のネットワークでも同じアドレスをBybitが管理している場合
- ERC20、BEP20、TRC20などの主要ネットワーク間の誤送金
- サポートに依頼することで復旧作業が可能
復旧が可能なケースは、送金先のネットワークにおいても同じアドレスをBybitが管理している場合です。
例えばERC20とBEP20、TRC20などの主要ネットワーク間であれば、Bybitが両方のブロックチェーンで同じアドレスを管理していることが多く、サポートに依頼すれば復旧作業を行ってくれます。
送金元の取引所またはウォレットから、トランザクションID(TxID)を取得します。
該当するブロックチェーンエクスプローラーで、そのトランザクションが成功しており、資金が確かに送信されたことを確認してください。
その上で、Bybitのサポートセンターに問い合わせを行います。
- 送金した通貨の種類
- 送金額
- Bybitで取得した際に選択したネットワーク
- 実際に送金時に選択してしまったネットワーク
- トランザクションID
- 送金元のアドレス
問い合わせ時には、以下の情報を正確に伝える必要があります:送金した通貨の種類、送金額、Bybitで取得した際に選択したネットワーク、実際に送金時に選択してしまったネットワーク、トランザクションID、そして送金元のアドレスです。
これらの情報が揃っていれば、Bybitの技術チームが該当するブロックチェーン上のアドレスを確認し、資金が実在することを検証した上で、あなたのアカウントに手動で振り込む作業を行います。
⚠️ 情報が不足していると復旧作業が遅れる原因になります。正確に伝えましょう
ただし注意点として、復旧作業は必ずしも保証されるものではありません。
送金先のネットワークでBybitがそのアドレスを管理していない場合、あるいはあまりにマイナーなネットワークへ送信してしまった場合は、技術的に復旧が不可能なこともあります。
また復旧手数料が送金額を上回るような少額の場合、実質的に復旧を諦めざるを得ないケースもあります。
🛡️ トラブルを防ぐ最善策
このトラブルを防ぐ最も確実な方法は、送金前に必ずネットワークの選択を二重確認すること、そして初回の送金時は必ず少額でテスト送金を行い、正常に反映されることを確認してから本送金を行うことです。
- 送金元でトランザクションIDを取得
- ブロックチェーンエクスプローラーで送金成功を確認
- Bybitサポートに問い合わせ(通貨・金額・正誤ネットワーク・TxIDを記載)
- 復旧作業の可否と手数料について回答を待つ
- 復旧可能な場合、数日〜数週間で反映
アドレス入力ミスとXRPタグ忘れの対処法
入金アドレスの入力ミスとXRPのタグ(メモ)入力忘れは、どちらも資金が正しい宛先に届かない原因となりますが、復旧の可能性は大きく異なります。
アドレスの入力ミスについては、極めて深刻なトラブルです。
仮想通貨のアドレスは英数字の長い文字列で構成されており、1文字でも間違えると全く別のアドレスに送金されます。
多くのウォレットには「チェックサム検証」という仕組みがあり、明らかに無効なアドレス形式の場合はエラーが表示されて送金できませんが、たまたま有効なアドレスの形式になっていた場合は送金が実行されてしまいます。
ブロックチェーンは分散型システムであり、一度確定した送金を取り消す中央管理者が存在しないためです。
唯一の可能性は、誤送信先のアドレスの所有者が善意で返金してくれるケースですが、相手が誰かを特定することも困難であり、現実的ではありません。
ブロックチェーンの取引は「非可逆的」であることが最大の特徴であり、それがセキュリティの高さにもつながっています。しかし誤送信時には、この特性が仇となるのです。
📝 アドレス入力ミスを防ぐための対策
- アドレスを手入力せず必ずコピー&ペーストする
- コピーした後も、最初の数文字と最後の数文字が一致しているか目視で確認
- 可能であればQRコードを使った入力を活用
- 初回送金時は必ず少額でテストを行い、正常に反映されることを確認してから本送金を行う
一方、XRP・XLM・EOSなどでのタグ(メモ)入力忘れは、復旧可能なケースが多いトラブルです。
これらの通貨では、取引所のユーザー全員が共通の入金アドレスを使用し、「Destination Tag(宛先タグ)」や「Memo」で個々のユーザーを識別する仕組みになっています。
タグを入力せずに送金した場合、資金自体はBybitのウォレットに届いていますが、Bybitのシステムがどのユーザーの入金か判別できず、自動的に振り分けられない状態です。
タグ忘れは「迷子になった荷物」のようなもの。資金は取引所に届いているので、本人確認ができれば受け取れます。
復旧方法は、Bybitサポートに問い合わせて手動での振り分けを依頼することです。
送金した通貨の種類(XRP、XLM等)、送金額、トランザクションID、送金元のアドレス、そして本来入力すべきだったタグ番号を正確に準備します。
