11/17（日）も引き続き、株式会社エンパワーメント、そして一般社団法人ラポールの代表でケアマネージャーの加藤陽子さんをお迎えしました。

■日本が抱える、介護の問題点はどのようなものがあるでしょうか？

一番は、低負担なのに高福祉を求めてしまっていることだと思います。介護保険に頼ることは間違いではありません。しかし、介護保険の制度が始まってからは、周りの人が助けてくれなくなりました。隣の人が困っていても、「介護保険に頼ってよ」と言われてしまいます。

■必要だから取り入れた制度だったはずですが、問題も起きていますね。

なのでアメリカのように、保険制度を無くすのか、北欧のように負担が多きくてもみんなで支えるのか、日本は中途半端な立ち位置ですね。

■要介護・要支援という言葉をよく聞きますが、どのような違いがあるのでしょうか？

要介護・要支援はそれぞれ段階があって介護にかかる時間で段階が決められます。たとえばトイレに行くにも、一部だけ介助が必要なのか、大きな介助が必要なのかで変わってきます。他には、認知症の方もその重度によって段階が変わってきます。

■これからどんな活動を考えていますか？

定年退職をされた方や、育児が落ちついた方が地域と繋がれるような仕組みを考えています。町内会に入るとかではなく、自分の好きなコミュニティーに入れるような仕組みを作って、さらにその先は、そこで経済がまわるような流れを企業と作っていきたいですね。

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11/17（日）7am - 8am

TALKIN' ON SUNDAY

DJ: 古家正亨

メール: tos@interfm.jp

ハッシュタグ: #トーク日曜

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