海外FXとは、国内に拠点を構えておらず、海外に拠点があるFX業者のこと。
- 金融商品取引業等に関する内閣府令で定められたレバレッジ制限
- 景品表示法や金融商品取引法に基づく、ボーナス金額の制限
一方で、海外FX業者は金融庁の警告を受けているという情報が信頼性に影を落とすことも。

本記事では、安全な海外FX業者を選ぶための基準や信頼性の高い業者10選を金融ライセンスや運営実績の基づいて解説します。
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海外FXの安全性・信頼性を測る基準
海外FX業者の「安全性」を見極めるには、まず金融ライセンス・運営歴・過去のトラブル歴をチェックするのが基本です。
具体的には、FCAやASICなどの信頼性あるライセンス、5年以上の運営実績、そして出金拒否や口座凍結の噂がないかが判断材料になります。
資産を安心して預けられるかどうかは、この3つの要素で大きく左右されます。とくに「無登録業者」や「出金トラブルの噂が多い業者」は避けるべき存在。
ここでは、信頼できる海外FX業者を見抜くための3つの基準を紹介します。
どこの金融ライセンスを取得しているか
業者の信頼性を見極めるうえで、金融ライセンスは最も重要な判断材料です。
金融ライセンスは、各国の金融当局が企業の資本、内部管理、顧客資金の保全体制などを厳格に審査したうえで交付する「営業許可証」。
特に規制が厳しい国のライセンスを取得している業者は、顧客保護の水準が高く、安全性が担保されやすい傾向があります。

Tier3ライセンスでも、無登録業者と比べればはるかに安全ですが、補償制度や監督体制に不安が残ります。
そのため、複数のライセンスを取得しているかどうかも信頼性を測るポイントになります。
運営歴は十分に長いか
リスクを避けるには、最低でも5年、理想としては10年以上の運営実績を持つ業者を選びましょう。
FX業者の運営歴は、業者の信頼性や経営基盤の安定性を示す客観的な指標。
数多くの新興業者が乱立するFX業界では、数年で淘汰されるケースも珍しくありません。
長年にわたりサービスを継続していることは、それだけで利用者から選ばれ続けてきた実績の証です。

