「初回収録後は帰りのタクシーでちょっと酔っ払っていました(笑)」番組DJ emmaが放送を振り返る!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出してきた番組も、いよいよ最終回。
今週は、番組に寄せられたメッセージを読みながら、番組DJのemmaがこれまでに迎えた多彩なゲストとのトークを思い出しながら語っていく。
リスナーから寄せられた温かいメッセージの数々に「自信が付くな〜」と感謝するemma。石野卓球を迎えてとにかく緊張しきりだった初回、とんだ林蘭のVJをemmaが実況した回など、「決めつけないのがルール」を体現した放送をemmaと共に振り返る。

先輩でもある秋元梢さん。全く台本通りに進まず……

emma:

今年の8月からスタートしたこの「Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』」ですが、本日がラストの放送となります。今回は今まで来ていただいた豪華なゲストの方のことを思い出しながら、これまでの放送を振り返っていきたいと思います。

emma:

やはり印象的だったのは、初回のゲスト石野卓球さん。初回だったこともあって私自身めちゃくちゃ緊張していました。一人でラジオをやることへの緊張プラス、ゲストが卓球さんだったので、「最初からそんな豪華な方が来るの! どうしよう〜!」と思いながら収録に臨みました。「教えて卓球先生! 夏休みテクノ講座」と題してテクノについていろいろ教えていただいたのですが、とにかく卓球さんが優しかったです。楽しさと緊張でトポチコがどんどん進んでしまって、実は収録後の帰りのタクシーでちょっと酔っ払ってしまっていました(笑)。

emma:

デザイナーのコイズミトモタカさんやVERDYくんなど、普段からお付き合いのある友達やお仕事でご一緒させていただいている方、憧れている方など、ファッション関係の方もたくさん来てくださいました。TOMOさんは前からお会いしたいと思っていた方で、世界的なデザイナーの方とファッションの話ができたのは嬉しかったし、プライベートな話もできて楽しかったです。VERDYくんは普段から交流があったんですけど、どういう想いを持って仕事をしているとか、真面目な話は意外としたことがなかったので、いろいろお話できてすごく光栄で、改めてVERDYくんのファンになりました。

emma:

5カ月間という放送期間の中で、オンラインイベントが開催できたことも印象的です。初イベントMCでかなり緊張しましたが、ラジオ DJ のケリー隆介さんにたくさん助けていただきながら、イベントを盛り上げることができたんじゃないかと思います。イベントではReiちゃん、Yogee New Wavesさん、クラムボンさんがライブを披露してくださいました。ご視聴いただいた皆さん、ありがとうございました。

emma:

あと印象的だったゲストは、モデルの先輩でもある秋元梢さん。全く台本通りに進まず、自由にいろいろなお話ができて、「合言葉は“決めつけないのがルール”。自由な価値観で新しい企てをする仲間がつながる場所。」という、シンジケートラジオのテーマに正しくふさわしい放送だったと思います。

“ラジオを聞く習慣ができた”きっかけになったことが嬉しい

emma:

ここからはリスナーの皆さんからいただいたメッセージを紹介しながら、この番組の名場面を振り返ろうと思います。

ラジオネーム ももさくさん
こんばんは! 今年の8月にシンジケートラジオが始まってから、毎週木曜日の仕事終わりが楽しみになっています(^.^) 「決めつけないのがルール」という番組の合言葉通りに、音楽・ファッション・スポーツ、いろいろなジャンルの方がゲストに来てくれるので、次のゲストはどんな方だろうかと、毎回わくわくしています! ゲストの方と話している中でのemmaちゃんの笑い声に、いつも元気をもらってます!
emma:

ありがとうございます! ももさくちゃん、いつもありがとうね。どんなゲストが来るのか毎週ワクワクしているとのことですが、これは私もいつも感じていたことです。ゲストが誰に決まるのか、結構ギリギリだったこともあって。「誰だろう?」「どんな方だろう?」「どんなお話が聞けるだろう?」と収録のたびに楽しみでした。

ラジオネーム ぴんすけさん
初めてメッセージを送ります。最後の放送ということで、emmaさんお疲れ様でした。とんだ林蘭さんと玉田伸太郎さんをお迎えしてVJを深掘りする回は面白かったです! シンジケートラジオはとにかくemmaさんが毎回楽しそうにやっていたのがすごく良かったです! 仕事から疲れて帰ってきて、ラジオから聞こえてくるemmaさんの元気な声を聞くと、僕も元気が出ました!
emma:

私もVJの回は印象深いです。ラジオでVJを放送するという、まさに“決めつけない”感じの放送になりました。とんだ林さんがVJをやっているところを私が実況するという、すごく難しいことにチャレンジしました。2組目のゲストで、いきなりこんなことをやって大丈夫かな? と思ったんですけど、今聞くといい感じだったかもなと(笑)。VJについてもこの放送を通して、詳しく知ることができました。VJという言葉は聞くけど、実際にどういうことをやっているのか興味を持っていたので、勉強になって楽しかったです。3人でワイワイやって、楽しい放送だったことを覚えています。とんだ林さんとは面識があったので、卓球さんの時よりは楽な気持ちでやれたと思います。

ラジオネーム あいらさん
DJがemmaちゃんに決まった時からとても楽しみでした!! もう最後の放送ということで、あっという間でしたが、私はシンジケートラジオが始まってから毎週木曜日のこの時間はゆったりお家でラジオを聴くという習慣になりました。8月にこの番組が始まってからもう5カ月で、初めは「緊張するー!」なんて言っていたemmaちゃんですが、オンラインイベントも無事大成功させたり、毎週色んなジャンルの世界のゲストから話を聞き出すのが上手でした!! 気になっていることをずばりemmaちゃんが全部代わりに聞いてくれて、ナイスDJでした!
emma:

嬉しいです。何か、自信ついちゃうな〜(笑)! あいらさんもオンラインイベントを見てくださったんですね。シンジケートラジオをきっかけにラジオを聞く習慣ができたというのもすごく嬉しいです。最近は若者の間でもラジオを聞く人が増えていると聞きますし、私も家事をしながらラジオを聞いたりするのが好きです。誰かにとって何かのきっかけになったことがすごく嬉しいです。

emma:

トポチコと共に豪華なゲストをお迎えして、かなりぜいたくな5カ月間でした。ご時世的にも会って話すことが難しかった中で、番組を通じていろんなジャンルのいろんなゲストの方とお会いして、普段はなかなか聞けないお話を聞くことができて。その人と一緒に飲みに行ったような感覚で、よりその人のファンになりました。これからの人生の糧になるようなお話もたくさん聞くことができて、本当に幸せでした。SNSでコメントをくださったリスナーのみなさんも、本当にありがとうございました。ここまではemmaがお送りしました〜! いよいよ最後です。寂しいですが、今まで聞いていただきありがとうございました! またどこかでお会いできることを楽しみにしています! またね〜、よいお年を!

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「丁寧に生きていきたい!」 映画『MIRRORLIAR FILMS Season1』で監督業に挑戦した三吉彩花が考える、今後の生き方とは?

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
emmaとはモデル仲間で友達でもある女優・モデルの三吉彩花をゲストに迎えた後編では、仕事についてじっくり語り合う。25歳の三吉彩花が語るこれからの人生観に、emmaも思わず「分かる〜!」と共感の嵐になった。

監督経験がもたらせした女優業での変化

emma:

いつも通り“三吉”って呼ばせてもらうけど、三吉は映画『MIRRORLIAR FILMS Season1』の一編「inside you」を監督したということで。それこそコロナ禍になる前みんなで仕事の話をした時に、監督業に興味があると話していて、それを気づいたら実現させちゃっていたから、すごいなと思った。

三吉:

昨年『Daughters』という映画に出させていただいたんだけど、その時のプロデューサーさんが、『MIRRORLIAR FILMS Season1』でも企画・プロデューサーとして関わっていて。『Daughters』を撮っている時から、「映像を撮るほうにも興味があるんです」と話をしていたの。でもそれは監督うんぬんではなくて、女優とは違う角度で自分がやりたい表現をやったらどう映るのかに興味があって……というような話をしていたら、結構すぐに声をかけていただいて「これはやるしかない」と思って。

emma:

普段は女優業をやってるじゃない?監督をやったことで、これまでやってきた女優業との向き合い方に変化はあった?

