Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、様々な話題を引き出していく。
第4回目のゲストは先週に引き続き、アーティスト/クリエーターとして活動するとんだ林蘭。VJをやってみたいというとんだ林の要望に応え、VJの玉田伸太郎もゲストに招いてのVJ実践編に突入。emmaがとんだ林のVJプレイを実況する様子は、ぜひON AIRやspotifyなどでチェックして欲しい。後半はemmaが、とんだ林の仕事の取り組み方に迫った。

玉田伸太郎がVJプレイ中、パソコンがフリーズ!

emma:

先週に引き続き、とんだ林蘭さんと玉田伸太郎さんをお迎えして、VJについて学んでいきたいと思います。玉田さんにお聞きしますが、VJに必要な機材は、何があるんでしょうか。

玉田:

今は、パソコン1台とソフト、コントローラーは無くてもできますけど、あったほうが便利です。要は、パソコン1台あれば。

emma:

え~! 私、スーツケースとかで「よいしょ!」ってやって来るイメージでした。

玉田:

少し前まではビデオデッキを使ったり、ビデオテープをたくさん持って行かなくちゃいけなかったから、スーツケース2台で来たりしていましたけど、どんどん荷物が少なくなりましたね。

とんだ林:

身軽でいいですね。これだけでやれちゃうんだ~。

emma:

この機材を揃えるとなると、費用はどれくらいかかるものですか?

玉田:

ピンキリですけど、使いやすいソフトはだいたい5〜10万円くらいで買えるようになっていて。コントローラーも買うなら、3〜5万円くらいで買えます。パソコンを持っていれば10〜15、6万円でできるかな。

emma:

パソコンを使うというところで、VJ中にパソコンがフリーズしたことってありますか?

玉田:

1度すごく焦った時がありました。はしゃぎすぎたのかパソコンが止まっちゃって、パソコンを立ち上げた時に出る大自然の画面になってしまったんです。見ていた人は演出だと思って、「めちゃめちゃウィットに富んだVJするじゃねーか!」という雰囲気になったんだけど(笑)。

とんだ林:

玉ちゃんなら「そういう演出もあり得る!」って思ったんじゃない?

玉田:

でも、5分ぐらい止まっていたから(笑)。

emma:

やっぱり映像はデータが重いからですか?

玉田:

だから、軽く作らなきゃいけないというのがあって。

emma:

止まった時は、どう対処したんですか?

玉田:

「全然演出だよ!」みたいな顔でお酒を飲みながら、でもめちゃめちゃ汗かきながら片手で直しているみたいな(笑)。

emma:

それは冷や汗ものですね。

玉田:

ただ、その頃は速い曲が流行っていたから、ほとんどの人が下を向いてフットワークしていて。あまりVJを見ていなかったみたいで、何とか大丈夫だったんですけどね(笑)。

自分のテンションの見極めが大事

emma:

今日とんだ林さんには、VJを経験していただきましたけど、ほかに挑戦したいことは何かありますか?

とんだ林:

静止画じゃなく動画が面白いなってすごく思うので、VJもそうですけど、ミュージックビデオなど動画の作品は作ったことがないので、やりたいなと思っています。

emma:

今後、動画の作品が見られると思うと、すごく楽しみです。

とんだ林:

がんばります。

emma:

とんだ林さんが、制作をする上で心がけていることや、マイルールみたいなものはありますか?

とんだ林:

何だろう~。締め切りってあるじゃないですか。特に最近は、作品というよりお仕事として依頼をいただいて、その締め切りに向かって作っていくことが多くて。その締め切りまでの、どの日に作るかででき上がるものが違うから……。

emma:

日によってテンションも変わりますからね。

とんだ林:

だから、自分のテンションの見極めみたいなものは、すごく大事にしているかもしれないです。

emma:

その日の気分で、今日やるとかやらないとか。

とんだ林:

スケジュールには一応書くんです。この日はこの作業をやるって。

emma:

決めているんですね。

とんだ林:

書かないと忘れちゃうので(笑)。でも実際その日になって、「何か違うな」と思ったら、諦めて違うことをしたり。

emma:

その日に無理くりやるのではなく、1回止めるということですか。

とんだ林:

そうですね。締め切りにまだ余裕があることが前提ですけど。

emma:

クリエーターの方は、常に締め切りに追われているイメージがあって。かっこいいなと思うと同時に、大変だとも思うんですよね。

とんだ林:

でも、締め切りがあるのはありがたいです。それが無いと、作れないと思うので。

emma:

ああ~。その作品にずっと向き合っちゃうんですね。

仕事のムードが人づてだと変わってしまう

emma:

これだけは譲れないことはありますか? 仕事の受け方だったり、こういうことはしないようにしているとか。

とんだ林:

私の場合は、マネジャーさんやアシスタントさんを雇わないと決めていて。自分が窓口になって、電話やメールのやりとりをしているんです。そのほうが、自分の性に合っていると気づいたので、しばらくこの状態は変わらないんじゃないかと思っています。

emma:

なるほど。自分の責任でやっていくみたいな。

とんだ林:

相手がどういう方なのか、仕事のムードなどが、人づてだと変わっちゃう気がして。

emma:

うわ〜。そういうのは大事ですよね。すごく分かります。

とんだ林:

だから自分で受けちゃったほうが、手っ取り早いと思って。でも仕事の量が多いとそれは無理なので、結局私は1人でやれる分しかやれていないということになるんですけど。

emma:

でも、そのほうが仕事1つひとつを大切にできている気がします。

とんだ林:

空気を掴みやすい感じはありますね。

emma:

いや~いろいろ勉強になります。今回は、2週にわたってありがとうございました。とんだ林さんのVJデビューの日を楽しみにしています。私は、VJという仕事について詳しくなかったのですが、VJをこんな間近で見ることができて、本当に楽しい時間でしたし、私自身もVJに興味が沸きました。これからライブやクラブに行くタイミングがあったら、VJにも注目して見たいと思える、新しい価値観をいただけた、すごく貴重な時間になりました!

とんだ林蘭
とんだ林蘭
1987年生まれ。東京を拠点に活動。イラスト、ペインティング、コラージュ、立体、映像などの手法で作品を制作。
CDジャケットや広告のアートディレクションも行う。名付け親はレキシ(池田貴史)。
玉田伸太郎
玉田伸太郎
「シャムキャッツ」、「gellers」、をはじめ、「落日飛車」(台湾)、など、国内外のMVのディレクションをはじめ、 「テンテンコ」、「TADZIO」、各種イベントのVJや、野外フェス、「森道市場」のアフタームービーを担当。
総務省開設、全国移住ナビのプロモーション動画を青森県の弘前市と制作。「NEWoMan」サイネージ、企業CMも制作する映像作家。現在、web媒体を中心に、ミュージックビデオ、WebMovie WebCM、ライブでの映像演出等のディレクションを行う。

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