【2025年10月05日】最新海外FX投資ニュース

皆さん、おはようございます!FX編集部の田中です☀️ いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。

昨日(10月4日)の海外市場は、米政府機関閉鎖の影響が色濃く出る一方で、株式市場は連日の最高値更新と非常にダイナミックな展開となりました。為替市場では日銀総裁の発言を受けて円安が進行し、ドル円は147円台後半まで上昇しています。

それでは、昨夜の主要ニュースを重要度順にお伝えいたします。


目次

NYダウ4日連続最高値更新、政府閉鎖下でも利下げ期待が株価押し上げ

米政府機関閉鎖で雇用統計が延期される中、利下げ期待を背景にNYダウが238ドル高の46,758ドルで4日連続最高値を更新しました。

米国市場では政府機関の一部閉鎖という異例の状況下でも、株式相場が堅調な推移を見せています。10月3日のNYダウ工業株30種平均は前日比238.56ドル高の46,758.28ドルで取引を終え、4日連続で史上最高値を更新いたしました。

この上昇の背景には、予定されていた9月雇用統計の発表延期により、代替指標となったADP雇用統計が市場予想を下回ったことがあります。これにより、FRB(連邦準備制度理事会)による追加利下げへの期待が高まり、投資家心理を支えました。

特に注目すべきは、主力株の上昇に出遅れていたディフェンシブ株が買われたことです。これまで割高感から敬遠されがちだった銘柄にも資金が流入し、相場の裾野が広がっている印象を受けます。


植田日銀総裁の慎重発言で円急落、ドル円147円台後半まで上昇

植田日銀総裁の「緩和的な金融環境維持が大切」との発言を受け、10月利上げ観測が後退しドル円は147.77円まで円安が進みました。

為替市場では、植田日銀総裁の講演内容が大きな波紋を呼びました。大阪経済4団体共催懇談会での挨拶で、総裁は「経済・物価見通しが実現していけば引き続き政策金利を引き上げていく」と従来の方針を維持する一方、「まずは緩和的な金融環境を維持することが大切」と慎重姿勢を強調されました。

市場関係者の間では10月30-31日の金融政策決定会合での追加利上げを期待する声もありましたが、この発言により早期利上げ観測が大幅に後退いたしました。結果として円売り・ドル買いが優勢となり、ドル円は一時147.77円付近まで上昇しています。

円安の進行は輸出企業にとってはプラス材料ですが、輸入物価上昇による家計への影響も懸念されるところです。今後の日銀の舵取りに注目が集まります。


高市早苗氏が初の女性自民党総裁に、「サナエノミクス」で株価上昇期待

自民党総裁選で高市早苗氏が決選投票を制して初の女性総裁に就任、積極財政路線への期待から株価上昇圧力が高まっています。

政治面では歴史的な出来事がありました。10月4日に行われた自民党総裁選の決選投票で、高市早苗前経済安全保障担当相が小泉進次郎農林水産相を破り、第29代総裁に選出されました。女性が同党総裁に就任するのは史上初となります。

高市新総裁は「サナエノミクス」と呼ばれる積極財政と金融緩和を柱とした経済政策を掲げており、アベノミクス路線の継承が期待されています。市場では拡張的な財政政策への思惑から、週明け以降の株価上昇や金利上昇を見込む声が多く聞かれます。

ただし、財政拡大による財政悪化懸念から「ドル円は150円まで円安が進む可能性がある」との予想も出ており、政策の具体的な内容と市場の反応が注目されます。


金価格が史上最高値圏、地政学リスクと利下げ期待で安全資産需要高まる

NY金が1オンス当たり3,895ドル台で史上最高値を更新、地政学的緊張と米利下げ期待が金買いを支援しています。

コモディティ市場では、金価格が引き続き堅調な推移を見せています。10月1日にはNY金現物価格が1オンス当たり3,895.09ドルの史上最高値を記録いたしました。

この上昇要因として、米政府機関閉鎖への不安や継続する地政学的リスクによる安全資産需要の高まりが挙げられます。また、FRBの利下げ期待による実質金利の低下も、利回りを生まない金にとって追い風となっています。

国内でも金価格は1グラム当たり2万円台を突破し、円安効果と合わせて投資家の関心を集めています。インフレヘッジとしての金の存在感が改めて注目されている状況です。


今後の注目ポイント

  • 雇用統計の発表時期:政府機関閉鎖の解決と雇用統計発表のタイミング
  • 日銀金融政策:10月30-31日の政策決定会合での利上げ可否
  • 新政権の経済政策:高市新総裁の具体的な政策と市場の反応
  • 米債務上限問題:政府機関閉鎖の長期化リスク

編集部からのコメント

昨日は政治と経済が密接に絡み合った非常に興味深い一日でした。米国では政府機関閉鎖という政治的混乱の中でも株式市場が最高値を更新し、日本では新総裁誕生という歴史的瞬間を迎えました。

特に注目したいのは、市場が「悪いニュースは良いニュース」と解釈する傾向が強まっていることです。雇用統計の延期すら利下げ期待材料として株価押し上げ要因となっている現状は、金融緩和依存の市場構造を改めて浮き彫りにしています。

今後は政策の実効性と市場の期待のバランスが重要になりそうです。投資判断の際は短期的な材料に惑わされず、中長期的な視点も大切にしていただければと思います。


本日も一日、良いトレードを! 何かご質問やご意見がございましたら、いつでもお気軽にお声がけください📧

FX編集部 田中

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