三吉:

自分が監督として女優さんに接する時に、いろいろ指示をするんだけど、女優さんが演じやすい環境にしてあげなきゃいけないとすごく思って。なるべく背景を説明したり、「こういう状況で今こうなっているから、こういうお芝居のパターンも見てみたい」とか。女優さんが納得しないと、それはお芝居にも出るなと思って。みんなが向かっていく物語の方向性が同じになるように、コミュニケーションをちゃんと取ることを心がけたかな。でもそれは、自分が女優として作品に関わる時でもまったく同じだなと思った。どうしてそういう演技を求められているのか、分からないことは監督に質問するべきだし。もっと監督とコミュニケーションを取って、ちゃんとそこにリアルな世界が生まれてからやらないとダメなんだなということは、すごく感じた。

emma:

すごいな〜。今後は女優業だけじゃなく、三吉の監督姿がもっと見られそうで、すごく楽しみになった。

三吉:

みんなに好きになってもらえる作品を作るのは難しいかもしれないけど、でもどこかの誰かに刺さるようなものができたらいいなとは思います。

5年を節目に過去と未来を考える

emma:

実は、今日がゲストを迎えての最後の放送になります。最後に友達が来てくれたのは、すごく嬉しいです。今までたくさんのゲストにいろいろなお話を聞いてきたんですけど、私たちは年齢も近くモデル業をしている者同士ということで、今夜は私たちのこれからの人生について、話をしていこうかと。

三吉:

ハハハ!

emma:

ちょっとテーマが大きいよね(笑)。まあ、フリートークということで。三吉は芸歴が長いのもあるけど、(昔と今で)仕事の仕方とか変わった?それこそコロナ禍でどういう変化があったかとか。

三吉:

こんなに休んだのは久しぶりだったかな。

emma:

そうだよね。ずっと駆け抜けてきたイメージがあるもんね。モデルもやって女優もやっていると、1年があっという間に過ぎていきそう。コロナ禍は休めるきっかけになったのかな。

三吉:

そうだね。一回自分を見直す期間ができて。自分は、本当はどういう仕事がしたいのか、すごく考えた。

emma:

分かる!考えるよね。それで気づいたこととか、今後やってみたいことってある?

三吉:

仕事は、小さい時から芸能の仕事しかしてなくて。他に何ができるかと問われると、他にできることは全くないんじゃないかと思ったんだけど。でもこのお仕事には、いろいろな可能性があるし、いろいろな見せ方があって、すごくその人の個性を尊重してくれる素敵なものだと思うから。いい人たちと、そこで生まれるいい仕事がしたいなという気持ちが、すごく強くなってきて。もちろん「このCMに出たい」や「このドラマに主演したい」などの夢もあるけど、それを誰とやるかを大事にしたいなってすごく思って。仕事の大きい小さいじゃなくて、どういう人たちと作っていくかに、やりがいを感じるじゃない?

emma:

それって大事だよね。すごく分かる。思い描いている未来像とか将来のビジョンってある?どうなっていきたいとか、どういう女優さんになりたいとか。

三吉:

私の中では5年を節目にしていて、毎回節目を迎えるたびにどういう5年間だったかを考えるの。25歳は一つの節目だったんだけど、そこでどういう30歳になりたいかも考えながら今は生きていて。

emma:

これからの5年間も考えているんだ。

三吉:

やっぱりコロナとかいろいろなことを経験して、人とのコミュニケーションがめちゃめちゃ大事なことがより分かって。気心の知れた友達に対してもそうだし、初めましての人に対してもそうだけど、直接会って話すことはすごく大事だなって改めて分かった。25歳は、そういうことをすごく振り返ったのね。20歳からの5年間、仕事の人とかに対してどういう言葉遣いでどういう態度で(接していたか)とか、どうだったかなって振り返って。そこで思ったのは、年齢を重ねれば重ねるほど丁寧に接していかないといけないなと思った。だから、丁寧な人でありたい。

emma:

でも、そもそも丁寧な人だと思うよ。三吉って。プライベートでの姿を見ていても、人に対して丁寧だなとすごく思っていた。話し方なのか接し方なのか、ちゃんとその人のことを考えているというか。だから丁寧という言葉が、すごく腑に落ちた。相手を不快にさせない姿勢が、丁寧に感じるし相手へのリスペクトにも繋がっている。それが以前よりも増している気がする。

三吉:

嬉しい!やっぱり人が好きだし、そこは丁寧に生きていきたいです。

emma:

2週にわたり三吉といろいろお話をさせていただきました。プライベートでも仲のいい友達なので、気兼ねなく話すことができて普段の感じが出ていたんじゃないかと思います。三吉とじっくり話すのは久しぶりだったので、時間があっという間でした。

三吉彩花
三吉彩花
アイドルグループ「さくら学院」の初期メンバーとして活動後、雑誌「Seventeen」のトップモデルを務め、“女子高生のカリスマ”と呼ばれ活躍。現在は、雑誌「25ans」や「エル・ジャポン」などでモデルを務める。2012年に映画『グッモーエビアン!』で女優デビュー。2013年、映画『旅立ちの島唄 ~十五の春~』で「第35回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞受賞。2019年、『ダンスウィズミー』が「第22回上海国際映画祭」ガラ上映部門のオープニング作品に選ばれ、レッドカーペットデビューを果たした。2020年公開の『犬鳴村』『Daughters』『十二単衣を着た悪魔』、Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』など話題作に多数出演。

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2022年は、多様化の時代で「着たいものを着る」が流行に!? ブレない2人がファッションの流行を大胆予測!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今回のゲストは女優・モデルの三吉彩花。2019年に三吉が出演したJay Chou with Mayday Ashinの「說好不哭/泣かないと約束したから」の裏話や、2022年の流行を予測した。

中国の国民的アーティスト、ジェイ・チョウのMVに出演

emma:

今や様々なシーンで活躍されている三吉ですが、中国圏で大活躍されています。そもそも中国で活躍するきっかけになったのが、中国圏で絶大な人気の歌手・俳優ジェイ・チョウさんのMVに出演したことがきっかけでいいのかな?

三吉:

もともとは、いつかアジアで活躍したいという漠然とした夢はあったんだけど、本当にたまたま運が良くジェイ・チョウさんのMVのお話が来て出演させてもらって。ジェイ・チョウさんって本当にすごい方で。

emma:

日本で言うと、どういう感じ?

三吉:

私が出たMVは、Maydayというバンドのアシンさんとコラボした楽曲で、それは日本で例えるならMr.ChildrenさんとSMAPさんがコラボするようなすごさで、出たらみんな絶対買うみたいな。

emma:

どうだった?緊張した?

三吉:

MVに出た経験があまりなかったから、どういう風にお芝居をしたらいいのかすごく戸惑ったし。現場のスタッフさんも全員中国人だったのもあって、すごく緊張したし。

emma:

中国で活躍の場を広げているということで。日本以外の海外のシーンに向けて、今後やってみたいことはある?

三吉:

(海外に)行けるようになったらやりたいことはいっぱいあって。中国もそうだし、個人的には韓国も好きだから、イベントをやったりとか。語学も頑張って、向こうの作品に出たりとかしたいですね。

emma:

私、Netflixで韓国ドラマを見るのが好きで。そういう作品に三吉はハマりそうだよなって。何様だよって感じだけど(笑)。韓国ドラマを見ていると、「三吉が出ていてもおかしくなさそう」って、勝手に思ってたの。

三吉:

え〜嬉しい!頑張りたいよね。

メンズライクなファッションが好き!

emma:

2021年もあと少しで終了ですが、この時期になると、その年の流行語やヒットソングが特集されたりします。ファッション業界はどうだったのか、三吉と一緒に振り返りたいと思います。

三吉:

なるほど。

emma:

三吉は、普段どんな格好が好き?私の印象では黒っぽいイメージがあって。クールな感じが多いイメージ。あとシンプル。「#みよしんぷる」というハッシュタグがあるくらいで。

三吉:

ありがとうございます(笑)。

emma:

三吉的に好きな服のタイプとかテイストってある?

三吉:

結構メンズライクが好きで。どこかしらがすごくダボッとしていたり、今日は「e/s(エマスライ)」のロングコートを着ているんですけど。

emma:

私とSLYのコラボを今日着てきてくれるなんて、本当に優しい!

三吉:

いやいや(笑)。これが本当に大きめでオーバーサイズだから。1コ大きいサイズを着る時は、逆にトップスでピタッとしたものを着たり、どこかに女性らしい部分があったり。メンズライクと女性っぽいものを上手く合わせた感じが好きです。

昔は私服が甘めだった時期もあった

emma:

ファッションを通して表現したい、こだわりポイントってある?どう見られたいとか。

三吉:

基本的には格好よく見られたい。いわゆる抜け感とか、可愛らしい女の子のファッションで肌見せとか、そういうものにチャレンジする勇気はあまりなくて。

emma:

え〜そうなの!?

三吉:

どっちかというと黒とかでビシッとして、「格好いい」というだけのフィルターにしたいというか。

emma:

それが似合うしね。だから、ワンピースとかのイメージはあまりないかも。

三吉:

そうだね。ワンピースだったとしても、ハイネックでタイトめのロングみたいな。

emma:

モデルも長くやっているけど、自分の中のファッションの変遷みたいなのはある?ずっと格好いい系が好きだった?

三吉:

それこそ「Seventeen」のモデルを始めた頃は、LIZ LISAとか(笑)。

emma:

懐かしい〜(笑)。

三吉:

LIZ LISAとか甘い服のページを結構やってて。だから自ずと私服も甘めだった時期もあったの。だけど高校生になってから、格好よく見られたいというのが出てきて、そこからずっと黒かな。

emma:

そうなんだ。そういう時代を全然知らないし、会った時はすでに格好いい系でシンプルだったから。ブレないな〜と思っていたけど、そういう時代もあったんだね。

emmaと三吉彩花が考える2022年の流行は?

emma:

三吉的に、来年流行りそうとか、注目しているファッションやキーワードはある?こういう色を着たいなとか。

三吉:

う〜ん、モデルをやっていながら、私は流行を追うのがすごく苦手なタイプで。

emma:

でも、いいと思う。そもそも流行って気にする?

