おはようございます、FX編集部 田中です。
本日は週末のため、相場そのものは「次の取引日に向けた材料整理」が中心になります。全体感としては、米金利上昇とドルの底堅さが続く一方、円は“160円警戒”と日銀の早期利上げ観測が交錯しやすく、商品(特に金)は高値圏で調整という流れです。 Source
米「FRB人事観測」揺れで金利上昇、ドル下支え
米国では、金融政策運営(人事・独立性を含む)への不透明感が意識されやすく、債券・為替が反応しやすい局面が続いています。直近では、米10年債利回りが4.227%(+6.7bp)まで上昇し、ドル指数は99.38と底堅い推移が確認されました。 Source
また米株は、週末前の引けは小動きでも、週次では主要指数がそろってマイナスとなり、金利上昇が株価の上値を抑えやすい構図が残っています。
- 週次:S&P500 -0.38%/NASDAQ -0.66%/Dow -0.29% Source
読者の皆さまにとっては、「ドル高=円安」だけでなく、米金利が上がると株・金に同時に影響が出やすい点が実務的なポイントです。
円安がインフレを押し上げるとの懸念で、日銀「4月利上げ」観測も
Reutersは、日銀内で「市場想定より早い利上げの余地がある」との見方があり、4月利上げも排除されていないと報じています。日銀は12月に政策金利を0.75%(30年ぶり高水準)に引き上げた後、1/23終了の会合は据え置き見込みとされます。 Source
円安は燃料・食料など輸入物価を押し上げ、企業の価格転嫁を促し得ます。日銀内で「物価上振れリスク」として円安を意識する度合いが高まると、円の値動きが一方向になりにくい(=ボラティリティが上がりやすい)点は注意したいところです。 Source
米財務長官が「過度な為替変動は望ましくない」—円相場は当局スタンスに敏感
米財務長官ベッセント氏が日本の片山財務相と会談し、米財務省声明で「過度な為替変動は望ましくない」こと、また金融政策の適切な策定とコミュニケーションの必要性を強調したとしています。市場が円相場の政策対応を一段と意識しやすい材料です。 Source
記事では、円が一時159.45まで弱含んだ後、発言などを受けて158.46近辺へ戻した流れも示されています。 Source
ここはトレーダー目線で大事なところで、当局が「過度な変動」を嫌う局面では、円ショートの巻き戻し(急な円高)が起きやすくなります。
関連画像(Reuters):米財務長官ベッセント氏
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金は高値圏から調整、地政学プレミアムの後退が重荷
金は高値圏で利益確定が入り、週末前に調整しました。
- 現物金:4,592.29ドル/オンス前後(一時4,536.49ドルまで下落)
- 直近の史上最高値:4,642.72ドル
- 週次ではなお約+1.9%上昇見込み Source
金は「有事の金」と言われますが、地政学リスクが後退すると買いの勢いが急に弱まりやすいため、短期の押し目・戻り局面は値動きが荒くなりがちです。
欧州株は横ばい、資源・高級消費に調整(防衛は底堅い)
欧州STOXX 600は横ばい(614.38)。週前半に上昇した資源・貴金属関連が一服し、鉱業株が弱含みました。一方、防衛株は上昇しており、地政学・政策テーマの受け皿になりやすい状況です。 Source
今後の注目ポイント(投資家メモ)
- USD/JPYは「160円の攻防」:当局発言ひとつで短期の急反転が起きやすい局面です(ポジション管理を最優先に)。 Source
- 日銀の次の焦点は“1/23会合”と“4月の可能性”:賃上げ・物価・円安の影響評価が市場のテーマになります。 Source
- 米金利(10年4%台前半)の方向性:ドル・株・金を同時に動かす軸になりやすいです。 Source
編集部からのコメント(田中より)
今の相場は「指標」だけでなく、政策・政治(中央銀行の人事/独立性、当局の為替スタンス)が価格形成に入り込みやすい局面です。
そのため、FXの実務では、テクニカル以前に「ヘッドライン耐性(急変に耐えるロット・損切り設計)」が成績を左右しやすいと感じます。特に円は“介入警戒”がある分、短期の逆回転が起きやすい通貨として扱うのが安全です。 Source
締めの挨拶
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
明日も朝10時に、前日の海外FX・投資ニュースを同じ形式で更新いたします。
FX編集部 田中
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