悪質業者の中には「資金を集めて閉鎖→別名で再登場」という手口を使う例もあります。
特に、過去の大きな相場変動を乗り越えてきた業者には、一定の信頼を置く判断材料があります。
| 年 | 主な金融イベント | 老舗ブローカーの対応力が試された 事例 |
|---|---|---|
| 2008年 | リーマンショック | 資金流動性・顧客資産の安全管理 |
| 2015年 | スイスフランショック | 約定力とシステムの復旧体制 |
| 2020年 | コロナショック(初期急落相場) | サーバー負荷と注文処理能力 |
経験を経て築かれたインフラやリスク管理は、トレーダーにとって大きな安心材料となります。
過去に不審な噂はないか
海外FX業者を選ぶ際には、公式情報だけでなく、SNSや評判サイトで過去のトラブル歴を確認することが重要です。
特に「出金拒否」や「口座凍結」の噂は、業者の誠実さを判断するうえで見逃せません。
どれほど魅力的な取引条件を提示していても、出金トラブルの報告が多い業者は注意が必要。
全国の消費者センターにも、実際に「税金や手数料を理由に出金できない」といった相談が多数寄せられています。
海外FX取引やバイナリーオプション等の外国為替取引に関する相談
海外事業者と、FX取引やバイナリーオプションなどの外国通貨取引を行ったところ、「取引後に出金に応じない」、「連絡しても回答が無い」といった相談が増加しています。また、中にはキャンペーンボーナスと称し、一定回数の取引を行った場合に、事業者が一定の金銭やポイントを交付する旨をWebサイト上に掲げ、サービス登録(入金)を促している事例も散見されます。
参考:国民生活センター越境消費者センター
ただし、トレーダー側の規約違反による正当な出金停止もあり得るため、情報は冷静に精査する必要があります。
- 検索ワード
- 「業者名+出金拒否」「業者名+詐欺」などで検索
- 情報源
- SNS(X / 旧Twitter)、掲示板(5ちゃんねる等)、海外FXレビューサイト
- 評判の傾向
- 1件だけでなく、複数の口コミに一貫性があるか確認
- 内容の精査
- 出金拒否の原因が利用者側の規約違反かどうかも確認
- 全体の印象
- よい評価と悪い評価の両方に目を通し、冷静に判断
上記のような手順で調査すると、より信頼性の高い判断が可能。
口コミ・評判に不安がある海外FX業者での取引は避けるようにしましょう。
安全性・信頼性の高い海外FX業者ランキング10選
「金融ライセンス」「運営歴」「評判」という3つの厳格な基準に基づき、専門家が安全性と信頼性の観点から海外FX業者を徹底的に比較・厳選しました。
以下のランキングと総合比較表を参考に、投資スタイルやリスク許容度に最も合った、信頼できる業者を見つけてください。
| ランキング | 業者名 | 主な金融ライセンス | 設立年 | 資金管理 | 最大レバレッジ | ゼロカット | 日本語サポート | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | XMTrading![]() | セーシェルFSA, モーリシャスFSC | 2009年 | 分別管理 | 1000倍 | あり | ◎ | 総合力No.1、豪華ボーナス |
| 2位 | Exness![]() | セーシェルFSA, 英国FCAなど | 2008年 | 分別管理 | 無制限 | あり | ◎ | 無制限レバレッジ、低スプレッド |
| 3位 | AXIORY![]() | ベリーズFSC | 2011年 | 分別管理+信託保全(賠償責任保険) | 1000倍 | あり | ◎ | 高い透明性と信託保全 |
| 4位 | ThreeTrader | バヌアツVFSC | 2021年 | 分別管理 | 500倍 | あり | ◯ | 業界最狭水準スプレッド |
| 5位 | HFM![]() | セーシェルFSA, 英国FCAなど | 2010年 | 分別管理+賠償責任保険 | 2000倍 | あり | ◎ | 豊富な銘柄とボーナス |
| 6位 | BigBoss![]() | ベリーズFSC | 2020年 | 分別管理 | 2222倍 | あり | ◯ | 業界最高水準レバレッジ |
| 7位 | FXGT![]() | セーシェルFSA | 2019年 | 分別管理+賠償責任保険 | 1000倍 | あり | ◎ | ハイブリッド取引所(FX+仮想通貨) |
| 8位 | Titan FX![]() | モーリシャスFSC | 2014年 | 分別管理 | 1000倍 | あり | ◎ | 高い約定力、スキャルピング向き |
| 9位 | Vantage trading![]() | バヌアツVFSC, 豪州ASICなど | 2009年 | 分別管理+信託保全 | 1000倍 | あり | ◯ | 豊富な取引ツール |
| 10位 | IronFX![]() | 英国FCA,キプロスCySECなど | 2010年 | 分別管理 | 1000倍 | あり | ◯ | 多様な口座タイプ |
- 金融ライセンス:信頼度の高い金融ライセンスを保持しているか
- 運営歴:長年にわたって安定した運営が行われているか
- 口コミ・評判:出金拒否や口座凍結の噂がないかどうか
- 透明性:万が一の場合の資金管理方法は明瞭かどうか
- 日本語サポート:トラブル時にスムーズにやり取りできるか
以上を総合的に判断したランキングをもとに1位~10位までの順に海外FX業者の安全性を解説します。
1位 XMTrading

