おはようございます、FX編集部の田中です。2月入りのマーケットは、週末要因も重なり「大きなトレンドというより、材料に敏感に反応しやすい相場つき」が目立ちました。特に、中東情勢を背景とした原油高と、安全資産としての金(ゴールド)買いが、インフレ見通しや金利観測に影響しやすい状況です。投資家の皆さまも、ポジション管理を少し丁寧にしたいタイミングかと存じます。
原油 高止まり:対イラン緊張で「地政学プレミアム」
原油は、中東情勢(対イラン)を巡る緊張感を背景に上昇基調が意識されています。原油は大きく上昇し、ブレントは70.71ドル、WTIは65.42ドルで引け(いずれも約+3%台)と報じられました。原油の上昇は「エネルギー価格→物価→金利」という連鎖を通じて、FXにも影響が及びやすい点が実務上のポイントです。週末の間もヘッドラインで動きやすいテーマのため、注意しておきたいところです。
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金(ゴールド) は高値圏:急騰後に利益確定売りも
安全資産として注目が集まる金は、上昇が急だった分、短期的な利益確定(利確)も出やすくなっています。スポット金は5,330.20ドル(報道時点)へ下落し、場中では5,109.62ドルまで下げる場面がありました。一方で「月間では約+24%」とされ、基調としては強いままです。金は「ドル不安」や「地政学リスク」に反応しやすいため、FX投資家の方も“リスク感応度を測る温度計”として見ておくと、相場全体の理解が早くなります。
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ECB(欧州中央銀行):ユーロ高がインフレを押し下げる懸念(EUR/USDの節目意識)
ユーロ相場は、対ドルで節目を意識しやすい水準にあり、ECB側でも「ユーロ高によるインフレ下押し」が論点となりやすくなっています。ユーロの上昇(1.20といった水準の重要性)が、ECBにとって悩ましい要因になり得る点を整理しています。為替は本来、中央銀行が直接の目標にしないケースが多いものの、インフレ見通しに影響するほど動くと、発言(牽制)が増えやすい点に注意が必要です。
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日本円:介入警戒が残り、USD/JPY は上値が重くなりやすい
円相場は、当局のスタンスを意識した値動きが続きやすい状況です。円が短期間で大きく動いた背景として、市場が「介入の可能性」を強く意識している点が指摘されています。FXでは、材料が「実際の介入」ではなく「介入の予兆・警戒」でも、短期筋のポジションが一気に軽くなり、値幅が出ることがあります。週末は流動性が薄くなりやすい時間帯もあるため、逆指値などの管理をやや厚めにしておく判断も有効です。
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経済指標:2/1はPMI等の予定が並ぶが、参照カレンダーでは「結果未掲載」が中心
2/1は、各国の製造業PMIや、米国のISM製造業(10:00 ET)など、相場が反応しやすい指標が予定されています。ただし、当方が確認した経済カレンダーでは、該当箇所の多くがActual(結果)が “-”となっており、数値を断定できませんでした。
(投資実務としては、PMI/ISMは「景気の先行指標」であり、特に米金利・ドル・株が同時に動きやすい点がポイントです。)
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今後の注目ポイント
- 原油:70ドル台の定着とヘッドライン耐性
地政学プレミアムが剥落するか、上乗せが続くかで、金利・為替の反応が変わります。
Source - 金:急騰後の調整が“健全な押し目”か“トレンド転換”か
5,300ドル台の攻防は、リスク心理を読む上で重要です。
Source - ユーロ:ECB発言の牽制度合い(ユーロ高=インフレ下押し)
牽制が強まると、トレンドが鈍りやすくなります。
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編集部からのコメント
今の相場は「材料が一つに固定されず、リスク要因が複数同時に走る」状態に見えます。こうした局面では、方向を当てに行くよりも、(1)ポジションを小さめにする、(2)逆指値を浅すぎず深すぎず調整するといった“崩れにくい運用”が結果につながりやすいと考えます。特に週末は急なニュースが出やすいため、無理をしない判断も立派な戦略です。
締めの挨拶
本日もお読みいただき、ありがとうございます。2月は重要イベントが増えやすい時期ですので、まずは「今の相場の主役(原油・金・ドル・円)」を押さえつつ、落ち着いて進めてまいりましょう。
それでは、また明日10時の更新でお会いできますと幸いです。
FX編集部 田中
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