【2025年09月12日】最新海外FX投資ニュース

FX編集部の田中です。今朝も海外市場の動きをお届けします。

昨日の海外市場は、まさに「雇用vsインフレ」の綱引きが見どころでした!米CPIの加速にも関わらず、雇用指標の大幅悪化が市場の焦点となり、結果的にリスクオン相場が展開されました。ダウ、ナスダック、S&P500すべてが史上最高値を更新し、投資家の皆様にとっては嬉しいニュースが続いています。

それでは、昨夜の重要なニュースを見ていきましょう。


目次

重要ニュース1:米雇用指標悪化でFRB利下げ観測91%に

8月米CPIが2.9%に加速したものの、新規失業保険申請件数が4年ぶり高水準となり、9月FOMC利下げ確率が91%に上昇

昨日発表された米経済指標は、まさに市場にとって「想定内の範囲」でした。8月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.9%上昇と、前月の2.7%から加速しましたが、市場予想とほぼ一致する内容でした。

しかし、より注目されたのは雇用指標の方でした。9月6日週の新規失業保険申請件数が26万3000件と、前週比で2万7000件も増加し、2021年10月以来約4年ぶりの高水準となりました。この数字は市場予想の23万5000件を大幅に上回るものでした。

CMEフェドウォッチによると、この発表を受けて9月16-17日のFOMC会合での0.25%利下げ確率は91%まで上昇しています。投資家の皆様も、来週のFOMCは「利下げありき」で戦略を考えられる状況になりましたね。


重要ニュース2:米株式市場で主要3指数すべて史上最高値更新

ダウが617ドル高の46,108ドル、ナスダックとS&P500も最高値を更新し、利下げ期待でリスクオン相場が加速

昨夜の米株式市場は圧巻の上昇でした!ダウ工業株30種平均は前日比617.08ドル高の46,108.00ドルで取引を終え、終値ベースで史上最高値を更新しました。

ハイテク株が多いナスダック総合指数とS&P500指数も、それぞれ史上最高値を更新しています。特に半導体大手のマイクロン・テクノロジーが7.6%上昇するなど、ハイテク株が相場を牽引しました。

FRBの利下げ観測が強まったことで、「金利負担の軽減→企業業績改善期待」という好循環が意識されているようです。投資家心理の改善は、しばらく続きそうな気配ですね。


重要ニュース3:ECB2会合連続で金利据え置き決定

欧州中央銀行が預金金利2.0%維持を決定、ラガルド総裁は「経済は良好な状態」と評価し追加利下げ観測が後退

欧州中央銀行(ECB)は昨日の政策理事会で、市場予想通り主要3政策金利の据え置きを決定しました。預金金利は2.0%、政策金利は2.15%、限界貸出金利は2.4%で維持されます。

注目すべきは、ラガルド総裁の記者会見での発言です。「米国との関税合意により不確実性が低下し、経済成長に対するリスクがより均衡した」と述べ、ユーロ圏の経済状況を「良好」と評価しました。

また、2025年の経済成長率予測を1.2%に上方修正(6月予測から0.3ポイント引き上げ)したことも、ECBの楽観的な見方を示しています。短期金融市場では、これを受けて追加利下げ観測が後退し、来年半ばまでの0.25%利下げ確率が50%を下回りました。


重要ニュース4:日経平均430円高で続伸、44,800円台回復

東京株式市場で日経平均が前日比430.80円高の44,803.30円で開始、米株高と利下げ観測を受けハイテク株中心に買い優勢

今朝の東京株式市場も、昨夜の米株高の流れを受けて好調なスタートを切りました。日経平均株価は前日比430.80円高の44,803.30円で取引を開始し、3営業日連続の上昇となっています。

牽引役は、やはりハイテク株と半導体関連銘柄です。米国でのマイクロン急伸を受けて、国内の半導体関連株にも買いが集まっています。出来高も約12億4,875万株と活発な取引が続いており、投資家の皆様の関心の高さがうかがえます

ただし、為替市場ではドル円が147円台前半で推移しており、来週の日銀金融政策決定会合(18-19日)への思惑も交錯している状況です。


今後の注目ポイント

来週は「中央銀行ウィーク」として大変重要な週になります!

🗓️ 9月16-17日:米FOMC会合

  • 利下げ幅(0.25% vs 0.5%)と今後のガイダンスに注目
  • パウエル議長の記者会見での発言も重要

🗓️ 9月18-19日:日銀金融政策決定会合

  • 現状維持が濃厚だが、植田総裁の発言でドル円相場が動く可能性

📊 その他の注目材料

  • 米ミシガン大学消費者信頼感指数(本日21:00発表予定)
  • 自民党総裁選動向(10月4日投開票)
  • 原油価格動向(OPEC+政策への影響)

編集部からのコメント

今回の市場動向を見ていると、「データに素直に反応する健全な市場」という印象を受けます。CPIの加速は確かに気になるところですが、雇用市場の軟化がより深刻な問題として捉えられており、FRBも「雇用の安定」を優先せざるを得ない状況です。

投資家の皆様におかれましては、来週のFOMCで0.25%の利下げは既に織り込まれているため、むしろ「その後の利下げペース」に関するガイダンスの方が重要になると考えています。年内あと2-3回の利下げが予想される中、どのようなペースで実施されるかが今後の相場動向を左ばかりそうですね。

また、日銀については現状維持が濃厚ですが、植田総裁の発言次第では円相場が大きく動く可能性もあります。特にドル円147円台での膠着状態が続いているだけに、何らかのきっかけでブレイクする可能性も十分にあります。


本日も良いトレードを!

以上、本日の海外FX・投資関連ニュースをお届けしました。

来週は重要イベントが目白押しですので、ポジション管理には十分お気をつけください。また、週末にかけて新たな材料が出てくる可能性もありますので、引き続き情報収集を怠らずに臨みましょう。

皆様にとって実りある投資となりますように。本日もお疲れ様でした!✨


FX編集部 田中

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