引用:XMTrading
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Tradexfin Limited |
| 設立年 | 2009年 |
| 金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA)、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)など |
| 最大レバレッジ | 最大1000倍 |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
XMTradingは10年以上の運営実績があり、海外FX業界でも特に信頼されています。
金融ライセンスを複数保持し、資金の分別管理やゼロカット制度も導入済み。
- グループ全体で7つのライセンスを取得
- キプロスCySEC、英国FCAをはじめ、豪ASIC、南アFSCA、ベリーズFSC、ドバイDFSAなどの複数の信頼性ある金融当局による規制下で運営されており、透明性と信頼性が高い環境です。
- 17年の運営歴
- 新興の業者が多い中で17年の運営歴を誇る老舗の海外FX業者。世界中で500万人以上の口座開設実績があります。
日本語サポートの品質が高く、海外FX初心者も安心して利用できる体制が整っています。
ただし、休眠口座や規約違反には厳格に対応されるため、取引ルールを守り、アカウント状態に注意しながら利用する必要があります。
XMは安心感のあるライセンスと充実した日本語サポートを重視し、ボーナスを活用しながら少額から取引を始めたい初心者におすすめです。

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運営歴15年以上で安心・安全
2位 Exness


引用:Exness
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Exness B.V. 他複数法人(グループ体制) |
| 設立年 | 2008年 |
| 金融ライセンス | セーシェルFSA、キプロスCySEC、南アFSCA、英国FCA(法人向け) |
| 最大レバレッジ | 無制限(条件あり) |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
Exnessは、最大無制限レバレッジを提供するなど、特徴あるサービスで高い人気を誇る海外FX業者です。
取引データや財務情報も定期的に開示しており、透明性のある運営が評価されています。
- 金融ライセンスを複数取得している
- グループ全体で8つの金融ライセンスを取得している。信頼度の高い英国FCAライセンスも取得済み。
- 17年の運営歴
- 今年で運営17年目。XM同様、海外FXの中では老舗の立ち位置。
ゼロカット制度も整っており、資金管理の面でも安心感があります。
一方で、ボーナス制度が設けられていないため、XMなどと比べると、初心者にとってはやや敷居が高い面も。
また、日本語サポートの体制は整っていますが、平日のみの対応となっている点にも注意。
Exnessは自由度の高い取引環境を求める経験者や、自分のルールでリスク管理ができる人に向いています。



レバレッジの柔軟性が高く、少額資金でも戦略の幅が広がります



サポート対応が平日のみで、緊急時にやや不便なことがあります
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運営歴15年以上で安心・安全
3位 AXIORY


引用:AXIORY
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Axiory Global Ltd(ベリーズ)、Axiory Ltd(モーリシャス) |
| 設立年 | 2011年(運営開始2012年) |
| 金融ライセンス | ベリーズIFSC、モーリシャスFSC |
| 最大レバレッジ | 2000倍 |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
AXIORYは、ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)の金融ライセンスを取得しており、一定の規制下で運営されています。
2011年の設立以来、10年以上の運営実績があり、比較的安定した基盤を持つ海外FX業者です。
- 日本語サポートの質が高い
- 日本語スタッフによるメール・チャット対応は丁寧で的確と評判。平日9:00〜24:00まで対応しており、仕事帰りでも相談しやすい体制が整っています。
- The Financial Commissionに加盟
- AXIORYは自ら第三者機関に加盟し、万一のトラブル時には中立的な仲裁を受けられる体制を整えています。
また、海外FXでは珍しく顧客資産をTier-1銀行の信託口座で厳重に分離・管理している点も安心できます。
The Financial Commission加盟により、万一のトラブルでは第三者機関での仲裁・補償(上限あり)が可能。
一方、公的ライセンスほどの信頼性には至らず、補償の上限や土日深夜の未対応などには留意が必要です。



資金が分別管理されていて、日本語サポートも丁寧で安心できます



出金手数料が高めで、土日にサポートがないのは少し不安です
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運営歴10年以上で安全・安心
4位 ThreeTrader


