Reiの音楽も「決めつけないのがルール」 自由な発想と多様性のルーツにemmaが迫る。

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今回は、9月に開催された番組初のオンラインイベントにもゲストで出演したシンガー・ソングライター/ギタリストのReiが登場。MCのemmaとは年齢が1歳差で、イギリス人の父親を持つemmaに対して、Reiは幼少期をニューヨークで過ごした経験を持つなど、近しさを感じてすぐに打ち解け、“Reiちゃん”、“emmaちゃん”と呼び合った2人。お互いがニューヨークから受けた刺激や、Reiの音楽作りについて語ります。

オモチャを買ってもらうノリで“ギタレレ”を!

emma:

Reiちゃんは兵庫県生まれで、幼少期はフランスに1年、その後ニューヨークに移住されたそうですが、ニューヨークではどんな幼少期を過ごされたのですか?

Rei:

音楽と出会ってギターを始めたのが、ちょうどその頃です。4歳の時にテレビでギターを弾いている女性を見て、「私にもあのオモチャを買って欲しい!」みたいな感じで(笑)。

emma:

4歳で! でも4歳だと、もうそのくらいの自分の意思はあるのか……?

Rei:

お人形が欲しいとかジグソーパズルが欲しいとか、オモチャをおねだりするノリだったと思います。

emma:

最初から本物のギターを買ってもらったんですか?

Rei:

クリスマスか誕生日のプレゼントとして、“ギタレレ”という小さいサイズのギターを買ってもらって。

emma:

子ども用みたいな?

Rei:

そうそう。それでニューヨークの音楽学校に入って、クラシックギターを始めました。

2人が刺激を受けたニューヨークの多様性と柔軟性

emma:

ニューヨークの雰囲気などで、今でも思い出すものってありますか?

Rei:

ありますよ。その街の独特の匂いがあって、久しぶり行くと「この匂い!」ってなります。

emma:

あ〜やっぱりそういうのってあるんですね。私、23歳の時に旅行で初めてニューヨークに行ったんですけど、そこで人生観が変わったと言うか、すごく刺激を受けて。やっぱりニューヨークってすごい! と思ったんです。

Rei:

へえ〜。何が刺激的でした?

emma:

それまでは自分がハーフであることとか、ハーフなのに英語があまり話せないことに少しコンプレックスを感じていたんですけど、ニューヨークには多種多様な人が溢れていて。「このままでいいんだ!」と、すごく背中を押してもらえた感覚がありました。それにみんなファッションを自由に楽しんでいて、それがすごくいいなと思って、いつか住んでみたいって思ったんです。

Rei:

ああ〜。そういう感覚は私にも分かります。

emma:

だから幼少期をニューヨークで過ごしたReiちゃんが、すごく羨ましいです。そのニューヨークという街での経験は、今のReiちゃんにとってどういう部分を形成していると思いますか?

Rei:

思想的な部分で、柔軟性が養われたと思います。先ほどemmaちゃんが、多様性があるとおっしゃっていたこととも通じることで。小学校の時に女の子を好きな女の子がいて、その子が恥ずかしがりながら私に打ち明けてくれた時も、特に違和感を感じなくて「そうなんだ!」と、自然に受け止めることができました。肌の色や考え方、様々なのが当たり前みたいな。考え方が凝り固まっていたら、逆の考えが入って来た時に苦しくなりますよね。受け入れられないみたいな。だからオープンマインドでいたほうが、生きるのが楽だって思います。

emma:

それを小さい時に気づけたというのは、人生においてすごい財産ですね。

Rei:

そうなんですかね(笑)。今は時代が変わって、LGBTQもそうだけど多様性を受け入れようみたいなトレンドもあるから。今になって振り返ると、そういう考え方を幼少期から持てたのは、いいことだったのかなとは思います。

Reiの音楽を言葉にするなら“手作り”!

emma:

Reiちゃんの音楽は、ジャンルを軽く飛び越えている感じですけど、そういう自由な発想はどこから来るんですか?

Rei:

それこそ番組のテーマ「決めつけないことがルール」ですから(笑)。

emma:

そうでした(笑)。

Rei:

でも、正解がないと思うようにしています。特に音楽や芸術は、作ったその人の中にしか正解がないので。そう思うと気持ちが楽になるし、発想も狭まらないと言うか。

emma:

やっぱり自由って大事ですよね。Reiちゃんがやられている音楽を言葉にするのは難しいと思いますけど、あえてタイトルを付けるとしたら?

Rei:

“手作り”だと思います。

emma:

それはどうしてですか?

Rei:

デジタルのテクノロジーでみんなが繋がれる時代になって、特にコロナ禍においていろんな技術を駆使すれば繋がれることが分かったけど、その一方でやっぱりフィジカルで顔と顔を突き合わせてやることの価値も再確認できた。その中で私の音楽は、すごく人肌を感じるものでありたいと思っていて。めちゃめちゃ整えられたものではないけど、人の感情に溢れたものであって欲しいなと思っています。

大切な人に笑っていて欲しいと願いを込めて

emma:

Reiちゃんの最新楽曲「Smile! with 藤原さくら」は、シンガー・ソングライターの藤原さくらさんとのコラボ曲とのことですが。

Rei:

ところでemmaちゃんは、最近声を出して笑ったのはいつですか?

emma:

昨日です(笑)。お笑いとかバラエティ番組を見るのが好きで、千鳥さんが出ていらっしゃる番組を見て、声をあげて笑いました。

Rei:

すごくいいですね(笑)。笑顔って身近にあるものに思えて、意外と忘れちゃう場面もあって。特に人前で声を出して笑うのは、こういうご時世もあって憚られるところもあるけど、笑うことって人生に不可欠なことだと思うんです。特にコロナ禍になって、多くのミュージシャンが“音楽は必要ないんじゃないか”という危機感に駆られたけど、音楽は笑顔と近いもので、無くても生きていけると思ったけど、やっぱり無いと無理ということが分かって。

emma:

私も無いと無理です!

Rei:

ですよね。だからこそ大切な人に笑っていて欲しいなと、願いを込めた楽曲です。

emma:

オンラインライブでも感じましたけど、Reiちゃんの歌は力強くて背中をすごく押してもらえます。ギタープレイもパワフルで、自分に自信がない時に聴くと自分を肯定してもらえるなと思いました。イベントの時はゆっくりお話できる時間が無かったので、今日スタジオに来ていただけて、いろんなお話が聞けてすごく嬉しかったです。次回もどんなお話が聞けるか楽しみです!

Rei
Rei
卓越したギタープレイとボーカルをもつ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。2015年に、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデュースに迎え、1st Mini Album『BLU』をリリース。専門学校モード学園(東京・大阪・名古屋)CMソングの「What Do You Want?」を担当。2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライブパフォーマンスを行ったほか、FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、SXSW Music Festival、JAVA JAZZ Festivalなどの国内外の音楽フェスに多数出演。2021年10月よりコラボレーション・プロジェクト“QUILT”を始動、その第一弾としてシンガー・ソングライターの藤原さくらを迎えたシングル「Smile! with 藤原さくら」を10月15日に配信リリースした。

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Reiさんのサイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」に、トポチコ ハードセルツァーのアサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの、3種類のフレーバーを24本セットにして、番組をお聞きの方3名様にプレゼント。

さらにトポチコ24本セットのみを7名の方にプレゼントします。

ご応募方法は、InterFMの公式Twitter(@InterFM897)をフォロー&該当ツイートをリツイートするだけ。
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また、ご応募は20歳以上の方に限りますのでご注意ください。

トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
+Reiさんのサイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」のセット 3名様

トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
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「SIRUPリリックラボ」。韻を踏むのもR&Bのカルチャー。SIRUPのラップは、関西仕込みの大喜利が原点!!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
先週に引き続き、新曲「Change」をリリースしたばかりのR&Bシンガー・ソングライターのSIRUPをゲストに迎え、emmaがSIRUPの“踊れるリリック”の秘密を探ります。題して「SIRUPリリックラボ(歌詞研究室)」。SIRUPの歌詞がどのように生まれるのか、他では絶対に聞けない内容です。

強い言葉だったら勝手に出てくる

emma:

今週はこんな企画をやってみようと思います。「SIRUPリリックラボ(歌詞研究室)」。SIRUPさんの音楽の魅力は、何と言っても、英語と日本語を自由にビートに乗せた“踊れるリリック”です。その“踊れるリリック”はどのように作られているのか、SIRUPさんの脳内を徹底解剖していこうと思います。まず、普段はどのような感じで楽曲制作されているのでしょうか?

