おはようございます、FX編集部の田中です。
本日は、前日から続く「AI関連の不安をきっかけとしたリスク回避(いわゆるリスクオフ)」が、為替・株・債券・商品まで幅広く影響している点がポイントです。特に、株式の下落と米金利低下が同時進行する中で、ドルが底堅い推移となっており、ポジション調整の動きも感じられます。 Source
株安主導のリスクオフが継続(AI投資コスト懸念)
米国株は大きく下落しました。ダウ -1.20%(48,908.72)/S&P500 -1.23%(6,798.40)/ナスダック -1.59%(22,540.59)と、幅広いリスク資産に重さが出ています。 Source
背景として、AIブームを支えるための設備投資(CAPEX)が「想定以上に重いのではないか」という警戒が強まっています。報道では、Amazonが2026年の設備投資計画として2000億ドルを示し、事前の市場想定(約1446.7億ドル)を大きく上回った点が注目されました。 Source
読者の皆さまも、「材料は株式だけ」と決めつけず、為替や金利にも同じテーマが波及しているかを一緒に確認しておくと安心です。
ドルは高値圏、円は日本の総選挙をにらみ神経質
為替は、リスク回避の流れの中でドルが底堅く推移しています。ドル指数(DXY)は97.759近辺で推移し、週次では上昇基調(報道では約+0.6%)とされています。 Source
一方、円は日本の総選挙(週末)を前に、政策・財政運営への思惑が出やすい局面です。円は1ドル=156.83円近辺まで円高方向に振れる場面があった一方、週次では円安方向に大きめの動きになっている点も示されています。 Source
専門用語の補足です。「リスクオフ」とは、投資家が不安を感じたときに、株などの価格変動が大きい資産を避け、比較的安全とされる資産(通貨ではドルなど)に資金を移しやすくなる状態を指します。
ECB(欧州中央銀行) は金利据え置き、要人発言も「当面安定」寄り
ECBは政策金利を据え置き、預金金利は2.0%を維持しました。ユーロ圏インフレが1.7%まで低下している点に触れつつも、中期的には目標(2%)付近で安定すると評価しています。 Source
また、ECBの政策担当者であるエスクリバ氏は、インフレ期待が2%目標付近に「アンカー(固定)されている」と述べ、金利は当面安定との見通しを示しました。 Source
為替の観点では、中央銀行が「急いで動かない」姿勢を示すと、通貨は金利差よりも外部要因(米ドルの流れ、株式のリスクオフなど)に振られやすくなります。
暗号資産が急落、ビットコインは約1年4か月ぶり安値
ビットコインは大きく下落し、63,295.74ドルまで売られました
記事では、過去24時間の清算が約10億ドルにのぼったこと、年初来では-28%と下落が積み上がっていることが示されています。 Source
暗号資産は、相場が荒れているときに「証拠金取引の清算(強制的な手仕舞い)」が連鎖しやすい点が特徴です。株式・貴金属の変動が大きい日は、暗号資産も同じ“流動性の波”を受けることがありますので、ポジションサイズは控えめにしておくのが無難です。
今後の注目ポイント(本日〜週末)
本日は、次の3点を押さえておくと整理しやすいです。第一に、AI投資(CAPEX)に対する市場の評価が「一時的な調整」なのか「トレンド転換の入口」なのか。株式の値動きが落ち着くかどうかは、為替のリスク選好にも影響します。 Source
第二に、日本の総選挙をめぐる財政観測です。結果次第で、円と日本国債(JGB)の神経質な反応が続く可能性があります。 第三に、米国の雇用関連指標の弱さが、今後の利下げ期待にどの程度影響するかです(「金利は下がるのにドルが強い」という局面では、ポジション解消の速度に注意が必要です)。 Source
編集部からのコメント
相場が荒れているときほど、「何が主因で、何が結果か」を分けて見ると判断が安定します。今回の軸は、AI投資コストへの再評価→株安→リスクオフ連鎖(債券高・商品安・暗号資産安)です。
短期トレードの方は、方向感よりも“ボラティリティ(値動きの大きさ)”が収益とリスクを左右しやすい地合いですので、損切り幅とロット管理を普段より丁寧にしておくと安心です。 Source
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も落ち着いて、根拠のあるトレードを積み重ねてまいりましょう。
FX編集部 田中
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