引用:ThreeTrader
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | ThreeTrader Global Limited |
| 設立年 | 2021年 |
| 金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) |
| 最大レバレッジ | 1000倍 |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
ThreeTraderは2021年設立の比較的新しい海外FX/CFD業者で、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)のライセンス(No. 40430)を保有しています
新興業者ながら日本語サポートもあり、国内トレーダーにも使いやすい設計です。
- The Financial Commissionに加盟
- 第三者機関による紛争解決と最大2万ユーロの補償が用意されており、万一のトラブルにも備えた体制。
- ライセンスの信頼性は限定的
- 取得しているのはVFSCライセンスで、主要国の厳格な規制と比べると信頼性はやや劣る。
顧客資金はTier‑1銀行の信託口座で分別管理されており、ネガティブバランス保護も導入されています。
ただし、VFSCはTier‑3の規制当局であり、公的ライセンスには及ばず、運営実績も浅いため、信頼性には慎重な判断が必要。
ThreeTraderは信頼性よりも柔軟な取引環境や新しい機能を重視する人に向いている海外FX業者です。



ゼロカットや日本語対応など、サポート体制もしっかりしている印象です



まだ新しい会社だから、長く使うにはちょっと様子を見たいかなって感じです
5位 HFM


引用:HFM
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | HF Markets Group(本社:セントビンセント・グレナディーン) |
| 設立年 | 2010年 |
| 金融ライセンス | FCA(英国)、CySEC(キプロス)、DFSA(UAE)、FSCA(南ア)、FSC(モーリシャス)など |
| 最大レバレッジ | 2000倍 |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
HFMは2010年設立の海外FX・CFD業者で、世界180ヵ国以上で利用者がいるグローバル企業です。
英国FCA、キプロスのCySEC、UAEのDFSA、南アフリカFSCAなど主要国のTier‑1およびTier‑2ライセンスを複数取得しており、規制面で高い信頼度があります。
馴染みやすい日本語サポート(メール・チャット)や充実した取引ツール、豊富な銘柄・ボーナス等で利用者満足度も高いです。
- 複数の主要ライセンスを取得
- 英国FCAやキプロスCySECなど、信頼性の高い規制当局のライセンスを保有し、国際的に厳格な基準を満たしています。
- 出金トラブルが少なく、資金管理も万全
- Tier‑1銀行での分別管理・ゼロカット制度に加え、出金拒否や口座凍結の報告も非常に少なく、実績面でも安心感あり。
ただし、名義不一致や入金ルール違反での出金遅延・一時拒否には注意が必要で、申請時の手続きミスがトラブルに繋がりやすい点は留意が必要です。
HFMは信頼性の高いライセンスと安定した運営実績を重視する人におすすめの海外FX業者です。



コピー取引機能が便利で、初心者でも安心して取引できます



規約に細かい条件があるみたいで、ちゃんと確認しないとトラブルになりそうでちょっと不安でした
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6位 BigBoss


引用:BigBoss
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Big Boss Holdings Company Limited |
| 設立年 | 2017年 |
| 金融ライセンス | セントビンセント(SVGIBC)等 |
| 最大レバレッジ | 888倍 |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
BigBossはセントビンセントで法人登録されており、分別管理やゼロカット対応など最低限の資金保護体制を備えていますが、主要国の金融ライセンスは取得していません。
一方、顧客資金は分別管理され、ネガティブバランス保護にも対応しているとされています。
- 資金管理とゼロカット対応あり
- 顧客資金は分別管理されており、万一の損失時にもマイナス残高を請求されないゼロカット制度が適用されています。
- 取得ライセンスは信頼性に課題あり
- セントビンセントなどの緩やかな規制ライセンスのみで、FCAやASICのような厳格な規制機関の認可は取得していません。
最大2,222倍のハイレバレッジと豊富なボーナス(開設・入金)を提供し、取引環境は非常にアグレッシブ。
ただし、主要規制当局(FCAなど)のライセンスはなく、規制の水準は低めと評価されています。
出金拒否や口座凍結に関する悪質な報告は少ないものの、サポート体制や執行品質にはムラがあるとの指摘もあります。
BigBossは、ハイレバレッジや豊富なボーナスを活かして、積極的に短期トレードをしたい人に向いています。



