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『TMNETWORK スケルラジオ』8月12日放送後記

番組から
2026/08/12


TMNETWORK スケルラジオ

8/12(水)は、宇都宮隆さんがナビゲーターを担当。

10代の頃に出会って以来その唯一無二の歌声に惹かれ続け、自身のソロ活動でも大切にリスペクトを捧げているシンガー、石川セリさんを特集しました。

オープニングでBGMとして流れてきたのは、1976年のセカンド・アルバム『ときどき私は』から荒井由実さん(作詞・作曲)×松任谷正隆さん(編曲)の黄金タッグによる名曲「朝焼けが消える前に」。

宇都宮さんが石川セリさんの音楽に出会ったきっかけは、当時13〜14歳の頃に観た映画『八月の濡れた砂』(1971年/藤田敏八監督)でした。湘南を舞台に当時の“しらけ世代”の無軌道な若者たちを描いた大人っぽい映画の世界観とともに、主題歌として流れていたセリさんの切なく気だるい歌声が強く印象に残り、その後に発表されたアルバム『ときどき私は』を購入したという少年時代の記憶が明かされます。

番組の中盤では、同アルバムから宇都宮さんが特にお気に入りだと語る「霧の桟橋」をオンエア。荒井由実・松任谷正隆コンビによるお洒落でアダルトな世界観に触れるとともに、アルバム『ときどき私は』に参加していた豪華すぎる演奏陣の話題へ。シュガー・ベイブ、小原礼さん、後藤次利さん、村上秀一さん、伊藤銀次さん、矢野顕子さん、吉川忠英さん、石川鷹彦さん、浜口茂外也さん、斉藤ノブさん……といったティン・パン・アレー周辺を中心とした伝説の名プレイヤーたちが勢揃いしていたことに、小室さんと木根さんも深い感嘆の声を漏らしました。

後半のトークでは、宇都宮さんが感じる石川セリさんのヴォーカリストとしての絶対的な魅力へと向かいます。決して声を張り上げず、アンニュイで肩の力が抜けた自然体の歌唱法、そして声そのものが持つ圧倒的な存在感。それらについて語る中で、宇都宮さん自身のソロプロジェクト『LIVE UTSU BAR TOUR 〜それゆけ歌酔曲!!〜』(2019年)にて、この「朝焼けが消える前に」とザ・カーディガンズの「Carnival」をマッシュアップして演奏したという、ヴォーカリストならではの愛に満ちたこだわりも明かされました。

さらに、井上陽水さんのライブ会場で実際にセリさん本人とお会いした際のエピソードも添えられ、作品の持つ気品がスタジオに静かに満ちていきました。

番組の締めくくりには、宇都宮さんが「アルバムの中で一番好き」と語る「朝焼けが消える前に」をあらためてフルオンエア。都会的で洗練されたアレンジに乗る、儚くも美しい歌声の余韻に包まれながら、日本のポップス史に刻まれた「はらない歌唱」の魅力を多角的に解き明かす、非常に味わい深い30分間となりました。

【本日お届けした楽曲】

 M1:霧の桟橋 / 石川セリ

 M2:朝焼けが消える前に / 石川セリ


次回も水曜夜10時30分、彼らの「好きな音楽」をディープに語り尽くします。

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毎週水曜日 10:30pm - 11pm

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DJs: TMNETWORK(小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登) 

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