三吉:

全然気にしない。自分の着たいものを着たい。

emma:

分かる。世界中が多様化しつつあって。ファッションも「流行」っていうワードは、なくなってくるのかなって思ってる。私も全然流行を気にしない派だから。

三吉:

うん。emmaはそんな感じがする。

emma:

作る側になった時は、気にするけど。世の中はどういう服を求めているのかとか。でも、いざ自分が着る時は、全然気にしない。

三吉:

来年は何だろうね(笑)。

emma:

難しいよね。私から聞いておいてなんだけど(笑)。でも、着たいものを着るという感じになっていくのかな。

三吉:

最近思うけど、SNSも日常的に使っていて。自分の私服を載せる時は、もちろんファンの子がマネしてくれたら嬉しいし。写真で見せられるから、分かりやすくていいじゃん。だけど、やっぱりそこで、今これが流行ってるからとか、これを載せたら「いいね!」があまり付かないんじゃないかとか。そういうところに縛られていくファッションは、あまりよくないんじゃないかって思っていて。

emma:

すごく同意です。

三吉:

だから、最初に何を着たらいいか分からない子もいると思うけど、本当に自分の直感で「これ着てみたい!」と思ったものを着るのがいいと思う。

emma:

それがどんどん自分のスタイルになっていくし。

emma:

女優・モデルの三吉彩花さんと一緒にお届けしました。 8月から放送してきたこの「Syndicate Radio」ですが、2021年12月30日の放送がラストとなりました。5カ月続いたラジオで、すごく寂しいのですが、残りあとわずか、張り切ってお送りします。来週は三吉さんが監督業に挑戦した感想などお届けしたいと思います。

三吉彩花
三吉彩花
アイドルグループ「さくら学院」の初期メンバーとして活動後、雑誌「Seventeen」のトップモデルを務め、“女子高生のカリスマ”と呼ばれ活躍。現在は、雑誌「25ans」や「エル・ジャポン」などでモデルを務める。2012年に映画『グッモーエビアン!』で女優デビュー。2013年、映画『旅立ちの島唄 ~十五の春~』で「第35回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞受賞。2019年、『ダンスウィズミー』が「第22回上海国際映画祭」ガラ上映部門のオープニング作品に選ばれ、レッドカーペットデビューを果たした。2020年公開の『犬鳴村』『Daughters』『十二単衣を着た悪魔』、Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』など話題作に多数出演。

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三吉彩花さんのサイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」に、アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの、3種類のフレーバーを24本セットにして、番組をお聞きの方3名様にプレゼント。さらにトポチコ24本セットのみを7名の方にプレゼントします。

ご応募方法は、InterFMの公式Twitter(@InterFM897)をフォロー&該当ツイートをリツイートするだけ。
詳しくはInterFMの公式アカウントをご覧ください。
また、ご応募は20歳以上の方に限りますのでご注意ください。

トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
+三吉彩花さんのサイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」のセット 3名様

トポチコ ハードセルツァー 24本セット
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秋元梢×emmaの仲良しトーク後編。パリコレ観覧への道をつくった秋元にemma感謝!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
先週に引き続きemmaのモデルの先輩でもある、秋元梢を迎えたトークの第二弾。秋元梢が信念でパリ・コレクション観覧に行くようになった体験談をお届け。また、秋元梢がお気に入りのNetflix作品を紹介し、その偏りぶりにemmaもタジタジになった。

オススメはNetflixの『クリックベイト』

emma:

最近の楽しみって、何かありますか?

秋元:

Netflix観てます(笑)。

emma:

何観てます?

秋元:

すごく暗いんだけど…報われない映画が好きで(笑)。

emma:

そういうイメージありますよね。暗め系が好きそうな。

秋元:

結構何でも観るけど、一番報われないのは韓国の映画なの。観終わった後に落ち込むような、韓国で実際にあった話とか超好き!

emma:

韓国映画って結構(ダメージを)食らいますよね。ドラマはちょっとポップさがあって。

秋元:

キュンキュンしたりするでしょ。私、そういうのは観ないんだよね。

emma:

映画はウワ〜ッてなる系ですよね。

秋元:

言葉も出なくなるような。「何でこんな映画観ちゃったんだろう」って後悔するくらいが好きなの(笑)。人から「絶対好きだよ」って言われてNetflixの『クリックベイト』を薦められて観たんだけど、ちょっと『ゴーン・ガール』っぽい感じで、主人公がスキャンダルに巻き込まれていく話で。1話40〜50分で全8話だったんだけど、一気に全観た!

emma:

ええ〜!1日で!?

私がオススメする作品は血が結構出ます!

emma:

こずちゃんは、マンガも好きなんですよね。世間的なイメージはミステリアスだから、「マンガ読むんだ!」って思う人が多いと思うけど。

秋元:

めっちゃ読むよ。だいたい血が出るやつだけど(笑)。

emma:

本当に好きですね(笑)。逆に私、読まなくて。たぶん『NARUTO-ナルト-』の20巻くらいで止まっているんです。たぶん中学生くらいから読んでないんじゃないかな。

秋元:

あと、またNetflixに戻っちゃうけど、『YOU −君がすべて−』も好き。『YOU〜』は3シーズンあるんだけど、ちょっとスリラー系で。主人公の男性が一目惚れをして、そこからどう女性に近づいていくか……という話なんだけど、最初からまあまあすごくて。

emma:

重め系ですか? キュンキュンは?

秋元:

どっちもあるかもしれない。

emma:

じゃあ私でも見られるかも!

秋元:

ただ私がオススメするくらいなので、血は結構出ますよ(笑)。

emma:

ええ〜!

パリコレ観覧への道を作ったこずちゃんに感謝!

emma:

こずちゃんと言えばパリというイメージがありますけど、最初はお仕事でパリへ行って、自分でショーを見に行くようになったのは、どういうきっかけだったんですか?

秋元:

2013年か2014年くらいかな。当時はインスタグラマーとかインフルエンサーとか読者モデルとか、プロのモデルではない人たちがどんどん出てきて。私はモデルとしてプライドを持ってやっていたけど、ショーに出られる身長でもないし万人受けもしないという葛藤がある中で、本物を知らないのに「そういう子と一緒にしないで!」と言うのも違うなと思って。それで本物のパリコレを見てみたいと思って、知り合いに「自分でお金を払って行くので見させてほしい」とお願いしたんだけど、最初は「何で?」「何しに?」っていう反応で、すごく驚かれた。

emma:

「何でモデルが(見に)来るの?」みたいな。そんな感じだったんだ!

秋元:

“出たい”じゃなく“見たい”だけだなんて、「変な子だな〜」って思われながら、最初は席もなくただ会場に入れただけみたいな感じだったけど、(会場に)入ることができて、でも、何をどう見ていいのか分からなかった。

emma:

うんうん。

秋元:

それでもすごくいい経験をしたと思ったから、まだ不安もありつつ次回も行ったんだけど、空港でウロウロしていたら、あるファッションエディターさんが、「どうしたの?」って声をかけてくれて。初対面だったけど、「怪しい者じゃないから」って名刺もくれて(笑)。タクシーの車内でいろんな話をしたんだけど、「本物を見たくて来たけど、何をどう見ていいか分からない」って言ったの。そうしたら「梢ちゃんは着る立場として、感じたことを頭に残しておけばいい。プラスになると感じているのなら、通い続けるべき」って言ってくれて。その方もずっと自腹で毎回行っていて、それが仕事に繋がっていると話していて。その人との出会いもすごく大きかったよ。今はご飯に行ったりする仲になった。

emma:

すごい出会いですね。初めて聞きました。

秋元:

それから年に2回行くようになって。行っているうちに、現地で会う日本の方から「次も来るの?」「またパリで会いましょうね!」って、“梢ちゃんはちゃんと来ている子」”という認識をしてもらえるようになって、自分を取り巻く世界が変わっていった。それまで私は、“千代の富士の娘”という枕詞は一生付くものだと思っていたから、自分だけの人生を考えたことがなかったの。でもパリに行って、トミー・トンという有名なフォトグラファーが撮った、私のストリートスナップが「VOGUE.com」のトップを飾って、Instagramのフォロワーが一晩で何万人とか面白いように増えて。その時に初めて、「自分だけで生きている」って思えたんだよね。日本じゃないところに行ったから気づけたことが、私にはすごく大きかった。

emma:

私も専門学校に通いながら「いつかパリコレ見てみたい」って、夢のように思っていたけど、こずちゃんが先駆者として大変な思いをしながら道を作ってくれたから、私も行けるようになったんです。

秋元:

昔はタクシーアプリのUberも無かったから、ピンヒールを履いたままいくつもスーツケースを抱えて、みんなでタクシーの取り合いだったから(笑)。でも、それでフォーマットはできた気がする。自分で言うことでもないけど。

emma:

気がするじゃなくて、できました! 私はこずちゃんが作った道によって、すごく恵まれた環境で行かせてもらえていて。それでも大変だけど、ファッションが好きという情熱だけで行けている。感謝してます!

