今回は愛知県在住の佐藤真由美さん(仮名・42歳)に、パート薬剤師と海外FXトレードを両立させながら、家族4人の生活を支える副収入源を確立した経緯について伺いました。
3年前に友人の影響でFXを始めた真由美さんが、どのようにして月15-35万円の利益を安定的に生み出せるようになったのか、その道のりと実践的なノウハウを語っていただきました。

子育てをしつつ、限られた時間で着実に成果を出していてすごいですね!
自己紹介



こんにちは、佐藤真由美です。普段は週3日薬剤師のパートをしながら、海外FXでトレードをしています。
薬学部を卒業後、総合病院で15年間正規職員として勤務していましたが、第二子の出産を機に退職し、現在はパート勤務に切り替えました。
FXを始めたのは3年前で、友人に誘われて参加した投資セミナーがきっかけでした。
最初は国内FXから始めましたが、1年前から海外FXに移行し、現在はXM TradingとExnessを使って、主にスウィングトレードで月15-35万円程度の利益を出せるようになりました。
中学2年生の長女と小学5年生の長男、そして自動車部品メーカーに勤める夫との4人家族です。



病院勤務からパート、そしてFXトレーダーへと、大きな転身をされたんですね。ご家族の反応はいかがでしたか?
実は夫にはFXの詳細な収支はまだ伝えていないんです。「投資の勉強をしている」程度にしか話していません。
子供たちには「ママはパソコンでお仕事もしているの」と説明していますが、具体的な内容は理解していないと思います。
ママ友とのランチでも投資の話は控えめにしていますが、SNSでは同じような境遇のトレーダーママさんたちと情報交換をしています。
いずれは夫にもきちんと話そうと思っているんですが、タイミングを見計らっている状態です。
1. 海外FXを選んだ理由は何ですか?



一番の理由はレバレッジの高さとゼロカットシステムの存在です。
国内FXでは最大25倍のレバレッジですが、海外FXなら400倍、500倍、業者によっては1000倍も可能です。
私の場合、初期資金が30万円と限られていたので、効率的に資金を活用できる海外FXは魅力的でした。
それに、ゼロカットシステムがあるので、万が一の急激な相場変動でも借金を背負うリスクがないのは、家族を持つ身としてとても重要なポイントでした。
実際、去年の急激な円安局面では、国内FXを使っていた知人が追証で100万円以上の借金を抱えてしまったんです。



なるほど、家族の生活を守りながらトレードする上で、リスク管理は最重要ですよね。他にも海外FXのメリットはありましたか?
MT4やMT5が標準で使えることも大きいです。薬剤師の仕事で培った分析力を活かして、様々なインジケーターを組み合わせた独自の手法を開発できました。
また、ボーナスキャンペーンも魅力的で、XMの入金100%ボーナスを使って、実質的に資金を2倍にしてスタートできたのは本当に助かりました。
ただし、スプレッドが国内より広いことや、税金が累進課税になることは理解した上で選択しました。
年間の利益が330万円を超えなければ、税率的にも国内FXと大差ないと判断したんです。
2. 初期資金と現在の資金管理について教えてください



最初は家計の余剰資金から30万円でスタートしました。現在は運用資金を150万円まで増やしています。
薬剤師のパート収入から毎月5万円を積み立てていき、トレードの利益の半分は再投資、残り半分は子供の教育資金として別口座に移しています。
資金管理のルールは厳格で、1トレードあたりのリスクは総資金の2%まで、つまり現在なら3万円が最大損失になるようにロット調整しています。
また、月間で8%、つまり12万円の損失が出たら、その月は強制的にトレードを休止するルールも設けています。
実際、今年の2月にはこのルールが発動して、悔しかったですが守り抜きました。
- 1トレードのリスク:総資金の2%以内
- 月間最大損失:総資金の8%で強制休止
- 利益配分:50%再投資、50%教育資金



医療従事者らしい、リスクに対する慎重な姿勢が印象的です。利益の使い道も計画的ですね。
ええ、長女が来年高校受験なので、塾代や受験費用を考えると、今から準備しておかないと。
月35万円の利益が出た月は、20万円を教育資金、10万円を再投資、5万円を家族旅行の積立に回しています。
逆に15万円程度の月は、10万円を教育資金、5万円を再投資という配分です。
夫の給料だけでは将来が不安なので、FXの利益は本当に大切な副収入源になっています。でも、決して生活費には手を付けません。これは絶対のルールです。
3. 具体的なトレード手法を教えていただけますか?



