【2025年09月27日】最新海外FX投資ニュース

昨夜の海外市場、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか?昨日(9月26日)は米経済指標の発表ラッシュで、なかなか目が離せない一日となりました。

前日の市場概況をひと言で:米GDP上方修正とPCE物価指数発表でドル全面高、ドル円は約2カ月ぶりに149円台後半まで上昇しました。株式市場では経済指標の好調さが評価され、ダウ平均が4日ぶりに反発する展開となっています。

それでは、昨夜の主要ニュースを見ていきましょう!


目次

重要ニュース①:米GDP確定値3.8%増でドル円急上昇

米4-6月期GDP確定値が予想を上回る3.8%増に上方修正され、ドル円は約2カ月ぶりの149円台後半まで上昇

25日に発表された米4-6月期GDP確定値が、市場に大きなインパクトを与えました。前期比年率3.8%増と、8月の改定値3.3%増から大幅に上方修正されています。

この上方修正の主要因は個人消費の強さです。改定値では1.6%増でしたが、確定値では2.5%増まで押し上げられました。米国消費者の堅調な支出が改めて確認された形です。

この発表を受けて、ドル円は26日朝方に一時149.96円まで上昇し、8月1日以来約2カ月ぶりの高値を更新しました。心理的な節目である150円も視野に入ってきており、今後の動向が注目されます。

FRBの追加利下げ観測が後退し、米長期金利も上昇していることが、ドル高圧力を強めている要因となっています。


重要ニュース②:PCE物価指数は市場予想通り、利下げ期待維持

FRBが重視する8月PCE物価指数は前年比2.7%と市場予想に一致し、過度なインフレ懸念が和らいで利下げ期待を下支え

26日に発表された8月のPCE(個人消費支出)物価指数について詳しく見てみましょう。

  • 総合指数:前年比2.7%(市場予想2.7%)
  • コア指数:前年比2.9%(市場予想2.9%)
  • 前月比:コア指数0.2%上昇

注目すべきは個人消費支出が実質ベースで前月比0.4%増と、市場予想0.2%増を大きく上回ったことです。米国消費者の旺盛な消費意欲が改めて確認されました。

物価指標が市場予想通りだったことで、極端なタカ派転換への懸念が和らぎ、一時的にドルが反落する場面も見られました。この結果、FRBの10月利下げ確率は86%程度で推移しています。

ただし、サービス業のインフレが依然として高水準で推移している点は、今後も注意深く見守る必要がありそうです。


重要ニュース③:原油価格65.72ドルに反発、地政学リスク高まる

WTI原油が1.1%上昇の65.72ドルで終了、ウクライナのロシア石油インフラ攻撃による供給懸念が材料視

エネルギー市場では、地政学的な緊張の高まりが価格を押し上げました。

26日のNY原油先物(WTI)11月物は、前日比0.74ドル(1.1%)高の65.72ドルで取引を終了しています。取引中には66.42ドルと、期近物としては8月上旬以来の高値を記録しました。

価格上昇の主な要因

  • ウクライナによるロシア石油インフラへの攻撃
  • ロシアの石油生産縮小と燃料不足の報道
  • ロシアによるディーゼル油輸出制限とガソリン輸出規制の延長

また、ロシアの戦闘機やドローンが東欧で領空侵犯を繰り返しており、NATO との軍事衝突リスクも懸念材料となっています。

金相場も地政学リスクを背景に、12月物が前日比37.9ドル高の1オンス3809.0ドルまで続伸しました。リスク回避の動きが強まっています。


重要ニュース④:NY株式市場は4日ぶり反発も政府閉鎖リスクに警戒

ダウ平均が299.97ドル高で4日ぶりに反発したものの、10月1日からの米政府機関閉鎖リスクが市場の重石

26日のNY株式市場では、経済指標の好調さが評価されて買いが先行しました。

主要指数の動き

  • ダウ平均:46,247.29ドル(+299.97ドル、+0.65%)
  • ナスダック:22,484.068(+99.371、+0.444%)

PCE物価指数が市場予想通りだったことが好感され、4日ぶりの反発となりました。ただし、IT・ハイテク株への利益確定売りは継続しており、ナスダックの上昇幅は限定的でした。

個別銘柄では

  • ボーイング(+4.13%):FAA規制緩和期待
  • インテル(+4.05%):海外半導体依存減少計画への期待

一方で、与野党の対立により10月1日からの政府機関閉鎖がほぼ確実視されており、これが市場の重石となっています。統計発表の遅れや経済への悪影響が懸念されており、今後の株価動向には注意が必要です。


今後の注目ポイント

来週の重要イベント

10月1日(火)

  • 自民党総裁選投開票(円相場への影響に注目)
  • 日銀9月短観発表
  • 米政府機関閉鎖の可能性

10月3日(木)

  • 米9月雇用統計発表(政府閉鎖の影響で遅延の可能性)

技術的な注目水準

  • ドル円:150円の心理的節目突破の可否
  • 日経平均:45,000円割れリスクの有無

編集部からのコメント

今週は米経済指標の堅調さが際立った一週間でした。GDP上方修正とPCE物価指数の安定により、米経済の底堅さが改めて確認されています。

ただし、ドル円が149円台後半まで上昇したことで、日本政府・日銀による為替介入への警戒感も高まってきました。過去の介入水準を考えると、150円突破時の動向には特に注意が必要でしょう。

また、来週は自民党総裁選という国内政治イベントもあり、新総裁の金融政策スタンスによっては円相場に大きな影響を与える可能性があります。

投資される皆さまには、引き続きリスク管理を徹底していただければと思います。


それでは、良い週末をお過ごしください!

今週もお疲れさまでした。来週も皆さまの投資活動をサポートできるよう、有益な情報をお届けしてまいります。

何かご質問やご意見がございましたら、お気軽にお声かけください。

FX編集部 田中

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