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これからの音楽メディアが果たすべき役割

番組から
2020/08/19

新羅慎二 & 大沢伸一の『100byRADIO -ARTIST NEEDS-』、アシスタントMCの板橋令子です!

この記事では私が第7回と第8回放送で印象的だったトピックスをご紹介します!

聞き逃してしまった方もradikoからタイムフリー再生できますよ!


【音楽塾コーナー】

このコーナーでは日本の音楽シーンで活躍するさまざまなプロの方をゲスト講師としてお招きして、音楽で”生きていく”方法を学びます。

第7回 & 8回の講師は音楽情報メディアSpincoasterの野島光平さんです。

Spincorsterには100byKSRで採用されたアーティストのインタビューを掲載して頂いているので是非チェックしてみてください!

「本当に自分たちが良いと思った音楽を紹介する」Spincoasterの野島光平氏


今回のテーマはこれからの音楽メディアのあり方についてです。

強いレーベルが誌面を買い取って広告的な記事をつくるという習慣と音楽業界は決別すべきと考える大沢さん。

現在の業界構造上、多くのメディアがそうなりがちななか、野島さんはSpincoasterを自分たちの会社のブランディングメディアと考え、キャッシュポイントを受託制作など間接的なところへ置くことで、広告収益に頼らないビジネスモデルを実現しているそうです。

つまり広告単価に関わるページビュー数などにこだわらず、自分たちの好きなように記事づくりができているため、他の音楽メディアと異なる独自路線を貫くことができ、それが結果的に読者やアーティストに喜んでもらえるクリエイティブになっているそうです。

レーベルや旧来メディアがコントロールしてきた再生数やビュー数に踊らされない、アーティストやリスナーの「審美耳」を養う土壌づくりが、これからの音楽メディアの役割になるのではないでしょうか。

詳しくはradikoのタイムフリー再生で是非お聴きください!

野島「若手アーティストのフックアップについてはどうお考えですか?」

大沢「僕はフックアップされたことがないんですよ。それに今の若者も先輩からのフックアップがほしい人もいれば、頼りたくなんかないって人もいると思うんですよね。そういう人たちを無理やり助けにいっても仕方がないなとも思うんですよね」

新羅「湘南乃風を立ち上げた時、どっからも声かかんなかったんですよ(笑)コンピレーションにも僕らだけ呼ばれないし(笑)だから自分たちでキャプション書いたり自己演出をしてたんですけど、やってるうちにポーンと飛び越していけたんです。だからこの番組やってて言うのも変だけど、実はフックアップなんかいらないんじゃない?(笑)」


次回の講師は、InterFM897の高野祐造局長です!お楽しみに!


【第7回GUEST ARTISTS】

▼Aisho Nakajima - Fxxx U Tonight

自らの持つ全てで世界観を表現するAisho Nakajimaとプロデューサーである DFT MIMIのコンビ


6人兄弟の末っ子だというAisho Nakajimaさんは、お姉さん方の影響で子供の頃からメイクやファッションが好きだったそうです。

楽曲や歌に限らず、メイク、ファッション、ジャケ写も含めて一つの作品と考え、あらゆる方法で自分の好きなこと詰め込んだ世界観を表現したいという情熱をお話し頂きました。

またトラックメイカーであるMIMIさんは、音楽の波形を海の波に例え、あたかも”波乗りが上手くできるようサーフボードを毎日磨く”かのように、自分のスキルを毎日磨いてノレる曲をつくり続けたいとおっしゃっていました。

世の中のトレンドを追わず、自分たちの持つ軸で作品をつくるお2人の、表現に対するひたむきな姿勢が伝わってくるひと時でした。


▼柊人 - Be You feat. Emoh Les

ブラックミュージックに影響を受けた独自スタイルの曲をつくる沖縄在住の柊人


沖縄から電話で参加してくださった柊人さん。子供の頃から様々なジャンルの音楽を聴き、ギターをやっていたお兄さんの影響で19歳の頃初めて曲をつくり、それからずっとプロを目指し続けてきたという現在26歳の彼。

今まで聴いてきたもの全てを吸収して自分の作品に活かしていきたいとのこと。

”Be You feat. Emoh Les”を絶賛している新羅さんからは、ぜひ沖縄のルーツミュージックを取り入れた曲も創ってみてほしいというリクエストもありました。

癒し系の優しいトークが印象的で、作品にもそんな人柄が現れているように感じました。


【第8回GUEST ARTISTS】

▼Opus Inn - Orange Sunshine

KAME (Vocal/Producer)による神戸発の音楽プロジェクト


SIRUPやAAAMYYYとのフィーチャリングや、向井太一、KANDYTOWNのKEIJUやIOなどの楽曲プロデュース、さらにCMや映画にも楽曲を提供するなど、多方面でご活躍されているKAMEさん。

新羅さん大沢さんのお二人とも”Orange Sunshine”を非の打ち所がない曲と絶賛しておられました。

最近民族音楽のかっこよさに目覚めたというKAMEさんと、世界中の伝統音楽の話題でスタジオが盛り上がり、そういった曲の要素も取り入れた、現代の主流音楽の既成概念を超える、まだ聴いたことがないような音楽がここから生まれてくるのかなと、私もお話を聞いていてとてもワクワクさせられました。


▼Charlu - NASHI NASHI feat. DFT

2児のシングルマザーでもあるラッパー、Charlu


最恐フィメールMCというプロフィールとは裏腹に、母親になったことをきっかけに他者へ寄り添う気持ちを学んだと言うCharluさん。

子育てとラップを両立する女性の力強さを感じました。そんなCharluさんから、音楽を趣味から仕事にしていく上での覚悟を教えてほしいと新羅さん大沢さんへ質問があり、それに対し「完全には難しいけど、お金を得るための仕事と、本当に自分のためにつくる作品とを切り分けて考えることも大事で、自分に合ったバランスで色々やってみた方がいいと思う」と強くおっしゃるお二人が印象的でした。


【100by語録】

第7回 & 8回の放送で生まれた名言はこちら!

「はじめ俺、NASHI NASHIってタイトル、梨のことだと思ってた…梨…好きなんですよ俺…」(新羅さん)


【メールをお待ちしてます!】

100byRADIOでは、リスナーの皆さんからのメールもお待ちしています。おすすめのアーティストから音楽業界の疑問まで、どしどしお送りください! お問い合わせ先は、100@interfm.jp


【番組概要】

100byRADIO -ARTIST NEEDS-

毎週水曜夜20時〜21時オンエア! 新羅慎二&大沢伸一による次世代音楽アーティストのフックアッププロジェクト!

100byKSRで採用されたアーティストを招き、楽曲紹介とメインパーソナリティ2人からの熱量高いアドバイスをお届けしています。

またメインパーソナリティに加え、アシスタントMCとして板橋令子、KSRの社員代表としてDADAの4名がレギュラーメンバーとしてお送りしています。


(左から)DADA、板橋令子、新羅慎二、大沢伸一


【筆者プロフィール】

板橋令子…街と文化づくりに携わる会社員。WEBメディア「EVELA (イベラ)」キュレーター&ライター。

音楽好きが好じて、今回はアシスタントとしてラジオMCに初挑戦!

http://e-vela.jp

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8/19(水)8pm - 9pm

100byRADIO -ARTIST NEEDS-

DJs: 新羅慎二, 大沢伸一

メール: 100@interfm.jp

番組をradikoタイムフリーで聴く▼

http://radiko.jp/share/?sid=INT&t=20200819200000