おはようございます!新年のマーケットをチェックしましょう
FX編集部の田中です。2026年、あけましておめでとうございます!本日1月1日は日本市場・海外主要市場ともに年始休場となっておりますので、年末12月31日の海外市場の動向と、2025年の振り返りを中心にお届けします。
2025年は日経平均が史上初の5万円台を達成し、金価格が64%も急騰するなど、まさに激動の一年でした。投資家の皆様にとって、どのような一年だったでしょうか。
前日(12月31日)の市場概況
- ドル円: 156円台後半で越年(年間でほぼ横ばい)
- ユーロドル: 1.17ドル台を堅持(年間13%超の大幅上昇)
- 米国株: 3年連続上昇も年末に失速
- 金: 史上最高値圏で推移
それでは、押さえておきたい重要ニュースを見ていきましょう。
日銀が政策金利を30年ぶり0.75%へ引き上げ
日本銀行は2025年12月18-19日の金融政策決定会合で、無担保コールレート翌日物の誘導目標を0.5%から0.75%へ0.25%引き上げることを全員一致で決定しました。これは2025年1月以来、7会合ぶりの利上げとなります。
政策金利0.75%という水準は、1995年9月以来約30年ぶりの高さです。日銀が利上げに踏み切った背景には、経済の不確実性が低下したことに加え、賃金上昇の継続が確認されたことがあります。
注目すべきは、日銀が先行きも追加利上げを継続する姿勢を示唆している点です。デフレ脱却への確実性が高まる中、金融政策の正常化が着実に進んでいます。
ただし、利上げ決定後も円相場の反応は限定的で、日米金利差の縮小効果が十分に発揮されていない状況です。為替市場では、日銀の利上げペースよりも、FRBの金融政策動向により大きな関心が集まっています。
市場への影響
- 長期金利が上昇し、節目の2%に接近
- 企業の借入コストが上昇する可能性
- 預金金利の上昇による個人の資産運用環境の変化
次回の金融政策決定会合は1月22-23日に開催予定です。追加利上げの有無について、引き続き注目が必要です。
ユーロが2025年に対ドルで13%超上昇、年間最優等生に
2025年12月31日のNY為替市場で、ユーロドルは1.17ドル台を堅持し、年間ベースで対ドル13%超の上昇を記録しました。これは2025年における主要通貨の中で最も堅調なパフォーマンスです。
対照的に、米ドルは年間で9%超下落し、2017年以来最大の下落率となりました。FRBの利下げ再開、トランプ政権の政策を巡る不透明感、米国の財政懸念などがドル売り圧力となりました。
興味深いのは、日本円の動きです。日銀が2025年に2回の利上げを実施したにもかかわらず、円は年初からほぼ横ばいで推移しました。日銀の利上げが為替市場に十分に織り込まれなかった形です。
短期金融市場では、2026年にFRBが2回の追加利下げ(計0.5%ポイント)を実施すると見込まれている一方、ECBは据え置きが予想されています。この金融政策の方向性の違いが、ユーロをさらに下支えする可能性があります。
主要通貨の年間パフォーマンス(2025年)
- ユーロ:対ドルで+13%超
- ドル:主要通貨に対して-9%超
- 円:年初からほぼ横ばい
FX取引をされている方は、2026年の日米欧の金融政策格差に引き続き注目していく必要があります。
日経平均が2025年に26%高、史上初の5万円台達成
2025年12月30日の大納会で、日経平均株価は50,339円で取引を終えました。2024年末と比較して26.18%の上昇となり、3年連続での大幅上昇を記録しました。
2025年は10月に史上最高値を更新し、日本株にとって歴史的な一年となりました。株高をけん引したのは、アドバンテストやエヌビディアなどのAI関連銘柄です。世界的なAI投資ブームが日本企業の業績を押し上げました。
ただし、10月の最高値から年末にかけては約4%調整しており、年末に向けて利益確定の動きが見られました。トランプ政権の関税政策を巡る不透明感も、年末の株価調整の一因となっています。
市場関係者の間では、2026年も日本株の上昇が続くとの見方が優勢です。野村證券は2026年末の日経平均を55,000円と予想しており、中には60,000円到達を視野に入れる強気な見方もあります。
2026年の注目ポイント
- AI投資ブームの持続性
- 高市政権の経済政策効果
- 日米金利差の動向
大発会は**1月5日(月)**です。新年の相場がどのようなスタートを切るのか、投資家の期待と展望が反映されやすい時期ですので、注目してまいりましょう。
