こんにちは!FX編集部の田中です 😊
昨日の海外市場は、本日未明のFOMC結果発表を控えて慎重な動きが目立ちました。米株は反落し、為替市場では円買いの動きが見られています。それでは、昨夜から今朝にかけての重要なニュースをお届けします!
重要ニュース①:FOMC会合開始、25bp利下げがほぼ確実
米連邦公開市場委員会(FOMC)の2日間の会合が始まりました。本日午後2時(日本時間18日午前3時)に結果が発表される予定です。
市場では25bp(0.25%ポイント)の利下げがほぼ確実視されており、ベッセント米財務長官も事前に「25bpの利下げが織り込まれている」と発言しています。
注目は四半期ごとに発表される金利見通し「ドットチャート」です。年内の利下げ回数が2回(50bp)になるか、3回(75bp)になるかで、今後の相場展開が大きく変わってくる可能性があります。
現在、米金利先物市場では年内3回の利下げを70%以上の確率で織り込んでいるため、もし2回の利下げが示唆された場合は、ドル買い戻しが強まる可能性もありそうですね。
重要ニュース②:小泉農水相の総裁選出馬で円買い材料
小泉進次郎農水相が自民党総裁選(10月4日投開票)への立候補意向を表明しました。加藤財務大臣が小泉氏支援に回ることも明らかになっています。
市場では、小泉氏が日銀の金融政策に介入する姿勢が比較的薄いと見られており、「日銀が利上げしやすくなる」との思惑から円買いが進みました。
ドル円は一時146.27円前後まで下落し、約1カ月ぶりの円高水準となっています。政治情勢が為替相場に与える影響は意外と大きいものですので、総裁選の動向は引き続き要注目です。
重要ニュース③:原油価格続伸、地政学リスクで供給懸念
原油市場では地政学リスクが価格を押し上げています。ウクライナのロシアへの無人機攻撃や中東の緊張状況を背景に、原油供給への懸念が高まっています。
NY原油市場では、WTI原油先物10月限が前日比0.61ドル(0.97%)高の63.30ドルで取引を終了しました。ドバイ原油も71.40ドル前後まで上昇しています。
ただし、円高・ドル安の進行により、円建てで取引される国内原油先物は割高感が意識され、上値は限定的でした。
重要ニュース④:米株反落、日経平均も5日ぶり下落
昨夜の米株式市場では、FOMC結果発表を前にした慎重な動きが見られました。ダウ平均は125.55ドル安の45,757.90ドル、ナスダックは14.79ポイント安の22,333.96で取引を終了しています。
この流れを受けて、本日の東京株式市場でも売りが先行しました。日経平均株価は前日比111円89銭安の44,790円38銭で取引を終了し、5営業日ぶりの反落となりました。
史上最高値圏での推移が続いていただけに、利益確定の動きが出やすい環境だったと言えるでしょう。
今後の注目ポイント
最重要: 本日午前3時のFOMC結果発表とパウエル議長の記者会見
政治: 自民党総裁選の動向と金融政策への影響
地政学: ウクライナ・ロシア情勢と中東情勢の推移
経済指標: 今週後半の各種経済指標発表
編集部からのコメント
田中です!今回のFOMCは「利下げするかどうか」ではなく「今後どれくらいのペースで利下げするか」がポイントになります。
市場は既に利下げを完全に織り込んでいるため、「噂で売って事実で買い戻される」展開になる可能性もあります。特にドル円は146円を挟んだ神経質な動きが続きそうですので、短期的なポジション取りの際は十分にご注意くださいね。
また、国内政治情勢も為替に影響を与えていることが改めて確認できました。投資判断の際は、金融政策だけでなく政治動向にも目配りしていきましょう!
本日も安全で収益性の高いトレードを心がけてくださいね 📈✨
それでは、良い1日をお過ごしください!
FX編集部 田中
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