emma:

2週にわたり、こずちゃんといろいろお話をさせていただきましたが、すごく勉強になるというか、すごく襟を正された感じがしました。私はこずちゃんからすごく刺激を受けていて、モデルとしてはもちろん一人の女性としても、佇まいや言動など、芯のある女性って格好いいと思わせてくれる存在です。すごく楽しくて、自分で何回もオンエアを聞いちゃいそうです。

秋元梢
秋元梢
1987年7月27日生まれ。東京都出身。父親は第58代横綱・千代の富士。2009年にモデルデビュー。
ぱっつん前髪とストレートの黒髪、切れ長の目で、『VOGUE JAPAN』をはじめ多くのモード誌やストリートファッション誌のページを飾る。
2015年にパリコレデビューを果たし、ミラノ・コレクション、ニューヨーク・コレクションなど数多くのランウェイに立つ。

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emmaが姉のように慕う、モデルの大先輩・秋元梢が登場。「こずちゃん」「エマ子」と呼び合いながら、壮絶なモデル事情を激白!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今週はemmaのモデルの先輩でもある秋元梢を迎えて、トークを展開。秋元が明かす、デビュー時代のemmaとは? また、自身を貫いて今の立場を勝ち取った秋元のお仕事トークに、企画を忘れて真剣に聞き入ったemma。秋元梢の反骨精神にシビれる30分になった。

エマ子は仔犬がキャンキャン鳴いてついて来ているみたいだった(笑)

emma:

今週はモデルの秋元梢さんをお迎えします。こずちゃんはモデルの大先輩で、私にとって母であり姉でもありといった存在です。モデルとしても一人の女性としてもとても尊敬している方なので、今日はいろいろなお話を聞けるのが楽しみです。電波に乗せて二人でお話をする機会はあまりないので、ドキドキと言うかちょっと緊張しています。改めて私とこずちゃんの接点なのですが……。

秋元:

接点と言ったらモデルよね。最初に会ったのは、2013年の『Soup』という雑誌だよね。モデルって15歳くらいから始める子が多いんだけど、私は仕事を始めたのが遅くて21歳か22歳で、エマ子も割と遅かったんだよね。

emma:

私は18歳からですね。

秋元:

それで北海道出身でしょ? 私もお父さんが北海道の出身だから、ちょっと気になって。そうしたら「こんなピュアな子がいるんだ!」と思って、ちょっと感動を覚えたんですよ。一回アニエスベーのショーにトップバッターで出ていて。

emma:

ああ、歩きました。

秋元:

まだ無名で私も知らなかったんだけど、マネージャーと「あの子はキッズなのか、ただの童顔なのか」という議論をショーの後に交わして、結局分からなかったということがあって。12~13歳に見えたんだよね。

emma:

ヤバイ(笑)! でも話題に上れたことが嬉しいです。そのショーはすごく覚えていて、衣装も結構可愛らしい格好で、歩き方も腰に手を当てて歩いて欲しいとアニエスから言われて、「よいしょ! よいしょ!」みたいな感じで歩いていて。

秋元:

超赤ちゃんだったの。

emma:

それがたぶん私のファーストショーで、後からこずちゃんと仲良くなってから言われた時に、「あの時から見てくださっていたんだ!」と思って嬉しくて。その後に、『Soup』というストリート雑誌の撮影で初めてご一緒させていただいた時は、私はこずちゃんのことを一方的に知っていたし、学生時代からいろんな雑誌で見ていたから、すごく緊張していたんです。

秋元:

あの頃は可愛かったね。今も可愛いけど。仔犬がキャンキャン鳴いて、ついて来ているみたいだった(笑)。

私のスタイルは、よく言うのは「飛び道具」!

emma:

こずちゃんと言うと美しい黒髪が印象的で。

秋元:

言わされてますね(笑)。

emma:

いやいや(笑)。あとキャットラインや赤リップが印象的です。私の中では唯一無二の「秋元梢スタイル」だなと思っているのですが、それって自分で築き上げてきたこずちゃんの個性だと思うんです。

秋元:

自分は、いわゆるショーモデルのような10頭身で顔も小さくて手足も長いという感じではないから、よく言うのは「飛び道具」だと。大学を卒業するくらいの21〜22歳で業界に入ったんだけど……。自分では普通だと思っていたスタイルが、青文字系のストリート系の雑誌には「パンチがあり過ぎる」とか「何にも当てはまらない」と言われ。それこそこの前髪も、長い黒髪も、メイクも、「もうちょっとおとなしくしてください」とか「破れたタイツを履かないでください」とか言われて。

emma:

分かる〜(笑)!

秋元:

事務所も会社だから売れてくれなきゃ困るのは分かるけど、「この状態の私を見てスカウトしたのだから、それをどう売るかは会社の仕事です。私は変わりません」と言ってやったの。

emma:

芯があるな〜。

秋元:

でも、苦しいよね。仕事も無ければ、何も無いのに強がりで偉そうにしているやつみたいになっちゃって。それも嫌で、ずっとモヤモヤした毎日を送っていた。ちょうどその時期に、「イットガール」と呼ばれるような、芯のある強い女性像や個性的な女性が、世の中的にピックアップされるようになって。一般的には美人とは言えなくても「あの人かっこいい」とか「個性あるよね」というのが、日本でも世界でも注目されるようになって。それで編集の人から、「秋元さんって面白いスタイルしていたよね」とか言ってもらえるようになって。そこから、流れができたのかなって思います。意地で譲らなかった自分の好きなスタイルが、たまたま時代に合致したラッキーもあったと思う。

emma:

へえ〜! 私は今の事務所に入った時は赤髪で、それでやっていきたかったんだけど、事務所の人に言われました、「黒髪にして前髪を伸ばしてみたら」って。その頃は何も分からないから従順にしていたけど、やっぱり後でモヤモヤが残って「ウ〜ン」ってなった時期はありました。こずちゃんと話していると、個性を大事にする芯の強さが必要であることが伝わってくるんですけど、でもそれってすごく大変じゃないですか?

秋元:

いわゆるモデルって、“動くマネキン”と言うか服をよく見せるだけのものだから、個性なんて基本的にどうでもいいんです。でもそれだと誰にも覚えてもらえない。例えば私を見た100人全員に「きれいだった」と言われながら、覚えられない人になるのか。100人に「可愛くない」「スタイル悪い」「親の七光り」と言われようが、覚えられているのとどっちがいいか考えた時、誰にも覚えてもらえないより、何かしらの引っかかりがあったほうがいいんじゃないかと私は思ったかな。

emma:

かっこいい〜!

自分であることに責任を持ってやるということを意識

emma:

こずちゃん的に、これだけは譲れないお仕事のこだわりはありますか?

秋元:

今思うと、デビュー当時に事務所からどういうモデルになりたいか聞かれて、「職業=秋元梢と言える人間になりたい」と答えたんです。

emma:

おお〜!

秋元:

自分であること。どんなに好きで憧れている人がいても、自分は自分だし、秋元梢は一人しかいないし。私が秋元梢であることは、絶対自分が守っていかないといけない。それは絶対守るし、表現したり何かしたりする時は、それが全部自分に返って来るから、自分に対して嘘はつきたくないし、嘘をついたらどんどん苦しくなるだけだから。とりあえず自分であることに責任を持ってやるということを意識しています。

emma:

今週はモデルの秋元梢さんと一緒にお送りしました。いろいろ企画を予定していたんですけど、話がかなり盛り上がってしまって企画にいかないという(笑)。こずちゃんと普段は話さない、ラジオを通してだからこそ話せたこともいっぱいありました。今日お話をうかがって、私も芯を持って仕事をすることの大切さを改めて感じました。来週もどんな話が聞けるか楽しみです!

秋元梢
秋元梢
1987年7月27日生まれ。東京都出身。父親は第58代横綱・千代の富士。2009年にモデルデビュー。
ぱっつん前髪とストレートの黒髪、切れ長の目で、『VOGUE JAPAN』をはじめ多くのモード誌やストリートファッション誌のページを飾る。
2015年にパリコレデビューを果たし、ミラノ・コレクション、ニューヨーク・コレクションなど数多くのランウェイに立つ。

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「自分のやりたいことだけをやる!」VERDYが「Wasted Youth」に込めた逆説的な想い!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
先週に引き続き、グラフィックデザイナーのVERDYに様々な話を聞いた後編。今週はVERDYの原点となるプロジェクト「Wasted Youth」について、始めたきっかけやその言葉に込めた想い、昨年の都知事選や衆議院選への投票を呼びかけた活動について語る。VERDYとは友人でもあるemmaだからこその話が、たくさん飛び出した。

逆に全てのことに意味があって無駄なことは何もない

emma:

先週は「Girls Don't Cry」についてお話をうかがいました。今週はVERDYさんが手掛けるもう一つのプロジェクト「Wasted Youth」についてうかがいたいと思います。そもそも「Wasted Youth」はどんなプロジェクトですか?

