おはようございます!FX編集部の田中です☀️
年内最後の更新となりました。昨夜の海外市場は年末ということもあり、市場参加者が少ない中での取引となりました。それでも重要なニュースがいくつか飛び込んできましたので、しっかりとお伝えいたします。
前日の市場概況
- 米ドル/円: 156円台前半で推移(前日比やや堅調)
- NYダウ: 48,367ドル(-94ドル、3日続落)
- 日経平均: 50,339円(大納会、年末初の5万円台)
- NY金: 4,386ドル(+42ドル、反発)
それでは、昨夜の主要ニュースを見ていきましょう。
重要ニュース
【最重要】FOMC議事要旨公表:FRB内で利下げ巡り意見対立が鮮明に
米連邦準備理事会(FRB)が12月30日午後に公表した12月9-10日開催のFOMC議事要旨により、利下げ決定が「微妙なバランス」での判断だったことが判明しました。
詳細な内容
政策金利は0.25%引き下げられ、3.50-3.75%となりました。これで3会合連続の利下げとなります。しかし、議事要旨によると利下げに賛成した参加者のうち数人が「金利の据え置きを支持することもできた」と示唆しており、採決では2人が据え置きを求めて反対しました。
一方で、ほとんどの参加者はインフレ率が見通し通りに鈍化すれば、追加利下げが適切になるとの見方を示しています。
市場への影響
米国債市場では10年債利回りが4.127%とほぼ横ばいで推移しました。議事要旨の内容は概ね市場に織り込まれていたようです。為替市場ではドル円が156円台前半で推移し、FRBの慎重姿勢を受けてドルが買われる展開となりました。
市場は現在、2026年に合計0.5%ポイント(2回)の利下げを見込んでいますが、次回1月会合での利下げ確率はわずか16.1%にとどまっています。年明け以降の経済指標がFRBの判断を左右することになりそうです。
東京市場大納会:日経平均が年末初の5万円台で取引終了
2025年最後の取引日となった昨日、東京証券取引所の大納会で日経平均株価は前日比187円44銭(0.37%)安の5万0339円48銭で取引を終えました。
年間で約1万円の上昇
2024年末の4万0287円94銭から約1万円(約25%)上昇し、年間上昇幅は過去最大を記録しました。AI関連株のブームや企業業績の改善が株価を大きく押し上げる形となりました。
前日の米株安や貴金属価格の急落が重しとなり続落したものの、年末株価として初めて5万円台を維持したことは特筆すべき成果です。年末年始で市場参加者が少なく、持ち高調整の売りが出やすい環境でしたが、底堅さを見せました。
歴史的な節目を達成
年末株価として史上最高値を35年ぶりに更新したことになります(1989年以来)。市場では2026年も「6万円超え」との強気見通しも聞かれており、引き続き注目が集まります。
為替市場:日銀利上げ後も円安基調が継続
本日の東京外国為替市場でドル円は156.36円前後で膠着状態となりました。日本の金融市場は年末休場のため、動きづらい展開です。
利上げしても円安が続く理由
日本銀行は12月19日の金融政策決定会合で政策金利を0.50%から0.75%へ0.25%引き上げ、約30年ぶり(1995年8月以来)の水準としました。しかし、利上げ後も円安圧力は収まっていません。
背景には以下の要因があります:
- 高市早苗政権の積極財政姿勢による「高市リスク」への警戒
- 日米金利差の継続
- FRBの慎重な利下げスタンス
国債利回りも上昇
10年国債利回りが2.06%まで上昇し、約27年ぶりの高水準となっています。市場では日銀の次回利上げは2026年7月頃との見方が有力となっていますが、円安が進行すればタイミングが早まる可能性もあります。
年末年始は市場参加者が少なく、ボラティリティが高まりやすい時期ですので、ポジション管理には十分ご注意ください。
米国株式市場:ダウは3日続落も小幅な動き
ニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が前日比94ドル87セント(0.19%)安の4万8367ドル06セントで終了し、3日続落となりました。ナスダック総合は55.269ポイント(0.23%)安の2万3419.080で終了しています。
閑散とした年末相場
年末で休暇に入る市場参加者が多く、景気敏感株や消費関連株に持ち高調整の売りが出ました。FOMC議事要旨の公表がありましたが、株式市場への反応は限定的でした。
一方、12月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が43.5と市場予想(40.0)を上回り、一時的に株買いを促す場面もありました。メタ・プラットフォームズが中国のAIスタートアップManus買収を発表し、1.1%上昇したことも注目されました。
月間ではS&P500とダウが8カ月連続で上昇し、2017年以来最長となる見通しです。2025年は総じて堅調な相場展開でしたね。
商品市場:金価格が反発、原油は軟調
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、前営業日比42.70ドル(0.98%)高の1オンス=4386.30ドルで終了しました。前日に4%超の急落を記録した反動で、安値拾いの買いが終日優勢となりました。
原油先物(WTI)の2月限は0.13ドル(0.22%)安の1バレル=57.95ドルで終了しています。供給リスクを意識した朝方の買いが次第に細り、小反落となりました。
金価格は2025年通年で約13%上昇と好調なパフォーマンスを維持しています。インフレヘッジや安全資産としての需要が継続している状況です。
今後の注目ポイント
年末年始の市場スケジュール
- 本日(12月31日): 日本市場休場、米国は新規失業保険申請件数の発表(22:30予定)
- 2026年1月1日: ニューイヤーズデイでほぼ全ての国の金融市場が休場
- 1月6日: 大発会(日本市場の取引開始)
重要イベント
- 1月23-24日: 日銀金融政策決定会合
- 1月28-29日: FOMC会合
- 1月上旬: 米国雇用統計、CPI等の主要経済指標発表
年明け早々に重要イベントが控えていますので、年末年始もある程度は情報収集を続けておくと良いでしょう。
編集部からのコメント
2025年も残すところあと1日となりました。今年の市場を振り返ると、日本株は5万円台到達、米国株は8カ月連続上昇と総じて堅調でしたね。一方で為替市場では円安圧力が根強く、日銀の利上げ後も円安基調が続いています。
FOMC議事要旨から見えてきたのは、FRB内部の意見の相違です。2026年の金融政策は予断を許さない状況となっており、経済指標一つ一つが市場を大きく動かす可能性があります。
年末年始は市場参加者が少なく、通常よりも値動きが荒くなりやすい時期です。ポジションをお持ちの方は、リスク管理を十分に行ってください。また、年明けからは主要な経済指標や金融政策イベントが続きますので、情報収集を怠らないようにしましょう。
締めのご挨拶
2025年も残すところあとわずかとなりました。今年1年間、当コラムをご愛読いただき誠にありがとうございました。
新年は1月6日の大発会から本格的に市場が動き出します。次回の更新は2026年1月6日(火)を予定しております。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。2026年も引き続き、分かりやすく正確な情報をお届けできるよう努めてまいります!
FX編集部 田中
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