SIRUP:

結構いろいろなパターンがあって、トラックメイカー(インストゥルメンタル曲の制作者)からいただいたトラックに僕がメロディを考えて付けるパターン、自分が簡単なコードのループでデモを作ってトラックメイカーに送るパターン、一番楽しいのはセッションと言うか、スタジオでトラックメイカーと一緒にその場で思いついたアイデアを乗せていくパターンです。偶発的に生まれるものが面白いし、意外と余計なことを考えずに作れるので、トラックとメロディという大枠はそういう形で作ることが多いです。

emma:

作詞をされる時は、スマホのメモに打つのかノートに書き出すのか、頭の中に記憶しておくのか、どういう手法でやられるのですか?

SIRUP:

だいたい携帯のメモに歌詞フォルダを作っていて、そこに思いついた歌詞をメモします。でも、実際に作る時はその歌詞を見ながらと言うよりも、強い言葉だったら見なくても勝手に出てくるんです。だから最近は、思いついてもメモするのをやめました(笑)。

emma:

そうなんだ〜! ストックを大量に用意してあるのだろうと思っていました。言葉はパッと浮かぶのですか? それともウ〜ンって考える?

SIRUP:

パッと出て来た言葉をハメるんですけど、その後で言い方の角度を変えたり考え直したりということはありますね。

emma:

へえ〜。書いているところを見てみたいです。

SIRUP:

見てても面白くないと思いますよ。すごく静かな作業なので(笑)。

今日の気分はスティーヴィー・ワンダーの「迷信」

emma:

私は2019年に、恵比寿LIQUIDROOMでSIRUPさんのワンマンライブを見させていただいたことがあって、それこそめちゃめちゃ踊りまくったんですね。ライブを見て、かっこいいのはもちろんですけど、自然に踊らせることができるのがすごいと思って。

SIRUP:

僕もライブの時は、踊ってもらうためにアレンジを考えたりしますね。自分も踊りたいし、踊るための音楽だという風にみんなから認知してもらいたいので、「踊れる」と言ってもらえるのはすごく嬉しいです。ちなみに自分的には、コロナ禍でライブができなかった間にバンドと一緒にめちゃくちゃアレンジをアップデートしたので、次ライブに来た時はもっと踊れると思いますよ!

emma:

うわ〜行きた〜い(笑)! SIRUPさんが影響を受けたアーティストは?

SIRUP:

一番は、高校時代に聴いたスティーヴィー・ワンダーとアリシア・キーズで、そこからR&B、ヒップホップ、ネオソウルといったジャンルに入りました。

emma:

かっこいいですよね。私も大好きです。スティーヴィー・ワンダーで、SIRUPさんが最も影響受けた楽曲はありますか?

SIRUP:

いっぱいあるので難しいんですけど、今日の気分で言うと「迷信」です。仲間とセッションしたり、ライブでも歌ったことがあります。

関西ノリのダジャレの蓄積と大喜利が原点!

emma:

ここからは番組が用意したワードをもとに、“踊れるリリック”がどのようにできあがって行くのか、その過程を見せていただこうと思います。要は、韻を踏んでいただこうと。

SIRUP:

めっちゃムズいですね(笑)。フリースタイルでやっているラッパーの方なら、即興で考えるのは得意だと思うんですけど。僕の場合は、関西人のダジャレのノリの蓄積が、結構今の自分の歌詞の原点になっているので。

emma:

え〜! ダジャレって意外です! 歌詞を書く時に、意識していることってありますか?

SIRUP:

例えば「Do well」という曲には、〈止まるなよFeel like that〉という歌詞が出てくるんですけど、〈Feel like that〉はほぼ意味が無いんです。メロディを付ける時に言っていた適当な音があって、そこに言葉をハメただけなんです。逆に「LOOP」という曲は完全にストーリーがあって、その中で韻を踏んだりメロディを作ったりしました。だから「Do well」のように、ストーリーと言うよりも曲全体のイメージだけを守って、耳障りのよさだけで意味の無い言葉を入れることもあるんです。

emma:

なるほど。じゃあ例えば、番組名である「シンジケートラジオ」に対してなら、どんな言葉をハメますか?

SIRUP:

「信じてよおれを」とか(笑)。

emma:

お〜すごい! かっこいいです。「決めつけないのがルール」はどうですか?

SIRUP:

結局どういう曲かにもよるのでムズいんですけど、後ろの韻だけなら「決めつけないのがクール」とか?

emma:

めっちゃかっこいい! でも、何でそんなにパッと出て来るのですか?

SIRUP:

韻を踏むのはヒップホップカルチャーと思われがちですけど、R&Bもすごく韻を踏むカルチャーですから。それにこういうのって、バンドメンバーと「一番おもろいことを言えた者が勝ち」みたいに、スタジオとかライブの控え室でずっと遊びでやって来ているので。

emma:

やっぱり関西のノリなんでしょうね。大喜利的な感じと言うか。

SIRUP:

まさしく大喜利です(笑)。

emma:

SIRUPさんとお話をしていて思ったのは、サラッといいことを言うというか、ワードチョイスが秀逸だなと思いました。なかなか普段浮かばないことを、あの素敵な声で言われると、お話を聞いていてすごく耳心地が良かったです。まだまだお話を聞きたかったですし、プライベートでも仲良くなれたらいいな〜と個人的に思っちゃいました(笑)。もっと踊れるようにサウンドをアップデートされたということで、いつかまたライブを見に行かせていただけたらなと思っています!

SIRUP
SIRUP
ラップと歌を自由に行き来するボーカルスタイルと、自身のルーツであるネオソウルやR&B、ゴスペル、HIPHOPを融合した洗練されたサウンドで話題を集め、“SUMMER SONIC”や“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”など大型主要フェスに出演して各会場で入場規制を記録。海外では中国・台湾・韓国といったアジア圏でもライブを行う。2017年に小袋成彬率いるTokyo Recordingsがサウンドプロデュースを手掛けた「Synapse」で鮮烈なデビューを飾り、2018年にリリースした2nd EP『SIRUP EP2』に収録の「LOOP」がYouTubeで2300万再生を記録。2019年にリリースした1stフルアルバム『FEEL GOOD』は、Apple Music R&Bチャートで9カ月連続の1位を獲得した。3月にはYaffle、starRo、ROMderful、Full Crate、SUMIN、Slom、Shin Sakiuraなど、国内外のクリエイターとコラボした約2年ぶりの2nd フルアルバム『cure』をリリース。
9月に、資生堂マキアージュ ショートフィルム『Touching』に書き下ろした新曲「Change」をリリースした。

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(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
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ファッション好きでシンパシー。新曲「Change」をリリースしたSIRUPが、MCになってemmaを逆質問!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今週は、emmaも個人的にファンでライブを見に行ったことがあるという、今R&Bシーンで話題のアーティストのSIRUPを迎えてその魅力に迫ります。また、SIRUPの新曲「Change」にちなんで、MCをemmaからSIRUPにチェンジするという企画も。MCになったSIRUPは、emmaにどんな質問をぶつけるのか? お互いの興味のある話で共鳴した2人のトークは必聴!

リリックの解像度が上がってきた

emma:

新曲「Change」は、どんな曲ですか?

SIRUP:

楽曲的には、ゆったり踊れるダンスナンバーのイメージで作っていて。歌詞としては、新しく変化していかないといけない時代になっていて。変化することは、体力や勇気がいるけど、その先に必ず楽しいことがあったり、楽になったり、剥がれるものがあったりするので、変化も楽しんでいこうよというメッセージを込めさせていただきました。

emma:

この時代にぴったりの曲で、実際に変わることって難しいし本当に勇気がいるけど、変わらないと前に進んでいけない。この「Change」を聴いて、すごく背中を押してもらえた気がしました。

SIRUP:

すごく光栄です。ありがとうございます。

emma:

実際にSIRUPさんが、新しいものに触れて変化したことや、一歩を踏み出したご経験はありますか?

SIRUP:

コロナ禍に入って、いろいろな社会問題を学んだことが大きいです。それによって自分の中で何かが変化したり、(固定概念)が剥がれ落ちて楽になったことがありました。

emma:

そういう経験は、楽曲制作にも影響していたりしますか?

SIRUP:

そうですね。リリックにはむちゃくちゃ出てきます。言葉が精神的なところからもう少し肉体的なところに上がってきたり、解像度が上がってきた感覚はあります。

社会問題やメンタルヘルスに興味

emma:

ここからは「Change!」と合図が鳴ったら、進行役がSIRUPさんにチェンジして、逆に質問をしていただきます。そうやって、お互いどんどん質問をぶつけ合えたらと。用意はいいですか?

SIRUP:

上手くできるか分かりませんけど(笑)。

emma:

じゃあ、まずは私から。1st EP『SIRUP EP』のジャケットはネオン管っぽいデザインがすごく印象的で、それからアートワークがどんどん進化しているなと思っていて。CDなどのアートワークは、ご自身で考えられるのですか?

