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松浦俊夫

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7/12(金) Road to Fuji Rock Festival on RSG

FES!FES!FES!
2019/07/15

InterFM897『Ready Steady George!!』(毎週月~金1pm - 4pm DJs: George Williams, Shaula)で、毎週金曜日、1pmすぎにお送りしている「Road to Fuji Rock Festival(FUJI ROCKへの道)」。毎回異なる視点から、国内最大級の野外ロック・フェスティバル、Fuji Rock Festival '19(新潟県湯沢町苗場スキー場、7/26 ~ 28開催)を深く掘り下げます。

7月12日(金)は、フジロック '19でR&B関連の最新情報ほかを、SMASHの佐藤ハリーさんに聞きます。

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ジョージ:フジロックを運営・企画するSMASHのヒップホップ担当、佐藤ハリーさんをお迎えしました。久しぶりだね!元気そうじゃないですか?フジロックも2週間後、精神状態どうですか?

佐藤:数字で何日前とか、聞きたくないですね(笑)

ジョージ:あんまり寝ないですね?

佐藤:みんな寝てないのかな?それぞれですかね。

ジョージ:普段、SMASHではどんな仕事をしているんですか?

佐藤:海外のアーティストの招聘(へい)、そのコンサートを成り立たせる。あとは日本人アーティストのコンサートの制作もやっていますね。

ジョージ:海外のアーティストは、どんなアーティストを担当?

佐藤:一番最初に自分が担当したのがThe Internetってアーティスト。あとAnderson .Paakとか、ここ最近だとDenzel Curry。全部ヒップホップ絡みなんですけど、自称ヒップホップ担当ではないです。


■ フジロック '18を振り返る

ジョージ:高崎さんから、ハリーさんはヒップホップ担当って私たち伺っているんです。肩書きがどうでもいいのは確かにあるけどね。去年のヘッドライナー、Kendrick Lamarだったじゃないですか?思い入れも強かったんじゃないですか?

佐藤:もちろん、とても強かったですね。フワッっと全体的で、雨の中映画を見ている、夢を見ているそんな感じがしました。自分が担当していたわけではないですけど、「いつかこれたらいいな〜」「これるのかな?」っていうのがあったので、決まった時に、「よっしゃ!」って普通に思いました。

ジョージ:発表される前に佐藤さん、知ってるじゃないですか?「候補として、Kendrick Lamar考えているんだよね」って話を誰よりも先に聞いていると思うんですけど。

佐藤:話が進んでいって、ギリギリでキャンセルするのかな〜?ってそういう不安って常にあるじゃないですか?アーティストが有名であればあるほど、半分期待、半分期待しないで考えていたんですけど、決まって良かったです。絶対握手してやろうと思ってたんですけど、近寄れなかったです。

ジョージ:(笑)


■ フジロック '19でR&B関連の見どころ

ジョージ:今年のフジでプッシュしたいアーティストっていますか?

佐藤:今年のフジは、Daniel Caesar。R&Bの新人ですね。とってもかっこいいです。D'Angeloとか好きな人も好きだと思うし、グラミーとったH.E.R.と一緒に曲を作ったりしていて、とてもコネの太いアーティストだと思います。

ジョージ:どのタイミングで知って、どのタイミングで呼んだりしているんですか?

佐藤:Daniel Caesarは、2年くらい前ですかね?いいな〜と思っていたら来日が他の会社で決まって、お〜っと思っていたんですけど、それがキャンセルになったんです。今年になってフジロックの話をしまして、無事に決まって良かったです。普通にアーティストはだいたい2年くらい前に名前を知って、その様子を見つつ、日本でどのくらいファンがいるのかな〜とか、自分がどれくらい好きになるかを考えますね。

ジョージ:単独で来てもフェスではちょっと違うじゃないですか。腕を組みながら、名前を聞いたからちょっと見に行こうって人もいる。フジだとどのくらいのキャパ集まるのか?とか、想像でやっているのは結構きついんじゃないですか?

佐藤:真面目に答えると、YouTubeの再生数とか想像をバックアップするデータをリサーチしています。夢のない話なんですけど。

ジョージ:実際それも反映しているんですよね?

佐藤:もちろん。数字を出した上で、どのくらい見込みがあるのかをプレゼンしていく感じですかね。


■ フジロックとYouTube

ジョージ:そのYouTubeの話。フジロックは苗場で実際足を運んで生で見るのがベストですが、今年も中継をやる?

佐藤:今年もやります!先日発表しました。去年は、とても良かったと思います。その頃自分が担当はしていなかったんですけど、結果だけ色々聞いて、会場にいる方も見ていると。

ジョージ:例えばグリーンステージの前にステージに立っている人がホワイト見たり、レッドマーキー見たり?

佐藤:そういう使い方もあるんだなと。

ジョージ:それ意外!完全フジロックに行けなかった人たちだけかと。でも会場内の人たちも見ていたんだ。

佐藤:海外からもありましたね。一番多いのがアメリカでしたね。もちろん日本を除いてですけど。

ジョージ:フジロックってYouTubeで全世界で名前を知っているけど、初めて映像を見た人もいると思うんですけど、どんなコメントがあったんですか?

佐藤:海外からのコメントとしては見てなかったですね。日本のコメントはありましたけどね、いいコメントも悪いコメントもありましたけど。

ジョージ:中継できる、できないアーティストがいるじゃないですか?アーティストとの交渉はどうするんですか?

佐藤:ちょっと・・・夢がないな(笑)大変ですね。それはチームでやっているので、自分だけでやっていることではないので、大変だとは思います。


■ YouTubeチャンネルとフジロック、今後のビジョン

ジョージ:今後フジロックを、どんなふうに広げていこうと思っていますか?

佐藤:YouTubeで生配信していくのは、自分の中で去年知って、これは広げる一番のチャンス、可能性があることだと思っているので、それを続けること。日本のアーティストも多く出ると思うので、その日本のアーティストを海外の方達に見てもらって、日本のシーンも同時に見てもらえたらなと。

ジョージ:それはあると思う!今、SXSW (South by Southwest: 米フェスティバル)は、わざわざ足を運んでライブをやっているアーティスト、結構いるじゃないですか?これはフジロック・日本を世界に配信しているから、音楽が海外に確実に届いているじゃないですか?

佐藤:そうですね。届いているはずだと思う。なので日本のアーティストもどんどんツアーして欲しいですね。

ジョージ:ハリーさんが今後フジで呼びたいアーティストは?

佐藤:Kanye West。完全ヒップホップ担当みたいになっていますけど。ある種ロックだと思っています。活動と音楽がただ歴史に縛られていないってことなのかな?それと、Enyaはフジで呼びたいというか見てみたい。

ジョージ:今日の東京って、天王洲って霧がかかっているような感じなんですけど、苗場の山で霧がかかっている状態のEnyaっていいと思うよ。

佐藤:みなさん意外かと思うと思うんですけど、面白いと思うんです。

ジョージ:ハリーさんと僕が共通して見たいのは、Enya、Enyaですよ!

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【番組情報】

Ready Steady George!!

放送日時: 月~金曜 1pm - 4pm

DJs: George Williams, Shaula

メール: rsg@interfm.jp

ハッシュタグ: #ジョージとシャウラ