VERDY:

「Wasted Youth」は、僕にとって初めてのプロジェクトで、今みたいになるきっかけになったプロジェクトです。それまではバンドのデザインをたくさんやっていて、あまり仕事として成り立たないような状況で、グラフィックデザイナーとしてオリジナリティの無さにコンプレックスを感じて悩んでいたんです。絵はそこそこ何でも書けるし、そこそこデザインもできるけど、飛び抜けた独特のタッチではないし、個性が無いことが悩みで、今までやってきたことが正しかったのかを自問自答していて。それまでクライアントから依頼された仕事を受けていたけど、初めて自分のブランドとかプロジェクトを始めようと思った時に、ふと出て来たのが「Wasted Youth」という言葉です。

emma:

これも「Girls Don't Cry」の時と同様に、言葉が先行したんですね。

VERDY:

そうです。「Wasted Youth」は直訳すると、「無駄に過ごした青春(時間)」という意味なんですけど、でも僕は逆に全てのことに意味があって、悩んでいた経験にも意味があったと思っていて。だから、“無駄なものなんかない”という気持ちで始めたプロジェクトなんです。

emma:

「Girls Don't Cry」よりも歴史が長いイメージがありますけど。

VERDY:

でも半年くらいの差です。「Wasted Youth」を今話した気持ちで始めたら、それまでとは評価が違ったんですよ。反応だったり売った時の感触だったり。それで、小さいこととか、周りの目を気にしてやって来なかったことなど、いろいろなことに挑戦するきっかけになって。自分のやりたいことだけをやるという気持ちになったのが「Wasted Youth」です。

十代の頃の自分が、かっこ悪いと思うことはやらない

emma:

「Wasted Youth」は、VERDYさんにすごく近い存在のイメージがあって。VERDYさんの等身大を表しているのかなと。

VERDY:

そうですね。より自分寄りのプロジェクトです。

emma:

「Wasted Youth」で制作する時、意識していることはありますか?

VERDY:

十代の頃の自分が、かっこ悪いと思うことはやらないように心がけています。今の自分だといろいろな経験をしてきて、今ならアリかな? とか、これはアリでこれはナシとか、いろいろ考えますよね。でも十代の頃はもっと単純に、自分がイケてると思うかどうかで判断していたと思うんです。その頃の感覚を思い出して、かっこ悪いと思うことはやらないようにしようと。

emma:

かっこいいですね。

VERDY:

それと「Wasted Youth」に関しては、高校生や大学生、専門学生が、ストリートブランドを好きになるきっかけのブランドでありたいと思っています。それで10年経った時に、初めて買ったブランドが「Wasted Youth」で、「今はそんなに買わなくなったけど今もかっこよくていいよね」って、言ってもらえるものでありたいということは意識しています。

emma:

素敵です。そういう軸があるから、VERDYさんの作品もブレないんですね。

VERDY:

それは結構気をつけています。

アメリカの流行をみんなマネする割に、選挙で缶バッジを配ることをマネしない

emma:

少し前ですが、Instagramとタッグを組んで「選挙」への投票を呼びかける選挙スタンプを作ったり、「Black Lives Matter」運動を支援するためのTシャツを作ったり……デザイナーの枠を超えて様々な活動をされていますが、VERDYさんがああいった活動を行うようになったきっかけは?

VERDY:

昔は選挙のことも全く考えていなかったけど、海外に友達ができると日常的に選挙の話が出て、行かないことがかっこ悪いことと言うか、「何で行かないの?」ってなるんです。それで自然に興味を持って、日々に不満があるなら選挙に行ったほうがいいという話を、友達やいろんな人とするようになって。Instagramがそういうことをやっているのも知っていて、Instagramのチームの人とも仲が良かったので、「興味ありますか?」って声をかけてもらって、やらせてもらったんです。

emma:

そうだったんだ。私も今までは選挙に対して、それほどリアルには考えてなくて。でもVERDYさんが都知事選の時に缶バッジを作っていて、単純に缶バッジが欲しかったのもあったけど(笑)、選挙に行っていないのが、恥ずかしいことだと思うようになったんです。誰に投票したらいいか分からず腰が重くなっている若者に対して、VERDYさんたちが呼びかけてくれて、その影響で投票に行った人がすごく増えたと思っていて。そういう活動をされていて、感動したしリスペクトの気持ちをすごく持ちました。もちろん私も缶バッジをもらいに行きました(笑)。

VERDY:

でもすごく自然なことで。例えばアメリカで何か流行っているとみんな欲しいと思うし、アメリカのブランドがやっていることをみんなマネするじゃないですか。でもその割に、L.A.のアーティストでフランク・オーシャンが大統領選挙に行った人にポスターやTシャツを無料で配ったりしているけど、それは意外とみんなやらないから、自然とやり始めたんです。

emma:

私の認識不足かもしれないけど、そういう取り組みをやっている人が今までいなかったし、そういう取り組みさえ知らなくて。それをVERDYさんが日本で広めてくれたのは、若者の希望だなとすごく思いました。衆議院選挙の時もスタンプが使いたくて、ストーリーをあげたりしました(笑)。

VERDY:

あのスタンプは、自分の知らない人もみんな使ってくれました。

emma:

2週にわたりVERDYさんとお送りしました。VERDYさんとお話をしていると、本当に嘘がなくて、自分の気持ちを正直に作品にぶつけている方だなと思って。だから私自身も刺激をもらうし。知り合って4年目なんですけど、これからもいい関係を築いていけたらいいなと思う一人で、彼がやっている活動もリスペクトしています。すでに海外でも活躍されていますけど、これからがもっと楽しみだなと思いました。

VERDY
VERDY
1987年、大阪府生まれ。東京に出てきたのは2012年ごろ。イラストレーターやグラフィックデザイナーを抱えるデザイン集団VK DESIGN WORKSに所属し、2015年ごろから「Girls Don’t Cry(ガールズドントクライ)」や「Wasted Youth(ウエステッドユース)」などの大人気プロジェクトがきっかけとなりその名を世界に広めた。現在の東京のストリートシーンを語る上で欠かせないグラフィックアーティスト。2018年よりペインティング・彫刻作品も制作開始、11月19日から「Kaikai Kiki Gallery」で個展が開催される。

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入手困難となった「Girls Don’t Cry」のTシャツは、妻への愛が生んだ!VERDYが込めたメッセージとは?

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今週はemmaの友人でもあり、「Girls Don't Cry」や「Wasted Youth」のプロジェクトで知られるグラフィックデザイナーのVERDYが登場。今や入手困難となった「Girls Don't Cry」の文字がプリントされたTシャツが生まれた背景やデビッド・ベッカムとの接点など、VERDYのルーツに迫った。

インディーズも含めると100バンドのTシャツやフライヤーを描いた

emma:

2018年に私のカレンダーでコラボさせてもらった時が初対面で、それ以降もカレンダーを一緒に作らせていただいたり、仲良くさせていただいていますけど、そもそもいつからデザイナーのお仕事をされていたのかとか、細かい話は聞いたことがなかったですよね?

VERDY:

そうですね。仕事自体は2007年からで、ライブハウスのマンスリースケジュールの表紙の絵をまだ専門学生だった時に描いたのが最初で、その時のギャラがライブハウスのドリンクチケット20枚でした(笑)。だから最初は、バンドもののデザインがほとんどでした。ファッション系のデザインをしたいと思っていたけど大阪に住んでいて、やっぱりファッション系って東京がメインだからチャンスもなくて。ずっとバンドもののお仕事をしていました。それで、インディーズも含めて100バンドくらい描きまくったんですけど。

emma:

すごい!

VERDY:

でも描きすぎて、もともと自分がやりたかったのはどういうものなのか悩んでしまって。それをきっかけに、自分がやりたかったことを見つめ直して、東京に出て自分のプロジェクトをスタートさせました。でも、大阪は家賃が安いから生活できていたけど、東京には仕事があって出てきたわけではなくて、何のあてもなく何となくだったから。

emma:

結構チャレンジャーな感じでしたね。

VERDY:

ギリギリの生活でした。だからちゃんとグラフィックデザイナーになれたのは、emmaちゃんと知り合う少し前からかなと思っています。

ベッカムからインスタをフォローされた

emma:

VERDYさんと言えば「Girls Don't Cry」とバックプリントされたTシャツが有名ですけど、L.A.にいるVERDYさんの仕事のパートナーのパウロさんのインスタで、「デビッド・ベッカムが着た!」ってすごいテンションであげているのを見つけて驚きました。私もサッカーが好きだから、その写真を見て「ヤバ!」ってめちゃめちゃテンションが上がりました。

VERDY:

実を言うとベッカムはその前から着てくれていて、ちゃんと写真で出たのが初めてだったんです。パウロもemmaちゃんと同じでサッカーが好きだから、ベッカムが着るたびにテンションがあがっていて、NBAの試合を観戦している時の写真がすごくいいから、「載せていい?」って連絡が来て「全然いいよ」って。

emma:

それでだったんですね。じゃあプライベートでは着ていたんだ。

VERDY:

そうですね。それもemmaちゃんの時と同じように、普通にベッカムからインスタをフォローされたんです。

emma:

ええ〜すごい!

