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6/21(金) Road to Fuji Rock Festival on RSG

FES!FES!FES!
2019/07/04

InterFM897『Ready Steady George!!』(毎週月~金1pm - 4pm DJs: George Williams, Shaula)で、毎週金曜日、1pmすぎにお送りしている「Road to Fuji Rock Festival(FUJI ROCKへの道)」。毎回異なる視点から、国内最大級の野外ロック・フェスティバル、Fuji Rock Festival '19(新潟県湯沢町苗場スキー場、7/26 ~ 28開催)を深く掘り下げます。

6月21日(金)は、フジロックにおけるレコード会社の役割について、ワーナーミュージックジャパン関口さんに聞きます。

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ジョージ:レコード会社ワーナーミュージックジャパンの関口さんをお迎えします。よろしくお願いします。

関口:よろしくお願いします。こんにちわ〜。

ジョージ:SMASHの高崎さんも隣にいまして。まず、関口さんはワーナーミュージックでどんなことをしているんですか?

関口:僕は洋楽の部署にいるんですけど、海外のアーティストを日本でどうやって売るかとか、どうやって宣伝するかを考えて動かす仕事をしています。

ジョージ:ケアや相談のお話もするんですよね?

関口:海外のレーベルとか、時にはマネージメントとか。事前にメールのやりとりがあって、スケジュールどうするとか、どういう番組にお邪魔するとか、そういう細かいことをずっとやっています。今は、Liam Gallagher、GORILLAZ、Charlie Puth、フジロックではFEVER 333とか、今年出演するDeath Cab for Cutieとか、バンドとかロック系が多いですかね。

ジョージ:関口さん言えないと思うけど、「あ、久しぶりに来日!楽しみ!」というアーティストもいるかと思えば、「あ、ヤベェ、また来るぞ」ってそういうのもあるんじゃないですか?

関口:あ・・・ないっす!!大丈夫っす!


■ フジロックとワーナーミュージック

ジョージ:フェスの時って、レコード会社ってどんな動きしているんですか?

関口:僕らみたいな洋楽の担当だと、海外アーティストって日ごろ会わないので、会場に来た時とか、お出迎えとか挨拶とかあるんですけど、だいたい取材とかリクエストをいただくので、プレスエリアに、ほぼほぼいる感じですかね。自分の担当アーティストとかチームのアーティストとかがライブをやるときはステージまで行って、色々ケアしたりとか。その繰り返しですね。

ジョージ:フジに関しては、プロモーションで関わることがほとんどですよね。アーティストによってメンバーが多いアーティストとかいるじゃないですか。レコード会社としては何人くらいで動いているんですか?例えばフェスで。

関口:うちのチームはそんなに多くないので、多くても10人いるかいなくらいの規模ですかね。

ジョージ:フジで10人。ワーナーミュージックって、すごいアーティスト抱えているじゃないですか、10人でけっこうパツパツじゃないですか?

関口:かぶる時あるじゃないですか?今日は3組、自分の担当いるなとか。それだとホテル行って、取材して、ライブ観に行って、戻ってきて・・・みたいな。やるとけっこう痩せます!それが3日間続くと、「明日どうだっけ?」とか、けっこうテンパります(笑)

ジョージ:今笑っているけど、最中は笑っていないんですよね。今年のワーナーからどんなアーティストが出るんですか?

関口:今年は大注目のSia。Jason Mraz、Death Cab for Cutie、JANELLE MONAE、Anne-Marie、Gary Clark Jr.、Sabrina Claudio・・・。けっこうバラエティに富んだラインナップがきますね。

ジョージ:今年、フジロックにRed Hot Chilli Pipersが!ワーナーミュージックはペッパーズ。ペッパーズはサマソニじゃないですか?フジロックにパイパーズが出ることによって、どんなリアクションでした?

関口:まず発表の日にちに、よく電話とメールが鳴るな〜と。「すごいじゃないですか!2個って出れるんですねー!」みたいな。「言ってくださいよ!」みたいな。いやいや知らないし!そもそも違うし!本気で間違えるメディアの方も、ちょこっといらっしゃったので、よく見てくださいって。

ジョージ:高崎さん、そういう電話もあったみたいですね。文字が小さすぎないですか?とか。

高崎:そうっすね。発表の時にツイッターとか見てると、「え、このポジションでいいの?」とか書いてあったりしましたね。


■ 過去の苦労談

ジョージ:今年のフジロックの楽しみ、Red Hot Chilli Pipers。関口さんは今まで「この時、大変だったな」という話、言える範囲で何かありますか?

関口:去年なんですけど、某UKアーティストのライブがあって。すごいいいライブをして、初めて会ったんですけど、ものすごいいい方で、「ライブよかったよ〜!」って話をしたら「あれ?取材ってやるんだよね?」って、取材のリクエストがあって。本国のレーベル経由でマネージャーと相談したんですけど、最終的にやらないって空気になってたんですね。でも「取材やるの?」「やるの!?」って押し問答があって、うち的にはやってくれるんだったら「じゃあ組み直すよ」って話しになって、そこからお断りしたメディアの方に全員連絡をして、「すいません、かくかくしかじかなんですけど・・・」、って全部組み直したことがあります。

ジョージ:ダメって言って、ここに来てOK?ありがたいけど!すぐにインタビュー受けたいってことですよね。

関口:1時間後にやるかみたいな話になって。原因わかったんですけど、その日の早朝にマネージャーが「やっぱ、やるよ」っていうのを本国に飛ばしたらしく。僕らに伝わってこなくて、僕らもライブ前に「話しかけるのやめとこ」みたいな感じだったので。

ジョージ:メディアはどうなったんですか?手をあげてやりますという人たちはけっこう出てきたんですか?