準備した情報を添えてBybitサポートに連絡し、タグ入力忘れによる入金の手動振り分けを依頼します。
Bybitのサポートチームがブロックチェーン上でトランザクションを確認し、該当する資金が実在することを検証した上で、あなたのアカウントに手動で振り込みます。
この作業には通常1〜3営業日程度かかります。
問い合わせが混雑している時期や、提供した情報に不備がある場合はさらに時間がかかることもあります。
また一部の取引所では、タグ忘れの復旧作業に手数料を請求する場合がありますが、Bybitでは現時点で手数料は不要とされています(最新情報はサポートに確認してください)。
📝 タグ入力忘れを防ぐための対策
- 送金画面でアドレスとタグの両方が表示されていることを必ず確認
- 送金元の入力フォームで両方を正確に入力
- スマホアプリでは画面が小さくタグ入力欄を見落としやすいため、注意深く確認
- アドレス入力ミス:復旧ほぼ不可能。予防が唯一の対策(コピペ・目視確認・少額テスト送金)
- XRPタグ忘れ:復旧可能。Bybitサポートに通貨・金額・TxID・正しいタグ番号を伝えて依頼
Bybitサポートへの問い合わせ方法と必要な情報
自分で解決できない入金トラブルが発生した場合は、Bybitの公式サポートに問い合わせる必要があります。
迅速かつ正確な対応を受けるためには、適切な方法で必要な情報をすべて提供することが重要です。
- 問い合わせフォーム(最も一般的)
- ライブチャット機能(緊急時に有効)
- メールでの問い合わせ(詳細な資料送付に適する)
問い合わせフォームからの問い合わせ
最も一般的なのは、Bybit公式サイトまたはアプリ内の「サポートセンター」から問い合わせフォームを利用する方法です。
Bybitにログインした状態で、画面右上のユーザーアイコンから「サポートセンター」または「ヘルプ」を選択し、「お問い合わせ」ボタンをクリックします。
問い合わせフォームでは、カテゴリとして「入金」を選択し、具体的な問題内容を記入します。
問い合わせフォームは記録が残るので、後から確認したい場合にも便利です
ライブチャット機能
2つ目は、Bybit公式サイトのライブチャット機能です。
サポートセンターページの右下に表示されるチャットアイコンから、リアルタイムでサポート担当者とやり取りできます。
緊急性の高いトラブルや、複雑な状況を説明したい場合に有効です。
メールでの問い合わせ
3つ目は、メールでの問い合わせです。
Bybitの公式サポートメールアドレスは、公式サイトのサポートセンターページに記載されています。
ただしメールでの問い合わせは、フォームやチャットに比べて返信まで時間がかかる傾向があるため、緊急性が低い場合や詳細な添付資料を送りたい場合に適しています。
問い合わせ時に必ず含めるべき情報
問い合わせ時に必ず含めるべき情報は以下の通りです。
まず、あなたのBybitアカウント情報として、登録メールアドレスまたはUIDを記載します。
次に、入金しようとした通貨の種類と数量を正確に伝えます。
例えば「USDT 500」や「BTC 0.05」といった形です。
📝 トランザクションID(TxID)は最重要
これは送金が本当に実行されたことを証明する唯一の証拠であり、ブロックチェーン上での送金記録を特定するために不可欠です。送金元の取引所やウォレットの「送金履歴」から取得し、正確にコピー&ペーストしてください。
さらに、Bybitで入金アドレスを取得した際に選択したネットワーク(例:TRC20、ERC20、BEP20など)と、実際に送金元で選択したネットワークの両方を明記します。
これらが異なる場合は、その旨を強調して伝えてください。
送金元のアドレス(自分のウォレットや取引所のアドレス)も、本人確認のために求められることがあります。
XRP・XLMなどを送金した場合は、タグ番号も忘れずに伝えましょう
XRP・XLM等のタグ忘れの場合は、Bybitで取得した正しいタグ番号も忘れずに伝えます。
スクリーンショットを添付できる場合は、Bybitの入金画面(アドレスとタグが表示されている画面)と、送金元の送金完了画面を添付すると、サポート担当者が状況を正確に把握しやすくなります。
問い合わせ文の書き方のポイント
問い合わせ文の書き方としては、感情的にならず事実を時系列で整理して簡潔に記載することが重要です。
冷静に事実だけを伝えることで、サポート側も状況を把握しやすくなります
サポート対応時間と返信までの目安
Bybitのサポート対応時間は24時間365日ですが、日本語サポートの対応時間は限られている場合があります。
通常、問い合わせから24〜48時間以内に初回返信がありますが、複雑なケースでは追加情報の提供を求められ、最終的な解決まで数日から1週間程度かかることもあります。
返信が届いたら必ず内容を確認し、追加情報が求められた場合は速やかに対応してください。
- Bybitアカウント情報(登録メールまたはUID)
- 送金した通貨の種類と数量