4時間足と日足を使ったスウィングトレードで、保有期間は3日から1週間程度です。
基本的には移動平均線(20EMA、50EMA、200EMA)とRSIを組み合わせたトレンドフォロー戦略です。
朝6時に起きて、子供たちのお弁当を作りながらスマホでチャートチェック、エントリーポイントに近づいていたら、子供を送り出した後の8時頃にPCで詳細分析をして注文を入れます。
薬局のパートがない日は、午前10時と午後3時にもチェックしますが、基本的には指値・逆指値を入れているので、頻繁に見る必要はありません。
勝率は約65%で、リスクリワード比は1:1.5から1:2を目標にしています。



家事や仕事と両立させるには、スウィングトレードは理想的ですね。失敗した取引の例も教えていただけますか?
この経験から、どんなに忙しくても必ず自分の分析ルールに従うこと、無理な時はトレードしないことを徹底するようになりました。
スキャルピングやデイトレードも試しましたが、子供の「ママー!」という声で集中が途切れることが多く、私のライフスタイルには合わないと判断しました。
4. 海外FX業者選びのポイントは?



信頼性、日本語サポート、そして出金の確実性を重視しました。
XM Tradingを選んだ理由は、運営歴が長く、金融ライセンスもしっかりしていること。
実際に3回ほど出金していますが、毎回3営業日以内に着金しています。
Exnessは、スプレッドが狭く、レバレッジ無制限という特徴に惹かれて追加で口座開設しました。
最初はボーナス目当てで色々な業者を試しましたが、IS6FXで出金拒否に遭いそうになった経験から、今は実績のある大手2社に絞っています。
日本語サポートの質も重要で、XMのチャットサポートは本当に助かっています。



出金トラブルは怖いですね。業者選びで他に注意している点はありますか?
必ず小額で出金テストをすることです。最初に1万円だけ出金して、問題なく着金することを確認してから本格的に資金を投入します。
また、TwitterなどのSNSで実際のユーザーの評判も確認します。
「爆益!」みたいな派手な宣伝をしている業者は避けて、地味でも堅実な運営をしている業者を選ぶようにしています。
あと、薬剤師の職業柄、契約条件や利用規約もしっかり読みます。ボーナスの出金条件とか、意外と厳しい条件が小さく書かれていることがありますから。
5. 最も痛い失敗経験と、そこから学んだことは?



FXを始めて半年目、調子に乗って一度に資金の30%をリスクにさらし、2日で15万円を失いました。
その夜は子供たちの前で泣きそうになりながら夕飯を作ったのを覚えています。
この経験から、必ず損切り注文を入れること、資金管理ルールを絶対に破らないこと、そして感情的になったらトレードを休むことを学びました。
今では、この失敗があったからこそ、堅実なトレードができているとさえ思っています。



辛い経験でしたね。メンタル面での立ち直りはどのようにされたんですか?
実は、同じような経験をしたトレーダーママさんたちとSNSで繋がれたことが大きかったです。
「私も同じ失敗した」「でも今は復活してる」という励ましの言葉に救われました。
それと、薬剤師として患者さんの服薬指導をする時、「用法用量を守ることの大切さ」を説いている自分が、FXではルールを守れていなかったことに気づいたんです。
仕事での経験を投資にも活かすことで、メンタルも安定してきました。今は月1回、トレード日記を見返して、反省点と改善点を整理する時間を作っています。
6. パート勤務とトレードの両立について、メリット・デメリットは?



メリットは安定収入があることで、精神的な余裕を持ってトレードできることです。
薬剤師のパート収入が月15万円程度あるので、FXで無理に稼ごうとする必要がありません。
これが冷静な判断につながっていると思います。また、職場での人間関係や患者さんとの会話が、トレードで煮詰まった頭をリフレッシュさせてくれます。
デメリットは、やはり時間の制約です。パートの日は朝と夜しかチャートを見られないので、チャンスを逃すこともあります。
でも、これはこれで「厳選したトレードしかしない」という規律につながっているかもしれません。



専業トレーダーになることは考えていないんですか?
それに、薬剤師という資格と経験は、私のアイデンティティの一部でもあるんです。
患者さんから「ありがとう」と言われる瞬間は、FXでは得られない充実感があります。
理想は、子供たちが独立した50代で、FXの収入だけで月50万円を安定的に稼げるようになること。その時は、パートを週1日に減らして、もっとトレードに集中したいですね。
7. 税金対策や確定申告はどのようにされていますか?



