
8/19(水)は、木根尚登さんがナビゲーターを担当。
イーグルスやポコ、リンダ・ロンシュタットなどを輩出したアサイラム・レーベルの音楽に傾倒する中で出会い、自身のソングライティングやギターキッズとしての青春に絶大な影響を与えたシンガーソングライター、ジャクソン・ブラウンを特集しました。
オープニングのBGMで流れてきたのは、1977年に発表された通算5枚目の名盤『Running on Empty』のハイライトを彩る「The Load-Out」。コンサート会場をはじめ、バックステージ、移動中のバス、ホテルの部屋といったツアー現場のリアルな空気感をそのままパッケージングした異色のライブ・レコーディング作としての魅力を熱弁する木根さん。
前作『プリテンダー』制作中の愛妻の死という深い悲しみを乗り越え、当時3歳だった息子のイーサン君を伴って実現した1977年の中野サンプラザでの初来日公演を客席で観撃したという貴重な思い出が語られました。さらに、名手デヴィッド・リンドレーやダニー・コーチマーのギターワークに魅せられ、のちにデヴィッド・リンドレーのソロ作『El Rayo-X』まで買いに走り「Bye Bye Love」のレゲエ・アレンジにノックアウトされたという深い洋楽愛も飛び出しました。
のちにTMNETWORKの初代マネージャーとなる人物の弟がポピュラーソングコンテストに出場した際、木根バンドのメンバーがバックを固めてジャクソン・ブラウン直系のウエストコースト・サウンドを目指して演奏したという甘酸っぱい記憶。そしてTMNETWORKの1stアルバム(1984年)に収録された名曲「1/2の助走 (Just for you and me)」の制作秘話へ。木根さん自身はジャクソン・ブラウンを強く意識したあたたかなウエストコースト・サウンドとして書き上げたものの、小室さんの手によって洗練された叙情的なアレンジのバラードと昇華されたサウンドの変化を、メンバー3人で慈しむように振り返りました。
番組終盤には、BGMとしてメドレーのように繋がる「Stay」(モーリス・ウィリアムズ&ゾディアックスのカヴァー/ローズマリー・バトラーの力強いバックボーカルも印象的な名演)が流れる中、裏方やスタッフへの感謝とツアー生活の哀歓を歌った「The Load-Out」のソングライティングの素晴らしさに改めて言及。シンガーソングライターとしての誠実な眼差し、ギタリストやミュージシャンへの深い敬意、そして時代を超えてリスナーの心によりそう歌声の魅力を木根さんならではの視点で紐解く、ノスタルジーと音楽的発見に満ちたぜい沢な30分間となりました。

【本日お届けした楽曲】
M1: Stay / Jackson Browne
M2:The Load-Out / Jackson Browne
次回も水曜夜10時30分、彼らの「好きな音楽」をディープに語り尽くします。
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毎週水曜日 10:30pm - 11pm
DJs: TMNETWORK(小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登)
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