- トランザクションID(TxID)
- Bybitで選択したネットワーク
- 送金元で選択したネットワーク
- 送金元のアドレス
- タグ・メモ(該当通貨の場合)
- 送金日時
- スクリーンショット(可能であれば)
Bybit入金ボーナスの受け取り方と適用条件【2025年10月最新】

Bybitでは新規ユーザー向けに魅力的な入金ボーナスキャンペーンを定期的に実施しており、初回入金時に条件を満たすことで最大30,000USDT相当のボーナスを受け取ることが可能です。
しかし、ボーナスを確実に受け取るには正しい手順と適用条件を理解しておく必要があります。
本記事では2025年10月時点での最新キャンペーン情報と、ボーナスを取りこぼさないための具体的な受け取り方法、注意すべき条件について詳しく解説します。
初回入金は最も高額なボーナスを受け取れるチャンスです!手順を間違えると受け取れないこともあるので、しっかり確認しておきましょう。
入金ボーナスは単なる「おまけ」ではなく、取引資金を大幅に増やせる重要な機会です。
特に初回入金時は最も高額なボーナスを受け取れるチャンスであり、適切な手順を踏むことで取引開始時の資金効率を大きく向上させることができます。
一方で、最低入金額や対象通貨、受け取り期限などの条件を満たさなければボーナスは付与されません。
最新の入金キャンペーン情報
2025年10月現在、Bybitでは新規登録ユーザーを対象に「初回入金キャンペーン」を実施しています。
このキャンペーンでは入金額に応じて段階的にボーナスが付与される仕組みとなっており、最大で30,000USDT相当のボーナスを獲得できる設計です。
入金額が大きいほどボーナスも増える累進方式なので、まとまった資金での入金がお得ですね
- 入金額に応じた累進方式のボーナス
- 50USDT相当から参加可能
- 複数回入金の合算金額に最上位ボーナスを適用
- 最大30,000USDT相当のボーナス獲得
主なキャンペーン内容は以下の通りです。
入金額が大きいほど受け取れるボーナスも増加する累進方式が採用されており、50USDT相当の入金から参加可能です。
キャンペーン期間中に複数回入金した場合、合算金額に応じた最上位のボーナスが適用されます。
📝 併用可能な他のキャンペーン
Bybit公式サイトでは入金ボーナス以外にも、取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンや、特定の暗号資産のステーキング報酬増額キャンペーンなど、複数のプロモーションが同時進行しています。
これらは併用可能なケースもあるため、アカウント開設後はキャンペーンページを必ず確認し、適用可能なすべての特典を活用することをおすすめします。
キャンペーンを併用できれば、さらにお得に取引を始められますよ
なお、キャンペーン内容は予告なく変更される場合があります。
最新情報は必ずBybit公式サイトのキャンペーンページで確認してください。
非公式サイトや第三者の情報は古い場合や誤りがある可能性があるため、公式情報を最優先に参照することが重要です。
初回入金ボーナスの受け取り手順
- アカウント登録と本人確認(KYC)を完了
- 必ず入金前にキャンペーンにエントリー
- 最低入金額50USDT相当以上を入金
- ボーナスは自動付与(数分~最大24時間)
Bybit公式サイトまたは公式アプリからアカウント登録を完了させます。
登録時にはメールアドレスまたは電話番号による認証が必要です。
アカウント作成後、本人確認(KYC)手続きを完了させることが推奨されます。
本人確認を済ませることで、入金・出金の上限額が引き上げられ、すべてのキャンペーンに参加可能となります。
キャンペーンページから初回入金ボーナスにエントリーします。
Bybitアプリまたはウェブサイトの「特典センター」や「キャンペーン」セクションから該当するキャンペーンを選択し、「参加する」ボタンをクリックしてください。
エントリー後、指定された最低金額以上を入金します。
2025年10月時点では、多くのキャンペーンで最低入金額は50USDT相当に設定されています。
入金方法は暗号資産の入金(オンチェーン入金)、クレジットカードでの購入、P2P取引など複数の選択肢がありますが、いずれの方法でもボーナス対象となります。
Bybitでは入金手数料は無料ですが、送金元の取引所や決済手段によっては手数料が発生する場合があります。
入金が完了し、資金がBybitアカウントに反映されると、条件を満たした時点で自動的にボーナスが付与されます。
ボーナスは通常、入金完了から数分以内にアカウントに反映されますが、ネットワークの混雑状況によっては最大24時間程度かかる場合もあります。
ボーナスの受け取り状況は「資産」→「特典センター」→「マイ特典」から確認できます。
エントリーを忘れてしまうと、せっかく入金してもボーナスがもらえないことがあります。入金前に必ずキャンペーンページで「参加する」ボタンを押しておきましょう!
