おはようございます、FX編集部の田中です。
本日は「日銀・日本政治リスク(選挙)による円の弱含み」と、「FRB次期議長人事(Warsh氏)を巡る米金利・ドル観測」が、市場の軸になっています。
アジア時間の為替は、ドルが全体として底堅い一方で、円は週末の日本の国政選挙を前にやや神経質な動きです。ドル指数は97台で推移し、主要通貨は様子見基調が目立ちます。 Source
日本の選挙リスクで円が弱含み(USD/JPY 156円台)
円は対ドルで156.26円(0.3%の円安)と、1月23日以来の円安水準となりました。週末の国政選挙が「予測困難」とされる中、歳出拡大・減税などの財政拡張が意識され、結果として日本国債(JGB)の需給悪化懸念→円の重しという連想が強まりやすい状況です。
また、首相が「弱い通貨の便益」に言及したことを受けて円売りが出た経緯があり、その後の説明があってもメッセージの揺れを市場が警戒している点は押さえておきたいところです。 Source
FRB次期議長人事(Warsh氏)を市場が消化:ドルは97台で底堅い
市場は、次期FRB議長として名前が挙がるKevin Warsh氏を巡り、急速な利下げにはつながりにくいとの見方を織り込みつつあります。このためドルは崩れにくく、ドル指数は97.33と、週初の高値圏から大きく離れていません。
また、指名後の議会承認(確認)プロセスでは、発言や報道のヘッドラインによって市場が反応しやすく、短期的には値動きが荒くなりやすい点に注意が必要です。 Source
米雇用統計が延期:重要データ不在で相場が“材料不足”に
米労働統計局(BLS)は、政府機関の一部閉鎖の影響により、1月の雇用統計(当初予定の金曜公表)を延期するとしています。再開後に公表日程を再設定する方針です。
雇用統計は、FRBの金融政策(利下げ・据え置き)の見通しを左右しやすいため、延期が続く場合は「次に何を見ればよいのか」が市場で揺れやすくなります。投資家としては、値動きの理由が「データ」ではなく「ヘッドライン(報道)」に寄りやすい点を意識しておくと落ち着いて対応できます。 Source
米ISM製造業PMIが52.6へ急反発:景気底堅さと物価圧力を同時示唆
米国のISM製造業PMIは52.6と、前月(47.9)から大きく改善し、1年ぶりに拡大圏(50超)となりました。中でも、新規受注は57.1へ上昇しており、需要面の強さが示されています。
一方で、企業側のコメントには政策(関税等)の不透明感が残り、また支払価格指数も59.0と高めで、物価圧力が続く場合は米金利が下がりにくい→ドルが底堅いという連想につながりやすい状況です。 Source
金・銀・原油など商品が大きく変動:証拠金引き上げで投げが加速
商品市場では、金・銀・原油・銅などが大きく売られる局面が確認されています。金は5%下落、銀は7%超下落、原油は約5%下落、銅は3%下落と、短期で大きな動きとなりました。
また、貴金属の売りはCMEが金属先物の証拠金(必要担保)を引き上げたことも加速要因です。証拠金引き上げは、レバレッジ取引の負担が増えるため、ポジション解消(いわゆる投げ)につながりやすい点が特徴です。 Source
今後の注目ポイント(本日〜今週の見どころ)
- 日本の国政選挙(週末):財政拡張観測が強まると、円とJGBが同時に反応しやすいです。 Source
- FRB人事(Warsh氏)関連ヘッドライン:利下げ期待の修正が入ると、ドル・米金利・金(ゴールド)が連動しやすくなります。 Source
- 米雇用統計の再公表日程:材料不足の時間が長いほど、相場はニュースフロー依存になります。 Source
編集部からのコメント
本日は、円が「介入警戒」と「政治・財政懸念」の綱引きになりやすく、短期売買の方ほど難易度が上がりやすい地合いです。
USD/JPYは156円台という水準感に加え、イベント前でニュースに振られやすいため、エントリーの根拠を「価格帯(支持線・抵抗線)」と「材料(ヘッドライン)」の両方で確認するのがおすすめです。 Source
締めの挨拶
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
相場が落ち着かない日は、無理に取りに行かず「守る日」を作ることも立派な戦略です。次回更新でも、重要ニュースを分かりやすく整理してお届けいたします。
FX編集部 田中
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