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赤字から黒字へ「ドムドム」復活のキーポイントとは? チャレンジから見えてきた独自のメニュー開発

番組から
2022/09/04


9/4(日)9pm - 9:30pm

お店ラジオ supported by スマレジ


『お店ラジオ』にようこそ!

今週も、事業投資家の三戸政和さんとスマレジ代表の山本博士さんが、役立つ情報をたっぷり聞き出してくれましたよ〜。

ゲストは、先週に引き続き、株式会社ドムドムフードサービスの代表取締役社長、藤﨑忍(ふじさき・しのぶ)さんでした。



渋谷109のショップ店長から新橋で居酒屋を経営して、その後、いきなり「ドムドム」の社長に就任された藤﨑さん。

一体何があったらそんなことに?!

「居酒屋を経営している時に、お客様の中にドムドムの親会社の役員の方がいたんです。その方が私の料理を気に入ってくれて、商品開発の手伝いをしてくれないか?と、顧問契約することになりました。その後、社員になりませんか?となって。当時50歳で、企業に誘って頂いてすごく嬉しかったですね」。

なるほど、いい出会いがあって今があるんですね。夢のあるお話です!

そして藤﨑さんは、2017年11月、イチ社員として正式に入社。

最初は新店舗の店長として働き、次に16店舗のスーパーバイザーとして活躍します。

そうしているうちに1期目の決算の結果が出ましたが、結果は大赤字でした。

「それを見て、どうしよう…と。店舗の改善点などを会議でしゃべるためには立場が必要だと思いました」という藤﨑さん。意見できる立場になるため、まずは問題点をまとめてメールで送り、なおかつ電話で夢を語ったと言います。

「それを何回もやっていたら、役員になってくださいと、すごく嬉しかった。ただ続きがあって、『つきましては代表取締役で』と言われたときには、椅子から転げ落ちそうになりましたね(笑)」

いきなりの大出世!それは確かに転げ落ちますね!(笑)


では、そこからどうやって「ドムドム」を復活させたのでしょうか。

藤﨑さんは、まず現場に足を運んだと言います。週4回は店舗巡回をして、手書きでメッセージを残し、現場スタッフの声を聞くことから始めました。

そうしながら、「ドムドム」というブランドについて考え、独自性を模索したそうです。


「ドムドム」が復活に至るまでの経緯の中で、藤﨑さん曰く「一番画期的だった」という出来事が、幕張メッセで開催された人気声優のライブにキッチンカーを出店させたこと。

それまで経験のなかったイベント出店について、社内は大反対だったそうです。

しかし藤﨑さんは、声優ファンはSNSとの親和性が高いため、どのような反応があるのかデータとしても今後に有益だと考え、イベント出店を試みることにしました。

その時に開発したハンバーガーはどんなものだったのでしょうか?

「チキン南蛮のようなもので、タルタルソースがピンク色。中身は刻んだ柴漬けが入っているんです。だからピンク。それをファンの方が写真で撮ってSNSでバンバンあげてくれました」。

声優さんのイメージカラーであるピンク色を使ったハンバーガーは飛ぶように売れて、キッチンカーの前には大行列!

初めてのイベント出店を見事成功させました。


その後も、女子バレーボールチーム・NECレッドロケッツとコラボしたメニューを開発したり、街の縁日やアパレル業界とコラボするなど、様々なチャレンジを行ってきた藤﨑さん。

「色んなチャレンジをやってきた中で、独自性ってものが見えてきた」と言います。


例えば、大ヒットメニュー「丸ごと!!カニバーガー」は、現在の「ドムドム」の独自性を表しています。

こちらソフトシェルクラブを丸ごと揚げてサンドしたインパクト大のハンバーガーなのですが、SNSで話題となり、店舗では売れ切れ続出で、販売延長を繰り返すほどの人気メニューになりました。

成功の秘訣は見た目のインパクトだけではありません。 

「狙いは“美味しい”ということ。“美味しい”はお客様への最低限のお約束、というのが経営理念にあります。どうしてかというと、今はどこで何を食べても大概のものが美味しい。だったら、“付加価値がついた美味しい”でなければいけないと思っているんですね」。

決して奇をてらったものではなく、あくまで美味しさにこだわったメニューなんですね。

また、手間のかかる調理作業を行なってくれる現場スタッフがいて同じように復活を願っている気持ちが、今の「ドムドム」の売上をつくっていると教えてくださいました。

現在、お客さまから会社に直接、うちの地域にお店を出して欲しいといった“出店依頼”がメールで届くそうです。

しかも毎日届くというから愛されていますよね〜。


それでは最後に、いつもの質問です。

「藤﨑さんにとって、お店とは?」

「今は、自身の経営の鏡だと思っています」。

ご自身の行なっている経営判断が店舗に凝縮されている、とのことでした。


ちなみに、藤﨑さんは今でも現場に足を運んでいらっしゃるのでしょうか?

「行きます行きます!大好きなところです」。

こういった社長の思いはきっと現場にも伝わっていて、今後ますます「ドムドム」は店舗を増やしていくことでしょう。


みなさん、お住まいの地域に「ドムドム」が出店するときをお楽しみに!


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それでは皆様、またのご来店お待ちしております!


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DJs: 三戸政和(事業投資家), 山本博士

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