【2026年1月22日】最新海外FX投資ニュース

おはようございます、FX編集部の田中です。
2026年1月22日の海外市場は、「グリーンランドを巡る対立激化リスクの後退」をきっかけに、前日までのリスク回避が巻き戻され、株高・金安・(一部で)ドル高の動きが目立ちました。為替はユーロが1.17ドルを割り込み、円は1ドル=158円台で推移しています。米金利は荒れやすい地合いが続いているものの、この日はやや落ち着く場面が見られました。 Source

目次

トランプ米大統領発言で「対欧関税・同盟国対立」懸念が後退、リスク選好へ

トランプ大統領がグリーンランドを巡る強硬姿勢を弱めたことで、株高・VIX低下・金反落となり、市場はリスク回避を巻き戻しました。

トランプ大統領が「同盟国に対して武力を用いない」趣旨の発言を行い、関税を巡る緊張感も後退しました。これを受けて市場心理が改善し、米株は反発、欧州先物も上昇しています。為替ではドルが持ち直し、EUR/USDは1.1676付近まで下落(ユーロ安)しました。安全資産の金は、史上最高値4,887ドル近辺から約100ドル下げて4,790ドル近辺まで反落しています。米10年債利回りは4.24%付近とされ、前日までの売りの一服が示唆されます。 Source

ここは「材料が悪いから売る」よりも、「最悪ケースが外れて安心して買い戻す」動きが強い局面で、ヘッドライン一つで値が飛びやすい点にご注意ください。


原油は小幅高:供給不安(カザフ)+需要見通しが下支え

原油は、カザフスタンの油田停止IEAの需要見通し上方修正を材料に小幅上昇しました。

原油は小幅高となり、Brentは65.33ドル(+0.14%)WTI(3月)は60.75ドル(+0.21%)と報じられています。背景には、カザフスタンでTengiz油田とKorolev油田が送電の問題で生産停止となったこと、またIEAが2026年の世界石油需要成長見通しを上方修正したことが挙げられます。加えて、API統計では米原油在庫が+304万バレルとなり、需給の綱引きが続く形です。 Source

原油が底堅いと、インフレ懸念が再燃しやすく、金利やドルの見通しにも波及しやすいため、FXの方も「商品発の金利連想」を意識しておくと整理しやすいです。

(参考画像:Reuters配信の原油関連写真)
Reuters oil field photo
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金は最高値圏から反落:安全資産買いが一服(ただし高ボラ継続)

安全資産として買われていた金は、地政学リスクの後退で利食いが入り、最高値圏から反落しました。

金は前日に史上最高値4,887.82ドルを付けた後、上昇が一服しています。記事では、現物金が4,778.51ドル付近、先物(2月)が4,837.50ドルで引けたことが示されています。金は政治・地政学の不透明感で買われやすい一方、ヘッドラインで一気に巻き戻されやすく、変動が大きい点が特徴です。 Source

「金=常に上がる」ではなく、上がる局面ほど短期の反落も大きくなりやすいので、ポジション量の調整が効きます。

(参考画像:Reuters配信の金関連写真)
Reuters gold photo
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 日銀(BOJ)会合入り:据え置き見込みでも「次の利上げ示唆」が焦点

日銀は政策金利を0.75%で据え置きが見込まれる一方、円安や賃金・インフレを受けて、追加利上げへの姿勢が注目されています。

日銀は2日会合に入り、政策金利は0.75%で維持される見通しと報じられています。市場は、円安が輸入物価を通じてインフレ圧力になり得る点や、賃金上昇の見通しを踏まえ、日銀が将来の利上げにどの程度前向きなメッセージを出すかを注視しています。 Source

「据え置き=材料出尽くし」になりやすい反面、声明や会見の文言が少し変わるだけで円が反応することもあります。短期トレードでは“結果”より“言い回し”が重要になりがちです。


債券市場テーマ:日本発の金利ショックと財政懸念がグローバルに波及(不安定さが残る)

一行サマリー:日本の国債利回り急騰を起点とした長期金利の波乱が、米欧にも波及しやすい環境が続いています。

Reutersは、日本の財政拡張懸念などを背景に、日本10年債利回りが2日で約19bp上昇したことが、主要国債券市場へ波及したと報じています。米国では、ベンチマーク10年債利回りが4.313%へ上昇した場面があり、長期金利の変動が大きくなっています。 Source

金利が荒れると、株(特に成長株)と為替の両方が振れやすくなります。相場が落ち着かない日は「ポジションを軽くする」だけでも立派な戦略です。


今後の注目ポイント

本日以降、特に注目したいのは次の3点です。

  1. グリーンランドを巡る交渉の具体化:合意の中身が見えない場合、再びヘッドラインでリスクオフに振れやすいです。 Source
  2. 日銀会合(結果・会見):据え置きでも「将来利上げの示唆」が強ければ円の変動要因になります。 Source
  3. 原油の供給不安と米在庫:供給サイドの混乱が続くか、EIA統計などで需給が確認されるかが焦点です。 Source

編集部からのコメント

相場全体としては「最悪の想定が外れたことによる買い戻し」が中心で、材料の良し悪しよりも“緊張が高まらないこと”自体が相場の支えになっている印象です。


一方で、金利・地政学・中央銀行という“動きやすい材料”が同時に並んでおり、トレンドが出ても反転が速い局面が続きやすい点には注意が必要です。まずは、主要通貨ペア(USD/JPY、EUR/USD)の節目を決め、逆指値(損切り)を前提に組み立てるのが安心です。 Source


締めの挨拶

以上、2026年1月22日の「海外FX・投資関連ニュース」をお届けしました。
本日も、重要イベント前後は無理に追いかけず、値動きが落ち着いてから入る判断が効きやすい日になりそうです。ご自身の運用ペースを大切に、慎重に進めてまいりましょう。

FX編集部 田中

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