📝 ボーナスが付与されない場合の確認項目
- エントリー手続きが完了しているか
- 入金額が最低条件を満たしているか
- 対象通貨で入金したか
問題が解決しない場合は、Bybit公式サポートにお問い合わせください。
ボーナス適用の条件と注意点
最も重要な条件は「最低入金額」です。
2025年10月時点では、初回入金キャンペーンの最低入金額は50USDT相当に設定されているケースが一般的です。
この金額は法定通貨換算ではなく、USDT換算で計算されるため、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などで入金する場合は、入金時のレートで50USDT相当以上になるよう注意してください。
BTCやETHで入金する際は、レート変動に注意!入金時点で50USDT相当を下回らないよう、少し余裕を持った金額で入金することをおすすめします。
対象通貨についても確認が必要です。
多くのキャンペーンでは主要な暗号資産(BTC、ETH、USDT、USDCなど)が対象ですが、一部のマイナーな通貨やトークンは対象外となる場合があります。
特にクレジットカードやP2P取引で法定通貨から直接購入する場合、購入後の通貨がボーナス対象であるか事前に確認しておくことをおすすめします。
📅 受け取り期限について
受け取り期限も重要な条件です。
Bybitの初回入金キャンペーンでは、タスクが表示されてから14日以内に条件を達成する必要があります。
アカウント登録後に長期間放置してから入金すると、キャンペーン期限が過ぎている可能性があるため、登録後は速やかに入金手続きを進めることが推奨されます。
また、入金ボーナスには「出金条件」が設定されている場合があります。
受け取ったボーナスをそのまま出金することはできず、一定額以上の取引を行うことで出金可能になる仕組みです。
具体的な条件はキャンペーンごとに異なるため、ボーナス受け取り前に利用規約を必ず確認してください。
出金条件は見落としがちなポイントです。ボーナスを受け取る前に必ず利用規約を確認し、自分の取引スタイルで達成可能な条件か判断しましょう。
複数回入金した場合の扱いにも注意が必要です。
Bybitの初回入金キャンペーンでは、期間内に複数回入金した場合、合算金額に応じた最上位ランクのボーナスのみが付与されます。
つまり、50USDT入金後に追加で200USDT入金した場合、合計250USDT相当のランクに対応するボーナスが1回だけ付与される仕組みです。
ボーナスを受け取るには、外部ウォレットや他の取引所から新規に資金を入金する必要があります。
すでにBybitアカウントを保有している場合でも、サブアカウント間の資金移動ではボーナスは付与されません。
Bybit入金のセキュリティ対策と安全に使うコツ

Bybitへの入金は、国内取引所から仮想通貨を送金する方法が主流ですが、この過程で詐欺被害や送金ミスによって資金を失うリスクが存在します。
仮想通貨取引における最大の特徴は、一度送金した資金は原則として取り戻せないという点です。
銀行振込のように組戻しができないため、セキュリティ対策と確認作業を徹底することが極めて重要になります。
暗号資産の送金は銀行振込と違い、一度ミスをすると取り返しがつきません。面倒でも慎重に確認を重ねる習慣をつけましょう。
Bybit公式サイトでは、アカウント保護のために二段階認証の有効化や資金パスワードの設定を推奨しています。
しかし、それだけでは不十分です。
入金プロセス全体を通じて、フィッシング詐欺への警戒、送金アドレスの厳密な確認、ネットワーク選択の慎重な判断といった複数の対策を組み合わせる必要があります。
- 二段階認証の有効化と資金パスワードの設定
- フィッシング詐欺への警戒(公式サイト・アプリから直接アクセス)
- 送金アドレスの厳密な確認(コピー&ペースト後も目視確認)
- ネットワーク選択の慎重な判断(送金元と送金先で一致させる)
- 少額でのテスト送金(初回は必ず実施)
特に初めてBybitへ入金する方は、少額でテスト送金を行い、正常に着金することを確認してから本送金を実行するという習慣をつけることをおすすめします。
手数料は二重にかかりますが、大切な資金を失うリスクと比較すれば、この保険的コストは決して高くありません。
「面倒だから一度に全額送ろう」という考えは危険です。初回は必ずテスト送金で安全を確認しましょう。
また、送金時には必ず公式アプリまたは公式サイトから直接アクセスし、検索エンジンの広告やSNSのリンクから飛ばないよう注意してください。
フィッシング詐欺とアドレス改ざんへの注意点
フィッシング詐欺とは、Bybitの公式サイトやアプリに酷似した偽サイトへ誘導し、ログイン情報や資金を盗み取る手口です。