関口:みなさん、全員「マジっすか!」みたいな感じで「じゃあ、プレスエリア行きまーす!!」みたいな感じで。プレスエリアって、けっこうホテル側にあるじゃないですか?一番奥にいた編集者さんが、走ってきてくれたっていう(笑)地理感分かる人はわかると思うんですけど、けっこう遠いので。

ジョージ:高崎さんどれくらいですか?一番遠いステージからだと?

高崎:歩いて、だいたい1時間ですね。

ジョージ:わ〜お!関口さんは、フジロックの魅力ってなんだと思いますか?

関口:予定調和じゃないところというか、毎年何か必ずあるじゃないですか?そのよくわからない期待感が1番の魅力じゃないかなと思います。


■ 今も印象に残るアーティスト

ジョージ:記憶に残っているものは?

関口:全く期待していなかったアーティストがすごいライブやって、それが後々語られていって、あの時がターニングポイントだったのかっていうのが、過去に遡ってあれがそうだったなとかありますね。あとは天気ですね。逆に雨が降ると燃えるタイプなので!雨が降っている中で馴染んでいるみんなの、よくわからない一体感というか。

ジョージ:フジロック行ったことのない人って「でも、雨が大変じゃないですか?」って。でも山だから雨ってついてくるもんよ!高崎さんはSMASHとして見てきたと思うんですけど、関口さんが言ったターニングポイント、このアーティストのこれすごかった!っていう瞬間はなんですか?

高崎:僕が覚えているのは、MUSICの初めてのレッドマーキー。レッドマーキーができて数年くらいで、多分パンパンで人が入りきらないのはあのアーティストが初めてだったような。それも新人で、全然観れないよって。あれがターニングポイントだったんじゃないかなという気がしますね。

ジョージ:高崎さんと関口さん。主催者とレコード会社ってフジロック前にどういうお話しするんですか?

関口:頻繁にやり取りさせてもらっているんですけど、日常のアーティストで「こんなんでるよ」とか「プロモーションこんなん考えているよ」とか。

高崎:そこらへんの情報を共有して、「じゃあ、この流れでフジロックに入れたら面白いよね」とか、そういうロングスパンで考えて話したりしますね。

ジョージ:僕のイメージは主催者がそういうブッキングをしているんですよね?関口さんから逆プロモーションすることもあるんですか?

関口:「今これノッテるよ!」とかって言っておきたいですし、「これ多分日本に合うよ」っていうのはいつもあるので。

高崎:そういうところの情報を聞きつつ、「これはちょっとうちじゃないんじゃない?」っていうのもあれば、逆に“パン”って教えてもらって、twenty one pilots とか、FEVER 333 は「こんなのあるよ」って聞いて、即動いたアーティストだったりしますね。

ジョージ:FEVER 333は去年ですよね。

関口:うちの別の担当もいるんですけど、FEVER 333が出るよって話になって、たまたま高崎さんが面白いってなってくれて、それをきっかけにリリースとか諸々考えてみようって。

高崎:だから、あれ動いたのすんごい早かったんですね。聞いてすぐ動くよって言って、電話を1時間以内に返して「なんとかするから、任せて」って会社を説得するというか、話してという流れで。3週間〜1ヶ月後には決まっていたと思いますね。


■ 出演情報の秘匿保持

ジョージ:発表する前の段階を知っているじゃないですか?自分しか知らないってワクワクしません?

関口:逆に、ドキドキするというか、変な話、バレたらどうしようって。いろんな人に迷惑かかるじゃないですか。メモ落とすとか!けっこう怯えて過ごすタイプ。

ジョージ:SMASHもそうじゃないですか?リークしないように。徹底するしかないと思うんですけど・・・

高崎:徹底するしかないですし、情報出さないですし、社内でもフライヤーとか共有しないとか、そういうのから色々ありますよ。

ジョージ:フライヤーって発表する前にできてるじゃないですか?作った人とかも一部しか知らない。

高崎:「あ、できてる」って、そういう流れもありますよね。


■ 忘れられないライブ、そして今年

ジョージ:これまで記憶に残っている、忘れられないライブってありますか?

関口:フジロックに初めて行った2002年なんですけど、その時のレッチリは多分、忘れないというか身体に入ってしまっていて、たまにあのことを思い出す感じですね。仕事とかしていても「あれ、あったな〜」っていう。その時はフジロック初めてだったので、どういう感じのものか全くわからないまま行ってみて「こんなにすごいイベントがあるんだ!」って、最後にレッチリ出てきて。

ジョージ:ステージに上がって、音が鳴った瞬間のみんなのエネルギーが爆発する瞬間、水を巻いている連中がいたりして、あれ最高ですね。今年は誰を期待していますか?

関口:今年は3日目、日曜日にやるJason Mraz。野外はまた格別なものがあるんじゃないかと思っているのと、自分の担当だと、土曜日のホワイトステージのDeath Cab for Cutie。これはちょっと観たいなと思っています。

ジョージ:レコード会社だから当然観られると思いますけど、でもそれが他アーティストのケアとかを同じタイミングでしなくちゃいけないこともありますもんね。

関口:今年は多分、大丈夫だと思うんですけど、当日にならないとわからないので! 

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【番組情報】

Ready Steady George!!

放送日時: 月~金曜 1pm - 4pm

DJs: George Williams, Shaula

メール: rsg@interfm.jp

ハッシュタグ: #ジョージとシャウラ