VERDY:

僕も「え!?」と思って、最初はニセモノだと思った(笑)。それで相互フォローの期間が続いていたら、ふとDMが来て。「どこで買える?」みたいな。それから普通にやりとりをするようになって。実は日韓共催のワールドカップがあった時に、長居陸上競技場の前まで行ったことがあったから、僕もすごく嬉しかったし、うちの親もテンションがあがっていました。

「Girls Don’t Cry」のTシャツは妻へのプレゼント

emma:

私自身はもともとロゴものと言うかグラフィック系のデザインの服は買ったことがなかったんですけど、「Girls Don't Cry」のロゴを見た時、初めて感じたと言っていいくらいの衝撃で、ハートを撃たれたというか。男女どちらが着ても可愛いし。このデザインには、奥さんにいつも笑顔でいて欲しいというメッセージが込められていると、何かで読んで、それもすごく素敵だと思ってより好きになったんです。

VERDY:

ありがとうございます。自分がデザインした何かを生み出す時の強さと言うかスタイルが、自分の思っている言葉をメッセージにしたりイラストにしたりというもので。それで、自分の身近でずっと支えてくれている妻に笑顔でいて欲しいという気持ちで、妻が欲しいと思うものを作るというところから始まっているんです。

emma:

すごい素敵! 世の男性みんなに聞いて欲しい(笑)!

VERDY:

そもそもは、妻にプレゼントしようと思って作ったTシャツなんです。Tシャツって1枚作るのも30枚作るのもあまり変わらないから、最初に30枚作って。それでストリートブランドのCarrotsとのコラボのためにL.A.に行く時に持って行ったら、妻が着てくれていた「Girls Don't Cry」のTシャツを見た人がほしがって、そのお店で売らせてもらったのが最初です。

「Girls Don’t Cry」に込めた真のメッセージ

emma:

奥さんの存在って、キーポイントという言い方でいいのか分からないけど、すごく大きいんですね。2人で支え合っている感じがします。改めてVERDYさんにとって「Girls Don't Cry」はどんな存在ですか?

VERDY:

「Girls Don't Cry」だけじゃないけど、すごく大切なプロジェクトです。10年経っても20年経っても自分が好きなプロジェクトであって欲しいと思っているので、無理して販売したりとか、最初のコンセプトからずれた活動はしないようにしていて。本当に大切な、1個の作品みたいに思っています。

emma:

大量生産していないのが、すごく素敵だなって思います。去年、伊勢丹にポップアップストアを出店された時も、サスティナビリティの素材を使っていて、それもすごく良かったです。

VERDY:

あれ以降は、全部エコを意識した再生可能なものにしています。特に「Girls Don't Cry」は僕のプロジェクトの中でも数多く作るので、そこはすごく心がけています。

emma:

いろんなところで聞かれていると思いますけど、「Girls Don't Cry」という言葉は、奥さんに宛てたメッセージの他に、何か意味があったりするんですか?

VERDY:

最初に作ったきっかけとしては、妻はいつもすごく明るいんですけど、ちょっと嫌なことがあって落ち込んでいた時期があって。その時に「Girls Don't Cry」という言葉を思いついて。「泣かないで」という意味だけど、笑顔でいてほしいという気持ちで作ったんですね。僕の中ではそういう意味だけど、言葉自体はアメリカ人やイギリス人が見ても分かりやすいし、着る人に笑顔でいて欲しいという気持ちで誰かにプレゼントして欲しいというのもあるし。着ることで、強い気持ちが持てると思って着てもらってもいいし。言葉のままで、いろんな意味をそれぞれの人が感じてくれたらいいなと思っています。

emma:

まさに私、落ち込んだ時や気持ちが「ム〜ッ」てなった時に、「Girls Don't Cry」のTシャツを着ていました。自分を奮い立たせたいと言うか、「女だって強いんだぞ!」みたいな気持ちの時に、自然と着ていて。テンションがあがって力が湧いてくる感じがあって。この文字の持つ力ってすごいなって思います。

VERDY:

良かったです。まさしくそういう気持ちで着て欲しいと思っているので。

emma:

今回はお友達が来てくれたということで嬉しかったし、ラジオに出演された経験があまりないということで緊張されていたんですけど。今日来ていただけて、本当に光栄でした。何度もお会いしているけど、「Girls Don't Cry」とは? という詳しいところまで話をしたことがなかったので、いろいろ心温まるお話を聞くことができました。

VERDY
VERDY
1987年、大阪府生まれ。東京に出てきたのは2012年ごろ。イラストレーターやグラフィックデザイナーを抱えるデザイン集団VK DESIGN WORKSに所属し、2015年ごろから「Girls Don’t Cry(ガールズドントクライ)」や「Wasted Youth(ウエステッドユース)」などの大人気プロジェクトがきっかけとなりその名を世界に広めた。現在の東京のストリートシーンを語る上で欠かせないグラフィックアーティスト。2018年よりペインティング・彫刻作品も制作開始、11月19日から「Kaikai Kiki Gallery」で個展が開催される。

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コロナが収束したらまず何をする?ファッションブランド「TOMO KOIZUMI」のこれからに迫る!

Posted on

Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
先週に引き続きファッションブランド「TOMO KOIZUMI」のデザイナー・コイズミトモタカを迎えてトークを展開。ブランドのモットー、伝えたいこと、コロナが収束したらやりたいこと、METガラ2021の感想など、コイズミトモタカの考え方に迫った。

ボリューミーでありつつスタイルがよく見えるのがポイント

emma:

「TOMO KOIZUMI」のブランドとしてのモットーはありますか?

コイズミ:

カワイイことは重要で、あとは面白いとか見て笑顔になれるということは重視しています。逆に格好よさには興味がなくて。結果的に格好よくなるのはいいけど、格好よくしようと思って作ることはないです。

emma:

カワイイを追求していくみたいな。

コイズミ:

そうですね。自分の美意識はそこに向いています。

emma:

制作する際に心がけることは何ですか?

コイズミ:

今年でブランドを始めて10年になるんですけど、もともとは衣装デザイナーのお仕事をやっていて。今も頼まれれば作るんですけど。日本とかアジア圏の歌手や女優の、ライブ衣装やミュージックビデオで着る衣装を作ってきて。“ボリューミーでありつつスタイルがよく見えるように”ということは、衣装デザインの時は特に気にしますね。ただ大きいだけのドレスだと、ただ面白いだけになってしまって。何て言うか、着ぐるみみたいになっちゃって。スタイルよく見えるように、ウエスト部分はフリルを付けずにシェイプしたりとか、腕の部分にちょっとだけフリルを付けて、視覚効果で腕が細く見えるようにしたりとか。

emma:

作品にもよると思いますけど、ドレスを1着作るのにだいたいどれくらいお時間がかかるんですか?

コイズミ:

大きいドレスだと3週間から1カ月くらいかな。

emma:

すごい! もっと3カ月くらいかかると思ってました。

ブレずにいるのは難しいけど大事

emma:

ブランドを通して、世の中や人に伝えていきたいことはありますか?

コイズミ:

最近ちょっとずつ始めている活動があって、若手のデザイナーの支援をやっていて。自分もいろいろなチャンスをいただいてここまで来たので、そのチャンスを循環させていきたいと思っていて。10年後の自分はエッジーなデザイナーではなくなっていると思うので、そういう時に自分が見たいものを作ってくれる人を育てたいと思っていて。あとはファッションが産業としてしか捉えられていない部分があるので、もっと文化として扱えるファッションというものもあるんじゃないかと思って、それを提言していきたいと思っている部分はあります。美術館で展示されるようなファッションだったり。みんなの認識がもう少し広がってくれたらいいなと思っています。

emma:

ビジネスという部分で、何歳くらいの年齢層に響かせたいとか、ターゲット層ってあると思うんですけど。私はそれを考えるのが苦手というか難しいなと思っていて。ターゲット層に関しては、どんな風に考えていますか?

コイズミ:

どうなんだろう(笑)。さっき言ったみたいに、カワイイものが好きな人とか、年齢で区切るのではなく、好みで考えるというか、好きなものが合う人に響けばいいなと思っていますね。格好いいものが好きな人は、自分のものは理解してもらえないかもしれないけど、万人に好かれる必要はないと思っているので。

emma:

すごい分かります。

コイズミ:

自分のものを好きと言ってくれる人が、世界中にいたらすごい人数になると思うので。そういうものを目指してやりたいなと思っています。

emma:

ブレない心が大事ですね。

コイズミ:

ブレずにいるというのは難しいんですけど、でも続けていかないと伝わらないし。続けることが、いちばん大事かもしれないです。

コロナが落ち着いたら行きたいのはL.A.

emma:

今はショーをやるにもケアが必要だったり、いろいろな制約もあって。コロナが落ち着いたら、ブランドとしてまず何をやりたいですか?

コイズミ:

実際に撮影の現場に行きたいですね。コロナ前は月2回は海外出張に行っていて、ニューヨークに行った2週間後にロンドンで撮影したり。めっちゃ忙しかったんですけど、今はそれも懐かしく思えたりします。自分の好きなモデルやフォトグラファーと、実際に会って仕事をするのはすごく楽しいので。

emma:

海外行きたいですよね〜!

