番組から
2024/05/19
![interfm : インターFM [ 89.7MHz TOKYO ]](/image/logo_inter-new-tagline.svg){kind=logo}
1/7（日）9pm - 9:30pm
みなさま、2024年が始まりました。
今年も「お店ラジオ」を宜しくお願いいたします。
パーソナリティは、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。
そして2024年最初の放送は、ホリエモンこと堀江貴文さんをゲストにお迎えして開催した、「お店ラジオ公開収録！ホリエモンスペシャル」の「後編」をお届けしました。
後編は主に、地方活性型エンタメパン屋「小麦の奴隷」のお話！
店名にインパクトがありますよね〜。
以前、「小麦の奴隷」のオーナー・橋本玄樹さんにお話を伺いましたが、今回は、仕掛け人である堀江貴文さんの目線から様々な業界話を聞くことができましたよ！
例えば、「小麦の奴隷」の特長の一つは、「冷凍生地」を使用していることです。
“冷凍”と聞くと、本当に美味しいのかな？と感じる方もいらっしゃると思いますが、堀江さん曰く、「めちゃくちゃ簡単にできるし、めちゃくちゃ旨いし、感動しちゃって」とのこと。
「例えばクロワッサンは、要はバターのミルフィーユなんですよ。めちゃくちゃ溶けやすいんです。だから、常温で作れない。冷蔵庫の中で生地を伸ばしたりしなきゃいけないんですけど、クロワッサン用の専用の機械があるんですよ。何を言いたいかと言うと、むしろクロワッサンって冷凍したほうが美味しいんじゃないかって、そう思って」
へえー！パンは私たちの生活に身近なものですが、パン職人でもない限り、詳しい作り方などは知りませんでしたよね。
そして、「冷凍生地」を使うもう一つのメリットについてもお話しくださいました。
「当たり前ですけど、50種類のパンがあったら、最低でも10種類以上の生地が使われているんですよ。全部違うブレンドなんです、大変でしょ（笑）カレーパンがよく売れたからって、また最初からカレーパンの生地をこねていたら、最低でも3〜４時間はかかるんですよね。でも冷凍生地だったら、そのまま解凍してすぐ焼けるんで簡単なんですよ」
そして実は、「小麦の奴隷」の本部が各店舗に卸している生地の種類は、それほど多くないと言います。
販売数が多くないマイナーな生地については、大手のベーカリー会社から購入しているそうです。
また、一般的には食パンを製造する際には食パン用の生地を使うところを、「小麦の奴隷」ではカレーパン用の生地で作っているのだとか。
こういった固定観念に縛られない自由な発想でパン作りを行なっていることも、お店の特長です。
“地方活性型エンタメパン屋”である「小麦の奴隷」。
一号店は、北海道の東部・十勝の南に位置する人口5000人ほどの町、大樹町（たいきちょう）。
最初から勝算はあったのでしょうか？
「人口5000人の町でできたら、どこででもできるだろうと。何よりライバルがいないんですよね。競争が楽。（こういった町は）パン屋が新規オープンするだけでも、行列ができるんですよ。だから、1カ月・2カ月ぐらいは好調。その間に、移動販売や訪問販売網を作ると、安定して売上を上げられるようになる」と堀江さん。
ちなみに、移動販売のコツは、「月に１〜２度しか行かない。しょっちゅう行くと飽きられるので」とのことでした。
前回のお話でも感じましたが、とにかくアイデアが尽きない。
次は「沖縄そば」をやるそうで、その理由について「沖縄そばって、僕は美味しいお店が思いつかないんですよ」と話す堀江さん。
「全国にそういうものがあると思うんです。某ラーメンチェーン店に提案しているのは、ご当地ラーメン。例えば、今の時期、福井県に行って東尋坊でズワイガニラーメンとかあったら8000円でも食べると思うんですよね。本当に美味しいズワイガニラーメン。あと下関のふぐラーメンとかね」
三戸さんも「うん、うん」と共感しながら、「ちゃんと作り込んで売れば、それ目当てで（観光客が）来るかもしれませんよね」と納得顔。
さらに最後には、堀江さんの“発想”の仕方が判明しましたよ〜。
三戸さんと堀江さんの言葉をそのまま引用します。
「堀江さんのお話は、メインストリームがちゃんとあるものを“再発明”してっていうことですよね。メインがあったら、みんな理解しているから食べやすかったり、認知されやすくなったり。“定番を再発明”していって、色んな人と絡んでいきながら、どんどん進化させていく。そういうことですよね」
「そういうことです。とにかく定番以外のものをやろうとすると、めちゃくちゃ大変」。
…とのことでした！
オープンの経緯から小麦粉の裏話、冷凍生地を使った国内大手メーカーの話まで、思わず「へえー」となる業界話が盛りだくさん！詳しくはアーカイブをお聞きください。
堀江貴文さん、ありがとうございました！
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1/7（日）9pm - 9:30pm
DJs: 三戸政和, 山本博士
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