偽サイトは本物と見分けがつかないほど精巧に作られており、URLも「bybit.com」に似た「bybit-official.com」や「bybit-login.com」といった紛らわしいドメインを使用します。
メールやSNSで「緊急のセキュリティ警告」「アカウント凍結の通知」「特別ボーナスの案内」といった件名で偽サイトへのリンクを送りつけ、ユーザーを焦らせて偽サイトでログインさせる手法が典型的です。
焦らせて判断力を鈍らせるのが詐欺師の常套手段です。「緊急」「今すぐ」といった言葉には特に注意が必要ですね。
Bybit公式は「公式チャンネル認証」機能を提供しており、メールアドレスやURL、ソーシャルメディアアカウントの正当性を確認できる仕組みを用意しています。
公式からの連絡かどうか疑わしい場合は、この認証機能を活用して確認してください。
なお、金融庁や警察庁サイバー犯罪対策でも、暗号資産に関する詐欺への注意喚起が行われています。
🚨 アドレス改ざんの脅威
もう一つの深刻な脅威がアドレス改ざんです。
これはマルウェアに感染したパソコンやスマートフォンで発生する現象で、コピーした入金アドレスが貼り付け時に攻撃者のアドレスに自動的に書き換えられてしまいます。
ユーザーはBybit公式サイトで正しくアドレスをコピーしたつもりでも、国内取引所の送金画面に貼り付けた瞬間に別のアドレスになっているため、気づかずに送金すると資金が攻撃者の手に渡ります。
アドレス改ざんは目に見えないため特に危険です。「コピペしたから大丈夫」という思い込みが命取りになります。
- 貼り付けたアドレスが元のアドレスと完全に一致しているか目視で確認
- アドレスの最初・最後だけでなく中間部分も含めて照合
- セキュリティソフトを最新の状態に保ち、定期的にウイルススキャンを実行
- 少額でテスト送金を行い、正しく着金するか確認
この手口を防ぐには、貼り付けたアドレスが元のアドレスと完全に一致しているか、目視で確認することが不可欠です。
特にアドレスの最初の数文字と最後の数文字だけでなく、中間部分も含めて照合してください。
改ざんマルウェアの中には、最初と最後を一致させて中間だけを変更する高度なものも存在します。
また、セキュリティソフトを最新の状態に保ち、定期的にウイルススキャンを実行することで、マルウェア感染のリスクを低減できます。
必ずBybit公式サイトまたは公式アプリにログインして、自分のアカウント画面から入金アドレスを取得する習慣をつけましょう。
第三者から提供されたアドレスを使うことは、詐欺に遭う確率を劇的に高めます。
「公式サイトから自分で取得する」これが鉄則です。どんなに信頼できる相手でも、アドレスの受け渡しには細心の注意を払いましょう。
送金前に必ずアドレスを再確認する習慣をつける
仮想通貨の送金において、アドレスの確認は何度行っても過剰ではありません。
一文字でも間違えれば資金は永久に失われる可能性があり、銀行振込のように訂正や取り消しができないためです。
送金前のアドレス確認を習慣化することが、資金を守る最も確実な方法といえます。
Bybitの入金画面で表示されるアドレスをコピーします。
コピーしたアドレスをメモ帳などのテキストエディタに一度貼り付けて内容を確認します。
国内取引所の送金画面に貼り付けた際に、メモ帳に保存したアドレスと完全に一致しているかを照合してください。
アドレスって長すぎて全部チェックするのは大変ですよね。効率的な確認方法はありますか?
アドレスは通常30文字以上の英数字で構成されており、すべてを暗記することは不可能です。
しかし、最初の4〜6文字と最後の4〜6文字を重点的に確認し、さらに中間部分もランダムに数か所チェックする方法が実用的です。
完全一致を確認するには、コピー元とコピー先を画面分割で並べて表示し、目視で突き合わせるか、差分チェックツールを使用する方法もあります。
- 最初の4〜6文字を確認
- 最後の4〜6文字を確認
- 中間部分をランダムに数か所チェック
- 画面分割で並べて目視確認
- 差分チェックツールの活用
ネットワーク(チェーン)の選択も、アドレス確認と同じくらい重要です。
たとえばUSDTを送金する場合、TRC20、ERC20、Polygon、BSCなど複数のネットワークが選択できますが、送信側と受信側で異なるネットワークを選ぶと資金が失われます。
Bybitの入金画面には「入金ネットワーク」が明示されているので、国内取引所の出金画面で同じネットワークを選択したか、送金ボタンを押す前に必ず再確認してください。
TRC20は手数料が安く送金速度も速いため人気ですが、取引所によっては対応していない場合もあるため注意が必要です。
ネットワークの選択ミスは初心者がやりがちなミスです。送信側と受信側で必ず同じネットワークを選びましょう!
