
9/9(水)は、木根尚登さんがナビゲーターを担当。
ニューヨークが生んだ世界的“ピアノ・マン”であり、メロディメーカーとして木根さんのソングライティングに絶大な影響を与えた巨星、Billy Joelを特集しました。
オープニングにBGMで流れてきたのは、1977年の通算5作目のアルバム『ザ・ストレンジャー』から、グラミー賞で最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞をダブル受賞した不朽の名曲「Just the Way You Are(素顔のままで)」。
プロデューサーのフィル・ラモーンとともに作り上げた洗練されたサウンドと美しい旋律に感銘を受けたという木根さん。若い頃の“箱バン”時代に「ストレンジャー」「ニューヨークの想い」「オネスティ」などを演奏していた経験から、今でもピアノ一つで弾き語りができるほどの愛着を語ります。さらに数年前、小室さんの誕生日サプライズ動画として「オネスティ」の弾き語り(通称・木根スティ)を録って贈ったエピソードが明かされ、スタジオは温かい笑いに包まれました。
トークは、木根さんのソングライターとしてのルーツであるコード進行の分析へと展開します。ビリー・ジョエルの音楽理論とコードアプローチを研究する中で生まれたのが、TMNETWORKのデビュー初期に作られ、2023年のアルバム『DEVOTION』で待望の初音源化を果たした楽曲「TIMEMACHINE」でした。「Just the Way You Are」の歌い出しのハミング部分で使われている「Fへ進行する前にGm→C7を挟む」というコード進行に着想を得て、サビ前のドラマチックな展開を生み出したという秘話に、小室さんと宇都宮さんも感慨深く耳を傾け、実際に「TIMEMACHINE」の音源に耳を傾けました。
さらに話題は、木根さんのソロ作品におけるビリー・ジョエルからの影響へと波及。2021年のTVアニメ『かえるのピクルス きもちのいろ』の主題歌「Hopping On」を制作した際、「ビリー・ジョエルのような曲」というオーダーを受け、何度も推敲を重ねた末に1983年の名曲「Uptown Girl」の軽快なポップ・テイストを落とし込んで完成させたという裏話も披露されました。
厳格なクラシック・ピアノの英才教育を受けながらも、極上のポップ・ミュージックを構築していったビリー・ジョエルの音楽的佇まいについて、メンバー3人で慈しむように語り合いました。
番組のラストには、美しいメロディと洗練されたコードワークが優しく心に響く「Just the Way You Are」をあらためてオンエア。ポップス史に輝く名曲の豊かな響きとともに、時を超えて受け継がれるソングライティングの情熱に包まれながら、番組は幕を閉じました。

【本日お届けした楽曲】
M1:TIMEMACHINE / TMNETWORK
M2:Hopping On / 木根尚登
M3:Just the Way You Are / Billy Joel
次回も水曜夜10時30分、彼らの「好きな音楽」をディープに語り尽くします。
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毎週水曜日 10:30pm - 11pm
DJs: TMNETWORK(小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登)
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