【2026年1月15日】最新海外FX投資ニュース

おはようございます、FX編集部の田中です。
前日は、「地政学リスクの緩和示唆でコモディティが急反落」する一方、米国ではインフレ指標・小売などの材料を受けて金利が上下し、為替は「ドル高/ドル安どちらにも決め打ちしにくい」一日となりました。加えて、円は当局のけん制・介入警戒が意識され、ドル円は上値追いが慎重になりやすい地合いです。 Source Source Source

目次

原油が約3%急落、金・銀も反落

トランプ大統領の発言でイラン情勢の「最悪懸念」が後退し、原油と貴金属の上昇が大きく巻き戻されました。

原油は、地政学リスクを背景に積み上がっていた買いが剥落し、下落が目立ちました。報道では、ブレントが$64.43(-3.14%)WTIが$60.03(-3.21%)まで下げています。 Source
また貴金属も、直前までの過熱から利益確定が優勢となりました。
銀は一時史上高値 $93.57を付けた後に約-7.3%急落し、金もスポットで$4,589.71(-0.7%)と反落しています(前日に$4,642.72の記録高値)。 Source
投資家の皆さまにとっては、「材料の方向が変わった瞬間、値動きが速くなる」典型例ですので、ポジション量は控えめが安心です。

市場への影響(実務目線)

  • 原油安:インフレ懸念を和らげやすく、金利上昇圧力を一服させる方向。
  • 金・銀安:安全資産買いの巻き戻しで、リスク選好の戻りを示唆する一方、ボラティリティ上昇局面では再び買いが入りやすい点に注意。
    補助視覚情報(記事内の参考):本文中に銀・金の数値が記載されています(画像の直接ソースは今回の取得情報内に無いため、数値引用に留めます)。 Source

米CPIは前年比2.7%、コア2.6%

米物価は概ね予想線で、インフレ再燃は一旦後退し「利下げ余地」の見方が維持されました。

米12月CPIは前月比+0.3%、前年比+2.7%で、Reutersによれば「利下げを急がないが、鈍化基調は崩れていない」という受け止めが市場に広がりました。コアは前年比+2.6%で、予想(2.7%)を小幅に下回った点が安心材料とされています。 Source

市場への影響(実務目線)

  • 米金利:短期的には低下しやすい材料(ただし後述の「消費の底堅さ」で相殺されやすい構図)。
  • ドル:金利低下局面では上値が重くなりやすい一方、政治要因やリスクセンチメントで急反転しやすい局面です。
  • :金利低下はプラスですが、「利下げの時期」が遠のくと評価は割れやすくなります。
    読者の皆さまは、「CPI単体」ではなく、次の経済指標とのセットで解釈される点を意識しておくと判断がぶれにくいです。

米小売売上高が前月比+0.6%

米消費は予想以上に強く、早期利下げ観測の一方向を打ち消し、ドルと金利を下支えしました。

米商務省統計(Advance Estimates)では、11月の小売・外食売上が$735.9B、前月比+0.6%、前年比+3.3%と発表されています。 Source
物価が落ち着いても消費が強い場合、FRBが「すぐに利下げへ動く必要は低い」と解釈されやすく、債券買い(金利低下)が続きにくくなる点がポイントです。

市場への影響(実務目線)

  • 債券:CPIで下げた金利が戻りやすい(特に2年~5年の政策金利感応度が高いゾーン)。
  • 為替:金利差の観点からドルが底堅くなりやすい。
  • :景気の安心材料ですが、金利上振れが重しになるセクターもあるため「指数は強いのに、内部はまちまち」になりやすい日です。

円は介入警戒で持ち直し、ドル円は158円台

円安が進みやすい材料はある一方、当局けん制で介入警戒が強まり、ドル円は158円台で神経質な動きです。

Reutersによれば、円は当局の介入警戒を背景に反発し、ドル円は158円台で推移しました(前日に159円台まで円安が進む場面も報道)。 Source
また、TradingEconomicsの短報でも、円が1ドル=158円近辺へ強含む様子が記載されています。 Source
「160円」を超えると当局対応が意識されやすい水準であるため、上値追いの局面ではストップ設定や建玉管理が重要です。

市場への影響(実務目線)

  • USD/JPY:上昇トレンドでも、節目接近時は急反落(当局発言・ヘッドライン)に注意。
  • 日本株:円安の追い風が一服する可能性があり、輸出関連は短期の調整要因にもなります。

米金利は4.14%近辺へ低下後、4.16%へ

米金利はインフレ鈍化で低下した後、強い消費などで戻り、方向感が出にくい状態です。

CNBCでは、米10年債利回りが4.144%、2年が3.518%、30年が4.794%と報じられています。 Source
一方、TradingEconomicsでは1/15の10年債利回りが
4.16%とされ、日をまたいで「低下→反発」の形になっています。 Source
利が上下すると、FXは「金利差」で動きやすくなるため、重要指標の前後は特に値動きが速くなりがちです。

市場への影響(実務目線)

  • ドル指数・主要通貨:金利主導で振れやすい(短期は逆指値必須の局面)。
  • :金利上振れはグロース株に逆風、低下は追い風になりやすいです。

今後の注目ポイント(今日〜数日)

本日以降は、次の「確認作業」が焦点です。

  • 米景気:雇用・製造業系の統計が「減速」なのか「底堅い」なのかで、利下げ時期の織り込みが揺れます(失業保険申請・製造業指数などの発表予定が整理されています)。 Source
  • ドル円:160円接近時の当局姿勢(発言の強さ、牽制の頻度)
  • コモディティ:地政学ヘッドライン次第で再加熱し得るため、原油・金銀は「ニュースに反応しやすい地合い」が継続しやすい点

編集部からのコメント

前日は、「材料が良い/悪い」よりも、“ポジションが偏っていたところに逆回転が入った”色が強い一日でした。特に、金・銀のようなトレンド相場は、1つのヘッドラインで急に反転することがあります。


短期トレードの方は、指標前後はロットを落とし、値幅(ボラティリティ)に合わせて逆指値を広めに取る運用が安全です。中期の方は、米金利の方向(4%台前半での定着か、再び上抜けか)を軸に、ドルの強弱を整理するのがおすすめです。 Source


締めの挨拶

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
相場は「一つの数字」ではなく、「複数の材料の組み合わせ」で動く日が増えていますので、無理のないポジション管理でまいりましょう。

FX編集部 田中

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