Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今週はemmaのモデルの先輩でもある秋元梢を迎えて、トークを展開。秋元が明かす、デビュー時代のemmaとは? また、自身を貫いて今の立場を勝ち取った秋元のお仕事トークに、企画を忘れて真剣に聞き入ったemma。秋元梢の反骨精神にシビれる30分になった。

エマ子は仔犬がキャンキャン鳴いてついて来ているみたいだった(笑)

emma:

今週はモデルの秋元梢さんをお迎えします。こずちゃんはモデルの大先輩で、私にとって母であり姉でもありといった存在です。モデルとしても一人の女性としてもとても尊敬している方なので、今日はいろいろなお話を聞けるのが楽しみです。電波に乗せて二人でお話をする機会はあまりないので、ドキドキと言うかちょっと緊張しています。改めて私とこずちゃんの接点なのですが……。

秋元:

接点と言ったらモデルよね。最初に会ったのは、2013年の『Soup』という雑誌だよね。モデルって15歳くらいから始める子が多いんだけど、私は仕事を始めたのが遅くて21歳か22歳で、エマ子も割と遅かったんだよね。

emma:

私は18歳からですね。

秋元:

それで北海道出身でしょ? 私もお父さんが北海道の出身だから、ちょっと気になって。そうしたら「こんなピュアな子がいるんだ!」と思って、ちょっと感動を覚えたんですよ。一回アニエスベーのショーにトップバッターで出ていて。

emma:

ああ、歩きました。

秋元:

まだ無名で私も知らなかったんだけど、マネージャーと「あの子はキッズなのか、ただの童顔なのか」という議論をショーの後に交わして、結局分からなかったということがあって。12~13歳に見えたんだよね。

emma:

ヤバイ(笑)! でも話題に上れたことが嬉しいです。そのショーはすごく覚えていて、衣装も結構可愛らしい格好で、歩き方も腰に手を当てて歩いて欲しいとアニエスから言われて、「よいしょ! よいしょ!」みたいな感じで歩いていて。

秋元:

超赤ちゃんだったの。

emma:

それがたぶん私のファーストショーで、後からこずちゃんと仲良くなってから言われた時に、「あの時から見てくださっていたんだ!」と思って嬉しくて。その後に、『Soup』というストリート雑誌の撮影で初めてご一緒させていただいた時は、私はこずちゃんのことを一方的に知っていたし、学生時代からいろんな雑誌で見ていたから、すごく緊張していたんです。

秋元:

あの頃は可愛かったね。今も可愛いけど。仔犬がキャンキャン鳴いて、ついて来ているみたいだった(笑)。

私のスタイルは、よく言うのは「飛び道具」!

emma:

こずちゃんと言うと美しい黒髪が印象的で。

秋元:

言わされてますね(笑)。

emma:

いやいや(笑)。あとキャットラインや赤リップが印象的です。私の中では唯一無二の「秋元梢スタイル」だなと思っているのですが、それって自分で築き上げてきたこずちゃんの個性だと思うんです。

秋元:

自分は、いわゆるショーモデルのような10頭身で顔も小さくて手足も長いという感じではないから、よく言うのは「飛び道具」だと。大学を卒業するくらいの21〜22歳で業界に入ったんだけど……。自分では普通だと思っていたスタイルが、青文字系のストリート系の雑誌には「パンチがあり過ぎる」とか「何にも当てはまらない」と言われ。それこそこの前髪も、長い黒髪も、メイクも、「もうちょっとおとなしくしてください」とか「破れたタイツを履かないでください」とか言われて。

emma:

分かる〜(笑)!

秋元:

事務所も会社だから売れてくれなきゃ困るのは分かるけど、「この状態の私を見てスカウトしたのだから、それをどう売るかは会社の仕事です。私は変わりません」と言ってやったの。

emma:

芯があるな〜。

秋元:

でも、苦しいよね。仕事も無ければ、何も無いのに強がりで偉そうにしているやつみたいになっちゃって。それも嫌で、ずっとモヤモヤした毎日を送っていた。ちょうどその時期に、「イットガール」と呼ばれるような、芯のある強い女性像や個性的な女性が、世の中的にピックアップされるようになって。一般的には美人とは言えなくても「あの人かっこいい」とか「個性あるよね」というのが、日本でも世界でも注目されるようになって。それで編集の人から、「秋元さんって面白いスタイルしていたよね」とか言ってもらえるようになって。そこから、流れができたのかなって思います。意地で譲らなかった自分の好きなスタイルが、たまたま時代に合致したラッキーもあったと思う。

emma:

へえ〜! 私は今の事務所に入った時は赤髪で、それでやっていきたかったんだけど、事務所の人に言われました、「黒髪にして前髪を伸ばしてみたら」って。その頃は何も分からないから従順にしていたけど、やっぱり後でモヤモヤが残って「ウ〜ン」ってなった時期はありました。こずちゃんと話していると、個性を大事にする芯の強さが必要であることが伝わってくるんですけど、でもそれってすごく大変じゃないですか?

秋元:

いわゆるモデルって、“動くマネキン”と言うか服をよく見せるだけのものだから、個性なんて基本的にどうでもいいんです。でもそれだと誰にも覚えてもらえない。例えば私を見た100人全員に「きれいだった」と言われながら、覚えられない人になるのか。100人に「可愛くない」「スタイル悪い」「親の七光り」と言われようが、覚えられているのとどっちがいいか考えた時、誰にも覚えてもらえないより、何かしらの引っかかりがあったほうがいいんじゃないかと私は思ったかな。

emma:

かっこいい〜!

自分であることに責任を持ってやるということを意識

emma:

こずちゃん的に、これだけは譲れないお仕事のこだわりはありますか?

秋元:

今思うと、デビュー当時に事務所からどういうモデルになりたいか聞かれて、「職業=秋元梢と言える人間になりたい」と答えたんです。

emma:

おお〜!

秋元:

自分であること。どんなに好きで憧れている人がいても、自分は自分だし、秋元梢は一人しかいないし。私が秋元梢であることは、絶対自分が守っていかないといけない。それは絶対守るし、表現したり何かしたりする時は、それが全部自分に返って来るから、自分に対して嘘はつきたくないし、嘘をついたらどんどん苦しくなるだけだから。とりあえず自分であることに責任を持ってやるということを意識しています。

emma:

今週はモデルの秋元梢さんと一緒にお送りしました。いろいろ企画を予定していたんですけど、話がかなり盛り上がってしまって企画にいかないという(笑)。こずちゃんと普段は話さない、ラジオを通してだからこそ話せたこともいっぱいありました。今日お話をうかがって、私も芯を持って仕事をすることの大切さを改めて感じました。来週もどんな話が聞けるか楽しみです!

秋元梢
秋元梢
1987年7月27日生まれ。東京都出身。父親は第58代横綱・千代の富士。2009年にモデルデビュー。
ぱっつん前髪とストレートの黒髪、切れ長の目で、『VOGUE JAPAN』をはじめ多くのモード誌やストリートファッション誌のページを飾る。
2015年にパリコレデビューを果たし、ミラノ・コレクション、ニューヨーク・コレクションなど数多くのランウェイに立つ。

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