コイズミ:

行ってた時は、飛行機が長いし大変って思うんだけど、行けなくなると「いつ行けるのかな〜」って。emmaちゃんは、どこに行きたい?

emma:

どこだろう? 私もコロナ前は月1回は仕事でもプライベートでも行っていて、年に2回パリコレのショーを見に行かせてもらっていたので、パリには行きたいなって思いますね。そこがインスピレーションの源だったりすることが多いので。TOMOさんは、どこに行きたいですか?

コイズミ:

行ったことがないけど行きたいところがあって。L.A.に行ったことがなくて。

emma:

え〜! すごく意外です。

コイズミ:

ニューヨークには4〜5回行ってるんですけどね。来年は海外のセレブリティの衣装の仕事をやりたいと思っていて、そうなるとL.A.がベースになるので。L.A.に行かなきゃいけないなと思っているうちに、コロナ禍になっちゃったので。

ニューヨークで開催したショーはInstagramがきっかけ

emma:

METガラ2021は見ましたか?

コイズミ:

もちろんチェックしました。2年半ぶりだから、みんな気合いが入っていて。やっぱりキム・カーダシアンがすごかった。

emma:

バレンシアガの衣装でしたけど、あれはズルいなって(笑)。

コイズミ:

裏をかいたって言うか、「それをやる?」っていう

emma:

でもファッションを自由に楽しんでいて。私たちももっと自由でいいなって、すごく背中を押されました。TOMOさんの衣装もMETガラに登場していましたね。

コイズミ:

2019年ですね。タイ人のニチャパット・スップハップにオーダーしてもらって。彼女とは、今は友人としてお付き合いさせていただいています。

emma:

どういう経緯だったんですか?

コイズミ:

メールをいただいたんです。

emma:

直接本人から?

コイズミ:

そういうことって、結構ありますよ。InstagramのDMに送られてきたり。

emma:

Instagramってすごいですね(笑)。

コイズミ:

自分がニューヨークでショーを行ったきっかけもInstagramだったんです。Instagramにドレスの写真を載せたら、リポストされて、ショーをやらせてくれたスタイリストから連絡が来て、その1カ月後にはもうショーをやっていました(笑)。

emma:

2週にわたりいろいろお話を聞かせていただいたのですが、私も思うことがたくさんあって、ファッションには正解がないと今日確認しました。軸をブラさず、自分のことを大事にしながらブランドを成長させてきたお話を聞いて、私もモデルをやらせていただいているので、とても刺激的な時間になりました。TOMOさん自身がすごくピュアな方で、ピュアさってすごく大事だなって思ったし、私自身も忘れないようにしようと思いました。とっても楽しい濃密な時間でした。

コイズミ
コイズミトモタカ
1988年生まれ。千葉県出身。幼い頃から独学で洋服を作り始め、コスチュームデザイナーのアシスタントを経て、千葉大学在学中にオリジナルブランド「TOMO KOIZUMI」設立。
2019年、自身初のファッションショーをニューヨークで開催。同年、毎日ファッション大賞選考委員特別賞受賞、BoF500選出。2020年、LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ優勝者のひとりに選ばれる。コレクションピースの一部は、ニューヨークやメルボルンの美術館に所蔵されている。
2021年、東京五輪開会式にて、国歌斉唱をしたMISIAの衣装を担当した。

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コイズミトモタカさんのサイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」に、トポチコ ハードセルツァーのアサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの、3種類のフレーバーを24本セットにして、番組をお聞きの方3名様にプレゼント。

さらにトポチコ24本セットのみを7名の方にプレゼントします。

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7名様

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emmaたっての希望で、東京五輪開会式の衣装を手がけたTOMO KOIZUMIデザイナー・コイズミトモタカが登場!ファッション談義でコイズミトモタカの私生活もポロリ!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今回は、鮮やかな色使いと存在感のあるフリルをあしらったドレスで人気を集める、ファッションブランド「TOMO KOIZUMI」のデザイナー・コイズミトモタカを迎えてトークを展開。コイズミのファンでInstagramもフォローしているというemma。東京五輪開会式でコイズミが手がけたMISIAの衣装についてなど、モデルならではの視点でコイズミの仕事のこだわりなど聞きまくった。

TOMOさんの洋服はファッションの楽しさを思い出させてくれる

emma:

私は、自分の国で五輪が開催されるということで、開会式を最初から最後までテレビで見ていたんですけど、MISIAさんが出てきてあの衣装を見た瞬間「TOMO KOIZUMIだ!」って分かって、めっちゃ興奮したんです。日本が世界に誇るべき人だなと思って。

コイズミ:

恥ずかしいです(笑)。

emma:

私もモデルという仕事でファッションの世界に携わらせていただいていますけど、ファッションの楽しさを改めて感じさせられた開会式だったと思いました。

コイズミ:

すごく嬉しいです。五輪はスポーツの祭典だから、ファッションは関係ないと思われがちだけど、競技のコスチュームとか、オープニングやクロージングのセレモニーの衣装を楽しみにしている人も多くて。
そういう中で見てもらえて、楽しんでもらえたことは、すごく良かったなと思っています。

emma:

私が思う「TOMO KOIZUMI」の魅力は、ファッションの楽しさを改めて思い出させてくれるところ。自分が着てもハッピーになれて、「ファッションの楽しさってこれだよ~!」って感じました。

コイズミ:

照れくさいけど、嬉しいです(笑)。

クリスマスプレゼントはミシン

emma:

もともとお洋服が好きだったのですか?

コイズミ:

そうですね。母親がファッション好きで、千葉県出身なんですけど、わざわざ伊勢丹からお洋服を取り寄せて着たりするような人で。自分がまだ10代で、インターネットも普及していない頃、ファッション雑誌を見るのが好きで、そこでハイファッションを知り、ファッションデザイナーを目指すようになりました。

emma:

ご自分でお洋服を作り始めたのは何歳くらいからですか?

コイズミ:

14歳かな。

emma:

中学生の時ってすごいですね。どういうきっかけだったのですか?

コイズミ:

何があったわけじゃないんだけど……雑誌を見て、好きだなと思ったら作りたくなっていて(笑)。

emma:

雑誌を見て「これが着たい」と思う気持ちは分かるんですけど、作りたいという方向に行くのがすごいですね。最初は何を作ったんですか?

コイズミ:

最初は、古着のリメイクだったんじゃないかな。デニムを切って、手近にあったシャツとくっ付けるとか、そういうのだったと思う。その時は手縫いで、クリスマスプレゼントにミシンを買ってもらって、それからミシンで本格的にやるようになりました。

emma:

クリスマスプレゼントでゲームやおもちゃではなく、ミシンというのが格好いいですね(笑)。

コイズミ:

話ができすぎていますけど、本当です(笑)。

コイズミトモタカがラッフルとオーガンジーに行き着いた理由とは?

emma:

最初はリメイクだったと。

コイズミ:

最初から服を作るのは難しいじゃないですか。シンプルな服に装飾を施して、楽しんでいた感じです。

emma:

「TOMO KOIZUMI」の特徴として、ラッフルと言うのでしょうか、大きなフリルが特徴ですが、このスタイルに行き着いたきっかけは何でしたか?

コイズミ:

もともと10代の時にファッションデザイナーを目指すきっかけになったのが、ジョン・ガリアーノが手がけたディオールのオートクチュールだったんです。その時のめちゃめちゃでかいドレスが好きで、自分でも作りたいと思って。で、自分は専門学校に行かず独学だったから、できることが限られているので、少しずつ技術を覚えながら、ドレスを作れるようになった時に、ボリュームをどうやって出そうか考えた結果がフリルのドレスです。ラッフルが好きだから、使ってみたいなと思って。それと、いつも使うオーガンジーの素材があるんだけど、それは日本でも手に入りやすくて、クオリティもいいし値段もそんなに高くなくて、色も190色あるんです。

emma:

え!190色もあるんですか!

コイズミ:

そうなんですよ。どうやって使い分けているんだろうっていうくらい(笑)。でも、それだけあると使ってみたくなるので、それで使うようになって。だから、いろんな要素があって、それらを踏まえてベストを選んだら、あの素材とあのテクニックになったという。

emma:

でも、あのドレスを見ると「TOMOさんだ!」と分かる、そういうものを確立したと言うか。デザイナーさんと言うと技術ももちろんあると思うけど、他にはないあのデザインを選ぶには、発想力がすごく大事なんだなと。あそこに行き着いたのはすごい。

コイズミ:

自分でも、オリジナルでユニークなものを作りたいと思って努力しているんですけど、フリルのドレスってずっと昔からあるもので。それにカラフルな色合いもユニークだと言ってもらえていますけど、自分では自分が美しいと思うものを作っているだけで、周りから言ってもらうことで、後から気づくようなところがあって。フリルにしても、ここまでやりまくった人がいなかったから、こうなれたみたいな感じだと思います(笑)。

ビョークの次は、デュア・リパに着て欲しい!

emma:

ここからは「レインボーカラートーク」と題して、箱からランダムにボールを取り出していただいて、そのボールの色から連想されるテーマで、トークを繰り広げていこうと思います。まずは、TOMOさんからボールを引いてください。

コイズミ:

ジャン!黄色でした。

emma:

黄色は明るく楽しいイメージ、幸福感を与えてくれる色ということで、最近いちばん幸せを感じた瞬間は?