キャッシュバックが魅力的で、取引ごとの還元があるのはありがたいです



キャンペーン条件やキャッシュバックが不明瞭な点があるうえ、出金処理に手数料が必要だった
7位 FXGT


引用:FXGT
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | FXGT.com |
| 設立年 | 2019年 |
| 金融ライセンス | FSA(セーシェル)、FSCA(南ア)、VFSC(バヌアツ) |
| 最大レバレッジ | 2000倍 |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
FXGTは2019年設立の比較的新しい海外ブローカーで、MT4/MT5に加え独自アプリ「FXGT Trader」も導入しています。
規制については、セーシェルFSA、南アフリカFSCA、バヌアツVFSC、さらには欧州CySECなど複数の中〜低水準ライセンスを保持。
- 独自の賠償保険制度に加入している
- FXGTでは分別管理に加え、賠償保険制度に加入しているため万が一のトラブルがあった場合、ユーザーは最大100万ユーロの補償が受けられます。
- 運営歴が6年と短い
- 2019年に設立された比較的新しい海外FX業者。出金拒否や口座凍結の噂はありませんが、運営歴を気にする方にはマイナスポイント。
口座開設の手軽さや低最低入金($5〜)で人気がありながら、処理速度や出金対応については「時に遅延あり」といった声もあります。
総じて、規制の網は広いものの水準はまちまちで、資金保全・セキュリティに配慮しつつも、長期的な信頼性には慎重な判断が必要。
FXGTは、複数の口座タイプや仮想通貨を含む幅広い銘柄で、少額から柔軟にトレードしたい人におすすめです。



プラットフォームが直感的で使いやすく、入出金もスムーズです



利益を出したら出金申請に時間がかかり、問い合わせても返信が遅いと感じました
8位 Titan FX


引用:Titan FX
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Titan Markets |
| 設立年 | 2014年 |
| 金融ライセンス | FSC(モーリシャス)、FSA(セーシェル)など |
| 最大レバレッジ | 最大500倍(口座タイプにより1,000倍も) |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
Titan FXは2014年設立の海外FX業者で、「360° Trader Protection Policy」を導入し、Lloyd’s保険や独立監査による財務監視体制も整備されています。
The Financial Commissionにも加盟し、最大20,000ユーロの補償と紛争時の第三者仲裁が利用可能。
- 資金保護と保険制度は万全
- 顧客資金は分別管理されており、Lloyd’s保険付きの独自保護制度「360° Trader Protection」も導入。さらに、The Financial Commission加盟で補償制度も備えています。
- 取得ライセンスはオフショア中心
- バヌアツやセーシェルなど規制の緩いライセンスにとどまっており、FCAなどの主要国ライセンスは未取得。
また、FCAから「英国での無許可営業」として警告リスト入りしており、地域によっては規制上のリスクも存在します。
TitanFXは、細かい取引コストや執行品質を重視する、取引経験のあるトレーダーに向いています。



出金と約定速度が非常に安定していて安心して使えます



バヌアツやモーリシャスのライセンスしかなく、FCA等の厳格な規制下ではない点は注意が必要です
9位 Vantage trading


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Vantage Global Prime Pty Ltd ほか |
| 設立年 | 2009年頃 |
| 金融ライセンス | ASIC(オーストリア)、FCA(英国)、FSCA(南アフリカ)ほか |
| 最大レバレッジ | 500倍 |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
Vantageは2009年設立で、グループ全体で英ASIC(Tier‑1)、英FCA(Tier‑1)、南アFSCA(Tier‑2)、バヌアツVFSC(Tier‑3)など複数のライセンスを保有し、高い規制体制を整えています。
顧客資金はTier‑1銀行の分別管理下にあり、ネガティブバランス保護にも対応。
また、最大100万ドルのLloyd’s保険により、追加的な資金保護の仕組みを備えています。
- The Financial Commissionへの加盟
- 第三者機関による最大2万ユーロの補償+中立的なトラブル仲裁が利用でき、利用者保護の最後の砦として機能しています。
- SOC 2 Type 2など第三者監査を通過したITセキュリティ体制
- ペネトレーションテストやデータ暗号化、アクセス管理も外部基準に準拠しており、顧客情報も取引データも堅牢に守られています。
ただし、国際サイトに登録するとFCAやASICの保護対象外となる場合があり、アカウント設定する国・地域により保護内容が異なるため、口座選択時には注意が必要。
Vantageは、信頼性の高いライセンスと保険付きの資金保護を重視しつつ、取引環境も妥協したくない中上級トレーダーにおすすめです。



