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TALKIN' ON SUNDAY 5月31日

番組から
2020/05/31

「BETTER LIFE」

このコーナーは、よりよい人生を、そして、その“終わり”を追求する為のアドバイスを相続問題はもちろん、健康、医療、看護など様々な分野の専門家に、伺うコーナーです。

今月は税理士の仁保修さんにお話を伺います。

■今回は「小規模宅地の特例」についてお伺いしたいのですが、まずこれはどんな意味なのでしょうか?

まず、相続税の中には宅地が含まれます。この土地の価格は地域によって様々ですが、ある条件を満たせばこの相続税評価額を大きく減額できる特例となります。その不動産を貸し付けしている場合は50%、お仕事に使っている宅地、お住まいの宅地は80%の減額を受けられます。

「小規模宅地の特例」が受けられる条件とはなんでしょうか?

まず、お亡くなりになられている方の土地というのが前提です。その相続人が、亡くなられた方の貸し付け事業を継続したり、もしくは事業用の宅地の場合は事業を継続したり、居住用の宅地は、居住を継続する場合などになります。

■「小規模宅地の特例」はどこに申告すればいいのでしょうか?

相続が発生した場合に、相続の申告書を提出しますが、その申告書にこの特例を適用したいということを記載する必要があります。


みなとアセットpresents SUCCESSION〜Handing Over The Torch〜

今週のゲストは、一級建築士で、著書『いい家は無垢の木と漆喰で建てる』でも知られる神崎建設株式会社・代表取締役、神崎隆洋さんをお迎えしました。

■本のタイトルにもある「無垢の木」とはなんですか?

これは純粋無垢の意味で「木、そのもの」という使い方をしています。合板や集成材を使って家を建てることも多いです。接着剤のようなものを使うと、化学物質が揮発してきますよね?それに木が乾くまで接着剤は使えないので、それが大きなデメリットですね。

■では「漆喰」(しっくい)とはなんでしょうか?

漆喰というのは化学的な言葉ではないですね。漆も使っていません、消石灰なんですよ。消石灰というのは鳥インフルエンザの発生時にもつかわれるくらい菌に強いんですよ。つまり漆喰を使うことによって、家自体が菌に強くなるんですね。

■無垢の木と漆喰にこだわる理由はなんですか?

建築というのは5つの要素があります。「健康・丈夫さ・耐久性・機能性」デザインとなります。その中で無垢と漆喰は健康において、最大限の効果を発揮してくれます。耐久性において、接着剤を使ったほうが良いと思われるかもしれませんが、接着剤はガチガチに固めている反面、天然の素材は力を受け流す設計を可能にさせます、柔軟性がありますから。

■費用も気になりますが、コストはどれくらいになるのでしょうか?

一般的な一軒家を建てるとして、平均より約3割アップします。しかし全体的な費用は倍くらいかかっています。家を建てるにはいろんな費用がかかってきますが、様々な工夫をこらして、お客様へのご負担は最終的に約3割アップで抑えます。

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5/31(日)7am - 8am

TALKIN' ON SUNDAY

DJ: 古家正亨

メール: tos@interfm.jp

ハッシュタグ: #トーク日曜

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