【2025年7月15日】最新海外FX投資ニュース

皆さま、おはようございます!FX編集部の田中です🌸
本日も新鮮な投資情報をお届けします。

昨日7月15日の市場は、日本の長期金利が17年ぶりの高水準を記録するなど、債券市場で大きな動きがありました。また、米国のCPI発表を控えてドル円も注目の展開となっています。それでは、重要度順にニュースをお伝えしていきますね。


目次

日本の長期金利が17年ぶり高水準!参院選への懸念が影響

日本の長期金利が1.595%まで上昇し、2008年以来17年ぶりの高水準を記録、参院選での与党苦戦予想による財政拡張懸念が背景

昨日の東京債券市場では、新発10年物国債利回りが一時1.595%まで上昇し、リーマンショック直後の2008年10月以来、約17年ぶりの高水準となりました。

この背景には、20日投開票の参議院選挙で自民・公明両党の過半数維持が厳しいとの報道が相次いでいることがあります。与党が過半数を割り込んだ場合、より拡張的な財政政策に転じる可能性があるとの懸念から、投資家が国債を売る動きを強めているのです。

特に注目すべきは、超長期債にも売りが波及していることです。20年債利回りは約26年ぶりの高水準に上昇し、30年債利回りは過去最高を更新しました。市場関係者の間では「財政規律への不安が高まっている」との声が聞かれています。

住宅ローンの固定金利にも影響する長期金利の動向は、私たちの生活にも直結する重要な指標ですので、引き続き注視が必要です。


ドル円147円台後半、米CPI発表待ちで様子見ムード

ドル円は147円台後半で推移、米6月CPI発表(21:30予定)の市場予想は総合2.6%・コア2.9%と前月から上昇予想

昨日のFX市場では、ドル円が147円台後半で推移しました。朝方には一時147.89円まで上昇し、約3週間ぶりの高値を更新する場面もありました。

市場の関心は、日本時間21:30に発表される米6月消費者物価指数(CPI)に集まっています。市場予想では、総合指数が前年比2.6%(前月2.4%)、変動の大きい食品・エネルギーを除くコア指数が前年比2.9%(前月2.8%)と、いずれも前月から加速する見通しです。

トランプ政権の関税政策によるインフレ懸念から、米長期金利が上昇していることもドルを支える要因となっています。CPI結果次第では、FRBの金融政策スタンスにも影響を与える可能性があり、今夜の発表は要注目です。

投資家の皆さまも、発表時間前後の値動きには十分ご注意くださいね。


トランプ大統領、EU・メキシコに30%関税を通告

トランプ米大統領がEUとメキシコに8月1日から30%の関税適用を通告、ただし市場は交渉余地ありとして大きく反応せず

トランプ大統領が12日、欧州連合(EU)とメキシコに対して8月1日から30%の関税を課すと発表しました。EUに対しては「完全な市場アクセスと関税ゼロ」を要求し、メキシコに対してはフェンタニル流入阻止を理由として挙げています。

EUのフォンデアライエン欧州委員長は即座に反応し、「サプライチェーンが混乱し、欧米の企業や消費者に損害を与える」と指摘。報復関税を含む対応を検討していると述べました。また、日本など他国との連携も模索している状況です。

ただし、市場では「実際の適用には交渉の余地がある」との見方が強く、株式市場などでは大きな反応は見られていません。とはいえ、8月1日の期限が近づくにつれて、市場のボラティリティが高まる可能性もありますので、動向を注視していきましょう。


日経平均反発、金融株が金利上昇を好感

日経平均株価が前日比218円高の39,678円で終了、長期金利上昇を好感した金融株と円安による輸出株が牽引

昨日の東京株式市場では、日経平均株価が前日比218円18銭(0.55%)高の3万9678円02銭で取引を終えました

長期金利の上昇を好感して、銀行や生命保険会社の株価が上昇しました。金利上昇は金融機関の収益改善につながるため、投資家から買いが入ったのです。また、円安傾向を受けて電機や機械などの輸出関連株も堅調に推移しました。

一方で、米国の対ロシア制裁に石油輸出を直接抑制する措置が含まれなかったため、商社など原油関連株は下落しました。

来週からは企業の第1四半期決算発表が本格化します。金利環境の変化が企業業績にどのような影響を与えるか、注目していきたいと思います。


今後の注目ポイント

  1. 米6月CPI発表結果(本日21:30)- インフレ動向とFRB政策への影響
  2. 日本参議院選挙(7月20日投開票)- 結果次第で財政政策や金利動向に大きな影響
  3. 企業決算シーズン(来週本格化)- 金利上昇や円安の業績への影響
  4. トランプ関税政策(8月1日期限)- EU・メキシコとの交渉進展

編集部からのコメント

昨日は日本の長期金利が大きく上昇し、債券市場で歴史的な動きとなりました。参院選への懸念が材料となっていますが、これは政治と金融市場の密接な関係を改めて示す出来事です。

投資家の皆さまにとって、政治的イベントも重要なファンダメンタルズの一つです。特に今回のように金利に直接影響する可能性がある場合は、ポジション管理により一層の注意を払っていただければと思います。

また、本日のCPI発表は米金利政策の方向性を占う上で極めて重要です。結果次第では為替相場に大きな変動をもたらす可能性がありますので、リスク管理を十分に行った上で取引に臨んでくださいね。


それでは、本日も安全で収益性の高いトレードを心がけて、素敵な一日をお過ごしください!✨

FX編集部 田中

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