海外FXの利益は雑所得として、きちんと確定申告しています。
年間の利益が200万円前後なので、税率は約20%。国内FXの一律20.315%とほぼ同じです。
ただし、経費をしっかり計上することで、課税所得を抑えています。
FX関連の書籍代、セミナー受講料、インターネット料金の一部、パソコンの減価償却費など、年間で約30万円の経費を計上しています。
また、つみたてNISAやiDeCoも満額活用して、全体的な節税対策をしています。
税理士さんに相談したところ、「奥様のケースなら、年間利益が330万円を超えなければ、海外FXでも税制上のデメリットは少ない」とアドバイスをもらいました。
- FX関連書籍・セミナー受講料
- インターネット料金の一部
- パソコン・周辺機器の減価償却費



確定申告で苦労された点はありますか?
最初の年は、取引履歴の整理が大変でした。MT4から出力した英語の取引履歴を、日本円に換算して集計する作業に丸2日かかりました。
今は、月ごとに利益を計算してExcelで管理しているので、確定申告時期に慌てることはありません。
あと、夫にバレないように、確定申告書の控えは職場のロッカーに保管しています(笑)。
いずれは正直に話すつもりですが、年間利益が300万円を安定的に超えるようになったら、そのタイミングかなと思っています。
8. FX初心者へのアドバイスをお願いします



まずはデモ口座で最低3ヶ月は練習してください。そして、必ず余剰資金で始めること。
また、最初から専業を目指すのではなく、副業として始めることをお勧めします。
そして、必ず自分のライフスタイルに合った手法を見つけてください。
子育て中の方ならスウィングトレード、時間に余裕がある方ならデイトレードなど、無理のない範囲で続けることが大切です。
あと、信頼できる仲間を見つけることも重要。一人で悩まず、情報交換できる環境を作ってください。



具体的に最初の一歩として何から始めればいいでしょうか?
- XMかExnessでデモ口座を開設して、MT4の操作に慣れることです。
- 1つの通貨ペア、できればUSD/JPYだけに絞って、値動きの癖を観察してください。
- FXの基礎知識を書籍で学ぶこと。私のお勧めは「FXチャートリーディング マスターブック」です。
- なぜエントリーしたのか、なぜ決済したのか、全て記録してください。3ヶ月後に見返すと、自分の癖や改善点が明確に見えてきます。
焦らず、コツコツと積み重ねることが成功への近道です。
9. 今後の目標やビジョンを教えてください



5年以内に月間平均利益50万円を安定的に達成することが目標です。
長女の大学進学、長男の高校進学と、これから教育費のピークを迎えます。
その時に、FXの利益で学費を賄えるようになっていたいんです。
また、トレード手法をさらに洗練させて、勝率を70%まで上げたいと考えています。
将来的には、同じような境遇のママトレーダーさんたちと情報交換できるコミュニティを作りたいという夢もあります。
薬剤師の経験を活かして、「リスク管理」を重視した堅実なトレード手法を伝えていければと思っています。



素晴らしい目標ですね。海外FX市場の将来性についてはどう見ていますか?
今後も海外FXの需要は増え続けると思います。
特に、円安傾向が続く中、外貨を稼ぐ手段として注目度は上がるでしょう。
ただし、規制強化の可能性もあるので、複数の業者に分散することや、利益の一部を他の投資商品に回すなど、リスク分散は必要だと考えています。
技術面では、AIを使った自動売買なども発展していくでしょうが、私は自分の判断でトレードすることにこだわりたいです。
相場を読む力、リスクを管理する力は、人生の他の場面でも必ず役立つスキルだと信じています。
10. 最後に読者へメッセージをお願いします



FXは決して簡単に稼げる魔法の方法ではありません。でも、真剣に学び、規律を守れば、確実に結果はついてきます。
大切なのは、自分のペースを守ること、家族を第一に考えること、そして絶対に無理をしないことです。
失敗を恐れず、でも失敗から必ず学ぶ。この姿勢があれば、きっとあなたも成功できるはずです。
海外FXは確かにリスクもありますが、ゼロカットシステムという安全装置もあります。
まずは小さく始めて、経験を積んでいってください。一緒に頑張りましょう!



真由美さん、貴重なお話をありがとうございました。お仕事と子育て、そしてトレードの三足のわらじを履きこなす姿に、多くの読者が勇気をもらえたと思います。これからのご活躍を期待しています!
