出金拒否などの報告がないのは安心材料。信頼できる業者だと感じています



ボーナスやキャンペーンがほとんどないので、他社と比べるとお得感に欠ける印象を受けます
10位 IronFX


引用:IronFX
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Notesco Limited |
| 設立年 | 2010年 |
| 金融ライセンス | FCA(英国)、CySEC(キプロス)など |
| 最大レバレッジ | 1000倍 |
| ゼロカット対応 | あり |
| 日本語サポート | あり |
IronFXは15年以上の歴史を持ち、FCAやCySECなど厳しい監督下にあるライセンスを多数保有しています。
日本語対応のサポート窓口はあり、メール・チャット・電話に対応するが、対応品質や営業時間についてはややばらつきがあるとの声も。
一方で、過去に出金拒否や口座凍結といったトラブル報告が複数あり、特にボーナス利用時の取引条件違反による制限が話題となりました。
- 複数の主要ライセンスを取得
- 英国FCAやキプロスCySECなど、国際的に信頼性の高い金融ライセンスを複数保有しており、規制面での安心感があります。
- 過去に出金トラブルの報告あり
- ボーナス利用時の条件違反などを理由に出金保留・口座凍結の事例があり、取引ルールの確認と慎重な運用が必要です。
CySECからの調査対象になった経緯もあり、キャンペーン利用時の注意事項や取引ルールの確認は必須。
総じて、IronFXは安全性の仕組み自体は整っているものの、運用ルールに対する厳格な対応姿勢には注意が必要な業者です。
IronFXは、規制体制の整った大手業者で取引したい一方で、ボーナス条件やルールをしっかり理解して慎重に運用できる中上級者におすすめです。



教育コンテンツや無料ウェビナーが充実していて、初心者にも優しいです



出金が6日以上待たされたことがあり、非常にストレスでした
海外FXは金融庁から警告を受けているけど安全性・信頼性に問題はないの?
金融庁の警告=詐欺業者というわけではありません。
実際、多くの海外FX業者が日本の金融庁に未登録であることを理由に、形式的な行政処分(警告)を受けています。
しかし、これはあくまで「日本国内で営業してはいけません」という注意喚起にすぎず、運営実態や信頼性とは別問題。
そのため、警告の有無だけで業者を危険と決めつけるのは早計です。