SIRUP:

そうですね。こういう色を使いたいとか、イメージだけでも共有しようという意識です。アイデアがしっかりある時は、それを提示します。できるだけ土台になる何かを、クリエイターの方にお話をするようにしています。

emma:

では次の質問です。ラジオの電波に乗せて話したいこと、やってみたいことはありますか?

SIRUP:

まじめな話をすると、社会問題やメンタルヘルスのことがどういう経緯で音楽と繋がっているか、みたいなことを話してみたいなと思っています。

emma:

私もこういう状況になって、メンタルヘルスや環境問題などにより興味を持つようになりました。無視できないところまで来ているなと思っていて。私も、そういうラジオがあったらすごくいいなと思います。

SIRUP:

社会問題も自分事として置き換えるとリアルに感じたり、結局は全部自分事だったりする。だから難しいことを考えるのではなく、自分が楽になるために学べたらいいなと思うんです。僕はミュージシャンなので、それが音楽とどう繋がっているのか、専門家の方からお話を聞いたりできたらいいなと。

マック・ミラーの才能に嫉妬!

emma:

ここで合図が鳴りました。じゃあSIRUPさん、何でも聞いてください。

SIRUP:

最近聴いている曲は?

emma:

マック・ミラー! もともと好きで、いろいろなアーティストとコラボしていた曲も好きだったんですけど、2018年に亡くなってから余計に注目するようになって。改めて、やっぱり格好いいなと思って。年齢も私とそんなに変わらないのに、あれだけの才能があったということに、ミュージシャンでもない私が嫉妬しちゃったり(笑)。

SIRUP:

なるほど。僕もマック・ミラーが大好きなので気持ちは分かります。じゃあ次の質問です。emmaさんはモデルが本業ですが、客観的に音楽がすごく好きな方だなと感じました。自分のアイデンティティの中で、音楽はどういう立ち位置にありますか?

emma:

それこそメンタルヘルスとも繋がっていて、自分の気持ちがオチた時やテンションをアゲたい時もそうですけど、絶対に音楽がないと1日が始まらないですね。メンタルを保つためのものはいろいろありますけど、その中で1番と言っていいほど多くの部分を音楽が占めています。だから音楽を聴かない日はないです。

海外通販で買った服が小さすぎてほぼヘソ出し

emma:

また合図が鳴ったので、私が質問する番です。SIRUPさんはもともとオシャレなイメージがありますけど、ファッションはお好きですか?

SIRUP:

もともと好きなんですけど、スタイリストのTEPPEIさんと仲良くなってから、この2〜3年はどんどん服が大好きになりました。

emma:

どんなところへお買い物に行かれるんですか?

SIRUP:

シンプルに原宿、渋谷、代官山、青山あたりですね。でも最近は、海外通販で買うようになってしまって。

emma:

一番やばいやつですね(笑)。

SIRUP:

関税がかかって少し高くなるし(笑)。

emma:

でも、日本に無いものがゲットできるし、届いた時の嬉しさが違いますよね。私も最近イギリスから届いた服があって、届くまで時間がかかった分だけ嬉しくてたまらなくて。

SIRUP:

分かります。失敗もありますよね。海外の服だから大きめだろうと思って小さいサイズを買ったんですけど、小さすぎてほぼヘソ出し状態になって、そこまでは求めていなかった小ささだったという。初めての失敗を経験しました(笑)。

emma:

試着ができないから、サイズ問題ってありますよね(笑)。

emma:

さて今週は、SIRUPさんをお迎えしてお送りいたしました。SIRUPさんは、気さくでお話がとても面白かったです。お互いにQ&Aをして、私のこともいっぱいしゃべっちゃいましたけど、お互いを知れたすごく楽しい放送になったんじゃないかと思います。
来週もSIRUPさんから、どんなお話が聞けるか楽しみです!

SIRUP
SIRUP
ラップと歌を自由に行き来するボーカルスタイルと、自身のルーツであるネオソウルやR&B、ゴスペル、HIPHOPを融合した洗練されたサウンドで話題を集め、“SUMMER SONIC”や“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”など大型主要フェスに出演して各会場で入場規制を記録。海外では中国・台湾・韓国といったアジア圏でもライブを行う。2017年に小袋成彬率いるTokyo Recordingsがサウンドプロデュースを手掛けた「Synapse」で鮮烈なデビューを飾り、2018年にリリースした2nd EP『SIRUP EP2』に収録の「LOOP」がYouTubeで2300万再生を記録。2019年にリリースした1stフルアルバム『FEEL GOOD』は、Apple Music R&Bチャートで9カ月連続の1位を獲得した。3月にはYaffle、starRo、ROMderful、Full Crate、SUMIN、Slom、Shin Sakiuraなど、国内外のクリエイターとコラボした約2年ぶりの2nd フルアルバム『cure』をリリース。
9月に、資生堂マキアージュ ショートフィルム『Touching』に書き下ろした新曲「Change」をリリースした。

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SIRUPさんのサイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」に、トポチコ ハードセルツァーのアサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの、3種類のフレーバーを24本セットにして、番組をお聞きの方3名様にプレゼント。

さらにトポチコ24本セットのみを7名の方にプレゼントします。

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(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
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トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
7名様

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のべ視聴者数 400 万人超がオンラインで熱狂! Topo Chico Hard Seltzer Presents“Syndicate Radio ONLINE LIVE”イベントレポート

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、様々な話題を引き出していく。
今回は、9月23日夜6時に配信された番組発のオンラインライブイベントのライブレポートをお届け。
のべ視聴人数 400 万人超が集まり、一夜限りの特別な時間を共有した。
出演者は、進行役に番組MCのemmaとラジオ DJ のケリー隆介、アーティストに、クラムボン、Yogee New Waves、Reiを迎え熱狂的なライブを繰り広げた。

Rei、バンドセットによる圧巻のギタープレイで視聴者を熱狂の渦へ!

シンガーソングライターでギタリストの Rei は、ベース、キーボード、ドラムを迎えたバンドセットによる編成でライブパフォーマンスを披露。
自己紹介ソングの「My Name is Rei」でスタートし、ブルージーなギタープレイで魅了。
チェック柄のかわいらしい衣装とは裏腹に、様々なエレキギターを持ち替えては 唸らた。
「ひとりぼっちの時間が増えたからこそ自分の大切な人のことをより大切にしたいなって感じてできた曲」と紹介した「Lonely Dance Club」や、ラストに演奏した「BLACK BANANA」ではバンドメンバーがソロで繋ぎ、パワフルな演奏で圧倒。

大のコカ・コーラ愛を告白!飲みすぎて「シュワシュワの黒い血が出るんじゃないか」

MC で「コカ・コーラ」好きを披露した Rei 。「レコーディングのときに調子が出ないなと思って『コカ・コーラ』を買いに行くと必ずうまくいくんです」とコメントすると、MCの2人は驚きの表情。
「ジンクスみたいなのがあるんですか?」というケリーに尋ねられると、「私が『コカ・コーラ』がないことに拗ねてて適当に歌ってるっていうこともあるんですけど(笑)」と笑わせて、「ホントに毎日飲み過ぎかっていうくらいで、いまどきスギちゃんと同じスタイルで『コカ・コーラ』を飲んでるのは私ぐらいしかいないと思います」と言ってさらに笑わせた。

クラムボン原田郁子さんの歌声を例えるとあの食べ物!?

今回が初対面というクラムボン 原田郁子と Reiがトークコーナーに登場。
クラムボン原田は、細野晴臣のライブにゲストとして出演していた Rei を一度見たことがあり、「あまりにギターがすごくてびっくりしました」とライブの印象を振り返ると、褒められた Rei は恐縮しっぱなし。
クラムボンの曲をよく聴いていたという Reiは、「ポップの中にある天邪鬼感というか、心の中の炎みたいな。すごい共鳴していました。いっぱい好きなところがあって……、郁子さんの声って“求肥(ぎゅうひ)”みたいだなと思って」とコメント。
「求肥!?」と驚くMC2 人をよそ目に、「なんか滑らかでやわらかくて。私は鋭利な声なので憧れますね」と説明。
クラムボン原田は、「初めて言われました、求肥みたいな声って(笑)」と笑いが起こった。

Yogee New Waves、配信ライブだからこそできる“没入感”をテーマにしたライブに挑戦

会場がある原宿という場所をイメージしたセットリストを用意したというこの日のライブは、ドラムの粕谷哲司発案という 4人全員がヘッドホンをしてお互いが向かい合う、“没入感”をテーマにした演奏スタイル。彼らが聴いている音がそのまま視聴者に届けられるという贅沢な演出になった。
10月13日リリースのニューアルバム『WINDORGAN』からの新曲「to the moon」「Night Sliders」を中心に次々と披露し、自分達が奏でる音に耳を傾け、気持ち良さそうに演奏。最後は彼らの始まりの曲である「Climax Night」でライブを締めくくった。

実は仲良しな Yogee New Waves と Rei さんの関係性とは・・・

トークでは、Yogee New Waves から角舘健悟(Vo&G)と竹村郁哉(G)、そして、Rei が登場。emmaが3人の共通点を尋ねると、「気づいたら友達だったみたいな感じなので」と昔から知り合いだったことを告白。
「ボンちゃん(竹村)と一番長くて、残りのメンバーの皆さんも気づいたら仲が良かった感じ。
あんまり長時間話さなくても、考えてること大体同じだよねって感覚的に感じられる方々だなって思います」と話したRei。
竹村は、「通っていたライブハウスが結構一緒で。だからもう 10 年ぐらい前ですよね」と感慨深げに話すと、「今日もカッコよかったですね Rei ちゃん」と称え合っていた。

クラムボン初期の名曲から今年注目を集めた話題曲まで演奏!