📝 主要なネットワークの特徴
| ネットワーク | 特徴 |
|---|---|
| TRC20 | 手数料が安く送金速度も速い(人気) |
| ERC20 | 対応取引所が多いが手数料が高め |
| Polygon | 手数料が安く高速 |
| BSC | バイナンススマートチェーン、手数料が安い |
XRPやXLMなどの通貨では、タグの入力を忘れると入金が反映されず、サポートに連絡して手動で処理してもらう必要が生じ、時間と手間がかかります。
Bybitの入金画面にタグが表示されている場合は、必ずメモを取り、送金画面で入力漏れがないか確認してください。
- XRP(リップル)- デスティネーションタグ
- XLM(ステラルーメン)- メモ
- その他、取引所によって必要な場合あり
初回送金時には、可能な限り少額でテスト送金を実行することを強く推奨します。
たとえば10ドル相当のUSDTを先に送り、Bybitのアカウントに正常に着金することを確認してから、残りの資金を送金するという手順です。
手数料は二回分かかりますが、数万円や数十万円を一度に送って全額失うリスクを考えれば、このコストは必要経費といえます。
テスト送金が成功すれば、同じアドレスとネットワークで本送金を実行できるため、安心感が得られます。
テスト送金は面倒に感じるかもしれませんが、大切な資金を守るための保険だと考えましょう!
送金後は、必ずBybitの入金履歴画面で着金状況を確認してください。
通常、TRC20やBSCなどのネットワークでは数分以内に反映されますが、ネットワークの混雑状況によっては30分以上かかる場合もあります。
トランザクションID(TxID)を使ってブロックチェーンエクスプローラーで送金状況を追跡することも可能です。
- Bybitの入金履歴画面で着金状況を確認
- 通常は数分~30分程度で反映
- トランザクションID(TxID)で追跡可能
- 30分以上反映されない場合はサポートに連絡
Bybit入金に関するよくある質問

Bybitへの入金を検討する際、多くのユーザーが日本人の利用可否や本人確認の必要性、具体的な入金手順について疑問を抱きます。
海外の仮想通貨取引所であるBybitは、国内取引所とは異なる仕組みや制約があるため、事前に正確な情報を把握しておくことが重要です。
海外取引所は国内の金融庁登録事業者とは異なるため、利用前にしっかりと仕組みを理解しておくことが大切です
このセクションでは、Bybitの入金に関してユーザーから寄せられる代表的な質問とその回答をまとめています。
日本人の利用規約、本人確認の要否、ウォレットの種類と入金先、Apple Payをはじめとする決済手段の対応状況、日本の主要クレジットカードの利用可否、そして入金額の上限について、実際の運用ルールに基づいて詳しく解説します。
これから初めて入金する方も、すでに利用中で疑問点がある方も、以下の情報を参考にすることでスムーズに入金手続きを進めることができるでしょう。
Bybitは日本人の利用が禁止されていますか
Bybitは現在、日本人ユーザーの利用を明示的に禁止していません。
Bybitの公式サイトでは日本語表示に対応しており、日本語によるカスタマーサポートも提供されています。
また、日本円での入金オプションも用意されていることから、日本市場を重要なユーザーベースとして位置づけていることが分かります。
日本語対応が充実しているので、英語が苦手な方でも安心して利用できますね!
過去には一部の海外仮想通貨取引所が金融庁からの警告を受けて日本人向けサービスを停止した例もありますが、Bybitについては2025年10月時点で日本人の新規登録や取引を制限する措置は取られていません。
実際に多くの日本人トレーダーがBybitで取引を行っており、入出金も問題なく実行できている状況です。
日本の金融庁は登録を受けていない海外取引所の利用について、投資家保護の観点から注意喚起を行っています。
利用する際は自己責任となり、万が一トラブルが発生した場合に国内法による保護が十分に受けられない可能性があることを理解しておく必要があります。
- 日本の法規制による保護が受けられない
- トラブル発生時の救済措置が限定的
- 利用は完全に自己責任となる
また、今後の規制動向によっては状況が変わる可能性もあります。
日本の仮想通貨に関する法規制は継続的に更新されているため、Bybitを利用する際は定期的に公式サイトや金融庁の情報をチェックし、最新の状況を把握しておくことをおすすめします。
規制環境は変化する可能性があるので、定期的な情報確認が大切です!