海外FX業者が日本の金融庁に登録しない理由は明確です。
日本の規制では、以下のような制限が課されるためです。
- レバレッジ制限 最大25倍まで
- 海外は500〜1000倍も可能
- ゼロカット禁止
- 顧客の損失を補填する制度が使えない
- ボーナス規制
- 口座開設・入金ボーナスは提供不可
規制を回避し、自由度の高い取引環境を維持するために、あえて日本での登録を避ける業者が多く存在します。
金融庁の警告は「違法=詐欺」の意味ではなく、日本の規制を回避しているというビジネス上の選択であるケースがほとんど。
警告の有無だけで業者の安全性を判断すべきではありません。
国内向けに営業している海外FX業者はすべてNG
金融庁は、日本の登録を受けていないにもかかわらず、日本語サイトを通じて国内ユーザーにサービスを提供する海外FX業者をすべて「無登録営業」と見なします。
金融商品取引法 第29条(登録義務)
「金融商品取引業を行おうとする者は、内閣総理大臣の登録を受けなければならない」
金融商品取引法 第63条の2(外国業者の特例)
「外国金融商品取引業者が、日本国内において継続的に勧誘等を行う場合、日本の登録が必要」
引用:金融庁
たとえ海外で正規のライセンスを取得していても、無登録業者と判断されれば警告の対象です。
ただし、警告はあくまで法律上の基準に基づく判断であり、業者の信頼性や安全性とは別問題とされます。
そのため、警告された業者はすべて危険だという単純な図式では語れません。
本質を見極めるには、運営実績や利用者の評価もあわせて確認することが重要です。
絶対儲かるなどの表現をしている海外FX業者はすべてNG
「必ず儲かる」「元本保証」などの断定的な表現を使う海外FX業者は、金融商品取引法で禁止されている勧誘を行っています。
実際に資金を失ったという相談が全国の消費生活センターに数多く寄せられています。
相談から見られる手口のイメージ
1. SNSのグループチャットに誘われる。
2. グループチャット内で参加者から成功体験を聞かされ、FX取引に誘われる。
3. お金を振り込むと最初は利益が出たように見え、次々と送金を要求される。
4. 出金できず、FX業者ともグループチャットのメンバーとも連絡が取れなくなる。
引用:国民生活センター「SNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブル-その仲間、信じて大丈夫?-」
安心感を与える言葉に惑わされず、冷静に判断することが大切です。
特に、過剰に有利な条件を強調する場合は注意が必要。
怪しいと感じたら、相手にせず関わらないようにしましょう。
海外の金融機関からの許可が降りている業者は安全性・信頼性は高め
安全性の判断基準として最も重視すべきなのは、金融庁からの警告の有無ではありません。
信頼性の高い海外の金融機関からライセンスを取得し、しっかりと監督下で運営されているかどうかが重要です。
たとえば、FCA(英国)やCySEC(キプロス)といった規制当局は、顧客資金の管理体制や内部統制に厳格な基準を設けています。
厳しい審査基準を持つ機関から許可を受けた業者は、外部からの監視体制が整っており、無登録業者とは比較にならないほど信頼性が高いです。
海外FX業者を選ぶ際は、ライセンスの種類と発行国を必ず確認するようにしましょう。
海外FXで逮捕されている事例はある?
これまで、海外FXを利用したという理由で日本のトレーダーが逮捕された事例は一件もありません。
報道されている逮捕事例はすべて、無登録で違法な投資勧誘を行い、顧客から資金をだまし取った業者側の詐欺事件に関するものです。
そもそも利用については違法ではない
海外FXの利用について、不安を感じる人も多いかもしれませんが、実はトレーダー側の行為自体が違法とされることはありません。
日本の金融商品取引法は、海外業者が日本人に無登録でサービスを勧める行為を取り締まる内容です。
金融商品取引法の根拠となる内容
国内居住者を対象に金融商品取引業を行う場合には内閣総理大臣への登録が必要
無登録でこれを行った者には2年以下の懲役または500万円以下の罰金が科される
参考:金融庁 公式サイト
一方で、日本居住者が自らの意思で海外FX業者を利用することを禁じる条文は存在しません。
よって、海外FX業者で口座開設・取引を個人が行うことに対して、法律上の処罰を受ける根拠はありません。
実際の逮捕事例を解説
実際に報じられる逮捕事例の多くは、海外FXそのものではなく、海外FXの名を使った投資詐欺が原因です。
たとえば、確実に儲かるFX投資などと謳い、実際には資金運用の意思がないまま金銭を騙し取る手口で逮捕された詐欺グループが多数存在します。
- 2022年2月〜10月に福岡県内の30~50代男女4人に対し、国の登録をせずにFX投資への参加を勧誘
容疑者は、熊本県天草市の無職である岩本しのぶ容疑者(62歳)を含めた3人です。
