【2025年09月25日】最新海外FX投資ニュース

皆さん、おはようございます!FX編集部の田中です。

昨夜の海外市場は、なんといってもドル全面高の展開が印象的でした。FRB要人の慎重な発言を受けて追加利下げ期待が後退し、ドル円は3週間ぶりの高値となる148円台後半まで上昇。一方で、ドイツの経済指標悪化でユーロが売られるなど、通貨ごとに明暗が分かれた一日となりました。

それでは、昨夜から今朝にかけての重要なニュースを確認していきましょう。


目次

重要ニュース1:ドル円急伸、148円台後半まで上昇

FRB要人発言で追加利下げ期待が後退し、ドル円は3週間ぶり高値の148円台後半まで急伸

昨夜の海外市場で最も注目を集めたのが、ドル円の急激な上昇です。一時148.91円まで上昇し、本日の東京市場でも148円台後半を維持しています。

この動きの背景には、FRB要人による慎重な発言があります。市場では9月のFOMCで0.5%の大幅利下げが実施されたことから、追加利下げへの期待が高まっていましたが、FRB幹部の発言により、そうした期待が後退したのです。

技術的には200日移動平均線も突破しており、149円台への上昇余地が広がっています。特に149.00円を突破すると、さらなるドル高が加速する可能性があるため、この水準は要注目です。


重要ニュース2:ドイツIFO指数が予想下回る悪化

 ドイツ9月IFO企業景況感指数が市場予想を大幅に下回る87.7に悪化し、ユーロ圏経済への懸念が拡大

ヨーロッパからは少し心配なニュースが届きました。ドイツの9月IFO企業景況感指数が87.7となり、市場予想の89.4を大きく下回ったのです。前月の88.9からも低下し、5カ月ぶりの低水準となりました。

この結果を受けて、ユーロは対ドルで1.17台前半まで下落。ユーロ圏最大の経済大国であるドイツの景況感悪化は、域内全体の経済回復への期待を後退させています。

企業の現状への満足度だけでなく、半年後への期待感も低下しており、ドイツ経済の先行きに対する不透明感が強まっています。ECBの政策判断にも影響を与える可能性があり、今後の動向に注意が必要です。


重要ニュース3:米住宅市場に明るい兆し

米8月新築住宅販売件数が80万戸となり市場予想65万戸を大幅上回る強い結果で、住宅市場回復を示唆

アメリカからは嬉しいニュースが飛び込んできました。8月の新築住宅販売件数が年率換算で80万戸となり、市場予想の65万戸を大幅に上回ったのです。前月比では20.5%の大幅増加となり、2022年1月以来、実に3年半ぶりの高水準を記録しました。

住宅ローン金利の低下に加え、建設業者による積極的な値引き戦略が功を奏した形です。前月分も66.4万戸に上方修正されており、住宅市場の回復基調が鮮明になってきています。

この好調な住宅指標は、アメリカ経済の底堅さを示すものとして、ドル買い材料の一つとなりました。住宅市場は経済全体に与える影響が大きいため、今後の継続性に注目していきたいと思います。


重要ニュース4:原油価格が3週ぶり高値更新

 原油が3日続伸し9月上旬以来3週ぶりの高値を更新、米在庫減少とロシア・NATO緊張が押し上げ要因

エネルギー市場では、原油価格の上昇が目立ちました。WTI原油先物は前日比2.49%高の64.99ドルまで上昇し、3日続伸となっています。

上昇の要因は二つあります。一つ目は、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計で原油在庫が減少したこと。二つ目は、ロシアとNATOの緊張が高まり、ロシア産原油の輸出に対する懸念が浮上したことです。

地政学的リスクの高まりは、エネルギー価格の上昇圧力となりやすく、今後の情勢展開次第では、さらなる価格上昇も考えられます。インフレへの影響も含めて、注意深く見守る必要があります。


今後の注目ポイント

今夜は重要な米国経済指標の発表が控えています:

  • 21:30 米GDP確報値(第2四半期)
  • 21:30 米耐久財受注(8月)
  • 21:30 米新規失業保険申請件数

特に新規失業保険申請件数は、労働市場の動向を示す重要な先行指標として注目されています。FRBが雇用情勢を重視している現在、予想を大きく上回る結果が出れば、ドル売り要因となる可能性があります。

また、ドル円については149.00円の節目が重要な抵抗線となりそうです。この水準を突破できるかどうかで、今後のトレンドが決まってくると考えられます。


編集部からのコメント

昨夜の市場を見ていて感じたのは、やはり中央銀行関係者の発言の影響力の大きさです。FRBのちょっとした発言の変化で、これほどまでに市場が動くのですから、要人発言には引き続き注意を払う必要がありますね。

一方で、ドイツの経済指標悪化は、ヨーロッパ経済の回復の遅れを示唆しており、世界経済の二極化が進んでいる印象を受けます。アメリカの経済指標は比較的堅調を維持している一方で、ヨーロッパは足踏み状態が続いている状況です。

このような環境下では、各国・地域の経済指標やファンダメンタルズの差に注目したトレード戦略が有効かもしれません。


締めの挨拶

今日も一日、慎重かつ冷静な判断で取引に臨んでいきましょう。何か気になることがございましたら、いつでもお声がけください。

それでは、充実した一日をお過ごしください!


FX編集部 田中

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