「クラムボンとしては、今年東京でライブができるのは初めて。
今日演奏したい曲を選んでみました」とトークコーナーでクラムボン原田が明かしていたライブは、初期の名曲「シカゴ」と「パンと蜜をめしあがれ」で幕開けした。
クラムボン原田の柔らかく心地いい歌声と鮮やかに鳴り響く鍵盤の音色が、ベースとドラムと重なり合い、1 曲 1 曲がクラムボンの音楽の中に包まれているような演奏。
THA BLUE HERB とコラボレーションした「あかり from HERE」や、東京パラリンピックの開会式で使用された「KANADE Dance」など、豪華な選曲でトリを務めた。

クラムボン
クラムボン
福岡出身の原田郁子(vocal,keyboard)、東京出身のミト(bass,guitar,composer)、北海道出身の伊藤大助(drums)が音楽専門学校で出会い、1995年にバンド『クラムボン』を結成。
1999年シングル『はなれ ばなれ』でメジャーデビュー。
当初よりバンド活動と並行して、各メンバーのソロ活動、別ユニット、別バンド、楽曲提供、プロデュース、客演、執筆活動など、ボーダレスに活動を続けている。
Yogee New Waves
Yogee New Waves
2013年に活動開始。これまでに国内の多くのフェス、上海、北京や台北、ソウル、バンコク、香港などアジア各国でのツアーの成功など、海外での活動も広がる中、約2年半ぶりとなる待望のニューアルバム「WINDORGAN」を10月13日にリリースする。更に、10月16日より同アルバムを引っ提げた全14都市を巡る全国ツアー“WINDORGAN TOUR 2021”がスタートとなる。
Rei
Rei
卓越したギタープレイとボーカルをもつ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。兵庫県伊丹市生。幼少期をNYで過ごし、4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。国内外のフェスに多数出演し、2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライヴパフォーマンスを行った。

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Topo-Chicoハードセルツァー24 本セットを100 名様へ

さらにそのなかで10 名様にはBE AT TOKYOのオリジナルグッズ「クルー スウェット」のブラックをセットにしてプレゼントします。

トポチコのフレーバーは、アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの、3種類のフレーバーのいずれか。
どのフレーバーになるかは当たってからのお楽しみとなります!

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Topo-Chicoハードセルツァー24 本セットを100 名様へ
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トポチコのフレーバーは、アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの、3種類のフレーバーのいずれか。

どのフレーバーになるかは当たってからのお楽しみとなります!

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ルールの違いが異なる試合展開を生む。二刀流で活躍する落合知也選手が語る、3×3とBリーグそれぞれの魅力!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
先週に引き続き、バスケットボール“3x3”男子日本代表の落合知也選手がゲストに登場。「教えて!落合先生! Bリーグ & 3x3講座」と題して、Bリーグや3x3についての素朴な疑問を落合選手にぶつけながら、その魅力に迫っていきます。

BリーグはJリーグのバスケ版

emma:

「教えて!落合先生! Bリーグ & 3x3講座」と題して、3x3はもちろん、Bリーグについても教えていただこうと思います! 1限目は「Bリーグってナニ?」です。Bリーグと言うのは、日本のプロバスケットボールリーグのことで、サッカーのJリーグのように、B1やB2といったカテゴリーがあるのでしょうか?

落合:

あります。今シーズンで言うとB1は22チーム、B2は14チームが登録されています。今のレギュレーションではB2で勝てばそのままB1に昇格できるのですが、コロナ禍前はJリーグと同じように入れ替え戦もありました。ただJリーグと違うのは、東地区と西地区に分かれていることです。

emma:

最終的に、東と西それぞれの優勝チームが戦うのですか?

落合:

チャンピオンシップというトーナメント戦が行われます。東地区と西地区のそれぞれの上位チームとワイルドカードを含めたベスト8のチームが1位を争う。そのチャンピオンシップは、B1とB2それぞれにあります。

Bリーグの試合はまさにライブ!

emma:

試合中には音楽が流れ、流れる曲にチームの色が出るとうかがいました。流す曲はチームごとにそんなに違うのですか?

落合:

本当にチームごとに違っていて、僕が所属している“越谷アルファーズ”のホームアリーナにも専属のDJとMCがいて、流す曲もDJによって違っていて。越谷が攻撃をしている時はこの曲、相手の攻撃の時はこの曲というのがあって。DJが相手へのブーイングを音響で流すこともするし、MCは「拍手ください!」とか観客をあおるんです。

emma:

音楽のライブみたいで、すごく楽しそうです!

落合:

あくまでもエンターテインメントを提供したいと、頑張っているのがBリーグなので、それこそライブを見に行くような感覚で試合を見に来てもらえたらいいなと、僕たち選手も思っています。

emma:

ライブとスポーツが同時に楽しめるのですね! ぜひ試合を見に行きたいと思うのですが、(今は)無観客なんですよね?

落合:

10月に開幕するBリーグは、感染対策をばっちり講じたうえで人数制限をして観客を入れて行います。レギュラーシーズンは毎週末と平日、年間60試合をやるので、ぜひ見に来てください。

emma:

では、ズバリBリーグの楽しみ方を教えてください。

落合:

ルールは分からなくても大丈夫です。格好いいやつとか、推しメンを見つけるのでもいいので、とにかく会場に来て欲しい。会場に来れば、あとはこっちのもの。楽しませる自信がありますから!

emma:

一度見に行ったら抜け出せなくなりそうですね。

落合:

沼にハマっちゃうみたいな(笑)。

emma:

推しを見つけたらさらにハマりそう。

落合:

実際にそういう人は、結構たくさんいます。

3 on 3は公園のボスがルール!

emma:

2限目は、「東京2020大会でも注目された3x3の正体!」です。ここからは3x3について教えていただこうと思います。3x3の発祥は、ストリートで行われていた3 on 3なのですよね?

落合:

はい。もともと公園などにあるコートでバスケ好きの人が集まってやっていた遊びだったのが3 on 3で、FIBA(国際バスケット連盟)が統一したルールを作って競技にしたのが3x3です。もともと3 on 3は、公園ごとにボスみたいなやつが決めた独自のルールがあって、FIBAがそれをひとつのルールに統一したんです。

emma:

なるほど! 以前ニューヨークで3 on 3をやっているところを見たのですが、確かにいろいろ指示を出している人がいました。チームの「リーダーなのかな?」とか、すごく不思議に思っていたんです。

落合:

それがボスです(笑)。

emma:

3x3にも、リーグはあるのですか?

落合:

あります。今はコロナ禍で海外に行けないけど、“プロサーキット”と呼ばれる、世界一のクラブを決める決定戦が、4月から11月まで世界中で行われます。毎週ヨーロッパ、アジア、アメリカ圏内で大会があって、最終的にファイナルが11月に行われます。それが世界最高峰のリーグで、オリンピックで金メダルを穫ったチームも出ます。コロナ禍前までは、僕も毎週海外に飛んで試合をこなしていました。

3×3はスピード感が魅力

emma:

普通のバスケットボールと3x3にはルールの違いがたくさんあると思いますが、大きなところでどんなものがありますか?

