
第39回(2026年1月1日放送)
今回の放送は、武井壮さんをゲストにお迎えしつつ、2026年を見通す大きなテーマとして、国際情勢と日本の立ち位置、そして経済の行方について語られています。
年明け早々の空気感として、まず指摘されるのは中南米情勢の不穏さで、特にベネズエラを巡る米国の動きが、限定的な制裁にとどまらず、地域全体の有事につながる可能性をはらんでいるという見方です。
表向きは石油封鎖や経済制裁ですが、その背後には中国との力学や、アラブ諸国との関係調整といった複雑な計算が見え隠れしており、春先にかけてきな臭さが増す可能性があると語られています。
その流れの中で、日本については「自制」が最も重要なキーワードとして挙げられます。総理大臣や政府中枢の発言は、外交・安全保障だけでなく市場や為替にも即座に影響を与えるため、軽率な言動が思わぬ緊張や不利益を招きかねないという指摘です。
台湾有事や中国との関係に関する発言が、国内法や国際法の文脈ではどのような意味を持つのか、その重さを十分に理解する必要がある、という警鐘でもあります。
経済面では、現在の日本は円安とインフレが同時に進み、生活コストが確実に上がっている一方で、賃金がそれに追いついていない現状が強調されます。
かつてのデフレ脱却を目的とした金融緩和とは前提条件が大きく異なり、今はむしろ金融引き締めや金利政策の正常化を検討すべき局面に来ている、という見方が紹介されます。
財政出動を続けることで一時的に数字は膨らんでも、庶民の暮らしが楽になるとは限らず、インフレを助長するリスクが高いという懸念も示されています。
全体を通して、2026年は戦争や地政学リスク、そして経済の不安定さが同時に進行しかねない年であり、日本に求められるのは拙速な行動ではなく、冷静さと抑制だというトーンで締めくくられています。
国際情勢を見極めながら、内外に対して慎重に振る舞うことが、結果的に国を守ることにつながるのではないか、そんな含みを持たせた内容になっています。
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毎週木曜日 深夜0am - 0:30am
DJ:苫米地英人
ハッシュタグ:#cosmicradio
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