入金に本人確認(KYC)は必須ですか
Bybitへの入金自体には、基本的に本人確認(KYC:Know Your Customer)は必須ではありません。
アカウントを作成した直後、本人確認を完了していない状態でも、仮想通貨をBybitのウォレットに入金することは可能です。
国内取引所から仮想通貨を送金する、あるいはクレジットカードで暗号資産を購入する形での入金は、KYC未完了でも実行できます。
入金だけなら本人確認なしでもOKですが、実際に取引するなら出金のことも考えておく必要がありますね。
しかし、出金については異なる制限が適用されます。
Bybitでは出金依頼を承認する前に本人確認の完了を求める場合があり、特に一定額以上の出金を行う際にはKYCが実質的に必須となります。
本人確認のレベルによって1日あたりの出金上限額が設定されており、未確認の状態では出金額が大きく制限されるか、出金そのものができない場合があります。
- 入金はKYC未完了でも可能
- 出金には本人確認が実質的に必須
- KYCレベルによって出金上限額が変動
- レベル1認証には身分証明書が必要
Bybitの本人確認にはレベルが設定されており、基本的な個人情報の提供と身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)の提出によってレベル1のKYCが完了します。
さらに高額な取引を行いたい場合は、追加の書類提出や自撮り写真の提出によって上位レベルの認証を受けることができます。
レベル1の認証は比較的簡単で、数分から数時間程度で完了することが多いですよ。
📝 VIPユーザーの場合
VIPユーザーについては標準個人KYCの要件が異なる場合があるため、大口取引を予定している方は事前にBybitのサポートに確認することをおすすめします。
入金だけを目的とするのであればKYC不要ですが、実際に取引して利益を出金する予定がある場合は、早めに本人確認を済ませておくとスムーズです。
ウォレットへの入金方法を教えてください
Bybitには複数のウォレットタイプが存在し、用途に応じて使い分ける仕組みになっています。
主要なウォレットとして、現物ウォレット、デリバティブウォレット、資金調達ウォレット、統合取引アカウント(UTA)などがあります。
初めて入金する際は、まずどのウォレットに資金を入れるべきか理解することが重要です。
- 現物ウォレット:外部からの入金が最初に反映されるウォレット
- デリバティブウォレット:レバレッジ取引用のウォレット
- 資金調達ウォレット:資金管理用のウォレット
- 統合取引アカウント(UTA):現物とデリバティブの証拠金を一元管理できる推奨ウォレット
基本的に外部から仮想通貨を入金する場合、最初に資金が入るのは「現物ウォレット」です。
Bybitの入金画面で仮想通貨の入金アドレスを取得し、そのアドレスに対して国内取引所などから送金を行うと、現物ウォレットに反映されます。
初回入金では必ず少額でテスト送金を行い、正常に着金することを確認してから本送金することをおすすめします
入金手順は以下の通りです。
Bybitのアプリまたはウェブサイトにログインし、「資産」メニューから「入金」を選択します。
入金したい仮想通貨(例:USDT、BTCなど)を選び、適切なネットワーク(TRC20、ERC20、BTC Mainnetなど)を選択します。
アドレスが表示されたら、それをコピーして送金元の取引所の出金画面に貼り付けます。
一部の仮想通貨(XRPやXLMなど)では、アドレスに加えてタグ(メモ)の入力が必須となる場合があるため、表示される情報をすべて正確に転記してください。
特にUSDTの場合、TRC20・ERC20・Polygonなど複数のネットワークがあります。送金元と送金先で必ず同じネットワークを選びましょう
📝 入金後のウォレット振替
入金が完了し現物ウォレットに資金が反映されたら、取引目的に応じてウォレット間で資金を移動させます。
現物取引を行う場合はそのまま現物ウォレットで取引できますが、レバレッジ取引(先物取引)を行いたい場合は、資産画面から「振替」機能を使ってデリバティブウォレットや統合取引アカウントに資金を移動させる必要があります。
Bybitでは現在、統合取引アカウント(UTA)を推奨しており、このウォレットタイプを使用すると現物取引とデリバティブ取引の証拠金を一元管理できます。
初めての方はUTAを有効化しておくと、ウォレット間の振替手続きが簡略化されて便利です。
UTAを有効にすると、現物取引と先物取引の資金を別々に管理する手間が省けて、取引がよりスムーズになります
Apple Payでの入金は可能ですか
BybitではApple Payを直接使った入金には対応していません。
仮想通貨取引所への入金でApple Payが使える例は限定的で、Bybitにおいても2025年10月時点では、Apple Payで直接日本円や仮想通貨を入金する機能は提供されていません。
Apple Payでの直接入金ができないのは少し不便ですが、代わりにいくつかの入金方法が用意されています。
💳 BybitカードとApple Payの連携
ただし、Bybitが発行する「Bybitカード」をApple Payに登録することは可能です。
BybitカードはBybitアカウントの資金と連動したプリペイドカードで、Apple PayにBybitカードを追加すれば、iPhoneやApple Watchから直接タップして支払いを行うことができます。
このカードは日常の買い物での支出に利用できますが、入金機能とは性質が異なります。
- 国内取引所で仮想通貨を購入してBybitに送金する方法(最も一般的)
- クレジットカード決済で直接Bybit上で仮想通貨を購入する方法
- P2P取引を利用して直接Bybit上で仮想通貨を購入する方法
