皆さん、おはようございます!FX編集部の田中です☀️
昨夜は重要なイベントが目白押しでした。特にFOMCの結果発表は多くの投資家が注目していましたね。市場全体としては「様子見」のムードが強く、大きな値動きは見られませんでしたが、今後の相場を占う重要な情報が満載です!
それでは、昨夜の主要ニュースを詳しく見ていきましょう。
重要ニュース
FRB、予想通り政策金利を据え置き決定
昨夜のFOMC(連邦公開市場委員会)で、FRBは政策金利を現行の4.25-4.50%に据え置くことを決定いたしました。これで5会合連続の据え置きとなります。
市場では利下げの可能性が3.1%程度しか織り込まれておらず、予想通りの結果でした。パウエル議長は記者会見で、トランプ政権の関税政策がインフレに与える影響を慎重に見極める必要があると述べ、9月の利下げについても明確な示唆は避けました。
この決定を受けて、ドル円は一時148円台後半まで上昇しましたが、その後は持ち高調整の動きが見られています。
米中貿易協議で関税措置延長に合意
こちらは市場にとって非常にポジティブなニュースでした!中国の何立峰副首相とアメリカのベッセント財務長官らが会談し、以下の合意に達しました
- アメリカの対中関税24%部分の暫定停止を90日間延長
- 中国の対抗措置の暫定停止も同期間延長
- 過去のジュネーブ合意、ロンドン合意の履行状況を確認
この合意により、貿易戦争激化への懸念が後退し、リスクオン相場を支援する材料となりました。特に原油市場では大きな反応が見られています。
日経平均4日続落、重要イベント前の様子見継続
東京市場では、投資家の皆さんが今日の日銀金融政策決定会合の結果を待つ状況が続いています。出来高も19億7694万株と、やや少なめでした。
注目すべきは、業績上方修正を発表したアドバンテストにも利益確定売りが出たことです。これは市場全体の慎重姿勢を表していますね。
原油価格大幅上昇、景気懸念の後退で
商品市場では原油の動きが目立ちました。前日比2.50ドル(3.7%)という大幅な上昇です。米中貿易協議の進展により、世界経済の失速懸念が和らいだことが主な要因です。
金価格も3330ドル台で堅調に推移しており、商品市場全体にリスクオンの資金が流入している状況です。
今後の注目ポイント
本日(7月31日)
- 日銀金融政策決定会合の結果発表(14:00頃予定)
- 植田日銀総裁の記者会見(15:30予定)
8月1日(金)
- 米雇用統計発表(21:30)
- 非農業部門雇用者数の動向に要注目
その他の重要ポイント
- ドル円の149.38円(半値戻し水準)突破の可否
- 90日後の米中関税協議の行方
- トランプ政権の貿易政策スタンス
編集部からのコメント
昨夜の市場は「嵐の前の静けさ」といった様相でした。FRBの据え置き決定は予想通りでしたが、パウエル議長が9月利下げについて明言を避けたことで、今後の金融政策の方向性はまだ不透明な状況です。
一方で、米中貿易協議の進展は確実にリスクオン要因となっており、特に商品市場への影響は顕著でした。投資家の皆さんは、本日の日銀会合と明日の雇用統計に向けて、引き続き慎重なスタンスを維持されることをお勧めします。
相場の転換点となりそうな重要な一週間です。慌てずに、しっかりと情報収集をしながら投資判断を行いましょう!
締めの挨拶
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。日銀会合の結果次第では相場が大きく動く可能性もありますので、引き続き注意深く市場を見守っていきましょう。
明日も有益な情報をお届けいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします✨
FX編集部 田中