落合:

大きな違いは、3x3は試合時間が10分で、先に21点取ったほうが勝ちというノックアウト方式を採用していること。21点を先に取れば、10分経っていなくても試合終了になります。

emma:

だからあのスピード感なのですね。

落合:

はい。それに5人制では24秒以内に攻撃しないといけないけど、3x3は12秒です。それもあってあのスピーディーな展開が必然的に生まれます。なおかつコーチと監督が、選手に指示できないのも違いですね。

emma:

確かにオリンピックで見た時、そうでした。

落合:

監督やコーチはスタンド席にいて、指示を出すと反則を取られるんです。体力的にきつい中で、戦術、タイムアウトや選手交代のタイミングを選手だけで考えなきゃいけないから、頭もすごく使うのでムチャクチャきついです。

emma:

技術面もそうですけど、判断力がすごく求められますね。

落合:

しかも、試合は外で行われますからね。オリンピックの時は気温が33度で、本当に大変でした。

いい意味で身の程知らずでいたい

emma:

いや~見ている側としては、すごく興奮させてもらったので、リスペクトしかないです。では改めて、3x3の楽しみ方を教えてください。

落合:

マジで会場に来て見て欲しいです。クラブで活躍されているDJやMCが盛り上げてくれて、海外の大会では、観客が踊りながら観戦している光景も珍しくありません。3x3は気軽にいろんなところでできるので、ショッピングモールのイオンでプレイしたこともあります。観戦は無料なので買い物の合間に見てくださる方もいますし、それこそ犬の散歩のついでに見てもらっても楽しいと思います。

emma:

落合さんは、番組の合い言葉である「決めつけないのがルール」をすごく体現されている方だなと思いました。普段、落合さんがこれだけは決めつけずにしようと心がけていることはありますか?

落合:

“身の程を知る”という言葉がありますが、僕はそこを決めつけないように心がけています。人間はどこかで自分の限界を考えてしまうものですけど、常にチャレンジすることも大事だなと思っています。チャンスはどこにでも転がっていて、自分は一度バスケから離れたけど、カムバックしてオリンピックに出ることもできました。常に限界を考えるのではなく、常に上を目指してチャレンジしていくことも大事。“身の程知らず”でいることを、いい意味で大事にしています。

emma:

2週にわたって落合さんからお話をうかがいました。自分の国でオリンピックが開催されて、私もテレビで観戦していたのですが、アスリートの皆さんの活躍を目の当たりにして、私自身たくさん感動してたくさん勇気をもらって「自分ももっと頑張ろう!」と思えました。そのオリンピックに出ていた方から直接お話を聞けるのは、本当に貴重な機会で幸せな時間でした。

落合知也
落合知也
1987年6月18日生まれ。東京都出身。プロバスケットボール選手。
3x3チームTOKYO DIME、越谷アルファーズ所属。土浦日本大学高等学校、法政大学でバスケットボール選手として活躍。
2007年にはインカレで準優勝、U-24バスケットボール男子日本代表候補に選出された経験を持つ。大学卒業後はモデルとして活動、その後3x3に転向し様々な大会で優勝、2014年に日本代表として世界大会へ出場した経験も持つ。
2021年に、東京オリンピック3x3日本代表に選出された。

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落合知也さんサイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」に、トポチコ ハードセルツァーのアサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類のフレーバーを24本セットにして、番組をお聞きの方3名様にプレゼント。

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(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
+落合知也さんサイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」のセット 3名様

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7名様

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「NBA選手が選手村の食堂でうどん食ってた!」 TOKYO 2020“3×3”日本代表の落合知也選手が、オリンピックの裏側を激白!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、多彩な話題でゲストの素顔を引き出していく。
今回は“東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会”で、新種目として話題を集めたバスケットボール“3x3”男子日本代表の落合知也をゲストに迎え、オリンピック出場の感想や選手村の様子など、ほかでは聞けないオリンピックの裏側に迫った。

他国選手とのピンバッジ交換がオリンピックの文化

emma:

まずはオリンピックお疲れ様でした。いろんなところで聞かれていると思いますが、率直にオリンピックはいかがでしたか?

落合:

“3x3”は新種目で、僕は2014年から日本代表に入ったんですけど、いつもの国際ゲームとは全く違った雰囲気でしたね。今回は残念ながら無観客でしたけど、それでもオリンピックを感じられたのが感慨深かったし、やはりオリンピックは特別だなと思いました。

emma:

あの、本当に素人の質問なのですが、選手村の様子ってどういう感じですか? 全然イメージが沸かなくて。

落合:

僕も今回初めて入ったんですけど、12〜13階建てのマンションがボンボン建っていて、国ごとに棟が分かれていて。

emma:

日本の選手も全員選手村に入られるのですか?

落合:

サッカーや野球など会場が地方の競技もあって、そういう選手村からの移動が大変になる競技の選手は入らないですけど、基本的にはみんな入ります。だから「テレビで見たことのある選手だ!」とか(笑)、世界中のトップアスリートが集まっているので、どこか非現実的な感じでした。

emma:

すごい世界線ですね。

落合:

NBAの選手が食堂で普通にうどんを食っていて、「うぉっ!」ってなったり(笑)。

emma:

い~な~! あと、コロナ禍で難しかったかもしれないですけど、選手村の中で選手同士の交流はありましたか?

落合:

めちゃめちゃありました。各国ごとに記念品のピンバッジがあるんですけど、オリンピックには他国の選手とそのピンバッジを交換するという文化があって。

emma:

どこの国の選手と交換されましたか?

落合:

それが、僕は1つも交換しなくて。

emma:

え~もったいない!

落合:

でも理由があって。普通では手に入らないものなので、家族へのお土産に持ち帰りたいと思ったんです。交換する機会はあったけど、死守しました(笑)。

emma:

家族の方には最高の記念品ですね。

落合:

はい。家族に配ったんですけど、兄貴の子供はまだ小さくて価値が分からないから、速攻でポイッて投げていましたけど(笑)。

emma:

(笑)。あと、選手村のご飯って、美味しかったですか?

落合:

僕は速攻で飽きましたけど(笑)、24時間空いているのは助かりましたね。“3x3”は、試合が終わるのが夜10時半とか遅くて、体のケアやミーティングなどやっているうちに1時〜2時になってしまっていたから。メニューもいろいろあって。ジャパニーズ、チャイニーズ、ネパール料理とか、各国の宗教に対応した料理が、バイキング形式になっていました。

emma:

その中から好きな料理を選ぶんですね、すごいな~。こういう話はなかなか聞けないので、すごく貴重です。

試合前はノリノリのヒップホップで高める

emma:

普段はどんなジャンルの音楽を聴くことが多いですか?

落合:

僕はバスケットボール選手ですが、バスケットボールとヒップホップは密接なので、やはりヒップホップばかり聴きますね。

emma:

イメージ通りでうれしいです(笑)。試合前にも聴いたりしますか?

落合:

めちゃめちゃ聴きます。遠征にはスピーカーを持って行って、部屋で流しながらまったりしたり、試合前はノリのいい曲を聴いたり。

emma:

チルっぽい落ち着いた音楽を聴く派か、ノリノリの音楽で気持ちをアゲる派か、2つに分かれるって聞きます。やっぱり試合前はノリノリのほうがいいんですね。

落合:

リズムに乗って揺れながら試合会場に入るみたいな(笑)。ノリノリのほうが、自分的に気持ちが高まると言うか、試合モードに入れます。逆に試合後に部屋で聴く時は、チルソングでリラックスするという感じです。

emma:

試合前に必ず聴く曲はありますか?

落合:

Fabolousの「My Time ft. Jeremih」です。総合格闘家の堀口恭司選手も入場曲に使っているんですけど、タイトルの通り「ここからが俺の時間だぜ!」と歌っているイケイケノリノリの曲で。「今から行くぜ!」という感じで、試合前に自分を奮い立たせるために絶対聴きます。

落合選手が経験した挫折とは?

emma:

お姉さんが、モデルの落合砂央里さんなのだそうですね。

落合:

はい。元モデルです。

emma:

落合さんご自身もモデルの経験があるとうかがいました。

落合:

僕なんか、モデルをやっていたことに入らないですよ。女性モデルさんの彼氏役で女性誌に出たことがありますけど、デカすぎて頭が切れてました(笑)。

emma:

(笑)。それは何歳くらいの時なのですか?

落合:

大学を卒業して、一旦バスケットボールから離れていた時期があって。アルバイトをしながらオーディションを受けたりという日々を2〜3年過ごしていた時です。

emma:

バスケットボールから離れていたということですが、何か挫折を経験されたのですか?

落合:

挫折と言うか、僕は高校も大学もバスケットボール推薦で入学して、ずっと第一線で全国大会などに出ていたんですけど、急にどこかやらされている感が強くなって、バスケ熱が冷めてしまったんです。プロチームからオファーをもらっていたんですけど、バスケットボール選手としての自分の未来が想像できなくて。それで大学を卒業して、一度バスケから離れました。

emma:

長年続けて来たことから一旦離れるのは、なかなかできないことだと思います。きっと新しい人生を切り開こうとして動いたと思うのですが、その勇気はすごいです!

落合:

「このままバスケしかしらない人生でいいのか?」と思ったんです。でも、バスケから離れている間に、今やっている“3x3”に出会ったし、ストリートバスケットボールの世界に入ったことで新たな刺激を受けたし、改めてバスケットボールに対する愛情に気づくこともできました。辛いことやきついことがあっても、あの時の経験を思い出して頑張ることができます。今、好きなことを仕事にできたのもオリンピックにも出られたのも、あの経験があったからだなと思います。

emmaは、2人の兄がバスケをやっていて、幼少時代からバスケットボールに馴染みがあったと言う。普段からNIKEのスニーカーを愛用しているという共通項もあり、意気投合した2人。オリンピックの裏側や落合選手の意外な経歴など、貴重な話をたくさん聞くことができた。次回は、一体どんな話が飛び出すのかお楽しみに!

