もうヤミ金しかない…ソフト闇金だったらお金を借りても大丈夫？

急な出費や予期せぬ事態に直面した際、お金が必要になることはよくあります。

しかし、銀行や消費者金融からの融資が受けられない場合、一時的な解決策として闇金が選択肢として浮かぶこともあるかもしれません。

本記事では、もうヤミ金しかないと思ったときの最終手段やソフト闇金との違いについて解説します。

もうヤミ金しかないと思ったときに試してみるべき最終手段

もうヤミ金しかないと思っても、まだ手段は残されています。

現状を少しでも改善できるよう、以下のことを試してみてください。

身内や知人に借りる

身内や知人に借りることは、ヤミ金からお金を借りる前に検討すべき手段です。

身近な人々に相談し、信頼関係を活かしてお金を借りることで、違法な金利や取り立てのリスクを回避できます。

ただし、借り入れることで関係が悪化する可能性もあるため、相手の意向や返済計画についても真剣に考えましょう。

信用を裏切らないよう、借用書を用意することも検討してみてください。

消費者金融で借りる

消費者金融は、銀行よりも柔軟な審査基準でお金を借りることができる場合があります。

ヤミ金に頼る前に、消費者金融を利用することを検討してみましょう。

また、借り入れの際には契約内容を十分に理解し、返済に追われることのないように注意してくださいね。

高価なものを質屋に出す

急な現金需要に応える方法として、高価な品物を質屋に持ち込むことも一つの手段です。

質預かりは、品物を担保に一時的な融資を受けるサービスであり、所有権は一時的に質屋に移ります。

必要な現金を手に入れることができる一方で、品物を返済期限内に引き取らない場合は所有権が移動してしまうため、注意が必要です。

質屋の利用に際しては、手数料や利息、返済期限などの条件を十分に確認しましょう。

日払い・単発のアルバイトをする

一時的な資金需要に応える方法として、日払いや単発のアルバイトを探すことも有効な手段です。

飲食店やイベントスタッフなど、現金支払いが多い仕事を探せば、即日で報酬を得ることができます。

ただし、単発のアルバイトは収入が不安定であるため、予定通りの金額を得られるか十分に考慮する必要があります。

借金減額診断をする

借金減額診断は、専門家に相談し、自身の借金状況や返済能力を診断してもらうことです。

借金返済に苦しんでいる場合、専門家のアドバイスを受けることで解決策を見つけることができるかもしれません。

借金減額診断では、借金の額や金利、返済計画などが総合的に評価され、借金の再編成や返済条件の改善が提案されることもあります。

借金が減らない、いつになっても返せなくて膨らむばかりという人は、一度専門家に助言を仰いでみましょう。

債務整理をする

債務整理は、返済が困難な場合に債権者と交渉し、借金の整理を行う手続きです。

借金問題に直面している場合、債務整理をすることで返済負担を軽減できる可能性があります。

債務整理には任意整理や個人再生、自己破産などの方法があり、自身の状況に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。