コイズミ:

どの職業でも仕事と生きることは繋がっているから、仕事を通して幸福感や達成感を感じることが多いです。自分はビョークがすごく好きで、いつか着て欲しいと思っていて。着てくださった時は、夢が叶った瞬間でした。夢が叶う瞬間って、シンプルに幸せですよね。

emma:

それ、TOMOさんのインスタで写真を見させていただいて、「ビョークが着てる! すごい!」って思いました。ビョークって歌もだけどファッション・アイコンでもあるから、その彼女がTOMOさんの衣装を着ているのを見て、私も嬉しくなりました。

コイズミ:

ありがとうございます。

emma:

いちばんって難しいと思いますけど、アーティストで好きなのはやっぱりビョークですか?

コイズミ:

着て欲しいと思っていたのはビョークで。でも最近の新しい歌手で、この人に着て欲しいなと思う人はいたりしますけど。

emma:

ちなみに誰ですか?

コイズミ:

デュア・リパかな。

emma:

ああ~!デュア・リパ、カワイイですよね。

コイズミ:

カワイイし、着てほしいなと。そのためにも来年頑張りたいなと思っています。

emma:

今夜はファッションブランド「TOMO KOIZUMI」のデザイナー、コイズミトモタカさんをお迎えしました。TOMOさんのお洋服は、見ても着てもハッピーな気持ちになれて、元気をくれますし、ファッションの楽しさを改めて教えてくれた存在。ファッションの話ができて、すごく楽しかったです。来週もどんな話が聞けるか、すごく楽しみです!

コイズミ
コイズミトモタカ
1988年生まれ。千葉県出身。幼い頃から独学で洋服を作り始め、コスチュームデザイナーのアシスタントを経て、千葉大学在学中にオリジナルブランド「TOMO KOIZUMI」設立。
2019年、自身初のファッションショーをニューヨークで開催。同年、毎日ファッション大賞選考委員特別賞受賞、BoF500選出。2020年、LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ優勝者のひとりに選ばれる。コレクションピースの一部は、ニューヨークやメルボルンの美術館に所蔵されている。
2021年、東京五輪開会式にて、国歌斉唱をしたMISIAの衣装を担当した。

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ご応募方法は、InterFMの公式Twitter(@InterFM897)をフォロー&該当ツイートをリツイートするだけ。
詳しくはInterFMの公式アカウントをご覧ください。
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(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
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藤原さくらがリモート参戦!ミュージシャン的ガールズトークを展開!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
前回に引き続きシンガー・ソングライター/ギタリストのReiに、「Smile! with 藤原さくら」でReiとコラボレーションした藤原さくらをリモートで交え、女子3人でトークを展開した。プライベートでも仲がいいと言うReiと藤原さくら。仕事を超えた関係性から生まれる心地よい空気感から、自然と笑顔が溢れるトークになった。

ライブで着ている絵が思い浮かんだ!

emma:

Reiちゃんは先日、コラボレーション・プロジェクト“QUILT(キルト)”を始動。その第1弾としてシンガー・ソングライターの藤原さくらさんを迎えたシングル「Smile! with 藤原さくら」をデジタルリリース。そもそもQUILTは、どんなプロジェクトですか?

Rei:

キルトというのは、布と布の間に綿を挟んで縫い合わせる技法なんですけど、私とコラボアーティストが布で、その間に音楽という綿を挟んで、縫い合わせて1つの作品にできればいいなということで。

emma:

めちゃめちゃ素敵ですね! 私もブランドさんとコラボして洋服を作ることが好きで、いろいろやらせていただいていて。QUILTという名前が、すごくいいなと思いました。

Rei:

嬉しいです。こういう名前にしちゃったので、かわいいノンカラーのキルトのジャケットを着たくて。古着屋さんとかに、探しに行こうかと思っていて。

emma:

それ、めちゃめちゃいいじゃないですか。かわいいのがいっぱいありそう。?

Rei:

ライナージャケットみたいなので、キルトってあるじゃないですか。ああいうのがいいなと思って。

emma:

すごくかわいいかも! ライブで着ている絵が思い浮かびました(笑)!

友達と仕事で会うとめっちゃ照れる!

emma:

ここからは藤原さくらさんともリモートで繋いで、お2人にお話をうかがっていきたいと思います。

藤原さくら:

よろしくお願いします。

emma:

2人ともシンガー・ソングライターでギターを弾かれていますが、どういった部分にシンパシーを感じ合っていますか?

藤原:

聴いている音楽や好きな音楽が似ているから、「最近こういう曲を聴いているよ」ってお互い教え合うと、「めっちゃいいじゃん! ありがとう教えてくれて!」という会話が毎回あるよね。

emma:

実際にどういう音楽を教え合ったのですか?

藤原:

それこそビートの強めなヒップホップを、Reiちゃんから教わったよね。レミ・ウルフっていうアーティストも、Reiちゃんに教えてもらって。私がやっているラジオ番組で知ったアーティストを、「良かったよ」ってオススメしたり。

emma:

プライベートでも遊んだりするんですか?

Rei:

しますね。だから、こういうセッティングで話をするのが照れくさいです(笑)。

藤原:

確かに(笑)!

emma:

プライベートで仲のいい人とお仕事で合うと、めちゃめちゃ照れますよね(笑)。

2人の本音がちゃんと落とし込めた

emma:

「Smile! with 藤原さくら」は、どうやって曲作りをされたのですか?

Rei:

初期の段階から、どういう曲にしたいか、最近どんなことを考えて暮らしているのか、そういう話から始まって、お互い曲を持ち寄ったりしながら書き下ろしたりしていきました。私にとっては、そうやって制作の初期段階から話をしてコラボレーションするのは初めてだったから、すごく楽しかったです。

藤原:

それこそ(リモートで参加している)今私が座っているところにReiちゃんがやって来て、一緒にご飯を食べたりしながら話をして、私が作った曲をReiちゃんが持って帰ってアレンジしてくれたりとか。「Smile!」には収録されなかったけど、お互い本当にたくさん曲を書きました。

Rei:

書いたよね(笑)。

藤原:

それもいつか日の目を見たらいいなと思います。

emma:

じゃあプレイベートでの仲の良さからくる、インスピレーションもたくさんあったんでしょうね。

Rei:

そうですね。今の時代ってテクノロジーで、ピッチやリズムなど結構ごまかしがきくけど、私の中でそれはごまかせた気になっているだけと思っていて。アーティストが思っていることは、曲を通してすごく伝わるものだから、2人の本音がちゃんと音楽に落とし込めたのはすごく感謝したし、それは今の時代に音楽を届ける上ですごく大事なことだなと思いました。

人と強い繋がりを築いていくことに幸せを感じる

emma:

音楽を離れた質問になりますが、お2人は今、どんな時に幸せや楽しさを感じますか?

藤原:

結構いろんな時に感じますけど……実家にいる犬に会うと、すごく幸せだなって思います(笑)。普段会えないからこそだと思うんですけど。

emma:

私も同意見です。東京でも、友達が飼っているワンちゃんと触れ合う時間がいちばん幸せかもしれない。

藤原:

嬉しいですよね、動物と触れ合うのって

Rei:

emmaちゃんのおうちの犬種は何ですか?

emma:

私の実家の子は、パピヨンとチワワのミックスなんです。

藤原:

嬉絶対かわいいじゃないですか! うちはプードルですけど、体重が9キロあって。

emma:

ええ〜!

Rei:

ダイニングテーブルに誰かが座っている写真を送ってもらったんですけど、人だと思ったら犬だったんです(笑)。

emma:

そんなに大きいんだ(笑)! Reiちゃんは、そういう幸せを感じる瞬間はどんな時ですか?

Rei:

友達の本音を聞けた時は、嬉しいです。さくちゃんとも友だちになってしばらく経つけど、時間をかけて心のひだが1枚ずつめくられていった感じがしていて、今回の曲を作っている時にもそういう瞬間がたくさんありました。「今日もまたちょっと近づけたな」って。そういう強い繋がりを人と築いていくことに、すごく幸せを感じます。

emma:

そすごく素敵ですね。お2人のお話を聞いて、すごく楽しそうな現場だなって思いましたし、曲を聴いて、私も自然とスマイルになって心が和やかな気持ちになりました。いつか、また3人でお話したいなって思いました。

Rei
Rei
卓越したギタープレイとボーカルをもつ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。2015年に、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデュースに迎え、1st Mini Album『BLU』をリリース。専門学校モード学園(東京・大阪・名古屋)CMソングの「What Do You Want?」を担当。2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライブパフォーマンスを行ったほか、FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、SXSW Music Festival、JAVA JAZZ Festivalなどの国内外の音楽フェスに多数出演。2021年10月よりコラボレーション・プロジェクト“QUILT”を始動、その第一弾としてシンガー・ソングライターの藤原さくらを迎えたシングル「Smile! with 藤原さくら」を10月15日に配信リリースした。

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Reiさんのサイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」に、トポチコ ハードセルツァーのアサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの、3種類のフレーバーを24本セットにして、番組をお聞きの方3名様にプレゼント。

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トポチコ ハードセルツァー 24本セット
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