落合知也
落合知也
1987年6月18日生まれ。東京都出身。プロバスケットボール選手。
3x3チームTOKYO DIME、越谷アルファーズ所属。土浦日本大学高等学校、法政大学でバスケットボール選手として活躍。
2007年にはインカレで準優勝、U-24バスケットボール男子日本代表候補に選出された経験を持つ。大学卒業後はモデルとして活動、その後3x3に転向し様々な大会で優勝、2014年に日本代表として世界大会へ出場した経験も持つ。
2021年に、東京オリンピック3x3日本代表に選出された。

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(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
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番組初のオンラインライブイベント実施決定!emmaとMCを務めるケリー隆介が登場し、出演アーティスト情報が解禁に!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、様々な話題を引き出していく。
今回は、9月23日夜6時から配信される番組初のオンラインライブイベントをより楽しむための前哨戦。emmaと共にイベントのMCを務めるケリー隆介がゲストで登場。イベントMCに初挑戦するemmaが、MCの先輩であるケリー隆介からMCの心得などを聞く。
また、イベントにゲスト出演するRei、クラムボン、Yogee New Wavesからコメントが到着。emmaのワクワクとドキドキが止まらない放送になった。

MCはゲストの方と見てくれる方との繋ぎ役

emma:

私は、今まで何度かイベントのMCをお仕事でやらせていただいたことがあるのですが、まだ不慣れで1人でやるのは緊張するので、ケリーさんが来ていただけると聞いて一気に楽しみになりました。

ケリー:

ありがとうございます。でも、番組を聞かせていただいて、emmaさんめちゃめちゃお話がお上手じゃないですか! 逆に、僕なんかがご一緒させていただいてもいいのかしらと(笑)。

emma:

いやいや(笑)。そんな風に言っていただけて、すごくうれしいです。2人でMCをやるということで、いろいろ勉強をさせていただきたいのですが、MCを務めるにあたって心がけていることや、普段どういうことを気にしてMCをされているとか、ありますか?

ケリー:

1つ心がけているのは、共感力を持ってインタビューすることです。それに、あくまでも見てくれている方たちが中心なので、MCはゲストの方と見てくれる方との繋ぎ役という風に考えています。だから決して、僕がステージに上がって「ヘイ! ケリー隆介だよ、みんな〜!」みたいなことではないなと。

emma:

うんうん。

ケリー:

うまくゲストの魅力を引き出しながら、みなさんに届ける役割だという気持ちでいつも立っていますね。

勝手にグルーヴが合うなって(笑)。

emma:

今日お会いするにあたって調べて来たんですけど、ケリーさんはサッカーをやられていたそうですね。

ケリー:

小3から高3まで10年間やっていました。

emma:

私、サッカーがすごく好きで、見る専門なんですけど。2人の共通点を見つけた感じがして、すごくうれしかったです。

ケリー:

僕もうれしいです。

emma:

今もやられているんですか?

ケリー:

今は趣味でフットサルをやる程度ですけど。

emma:

ちなみに、好きなチームや応援しているチームはありますか?

ケリー:

特にはないですけど、自分が小学校の時に憧れていたのはヴェルディだったんです。だから今見ても心がワクワクするところがあります。

emma:

今はなかなか行きにくいですけど、試合を見に行くこともあるんですか?

ケリー:

大人になってからは、あまり見に行ってなくて。どちらかと言ったら、家でテレビ越しに見たい派だったりします(笑)。

emma:

あ~分かります。

ケリー:

でもお仕事でスポーツ関連のMCもやらせてもらうことがあるので、サッカーの試合に携わったこともあります。スタジアムのアナウンスで、あくまでも仕事で行っているんですけど、観客の皆さんを盛り上げたり、その場にいられるだけですごく楽しいです。

emma:

いろいろな仕事を経験されているんですね。今日初めてお会いしたのに、もう当日が楽しみになりました。勝手にグルーヴが合うなって(笑)。

ケリー:

本当ですか(笑)! それなら良かったです。

見ている方のナビゲート役になるのが僕らです

emma:

でも私、人見知りなので結構緊張しちゃうんです。

ケリー:

絶対ウソですよね(笑)。

emma:

いやいや、相手がしゃべってくれると心を開きやすくて、ケリーさんはしゃべりやすい方だなと思ったので安心感があります。

ケリー:

ありがとうございます。MCと言うと、人見知りとかその人のキャラクターがいろいろあると思うけど、人に興味があるかどうかは、けっこう大事かもしれない。

emma:

あ~なるほど。確かに私、人にはすごく興味があるんです。でも、自分で言うのもアレですけどシャイなので、そこを打破するのも1つの目標にしていて。

ケリー:

そうですよね。イベントの話に戻りますけど、見に来てくださっている方や配信を見てくださっている方は、この後に何が起きるかまったく知らない。「この後に何が起きるんだろう?」と、ずっとワクワクソワソワしながら見ているので、そのナビゲート役になるのが僕らなんですよね。だから、「船が出航します!」というところから、「次にご覧いただくのはこちらです!」とうまく誘導してあげられると、見ている方も出演される方も安心することができるんじゃないかと思います。

emma:

めちゃくちゃ勉強になるな~。

MCもライブもほろ酔いで楽しむ!

emma:

それではイベントに出演してくださるアーティストのコメントを紹介します。1組目は、卓越したギタープレイとボーカルが特徴の、シンガー・ソングライター/ギタリストのReiさんです。

Rei
「ライブをすることも久しぶりで、それだけでもテンションが上がっています。スペシャルなロケーションで歌えるということで、どんな会場なのか想像しながらワクワクしています!」。
emma:

バンドセットでお届けしてくださるとのことで、私も今からワクワク楽しみにしています。2組目はクラムボンさん。原田郁子さんからコメントが届きました。

原田郁子
「こういう時だからこそ、ボーダーを越えた、何ともまだ名前が付かない新しいことや面白いことが、どうにかこうにか生まれて行くんじゃないかと思っています。emmaさんは、今その渦中にいるんじゃないかと。当日は楽しんで演奏できたらと思っています」。
emma:

クラムボンさんのライブを見させていただくのは初めてなので、本当に今から楽しみです。すごくレアなライブになるんじゃないかと思っています。そして3組目はYogee New Wavesさん。

Yogee New Waves
「ライブハウスでやっているライブとは趣向を変えヘッドフォンを付けて、没入感のあるライブにしたいと思っています。会場が原宿なのでオシャレしたいです。楽しみにしていてください!」。
emma:

どういう感じになるのか想像が付きませんけど、それだけに当日が楽しみ。Yogeeさんの楽曲は気持ちいいサウンドが多く、チルな気持ちになる楽曲が多いイメージがあります。
当日は私も、ほろ酔いになりながらライブを楽しみたいです。もちろんMCも頑張りますけどね!

イベント

Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』オンラインイベント
9月23日(木)夜6時~
閲覧は無料。
コカコーラの公式LINEアカウントとトポチコの公式Twitterにて配信。

イベント特設サイトはこちら
https://www.interfm.co.jp/lp/topo_chico_syndicate/online_live/

ケリー隆介
ケリー隆介
ラジオパーソナリティー/ナレーター/翻訳家。1985年6月30日生。東京都出身。O型。アイリッシュアメリカンと日本のクォーター。
ハーフのアメリカ人である母親の影響で、アメリカと日本の両方のカルチャーがベースとなる家庭環境に育ち、小学生時代には短期のアメリカ滞在経験、27歳の時にカリフォルニア州サンディエゴでの留学を経験。高校時代からはロックバンドでヴォーカル/作詞/作曲も担当。大学卒業後も都内のライブハウスなどで活動、トラック作りや他アーティストへの楽曲提供も行う。
日英のバイリンガルと音楽経験を活かし、海外リスナー向けのラジオコンテンツでの翻訳やナレーションなどマルチに活躍している。

PRESENT毎週豪華プレゼント!応募方法はTwitterでのフォロー&リツイート

DJ emmaの直筆サイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルトートバッグ」に、トポチコ ハードセルツァーのアサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類のフレーバーを24本セットにして、番組をお聞きの方3名様にプレゼント。

さらにトポチコ24本セットのみを7名の方にプレゼントします。

ご応募方法は、InterFMの公式Twitter(@InterFM897)をフォロー&該当ツイートをリツイートするだけ。
詳しくはInterFMの公式アカウントをご覧ください。
また、ご応募は20歳以上の方に限りますのでご注意ください。

トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
+DJ emmaの直筆サイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルトートバッグ」のセット 3名様

トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
7名様

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オンラインライブ開催決定!