2015年〜2023年の約8年間で、少なくとも162人から合計約8億8,700万円を集めました。 - 「1口50万円の出資で7年後に1億円にする」など、異常に高い利回りをうたって勧誘
10年以上FXで利益を上げており、万が一でも海外に数億円の資産があるという虚偽の発言で信頼を得ています。
FX運用の実態はなく、集めた資金は既存の出資者への配当のような形で使われたとみられます。
典型的な「ポンジ・スキーム」の手口です。
- 新規の出資者から資金を集め、そのお金を既存の出資者に配当として支払う投資詐欺の手法
- 構造的に破綻が前提であり、新たな出資が途絶えると配当を支払えずに崩壊
- 2025年2月12日、福岡県警により逮捕
2025年3月5日、岩本容疑者は、2021年11月に福岡県内の69歳女性から600万円をだまし取ったとして詐欺罪で再逮捕されました。
参考:福岡 TNCニュース
上記のような詐欺事件と、本記事で紹介しているようなライセンス取得済みの正規業者とはまったく異なる存在です。
正規業者は各国の金融当局に登録され、厳格な監督のもとで運営されています。
海外FXの安全性・信頼性についてよくある質問
ここでは、海外FXの安全性に関して特に多くのトレーダーが抱く疑問について、Q&A形式で詳しく解説します。
- 海外FXの利益にかかる税金はどうなっていますか?国内FXと違うのですか?
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はい、異なります。
海外FXは「総合課税」で最大約55%の税率が適用される一方、国内FXは一律20.315%の「申告分離課税」です。
利益が大きいほど、海外FXは税負担が重くなります。
- 「ゼロカットシステム」とは何ですか?追証がなくて安全なのですか?
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ゼロカットシステムは、急な相場変動で発生したマイナス残高をFX業者が全額補填する制度です。
入金額を超える損失を負うことがなく、借金リスクを回避できるため、トレーダーにとって安全性が高い仕組みといえます。
- 「分別管理」と「信託保全」の違いは何ですか?どちらが安全ですか?
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分別管理は顧客資金と業者資金を分けて保管する方法で、主に海外FX業者が採用しています。
一方、信託保全は資金を信託銀行に預けて法的に保護する仕組みで、日本のFX業者に義務付けられています。
安全性では信託保全の方が明確に上です。
- 海外FXで出金拒否されることはありますか?トラブルに遭ったらどうすればいいですか?
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悪質な業者では出金拒否の報告もありますが、信頼できる業者で利用規約を守っていれば、出金トラブルはほとんど起こりません。
万が一トラブルが発生した場合は、消費生活センター(188)や金融庁などの専門機関に相談することが重要です。
- 海外FXのリスクは?
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一番のリスクは、信頼性の低い業者を選んでしまうことです。出金拒否などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
また、国内よりも高いレバレッジを使える反面、大きな損失につながるリスクもあります。
さらに、日本の金融庁の監督下にないため、トラブル時の保護が十分でない点にも注意が必要です。
- 日本では海外FXは禁止されていますか?
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いいえ、海外FXの利用自体は禁止されていません。
ただし、日本の金融庁に登録していない海外業者が日本国内で勧誘を行うことは違法です。
利用者が自分の意思で口座を開設して取引することは可能ですが、日本の法律による保護は受けにくいため、業者選びには十分な注意が必要です。
海外FXの安全性・信頼性まとめ
海外FX業者の安全性・信頼性について解説しましたが、記事の内容を以下にまとめました。
- 利用前に、金融ライセンスの有無や運営実績、悪質な出金拒否などの口コミを調べる
- 海外FX業者を利用したことによる日本人トレーダーの逮捕事例はない
- 金融庁から警告が出された海外FX業者でも、利用するのは違法ではない
- 「必ず儲かる」「絶対に負けない」などと謳う業者は詐欺の可能性が高い
海外FX取引の安全性を確保するのは、業者任せの運ではなく、トレーダー自身の賢明な選択です。
本記事で解説した視点からの判断基準を活用し、自分の投資スタイルとリスク許容度に合った、心から信頼できる海外FX業者を慎重に選んでください。


