金価格が2025年に64%急騰、46年ぶりの記録的上昇
2025年の金市場は、まさに記録づくしの一年でした。年間上昇率は64.37%に達し、1979年以来46年ぶりの大きな上昇となりました。清算値ベースでの最高値更新は、なんと54回にも上ります。
金価格急騰の背景には、国際情勢の不安定化があります。安全資産としての金への需要が高まり、各国中央銀行や機関投資家からの買いが旺盛でした。加えて、FRBの連続利下げにより、金利を生まない金の保有コストが相対的に低下したことも追い風となりました。
ゴールドマン・サックスは、2026年12月までに金価格が1オンス=4,900ドル(現在から14%上昇)に達すると予測しています。地政学的リスクが継続する中、金の安全資産としての地位は揺るぎないとの見方です。
ただし、注意点もあります。CMEグループは金先物のマージン(証拠金)要件を引き上げており、過熱感への警戒も必要です。投資家の皆様には、適切なリスク管理のもとで金投資を検討されることをお勧めします。
2025年の金市場の特徴
- 年間上昇率:64.37%(46年ぶりの高水準)
- 最高値更新回数:54回
- 史上最高値:4,549.71ドル
原油価格が2025年に20%下落、供給過剰で軟調
金価格とは対照的に、原油価格は2025年に19.93%の大幅下落となりました。12月31日のWTI2月物は1バレル=57.42ドルで取引を終えています。
下落の最大の要因は供給過剰です。世界的な増産により、日量約200万バレルの供給過剰が発生すると予想されています。加えて、世界経済の減速懸念が需要見通しを押し下げています。
ゴールドマン・サックスは、原油相場の下落が2026年まで継続するとの見方を示しており、2026年のWTI原油平均価格を52ドルと予測しています。
原油安は、消費者にとってはガソリン価格の低下というメリットがありますが、産油国経済や石油関連企業の収益には打撃となります。また、原油価格の低下はインフレ率を押し下げる要因となるため、FRBの金融政策判断にも影響を与える可能性があります。
2026年の原油市場の注目点
- OPEC+の減産方針の変更可能性
- トランプ政権のエネルギー政策
- 地政学的リスクの影響
今後の注目ポイント(2026年1月)
2026年のマーケットを占う上で、1月は非常に重要な月となります。以下のイベントに注目してまいりましょう。
重要イベントスケジュール
1月5日(月)
- 日本市場の大発会
- 米国市場の取引開始
- 新年相場のトーンが決まる重要な日
1月9日(金)
- 米国12月雇用統計発表
- FRBの金融政策判断の重要な材料
1月13日(月)
- 米国12月消費者物価指数(CPI)発表
- インフレ動向を測る最重要指標
1月22-23日(水・木)
- 日銀金融政策決定会合
- 追加利上げの有無に注目
1月27-28日(月・火)
- FOMC(米連邦公開市場委員会)
- 現時点で利下げ確率は14.9%と低め
投資家の皆様へ
2026年は、日米欧の金融政策の方向性が異なる「政策格差」の年になりそうです。日銀は利上げ継続、FRBは利下げ、ECBは据え置きという三者三様の政策が、為替市場や株式市場に複雑な影響を与えることが予想されます。
編集部からのコメント
2025年は、日経平均5万円突破、金価格の記録的上昇、ユーロの大幅高など、数多くの歴史的な出来事がありました。市場のボラティリティが高まる中、冷静な判断と適切なリスク管理がますます重要になっています。
2026年は、トランプ新政権の政策、各国中央銀行の金融政策、そして地政学リスクなど、不確実性の高い要因が多く存在します。短期的な値動きに一喜一憂せず、中長期的な視点で投資戦略を立てることをお勧めします。
FX編集部では、引き続き皆様の投資判断に役立つ情報を、タイムリーにお届けしてまいります。
締めの挨拶
2026年も、FX編集部は投資家の皆様に寄り添った情報発信を続けてまいります。市場が休場明けの1月5日からは、いよいよ本格的に新年相場が始まります。
健全な投資ライフのため、こまめな情報収集と冷静な判断を心がけましょう。それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
FX編集部 田中
もし海外FXを始めたいなら…
海外FXを始めたいなら、安心できる海外FX業者のおすすめを選ぶのが大切です。
特に初心者は口座開設ボーナスが充実している海外FX業者を選ぶのがポイント。
それぞれコンテンツで解説しているので参考にしてください!