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“決めつけないのがルール”を合言葉に、新しい企てをする仲間が集うラジオ番組「シンジケートラジオ」が、トポチコハードセルツァー、インターFMに加えて、BE AT TOKYOともタッグを組みオンラインライブを開催。
さまざまな出演者のパフォーマンスを通じて、自由な価値観やカルチャーを共有するひとときをお届けします。

LIVEライブパフォーマンス

  • クラムボン
    クラムボン

    福岡出身の原田郁子(vocal,keyboard)、東京出身のミト(bass,guitar,composer)、北海道出身の伊藤大助(drums)が音楽専門学校で出会い、1995年にバンド『クラムボン』を結成。1999年シングル『はなれ ばなれ』でメジャーデビュー。当初よりバンド活動と並行して、各メンバーのソロ活動、別ユニット、別バンド、楽曲提供、プロデュース、客演、執筆活動など、ボーダレスに活動を続けている。

  • Yogee New Waves
    Yogee New Waves

    2013年に活動開始。これまでに国内の多くのフェス、上海、北京や台北、ソウル、バンコク、香港などアジア各国でのツアーの成功など、海外での活動も広がる中、約2年半ぶりとなる待望のニューアルバム「WINDORGAN」を10月13日にリリースする。更に、10月16日より同アルバムを引っ提げた全14都市を巡る全国ツアー“WINDORGAN TOUR 2021”がスタートとなる。

  • Rei
    Rei

    卓越したギタープレイとボーカルをもつ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。兵庫県伊丹市生。幼少期をNYで過ごし、4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。国内外のフェスに多数出演し、2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライヴパフォーマンスを行った。

MC司会

  • emma
    emma
  • ケリー隆介
    ケリー隆介

PRESENTライブ視聴者プレゼント

topochico

ライブ配信中にInterFMの公式Twitterをフォローの上、「#決めつけないのがルール」「#トポチコ」の2つのハッシュタグを付けてTwitterにコメントを投稿いただいたかたに抽選でプレゼント。

①「トポチコ ハードセルツァー」1ケース(24本入り)
「BE AT TOKYO」オリジナルグッズ 10名様
②「トポチコ ハードセルツァー」1ケース(24本入り) 90名様

※トポチコ ハードセルツァーのフレーバーはいずれか1種類になります

9/30まで

川崎鷹也がZiNEZと意気投合!ラジオのジングル制作に即興でチャレンジ!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、様々な話題を引き出していく。
フリースタイル・バスケットボーラーのZiNEZ(ジンジ)が、emmaのピンチヒッターを務める第6回は、前回に引き続きシンガー・ソングライターの川崎鷹也をゲストにトークを展開。「新しいことがしたい!」という川崎の提案で、即興でジングル制作に挑んだ2人だった。果たして採用になったのか?

当たり前のことに改めて感謝できるようになった

ZiNEZ:

なかなかライブができないご時世ですが、最近はどんな状況ですか?

川崎:

ライブ自体決まったりもしているのですが、このご時世で中止や延期になってしまうこともあって。ただ、それをネガティブに受け止めるのではなく、代わりに配信でのライブにチャレンジしています。僕らライブアーティストは、お客さんの顔を見て声を聴いてナンボなのですが、配信ではそれが分からないので最初は戸惑いがありましたけど、プラットフォームによってはチャットやコメント欄があって、僕らはそれを見てリアクションを感じたり、お客さんもライブを見ながら書き込むことで、一緒に楽しめるようにどんどんなって来ていますね。変化を受け入れて、何かを表現したり届けたりできるように、一歩一歩進化しているという感じです。

ZiNEZ:

新しいものをどんどん取り入れて行っているということで。配信がメインの活動になっているというところでは、そこで何か実感したことはありますか?

川崎:

繋がっていることは、めちゃめちゃ大事だなって。インターネットやSNSが普及して、それが当たり前になればなるほど、現実での友達との会話とか、顔と顔を合わせて、ただ隣にいるだけでもいいですし、そういう時間が大事だったんだなと、改めて気づくことができました。本当に当たり前だった日々がなくなってしまって。友達とはもちろん家族とも気軽に会えなくて。

ZiNEZ:

里帰りもできないですもんね。

川崎:

今まではできることが当たり前だった。決してネガティブな側面だけではないんですけど、そういうことを考えると、恋人とか家族とか友達と繋がれていることに、改めて感謝できるようになりました。

高橋優の薦めでコーヒーにはまった

ZiNEZ:

この番組は「自由な価値観で新しい企てをする仲間がつながる場所。」がテーマなのですが、今は新しい出会いや新しい経験など、“新しい”ことが減ったな〜と思っていて。川崎さんは、最近何か“新しい”ことってありましたか?

川崎:

最近はおうち時間が増えたんですけど、僕はもともと趣味が無くて。歌うことばかりを追求して来たから、それ以外が全然無かったんです。そこで、コーヒーを楽しむようになりました。高橋優さんに薦めてもらったんですけど、自分で豆を挽いてドリッパーで入れたいと思って、まずはコーヒーの専門書を買うところから始めて道具も一式揃えて、今は毎朝自分で淹れています。

ZiNEZ:

じゃあ川崎さんの“新しい”は、コーヒー作りと。でも今回はそれとは別に、川崎さんが新しいことをしたいということで、1つリクエストをいただいていましたね。

川崎:

そうなんです。この番組のジングルを、即興で作らせていただきたいと思いまして。

ZiNEZ:

本当ですか! 自らそんなことを言ってもらえるなんて!
これが川崎鷹也という男ですよ!

川崎:

事故ったらすみません(笑)。

即興でジングル制作に挑戦!

ZiNEZ:

そもそもジングルと言うのは、CMに入る前に流れるテンションをアゲてくれるもので、サウンドロゴとも呼んだりします。日本語では何て言うのか分からないけど、タイトルコールみたいなものですね。

川崎:

どんな感じがいいんだろう? ノリノリがいいのかな?

ZiNEZ:

じゃあ僕から、いくつかお題を出してもいいですか? 1つは“昼”。太陽とか明るい感じ。次に“Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』”と、番組名を入れてください。

川崎:

なるほど~どうしようかな~。

ZiNEZ:

今フラッシュアイデアで思いついたんですけど、缶を開ける音を入れるのはどうですか?

川崎:

めちゃめちゃいいじゃないですか! それに続けて、こうゆったりしたチルな感じで。♪ポロロ~ンポロロ~ン

ZiNEZ:

いいですね。じゃあさっそくRECしましょう。

川崎:

ちょっと待って、emmaさんの許可は取らなくて大丈夫ですか(笑)?

ZiNEZ:

emmaちゃんも、きっとよろこんでくれますよ!

川崎:

そうなるように頑張ろう!

ZiNEZ:

これが今後使われるかは、放送で確認してください(笑)。

川崎:

絶対聴きます!

実は行動した実感が幸せだったりするのかも

ZiNEZ:

今後の目標を決めつけるのは違うかもしれないけど、向かう姿勢というか、今後何を求めていくのか教えてください。

川崎:

僕が楽曲を作るうえでコンセプトにしているのは、“普段の当たり前の生活やなにげなく過ごしている日々が、実はいちばん幸せなんだよ”ということを、音楽を通して強く訴えたいということです。と言うのも、家に帰って温かいご飯が出てくるとか洗濯物が畳まれているとか、“ただいま”と言ったら“おかえり”と言ってくれる人がいてくれることとか。普段は忘れがちだけど、一歩立ち止まって、そういう何気ない日々が幸せだということを、皆さんが思い出せるように、そこにそっと寄り添えるような音楽を作っていきたいと思っています。それをステージで、皆さんとフェイス・トゥ・フェイス、アイ・トゥ・アイで伝えていけたらいいなと思っております。

ZiNEZ:

幸せって追いかけるものに感じるけど、実は行動した実感が幸せだったりするのかもなと、お話を聞いて思いました。幸せって、今あるものを大切にして実感した、そこにあるものなんだと。そんな気持ちを胸に生きていきたいと、川崎鷹也さんの言葉から感じました。

川崎:

ありがとうございます。

ZiNEZ
ZiNEZ
1990年生まれ、日本とカナダのハーフ。東京都出身。
2004年にバスケットボール選手を目指しカナダのVictoriaへ。カナダでフリースタイル・バスケットボールを始め、2008年、2009年に日本で行われた「フリースタイル・バスケットボール日本一決定戦」において、史上最年少優勝記録と初の連覇を成し遂げる。
海外のバスケットボールショーのほか国内でタレント、モデルなどインターナショナルに活躍するフリースタイル・バスケットボーラー。
川崎鷹也
川崎鷹也
1995年栃木県生まれ。2018年にアルバム『I believe in you』をリリースして、本格的にシンガー・ソングライターとして活動を開始。
2020年に同作の収録曲「魔法の絨毯」がTikTokで人気となり、同曲を使った動画が2万7千本以上アップされ、動画のトータル再生回数は約2億7千万回以上を記録。「魔法の絨毯」は、Spotify「バイラルトップ50」で1位を獲得、LINE MUSIC「アルバムトップ100」で1位にランクイン。2021年1月には、シングル「サクラウサギ」を各種配信サイトでリリース。
7月にリリースされた、松本 隆 作詞活動50周年トリビュートアルバム『風街に連れてって!』に、「君は天然色」のカバーで参加した。

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ご応募方法は、InterFMの公式Twitter(@InterFM897)をフォロー&該当ツイートをリツイートするだけ。
詳しくはInterFMの公式アカウントをご覧ください。
また、ご応募は20歳以上の方に限りますのでご注意ください。

トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
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トポチコ ハードセルツァー 24本セット
(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
7名様

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フリースタイル・バスケットボーラーZiNEZとシンガーソングライター川崎鷹也が、決めつけないトークを展開!