Bybitへの実際の入金方法としては、以下の選択肢があります。
まず、国内取引所で仮想通貨(ビットコインやリップル、USDTなど)を購入し、それをBybitに送金する方法が最も一般的です。
もう一つは、Bybitが提供するクレジットカード決済やP2P取引を利用して直接Bybit上で仮想通貨を購入する方法です。
Apple Payに登録したクレジットカードを使いたい場合は、まずそのクレジットカードが国内取引所での仮想通貨購入に対応しているか確認し、国内取引所経由でBybitに入金するルートを検討してください。
または、Bybitのクレジットカード入金機能で対応カードであれば、ブラウザ経由でカード情報を直接入力して購入することも可能です。
Apple Payでの直接入金はできませんが、国内取引所を経由する方法なら手数料面でも安全性の面でも安心です。
Apple Payでの直接入金を期待していた方には不便かもしれませんが、現状では国内取引所を経由する方法が手数料面でも安全性の面でも推奨されます。
楽天カードや三井住友カードは使えますか
Bybitのクレジットカード入金機能における日本の主要カードブランドの対応状況は、カード発行会社の方針によって大きく異なります。
結論から言うと、楽天カードと三井住友カードはBybitでの仮想通貨購入には使えない可能性が高いです。
これは仮想通貨取引に伴うリスクやマネーロンダリング対策、カード会社の規約による制限などが理由です。
実際に試したユーザーの報告では、以下の主要な日本発行カードは、Bybitでの決済時にエラーとなるケースが多く報告されています。
- 楽天カード
- 三井住友カード
- ライフカード
- エポスカード
- イオンカード
日本の大手カード会社は、リスク管理の観点から海外仮想通貨取引所での利用を制限しているケースが多いんです
一方で、一部の海外発行のクレジットカードや、仮想通貨取引に対応を明言しているカードブランドであれば利用できる場合があります。
VisaやMastercardのブランドであっても、発行会社の方針次第で使える場合と使えない場合があるため、実際に試してみないと確実なことは言えません。
💳 クレジットカード入金の手数料について
Bybitのクレジットカード入金は手数料が比較的高く設定されています。
カード決済による仮想通貨購入では、決済手数料として購入額の数パーセントが上乗せされるため、少額の入金では割高になる傾向があります。
さらに、クレジットカード会社側で海外利用手数料が別途発生する可能性もあります。
日本からBybitに入金する最も確実で経済的な方法は、国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入し、それをBybitに送金するルートです。
- bitFlyer
- Coincheck
- GMOコイン
この方法であれば、クレジットカードの制限を受けることなく、比較的低コストで入金できます。
国内取引所を経由する方法なら、手数料も抑えられて確実に入金できますよ
どうしてもクレジットカードでの入金を試したい場合は、少額でテストしてから本格的な入金を行うことをおすすめします。
入金額に上限はありますか
Bybitへの仮想通貨入金には、基本的に取引所側が設定する絶対的な上限額はありません。
ブロックチェーンネットワークを通じた外部からの入金については、技術的に制限される金額の上限は存在せず、数百万円や数千万円といった大口の入金も可能です。
暗号資産のウォレットからの入金なら、金額を気にせず自由に送金できるのが特徴です!
法定通貨での購入には上限あり
ただし、クレジットカードやP2P取引を利用した法定通貨での購入には、明確な上限が設定されています。
クレジットカードでの購入上限は、カード発行会社の限度額やBybitの決済プロバイダーが設定する制限によって変わります。
一般的には1回あたり数十万円程度が上限となることが多く、高額な入金には向いていません。
出金制限の方が重要
各KYCレベルには1日あたりの出金上限額が設定されており、本人確認が未完了または低レベルの状態では、たとえ大きな金額を入金できたとしても、出金時に制限を受けることになります。
| KYCレベル | 1日あたりの出金上限 |
|---|---|
| レベル1 | 数百万円相当 |
| レベル2以上 | 数千万円以上 |
| VIP・法人 | 個別設定 |
例えば、KYCレベル1では1日あたりの出金上限が数百万円相当に設定されているのに対し、より高いレベルの認証を完了すると数千万円以上の出金が可能になります。
VIPユーザーや法人アカウントの場合は、さらに高い上限が適用されるか、個別に設定される場合があります。
入金は自由でも出金で困ることがあるので、大口取引を予定している方は事前のKYC完了が必須ですよ。
大口入金前の準備
大口の資金を入金する予定がある方は、事前に適切なKYCレベルを完了させておくことが重要です。
入金は自由にできても出金で制限を受けると、資金が取引所に一時的にロックされた状態になってしまいます。
Bybitカードの支出限度額
Bybitカードに関しては、バーチャルカードと現物カードで支出限度額が設定されています。
仮想カードライトは150ユーロの生涯支出限度額の対象となるなど、カードの種類によって異なる制限があります。
- 仮想通貨入金には基本的に上限なし
- クレジットカード購入は数十万円程度が上限
- 出金制限はKYCレベルに応じて設定
- 大口入金前には必ずKYC完了を
- 不安な場合はカスタマーサポートに確認
入金額の上限について不安がある場合や、特に大口の入金を予定している場合は、事前にBybitのカスタマーサポートに問い合わせて、自分のアカウントレベルでの制限内容を確認しておくと安心です。