ただし、債務整理は信用情報に影響を与えるため、将来の借入に影響がでる可能性もあることを念頭に置いておきましょう。

もうヤミ金しかない…ソフト闇金ならお金を借りても大丈夫？

取り立てが粗く、逃げられないイメージがあるヤミ金ですが、ソフト闇金なら大丈夫なんじゃないかと思っている人もいるのでは？

ここでは、ソフト闇金とヤミ金の違いや、闇金にお金を借りたとしても返せば大丈夫じゃないかという疑問について解説していきます。

ソフト闇金とヤミ金の違い

ソフト闇金とヤミ金は、両者とも法律に基づかない闇の金融業者を指しますが、一部の点で異なります。

ソフト闇金は従来のヤミ金よりも無茶な取り立てがなく対応が丁寧で、金利や返済条件を明確にしています。

一方、ヤミ金は違法業者であり、法に則った業務を行わずに過剰な金利や違法な取り立てを行うことがあります。

一見ソフト闇金であれば、安心して借りられると思われがちですが、違法な高金利での貸し付けを行っており、ソフトでも闇金には変わりありません。

ヤミ金でもお金を返せば大丈夫？

ヤミ金からお金を借りた場合でも、お金を返済すれば問題が解決するとは限りません。

ヤミ金業者は違法な取り立て手段を用いることがあるため、精神的・身体的な負担が生じる可能性もあります。

また、もしお金を返せたとしても、ヤミ金業者が勝手に自分の口座に振り込み、もう一度借金したように装って取り立ててくる場合も。

ヤミ金に頼る前に、より安全な選択肢を検討しましょう。

「もうヤミ金しかない」と思っても絶対にダメな3つの理由

どこからお金が借りられない状況でも、絶対にヤミ金からはお金を借りてはいけません。

ここからは、その理由を詳しく解説していきます。

ヤミ金は違法業者

ヤミ金は、法に基づかずに営業している違法業者。

登録も許可も受けておらず、金融庁の規制の対象外です。

ヤミ金にお金を借りることは違法行為であり、法的な保護を受けることができません。

違法な行為に加担することで、法的なトラブルや罰則を引き起こす可能性があるため、決して利用してはいけません。

法外な利息や厳しい取り立てをされるから

ヤミ金は、通常の金融機関よりもはるかに高い金利を設定しており、借金が膨らむ原因となります。

さらに、ヤミ金業者は違法な取り立て手段を用いることがあり、嫌がらせや暴力まで行うことも。

借金が返済不能になった場合、取り立ての手法が過激化する可能性もあるため、身体的・精神的な安全が脅かされます。

返済能力以上の貸付をされるから

ヤミ金業者は違法な手段で貸付を行い、借り手の返済能力を無視します。

返済能力以上のお金を貸し付けられることで、借り手は借金の返済に困窮し、さらなる負債の連鎖に陥る可能性があります。

借金を返済できなくなると、利子や遅延損害金が膨らみ、返済が困難になる恐れがあります。

このような状況を避けるためにも、ヤミ金を利用することは絶対に避けるべきです。

「もうヤミ金しかない」と思って借りてしまった…借りたお金は踏み倒せる？

ヤミ金による貸付行為は違法であるため、法律上は借りたお金を踏み倒すことができます。

ヤミ金業者は正規の消費者金融からの借入とは違い、ヤミ金からの借入は契約無効となるため返済義務はありません。

しかし、借り逃げができても職場に取立にきたり、家族に取立を迫ったりと面倒なことになることがほとんど。

返済義務がないとしても、返済しなければ大きなトラブルに巻き込まれることがある、そもそもヤミ金からは借りないことを徹底しましょう。

もうヤミ金しかないと思って借りてしまった人の末路…

数年前、お金にかなり困っており貸してくれる金融機関もなかったため、つい闇金に手を出しました。電話で申し込みをしたのですが、ヤミ金とは思えないほど丁寧で紳士的な対応をされました。これなら安心できると思い、借入の申し込みをして希望通りの金額を融資してもらえることになりました。

しかし、出費がかさみ返済期限を過ぎてしまったある日、ヤミ金業者が突然自宅に押しかけてきて借金の返済を求めてきました。そのときは居留守を使ってなんとかやり過ごしましたが、その後何度も電話をかけてきたり、自宅まで来ては罵声を浴びせて帰るというようなことを繰り返し行われました。

しばらくヤミ金から逃げる生活が続いていましたが、最終的にヤミ金業者は実家に取立をはじめ、両親が私の借金を肩代わりすることになりました。

両親とは仲が良かっただけに、申し訳なさすぎて合わせる顔がなく、今も疎遠になったままです。

もうヤミ金しかないと思っても絶対に借りてはいけない

ヤミ金を利用することは絶対に避けるべきです。

違法業者であるため法外な金利や厳しい取り立てが行われ、返済が困難になります。

さらに、返済能力以上の金額を借りることで負債が増え、絶望的な状況に陥る可能性も。

借金解決のためには専門家の助けを求め、債務整理や減額診断など、借金から抜け出す糸口がないか模索してみましょう。

ヤミ金は一時の救済ではなく、将来の困難を引き起こすリスクが高いため、絶対に借りないようにしてくださいね。