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Topo Chico Hard Seltzer presents『Syndicate Radio』は、「決めつけないのがルール」を合い言葉に、新しい挑戦をしていく実験的なラジオプログラム。
自由な価値観で新しい企てをする仲間が繋がれる秘密基地として、番組DJのemmaが、毎週様々な価値観を持ったゲストを招いて、トポチコ ハードセルツァーを飲みながら、様々な話題を引き出していく。
第5回は、レギュラーDJのemmaが休みのため、フリースタイル・バスケットボーラー/タレント/モデル/ラジオDJのZiNEZ(ジンジ)がピンチヒッターを務めた。ゲストはTikTokをきっかけに「魔法の絨毯」がヒットしたシンガー・ソングライターの川崎鷹也。2人とも父親が音楽に関係した仕事をしていたという共通項にシンパシーを感じつつ、川崎の音楽ルーツに迫った。

TikTokでのヒットは全くの予想外

ZiNEZ:

川崎さんが、音楽を始めたきっかけは?

川崎:

僕は栃木県那須塩原市の出身で、那須は別荘地ではあるのですが、遊ぶ場所が本当に何もなく。ボーリング、カラオケ、駅に溜まる、の三択しかなかったんです。

ZiNEZ:

青春の歌詞に織り込まれそうな三択ですね(笑)。

川崎:

(笑)。カラオケは友だちとよく行っていて、歌うこと自体は好きだったんですけど、それを自分の職業とか生業にしようとはまったく考えていなかったんです。それで高校3年生の文化祭の時に、余興として体育館のステージで親友と2人で歌ったら、その時に見た景色、友だちや先生の反応がすごくうれしくて。もっと大きなステージで、もっとたくさんの人に聴いてもらいたいと思ったのがきっかけです。

ZiNEZ:

文化祭に出ようと言い始めたのは、どちらからだったのですか?

川崎:

どちらともなくです。親友は芸人になりたいと言っていて、僕は何となくミュージシャンになりたいと思っていたけど、踏ん切りが付いてなくて。でも、夢を叶えるには東京に出るしかない。東京で好きなことをやるなら、その前にちょっとステージに立ってみようみたいな感じでした。それで2人とも上京して、今ブースの外で聞いているマネジャーがその親友で、マセキ芸能社にも在籍して芸人をしながら僕の活動を手伝ってくれています。

ZiNEZ:

そんな川崎さんが、TikTokをきっかけに注目を集めたのは、まさかのできごとだったでしょうね。

川崎:

まさかでした(笑)。

ZiNEZ:

「魔法の絨毯」がTikTokでバズることは、全く狙っていなかったのですか?

川崎:

全くです。狙うも何も、僕はTikTokをやっていなかったですから。僕の知らないところで、みなさんが「魔法の絨毯」を使って動画をあげてくださっていて、ある時地元の友だちから「TikTokでおまえの曲が、よく流れてくるぞ」と教えられて。そこで初めてTikTokをダウンロードして動画を見たら、いろんな方がカバーしてくれていたり、僕の曲でダンスを踊ってくれていたんです。

特に好んで聴いたのは、高橋優さん、秦 基博さん

ZiNEZ:

音楽を意識して聴くようになったのは、いつからですか?

川崎:

親父が栃木でライブバーを経営していて。

ZiNEZ:

音楽とすごく近かったんですね。実は僕も似ていて、僕の父親は翻訳家なんですけど、若い頃はベーシストをやっていたんです。音楽にすごく詳しいから、赤ペン先生じゃないけど「それは違う」とかいろいろ言われて、それで音楽に対する興味がそがれてしまって音楽の道には進みませんでした。でも音楽には魅力を感じていたので、楽器ではなく体で表現する方法を選んで、フリースタイル・バスケットボーラーになったんです。川崎さんは、そういうのってなかったですか?

川崎:

僕の父親はライブバーをやってはいたけど、プレーヤーではなかったので音楽的な知識や技術はないんですね。ただ音楽が好きなオッチャンみたいな(笑)。だから、うるさく言われることはなかったです。

ZiNEZ:

学生時代はどんな曲を聴いていたんですか?

川崎:

いろいろ聴いていましたが、主にJ-POPで、特に好んで聴いていたのは、高橋優さん、秦 基博さん、Mr.Childrenさん、サザンオールスターズさんなどです。

ZiNEZ:

お父さんがライブバーを経営されていたのだから、70'Sの洋楽とか、もっといろいろな方向にいきそうですけど。

川崎:

4歳上の兄が、その方向にいきました。洋楽のパンクやブラックミュージック、V系、ボカロ系など幅広く聴いていて。男兄弟特有の感覚で、「兄貴がそっちに行くなら俺は行かない」みたいな。

ZiNEZ:

そういうの、あるんですね。兄貴がいろいろな方向にいったから、逆にJ-POPど真ん中に行けたという。

高橋優の「少年であれ」が背中を押してくれた

ZiNEZ:

川崎さんの人生にインパクトを与えた曲は何ですか?

川崎:

高橋優さんの「少年であれ」を聴いて、東京行きを決意しました。“流行は明日にはなくなるよ、だからやりたいことをやりたいようにやりなよ”と歌っている曲で、シンプルでメッセージ性のとても強い楽曲です。

ZiNEZ:

「少年であれ」というタイトルが、すごくいいですね。

川崎:

はい。実家の自分の部屋のベッドに寝転がりながら聴いていたら、何か、歌詞がスッと入ってきて。ふと「東京に行こう!」と思ったんです。

ZiNEZ:

すごい。そんなインパクトを与えてくれたんですね。

川崎:

両親も最初は驚いていたけど、うちは基本的に放任主義だったから、父親も「好きにすればいい」と。ただ、「そんなに甘い世界じゃない、自分で責任を負う覚悟があるならやりなさい」と言ってくれたんです。

ZiNEZ:

何も決めつけられていない感じで、すごくいいですね。今回は川崎鷹也さんをゲストにお招きしましたが、初対面でもこんなにシンジケートできて、重なれて、すごくうれしかったです。本当に楽しかった。来週も川崎さんと、何も決めつけないをテーマにトークを展開します。お楽しみに!

ZiNEZ
ZiNEZ
1990年生まれ、日本とカナダのハーフ。東京都出身。
2004年にバスケットボール選手を目指しカナダのVictoriaへ。カナダでフリースタイル・バスケットボールを始め、2008年、2009年に日本で行われた「フリースタイル・バスケットボール日本一決定戦」において、史上最年少優勝記録と初の連覇を成し遂げる。
海外のバスケットボールショーのほか国内でタレント、モデルなどインターナショナルに活躍するフリースタイル・バスケットボーラー。
川崎鷹也
川崎鷹也
1995年栃木県生まれ。2018年にアルバム『I believe in you』をリリースして、本格的にシンガー・ソングライターとして活動を開始。
2020年に同作の収録曲「魔法の絨毯」がTikTokで人気となり、同曲を使った動画が2万7千本以上アップされ、動画のトータル再生回数は約2億7千万回以上を記録。「魔法の絨毯」は、Spotify「バイラルトップ50」で1位を獲得、LINE MUSIC「アルバムトップ100」で1位にランクイン。2021年1月には、シングル「サクラウサギ」を各種配信サイトでリリース。
7月にリリースされた、松本 隆 作詞活動50周年トリビュートアルバム『風街に連れてって!』に、「君は天然色」のカバーで参加した。

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(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
+川崎鷹也さん直筆サイン入り「トポチコ ハードセルツァーオリジナルTシャツ」のセット 3名様

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(アサイーグレープ、タンジーレモンライム、パイナップルツイストの3種類×各8本)
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